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プレミアリーグ第1節:ワトフォードvsリヴァプール 採点 ―不在選手の穴を痛感―

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6.0を及第点として、0.5毎に採点。

≪リヴァプール≫

GK:ミニョレ 6.0 ハイボール対応は昨季より改善したが、飛び出しの危うさは相変わらず。 止めるべきシュートは概ね止めた。失点シーンはやむなしか。

DF:アーノルド 6.5 堂々たるプレーをみせた。悪くない印象を残す。 攻撃面では、プレースキックとアーリークロスで存在感。 攻め上がりのタイミングはまだまだだが、可能性は感じた。

DF:マティプ 5.5 持ち味であるボールの持ち上がりが裏目に。 受け手の問題でもあるが、パスの出しどころがなく、 結果的にカウンターの温床になってしまった。

DF:ロブレン 6.0 前半ははオカカに押され気味だったが、後半に修正。 持ち味の対人の強さを徐々に発揮した。 モレノが空けてしまうスペースのカバーには苦労した。

DF:モレノ 5.5 タイトなマークは悪くなかったが、 釣り出されてスペースを献上してしまったのが痛い。 LCBがボアテングとかならあれで良いのだが笑 攻撃では「らしさ」が垣間見えた。

MF:ヘンダーソン 5.5 効果的な縦パスを通すことができず、安易な横パスに終始した。 ただ、サラーの順応とともに改善されていくであろう。 問題がより深刻なのは守備で、ポジショニングが後手後手になり、 ボールを奪いきるべきところで奪いきれず。 自他ともに認める大黒柱であるだけに、奮起が期待される。

MF:ジャン 6.0 後半はダイナミズムを遺憾なく発揮した。 もう少しバイタルエリアに侵入できれば、 相手にとってより脅威となるだろう。

MF:ヴァイナルダム 5.0 攻守ともに存在感がなく、ほぼ印象にない。 効果的なパスもスペースへの走り込みも鳴りを潜め、 守備でもリトリートの遅さが目立った。 終盤はLWGに回され四苦八苦。

FW:サラー 6.0 まだまだ連携が噛み合わない場面も多いが、 圧巻のスピードと裏へ抜け出すセンスは可能性大。 フィニッシュの精度向上が今後の課題になるだろう。

FW:マネ 6.5 まさに孤軍奮闘。スピードを活かし、 縦横無尽の動きで相手を混乱に陥れた。 左足の精度を考えると、やはり適性は右か。 サラーと被ってしまうのが悩みどころ…。

FW:フィルミーノ 6.0 今節の前線で唯一タメを作ることができる存在。 引いてボールを受けるまでは良かったが、 相手のプレスの前にボールロストが多かった。 スペースを得た後半は盛り返したが、 球離れが遅く、攻撃を停滞させることも。

DF:ゴメス 5.0 途中出場。大怪我からのカムバックだったが、 不必要なファールを献上したのがハイライト。 次節以降のコンディション向上に期待。

MF:ミルナー 5.5 活躍もなく、ミスもなく。ソツなくこなした。 ただし、逃げ切り要員としての起用だったので、 同点に追いつかれたことを考えると及第点以下にせざるをえない。 次節以降はLSBでの起用がありうる。

FW:オリギ - プレー機会が特になく、採点不可。

監督;クロップ 5.0 相手の自滅により勝てた試合を落とした責任は大きい。 ヴァイナルダムを代えず、ゴメスを入れたりと、采配が迷走していた印象。 守備戦術の拙さも含めて、改善必須。

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Football(match review)
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中高サッカー部ではDF。高校時代からサッカー審判員の活動を開始し、現在は3級審判員。
審判としての視点を交えながら、欧州サッカー(特にイングランドプレミアリーグ)や代表戦を中心に評論していきます。

戦術としては守備的な戦術やカウンター、選手としてはDMFや献身性に高い選手を評価する立場をとっていますので、若干の偏りはご容赦ください。

試合評論から戦術論、さらにはスポーツ文化論(スポーツと文化の関係性)まで。
幅広く論じてきたいと思います。
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