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なぜ岡崎慎司は香川真司や本田圭佑と比べて人気が無いのか?

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岡崎にはクラブチームでの優勝が無い。清水エスパルス時代の2005年から2010年。シュトゥットガルト時代の2010年から2013年。そして、現在のマインツ。しかし、香川にはクラブチームでの優勝がある。2010ー11シーズンと2011-12シーズンにはドルトムントで2連覇。マンチェスター・ユナイテッドでも初シーズンとなった2012-13シーズンは優勝している。そして、本田にもクラブチームでの優勝がある。2部ではあったがVVVフェンロ時代には2部で優勝。CSKAモスクワでも、2012-13シーズンはリーグ優勝、カップ戦では2010ー11シーズンと2012-13シーズンのロシア・カップなど、3つの優勝がある。

それから、香川と本田は優勝しているだけではなく、その時のチームの主力であったり、その時の優勝に大きな貢献をしており、香川は、2010ー11シーズンと2011-12シーズンのドルトムントの2連覇の時は言うまでもなく、2012-13シーズンにマンチェスター・ユナイテッドが優勝した時にも20試合に出場し6得点を決めるなど貢献している。本田も、VVVフェンロ時代に2部で優勝した時には、36試合に出場し16得点13アシスト、シーズン途中からはキャプテンも務めたし、CSKAモスクワ時代の2012-13シーズンに優勝した時には、リーグでは23試合に出場し7得点、ロシア・カップでは3試合に出場し1得点、と貢献している。

またその一方で、岡崎にはクラブチームでの降格や2部でのプレイなども無い。しかし、香川は、セレッソ大阪時代の2006年にクラブが2部へと降格し、2007、2008、2009、とJ2でプレイしている。そして、本田も、2007ー8シーズンにVVVフェンロが2部へと降格し、2008ー09シーズンは2部でプレイしている。つまり、岡崎と比べて、香川と本田というのは、栄光と挫折、というドラマ性が強く、本田にはガンバユースに昇格できなかったエピソードもあるし、香川にはマンチェスター・ユナイテッドでの不遇もあったし、やはり栄光と挫折というのは人々に関心を強く抱かせるのだと思う。また、そうであれば話題としても取り上げられやすい。

では、キャラクターやプレイスタイル、という要素ではどうだろうか? やはりキャラクターという事で言えば、ビックマウスや奇抜なファッションなどから、本田は熱心なファンだけではなくアンチも作りやすい。そして、香川は、プレイスタイルにサッカーファンの心を動かす要素が強く、体格的に恵まれていると言えない選手がテクニックやアジリティなどで勝負する、華麗さと共に脆さも内包しているそのプレイスタイルというのは、やはりファンもアンチも増やしやすい。つまり、そういうキャラクターやプレイスタイルの選手が成功するのか失敗するのか、というのは、多くの人にとって気になるところであり、特に日本人にとっては心を揺さぶられる要素だと言える。

もちろん、キャラクターはともかく、岡崎のプレイスタイルにも魅力はある。すごくスピードがあるわけではないのにDFラインの裏を取る上手さであるとか、献身的で運動量が豊富であるとか、得点に対する嗅覚や泥臭さであるとか、また最近はテクニックでも魅せるようになっている。それから、シュツットガルトでは不遇で、マインツに移籍してから輝き出した、という、栄光と挫折のドラマも生まれた。従って、岡崎に足りないものは、優勝、得点王、あるいは、内田のようにCLで主力としてベスト4、などの、強い栄光としての結果であると思う。おそらくそれがあれば、香川や本田と同じような人気を得る事ができるはず。特に得点王になれば大きいのではないだろうか。

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