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本田圭佑。長友佑都。香川真司。吉田麻也。2012ー13シーズン前半期総括。

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本田圭佑 「膝の怪我と上手く付き合いながらプレーできるかどうか」
長友佑都 「素晴らしい成長力でインテルの中心選手になった」
香川真司 「まずは監督や味方選手からの真の信頼を得る事から再スタート」
吉田麻也 「サウサンプトンでどれだけ良い経験を積み成長できるかどうか」


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○ 本田圭佑

今季、現時点までの、CSKAモスクワでの本田のパフォーマンスについては、昨季までと比べても好調だったと言えると思います。多少のメンバー変更や戦い方の模索はあったとしても、スルツキのサッカーの基本的な部分は大きく変化していないので、その水の中でトップ下という望んでいたポジションを得た事により、水あたりはかなり少なくなってきたように感じました。ロシアというリーグ、CSKAモスクワというチーム、それに対しての水あたりは、他の国のリーグのチームへ移籍しない限り完治されないと思いますので、それが一日でも早く実現される事を個人的には願うばかりです。

しかし、1つだけ、最近の本田について懸念されてきている事は、やはり、膝の怪我、という事かなと思います。今のところは、その膝の怪我からの復帰後も、それ以前よりもパフォーマンスが落ちている、という事は感じられていませんが、しかし、どうしても再発の可能性を抱えている中では、怪我以前までと同じような無理はできないと思いますし、むしろ、無理してはならないと思いますから、そのあたりを上手く調整しながら、どれだけに常にトップパフォーマンスを維持して行くのか、という事が重要になってくるのではないかと思います。場合によっては、完治するまで長期的に休養する、という事も良いのではないかと思っています。


○ 長友佑都

インテルに加入した当時の、どこかオドオドしたような長友の姿は既に無く、もはや完全にインテルの中心的な存在となる選手へと成長しました。A・ペレイラの加入によって、その立場が危うくなる事も懸念されていましたが、キヴ、ジョナタン、A・ペレイラ、という選手たちとのライバル争いにも勝利し続け、その存在感は増し続けているように感じます。とにかく、1シーズン、1シーズン、長友は着実に成長し続けていて、空中戦の弱さ、試合中に自ら蚊帳の外に出てしまう悪癖、ビルドアップの時の視線のあり方の悪さ、センタリングの精度の悪さ、そういう短所を常に克服してきたところに凄さを強く感じます。

残念ながら、インテルというチームが、世代交代の過渡期にあったり、監督が短期間で交代し続けていたり、更には、最近はセリアAというリーグ自体に様々な問題が起きていたりして、その長友の前向きのベクトルと、チームやリーグのベクトルに相反があるのがジレンマなところなのですが、早くその現状から周囲の状態が回復してもらいたいところです。長友は常に成長し、その輝きを強めても、周囲の状態が一向に改善されないようであるならば、やはり、インテルやセリエという舞台から異なる舞台へと活躍を移す、という事も必要にはなってくるかなと思います。やはり、タイトルを多く掲げる長友の姿というのを見たいですからね。


○ 香川真司

ドルトムントでの活躍が評価され、ファーガソンに「新しいマンチェスター・ユナイテッド」の旗手としての白羽の矢を立てられた香川でしたが、2012ー13シーズンの前半期は少し苦しいスタートとなってしまいました。ドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドの違い、ブンデスリーガとプレミアリーグの違い、そして、プラス面もありますが、ファン・ペルシーの加入やルーニーのハイパフォーマンスによって、やはり少し苦しんでいたかなと思います。また、そこにきて、泣きっ面に蜂のような怪我をしてしまい、そこからの巻き返しには大いに期待したいところです。

とにかくまず改善しなければならない事は、前を向いてのプレーが少ない事、ワンタッチでのバックパスが多い事、時間を作るというプレーが少ない事、という事になると思います。得点、アシスト、トップ下でのプレー、そういう結果やプレーするゾーンにこだわり過ぎず、まずは「質」という「内容」で監督や味方の選手の「信頼」を得る事。そこからになるかなと思います。伝統的なマンチェスター・ユナイテッドもしくはファーガソンのサッカースタイルの中でどうなのか、というのは、おそらく香川には求められていないと思いますので、その少しバルサ的なサッカーへの可能性を見せ続けられるかどうかが活躍のポイントにもなってくると思います。


○ 吉田麻也

サウサンプトンというクラブのチーム力に問題がある事は確かながら、しかし、オランダのリーグであるエールディビジとイングランドのリーグであるプレミアリーグにはやはりレベルの差が有り、その差を考えた時には、強さ、速さ、巧さ、そこに能力的な不安を感じざるを得なかったところなのですが、初シーズンである事を考慮しても、良くて60点、悪くて30点、というパフォーマンスだったかなと思います。但し、CBというポジションですから、吉田はまだまだ若手に入る選手だと思いますので、重要なのはここからの成長力だと思います。サウサンプトンでどれだけの良い経験を積み重ねられるのか、そこがポイントだと言えると思います。

VVVフェンロでプレーする事で成長し、ザックジャパンでプレーする事で成長し、ロンドン五輪に参加する事で成長し、吉田は少しずつですが確実に成長をし続けてはいますので、サウサンプトンでもそうなると期待しています。どこが一番の成長のポイントなのか、という事ではなく、強さ、速さ、巧さ(テクニックのみならず頭脳まで含めて)、その全てにおいて、もう1つ2つのレベルアップが必要だと感じます。しかし、一方では、プレミアリーグでCBとして通用するようであれば、それは世界のトップクラスのCBとして、そこに仲間入りできる、という事でもあると思っていますので、是非とも頑張って欲しいと思います。


○ 最新エントリー

【2012/12/31】 2012年も御愛読頂き、ありがとうございました。そして、今年の日本サッカーを表す漢字一文字。

【2012/12/30】 天皇杯 準決勝 【ガンバ大阪 vs 鹿島アントラーズ】 【横浜F・マリノス vs 柏レイソル】

【2012/12/29】 ハーフナー・マイク。安田理大。カレン・ロバート。2012ー13シーズン前半期総括。

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コラム
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