2007年11月28日

余裕?

パーシャ来島


現在熱戦展開中の2007男子ワールドカップ
ロシア代表で元東レアローズ選手アブラモフ・パーベルが三島へ遊びにやってきました。


2日間の中日を挟んで最後の3連戦に望むロシア代表選手は、揃って東京ディズニーランド観光をしているそうです。


アブラモフは元チームメイトに会うために、ディズニーランド観光をキャンセルして三島までやってきてくれました。



今大会に参加している元東レアローズ選手は4人

RUS アブラモフ・パーベル
BUL ニコロフ・ウラジミール
USA ロイ・ボール  トム・ホフ

いずれも3強を争う強豪国ぞろいです。


日本戦の行方も気になりますが、彼らの成績からも目が離せません。



  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |19:16 | 日記 | コメント(6) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月28日

2007男子ワールドカップ VS スペイン

昨日のスペイン戦については、
最近楽しみに拝読させていただいている、

ベリーロールな日々に詳しく解説されているので読まれると面白いと思います。


さてベリーロールな日々の管理者rioさんが、
数字を交えて細かく試合の分析をしてくれているので、今日はおおざっぱにいきたいと思います。


スペインのバレーはなにが良かったのか?

日本のバレーはなにが悪かったのか?


ずばり「役割分担」だと思います。


ここ最近のスタンダードな考え方として、
チームの構成は

OP MB WS

WS MB S

基本的にOPはレセプションに参加することなく攻撃を中心的に担う選手。
MBはクイックとブロックの中心を担う選手。
Sはトスを中心的にあげる選手。
と役割が明確にあります。
しかしWSというポジションはどちらかの選手がレセプションを中心に担う守備型WSと呼ばれ全てのレセプションに参加し、もう一枚のWSはジャンプサーブのみレセプションに参加する攻撃型WSと呼ばれ、同じWSというポジションでありながら役割が異なるケースが生まれています。


理想はBRAのようにレセプションも攻撃もなんなくこなすマルチプレーヤーです、しかしヨーロッパ圏の国々はこのWSの分業制を積極的に取り入れて、戦っているイメージがあります。



スペインの場合、

レセプションを中心的に行う役割がWS17番デラホンテ→4番セビリアーノに与えられ、
攻撃を中心に行う役割がWS18番ロドリゲスに与えられていた事が考えられます。
BULで言えば、17番コンスタンチノフは守備型WS、6番カジスキーは攻撃型WSといったところでしょうか。




恐らく日本のWS布陣を考えると、
守備型=荻野選手 千葉選手
攻撃型=越川選手 石島選手
となります。

日本が理想としているのは越川選手石島選手の2人が対角を組み、フローターサーブ時は前衛WSがレセプションし後衛のWSはパイプに参加することなのだと想像出来ます。
昨日の試合は守備型の選手を1人コートに配置する(荻野選手)ことによって、ヨーロッパが主流とする分業バレーを目指した可能性があります。
途中の荻野選手OPはとりあえず無視します。。。


と考えれば、
31本のサーブを受けた荻野選手のレセプション返球率67.74%は役割を全うしています。

むしろ攻撃を中心的に任された石島選手清水選手のスパイク効果率が役割期待に答えることが出来なかった事が問題です。


スペインのサイド陣(特に12番18番)もミスが多く、つけいる隙は沢山与えてくれていたのに残念な結果となりました。

ただ、スペインのサイド攻撃はレセプション時ラリー時問わず、かなりスピードを重視している様子が伺えます。
現時点では決定率も高いがミスも多く結果として効果率が下がっていますが、コンビネーションの精度が高まればさらに良いチームになる予感がします。

































  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |11:12 | 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月27日

2007男子ワールドカップ VS プエルトリコ

昨日のゲームも残念な結果となりました。


何故昨日のような結果になってしまったのか?

FIVBの公式記録から読みとりたいと思います。


まず、

スパイクについて見てみます。

センターの松本選手は85.71%という驚異的な数字を残してチームの最多得点をあげています。

しかし、
サイド陣はどうだったでしょう?


昨日中心的に出場していた3選手とプエルトリコのサイド陣を比較してみます。



日本
          打数   決定  失点  効果率(決定-失点/打数)
 7番 山本   18本  6本  5本   5% 
 8番 荻野    13本   8本   3本   38%
17番 越川    15本   7本   1本   40%

    合計   46本   21本  9本   26%


         
プエルトリコ
           打数   決定  失点  効果率  
12番 ソト    29本 18本  2本  55% 
 4番 リベラ右  16本   8本   4本   25%
 1番 リベラ左  12本   4本   4本    0%
 
    合計   57本  30本  10本   35%


テレビ放映では決定/打数の決定率しか紹介されませんが、現場では効果率の方を重要視します。

一概に○○%以上ならOKというとは言えませんが、
サイドアタッカーでしたら効果率40%以上は目指したいところです。

参考までに昨日のBRAのサイド陣合計は51%です。


数字から言える事は、もう少しソトを封じて、なおかつ山本選手が失点を押さえていれば、活路を見出すことも可能だったように思います。

また、レセプションが不安定だったという原因もあるかと思いますが、松本選手の昨日の決定率=効果率ですから、サイドにトスを回すのなら、多少強引にでも松本選手のクイックを利用するべきだったのかもしれません。


またブロックに関しても、

相手の攻撃総数 76本に対し 接触 28本 効果 18本
日本の攻撃総数 79本に対し 接触 40本 効果 25本

と大きく差があります。

沢山のデータを拾っていくと、ブロックの接触が多いチームほどブロック効果が多くなる傾向があります。
だからこそリードブロックと言う戦術が有効であると、共通認識されているのだと思います。

昨日のゲームの個人別ブロック接触率をみても、ソト7本に比べ山本選手0本
両リベラ合計8本に比べ越川荻野選手合計4本となっています。

ブロック戦術の向上と構築のためには、サイドブロッカーのブロック力向上が必須であることに気づいていない選手や指導者が日本には多いと思います。

最近サイドをWS(ウイングスパイカー)センターをMB(ミドルブロッカー)などと表現しますが、是非、WSB(ウイングスパイカー兼サイドブロッカー)となってもらいたいものです。

ブロックはセンターがするもの!
という感覚は過去のものでブロックは前衛3人で協力してやるのだと認識してもらいたいと感じます。

実況で、「日本チームはソトを3枚で封じ込める」という戦術を考えていると紹介していたようですが、ソトのスパイクに何度3枚ブロックを形成出来たのか、そしてその効果はどうだったのかを調べて、その戦術の評価をしてみた方が良いと感じました。


そのほかもろもろ気になる事はあるのですが、
出来れば相手のエーススパイカーをコートから引きずりおろすような場面を見てみたいものです。。。








 

  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |13:12 | 日記 | コメント(7) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月26日

2007男子ワールドカップ VS エジプト

昨日の試合はよく勝つことが出来ましたね。

チュニジア戦は勝てそうなゲームを負け。

エジプト戦は負けそうなゲームを勝ち。


とアフリカ勢とは因縁めいた試合を展開しますね。


さて、
昨日の試合を観ていて感じた事ですが、
日本は相手チームに当たりのある選手が出現した際の対応が悪いと感じました。

オーストラリアのキャロルしかり、昨日のサラフしかりです。


先週観戦したBRA-BULのゲームで象徴的だったのが、現在世界NO1スパイカーと呼び声の高いBULのWSカジスキーに対しBRAはWSダンテとMBグスタボのチーム屈指のブロッカーを配置し、カジスキーを封じ込めていました。


日本チームでしたら、石島選手と富松のブロックを配置するなどして対応する事が相手の好調選手を封じる一助となるのではないでしょうか。



それからもう一つ気になったことは、
松本選手山村選手がセットアップするケースが非常に多いことです。

原因はMBサーブ後のレシーブ位置がゾーン5(バックレフト)であることが一つと、約束としてリベロがコート上にいないケースで第2セッターの役割を担っていると考えられることが一つです。

理想ではMBがレフト、ライト、パイプと正確なコンビネーショントスを上げる事が出来ることなのですが、現実的にはMBは向いている方向へ2段トスを上げる事しか出来ていません。
なおかつトスミスも少なくありません。
何度もMBがトスを上げる光景をましたが、現時点ではMB=第2セッターという戦術は機能していないように感じました。

むしろリベロがコート上にいないケースでは、WS選手がリベロポジション(バックレフト)を担って、レフト、ライトへ正確にトスを上げる事が有効な気がしました。

恐らくレシーブが上がった際のパイプを消したくないために、リベロ不在時のWSのレシーブ位置をバックセンターに配置しているのだと思いますが、レフトとセンターの間くらいのパイプを作ればそのジレンマにも解消されるのではないでしょうか。


理想と現実のバランスを見極めてチームとして方向性を定めていくのがコーチングの難しさであり醍醐味であると感じる今日この頃です。

  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |11:27 | 日記 | コメント(4) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月25日

2007男子ワールドカップ Bサイト観戦記

富山市総合体育館にて行われたワールドカップBサイトの試合を観戦してきました。

僕が観戦したのは、

22日3試合目 USA 3-2 BUL

23日1試合目 PUR  3-0 ESP
   2試合目 BRA 3-0 BUL

の3試合です。

USAのセッター   ロイ・ボール 
    ミドル    トム・ホフ
BULのオポジット  ニコロフ・ウラジミール

など東レで活躍した選手達も揃って出場してくれたので、観戦にも熱が入りました。


今回の観戦を通して改めて思ったことは、
BULのカジスキーやPURのソトのような選手の出現を待っていたのでは、日本は永遠に勝てないと言うことです。

あまりTVの実況は聞いていないのですが、レセプションが乱れた時のエースの決定力不足が敗因であるとか、切り返しの攻撃が決めきれないなどと分析されているようですが、日本バレーの歴史の中で、後にも先にも前述したカジスキーやソトのような選手はいなかったし、これからも出てくる可能性は低いでしょう。

当然真っ向勝負で彼らと戦ったとしたら、奇跡的に勝つ事ができても継続的に勝つことは不可能です。


現在の全日本男子は、津曲選手と石島選手を中心に非常に安定したレセプションの返球に成功しています。
基本的にレセプションが成功した際のスパイクの決定率は上位チームも下位チームもさほど変わらないのです。
ですからレセプションの返球率をあげることがチームを勝利に近づける一要因となります。
しかし、サーブ力が目覚ましく進歩した現代バレーではレセプションを完璧に返球するのは不可能です。
まだスパイクを100%決めるほうが簡単な気がします。
ですから、レセプションはある程度乱れるものとして、レセプションが乱れた際のサイドアウトをいかにして奪っていくかが重要になります。



この際、2段トスが決まらないのであれば、チームから2段トスを無くしてしまえばいいのでは無いでしょうか?

レセプションが乱れる=クイックが使えない
という評価がされているようですから、
まずは、クイックを合わせられるパスの範囲を広げる。
これはレセプションが乱れたことにはならない。

USAやBRAは広範囲でクイックを合わせる事が可能です。

クイックに合わせるには難のあるパスであれば、サイドやパイプに高速のコンビを合わせる技術を身につけ2段トスをチームから排除してしまうくらいの大胆さが日本には必要な気がしています。

コート中央あたりから1.0秒を切るくらいのサイドの攻撃が出来るようになると、身体能力の差を覆す可能性があります。リスクは大きいですが。。。

ただしこれを可能にするためにはかなりの時間とトレーニングを費やすことは間違いないでしょう。
スパイカーの能力以上にセッターの能力もかなり要求されます。

スーパーなエースを育てるのであれば、スーパーなセッターを育てる事のほうが、日本人には向いているし近道だと思います。


ただ、難しいのは日本男子バレーはオリンピックの出場を期待されているのであって、オリンピックのメダルを期待されているわけでは無いと言うことです。
オリンピック出場はアジアで勝てばよいので、現在のように欧米のまねをする事が有効なのかもしれません。

それ以上を目指すのであれば同じバレーをしていては勝てないと痛感しました。


といいつつ、
東レアローズも208cmの助っ人レアンドロに高い高い2段トスを沢山打ってもらう予定です(笑)


攻撃面に絞って感想を述べましたが、各チーム、ブロック&レシーブに関しても非常に面白い考えをもってやっていると感じました。

全日本も強くなっていますが、そのほかの国も確実に強くなっていますね。



今日からの福岡ラウンドがんばってもらいたいと思います。










  

  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |12:15 | 日記 | コメント(5) | トラックバック(3)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月21日

2007男子ワールドカップ VS オーストラリア

昨日のゲームは非常に残念な結果でした。

アジア王者のオーストラリア相手に成すすべなく完敗。。。


下馬評では互角といわれていた相手だけに昨日の敗戦は衝撃的でした。
現実味を帯びてきたOQTの最大のライバルになることは間違いありません。


今日は少々FIVBのデータを拝借して、
数字から昨日の敗戦を読み取ろうかと思います。

昨日の日本のサーブはオーストラリアの攻守の要である、6番ユーディン選手に集めたことが伺えます。
ユーディン選手は47本のレセプションのうち19本とチーム最高のレセプションに参加しています。
ただし、最後まで彼のレセプションが崩れることはなく79%ものレセプション成功率を上げられてしまいました。
ですから中盤から終盤にかけてはリベロの11番フィリップ選手に狙いを代えた様子が伺えました。

しかし、6番ユーディン選手の最終的なスパイク決定率は39%です。
リベロの11番フィリップ選手を狙いだしてから何度か気持ちよくスパイクを打つシーンを目にしましたが、6番ユーディン選手をサーブで狙い続けることは、6番ユーディン選手の攻撃力を半減させる手助けになっていたことが裏づけられます。

サーブのねらい目の変更よりも問題が大きかったのは、
オーストラリアのスパイク得点40点のうち半分の20点をたたき出した、17番キャロル選手を封じることができなかったことです。

オーストラリアのスパイカー陣の攻撃頻度の多さは、

1、17番キャロル選手  31本
2、 6番ユーディン選手 18本
3、 4番ハーディー選手 14本

となっていました。

6番のユーディン選手はレセプションでプレッシャーをかけ続ける事で、攻撃力を抑えることができていました。

となると、17番のキャロル選手の攻撃を封じることができていれば、ゲーム展開は変わったものになっていたはずです。


そしてもうひとつのデータを、


総攻撃打数     日本 82本  オーストラリア 77本

ブロック接触本数  日本 39本  オーストラリア 47本

ブロック効果    日本 23本  オーストラリア 31本


当然負けた日本の攻撃打数は必然的に増えますが、
相手の攻撃に対してのブロック接触率、効果率は、



ブロック接触率   日本 51% オーストラリア 57%

ブロック効果率   日本 59% オーストラリア 66%


ブロックの接触の頻度が高くなおかつ接触時の効果を多く上げていれば、差が開くことは歴然です。


やはり日本のブロック力の低さを露呈した結果だといえます。

結果論になりますが、
せめて17番キャロル選手の攻撃を抑えるためだけのブロック戦術があれば、64.52%もの決定率を上げられるようなことはなかったのではないでしょうか。

アジア王者とは言え、2ヶ月前まではフルセットを演じていた相手です。

個人能力が大きく進歩するには時間が少なすぎるので、オーストラリアはチームとしての課題が明確だったのだと思います。


一日休みが入って気持ちを切り替えてくれればいいのですが。。。


22日23日は他会場のゲームを視察に行きますので、日本戦コメントお休みします。














  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |12:59 | 日記 | コメント(5) | トラックバック(2)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月20日

2007男子ワールドカップ VS 韓国

今日のゲームはサーブで相手のレセプションを崩しブロックで抑えこみ、相手のスパイクミスを誘い込むという理想的ゲーム展開でした。

スタメンで起用された荻野選手は、デフェンス面で貢献するだけでなく要所の2段トスも決める活躍をみせてくれました。

往年の選手は最近台頭してきた選手よりも2段トスを打つ技術が勝っているような気がします。

恐らく、
過去のオープンバレーを経験しその中を生き抜いてきた上でなおかつ、最近の高速バレーにもしっかりと馴染むことが出来ていることが、その原因かと思われます。

東レアローズ所属の笠原も、2段トスを打つ技術はチームNo1です。


今回のゲームでは、サイドプレーヤーの2段トスが決まっていた為、優位に試合を進める事が出来ましたが、韓国よりもブロック技術の優れたチームとの決戦の際に、やはり今回のような切り返しのスパイク効果を上げることが出来るかどうかが勝敗の鍵になると思います。

出来る事ならば、レセプションからだけでなく、切り返しの攻撃の際も極力2段トスにしないようなコンビバレーが出来るとラリーを制す可能性が高まるような気がします。

レシーブやパスの精度やトスの精度がさらに要求されることは必至ですね。



それから、、
今回来日した韓国代表チームは非常にアンバランスなチームだと思います。

9番のキャプテン、シン選手は今回レセプションの中心を担うサイドとして出場していましたが、元々はオポジット(スパーエース)の選手のはずです。
4番ムン選手や12番パク選手のレセプションのレベルが低いために、シン選手がその役割を担うこととなっているのでしょう。

韓国代表の場合、自国開催の日本代表と違って、思い切った若返りと本来ならあり得ない超攻撃的布陣を選抜して乗り込んできた事が伺えます。

当然今回のワールドカップでのオリンピックの切符獲得は視野になく、来年行われるオリンピック最終予選(OQT)に目標を定めての試用期間といったところでしょうか。

今回のワールドカップである程度評価された選手が選抜され、あとはベテラン選手が周りを固めてOQTに向かうことは間違いありません。

昨年度韓国Vリーグを制した、現代キャピタルの選手や、準優勝した三星火災の選手がほとんど選抜されていない事からも、したたかな韓国代表の戦略が見え隠れします。
昨年行われたアジア大会優勝メンバーはほとんど参加していないのですから。
(アジア大会優勝は兵役免除の特典があるようです)

とはいえその韓国代表を完膚無きまでに叩きのめして置くことは良いことです。基本的にはワールドカップからOQTへのメンバー変更はけがによる離脱などの裏技はありますが、3人までしか許されていないはずですから、8人~9人のメンバーは日本への苦手意識を持ったままOQTを戦う事となります。

とOQTに進むことを前提にしてしまいましたが、
今回のワールドカップで出場権を獲得出来れば関係のない話です。


OQTはあくまでも仮定の話ですので軽く流しておいてください。



この調子で今日のオーストラリア戦も連勝してもらいたいと思います。





  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |12:30 | 日記 | コメント(4) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月19日

2007男子ワールドカップ VS チュニジア

いよいよ昨日開幕した男子ワールドカップをテレビ録画観戦いたしましたので、感想を述べたいと思います。

ただし残念ながら、延長を計算出来ず4セットめ途中で録画が終了してしまうという失態を犯しましたので、4セット目途中までの感想とさせていただきます。


まず目に付いたのは、
清水選手を先発で起用することにより、ライト側からの攻撃のスピードアップを図ることに成功し、尚かつ松本選手、山村選手が積極的にBクイックを仕掛けることにより、B-ライトという攻撃のセオリーを形成することが出来たということです。

チュニジアのミドルブロッカーが常にクイックに対してフロントリードを仕掛けてくることから考えれば、とても有効的な戦術といえます。

B-ライトは中盤まで非常に効果を上げていたように感じます。


ひとつ欲を言えばその攻撃にパイプもしくは時間差を絡ませれば、さらに相手はブロックを絞れない状況を作り出すことができたのではないでしょうか。




それから、サーブで相手のレセプションを崩してファーストブレイクを獲らせない事にはある程度成功していたように感じますが、切り返しの攻撃を決めきる事が出来ずに歯がゆい思いをしていたように感じました。

ラリーを制すための戦術を考案しなければ、なかなかブレイクポイントを奪う事は難しいのではないでしょうか。



あとはマッチアップのところで気になった事があります。

2セット目から出場した4番ガルシ選手の調子が良く、気持ちよくスパイクを決められるシーンを沢山目にしました。
ガルシ選手のスパイクを止めきれないことがチームに大きなストレスを与えていたように感じます。
ガルシ選手はオポジットですから前衛から後衛からライト側より攻撃を仕掛けてきます。
以前もお話ししましたが、前衛からの攻撃の際のボールの通過点と後衛からの通過点は大きく違います。

前衛から攻撃を受けるさいにレフトサイドでブロックしていたのが千葉選手、後衛から攻撃を受けるさいにブロックしていたのが石島選手でした。
千葉選手もブロック力に定評のある非常によい選手ですが、石島選手には尚かつ高さがあります。

石島選手、千葉選手のポジションを逆にするか、もしくはローテーションを回すかしたらガルシ選手の攻撃ストレスが多少緩和されたのではないでしょうか。

4セット目途中に出場した朝長選手がガルシ選手のバックスパイクをシャットアウトしたシーンがあったかと思いますが、バックスパイクは通過点が低いのでコースさえ間違えなければ身長の不利をカバーする事が可能だと言う象徴的なシーンでした。



まだまだ気になることは沢山あるのですが、
清水選手のようなガッツのあるフレッシュな選手が出てきてくれたことは、日本にとって大きな事だと思います。

今日からの試合も厳しいモノとなることが予想できますが、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。






 












  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |08:47 | 日記 | コメント(5) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月16日

女子ワールドカップを観ての雑感

女子ワールドカップもとうとう幕を閉じてしまいますね。
開催まえから興味がありつつも、韓国遠征なども重なりなかなか試合を観る事が出来ませんでした。

実際に観たのが先週のポーランド戦の後半数セットと、一昨日のキューバ戦のみです。

どちらの試合も手に汗握るシーソーゲームでしたが、僕自身が気になった事は試合内容よりも、ポーランドやキューバのポテンシャルの高さとディフェンス能力の低さです。

両チームとも型にはまった時の攻撃力は計り知れないものがありながら、ブロックを含むデフェンス全般の未熟さが路程した際には同じチームかと思うほど後手後手に回ってしまう印象の強いチームでした。

そのあたりのアンバランスさが無くなった時には恐ろしいチームになる予感がします。


対する日本で気になったところは、攻撃のスピードです。

残念ながらポーランドやキューバのような高さとパワーのあるスパイクを打つ選手は見あたらないので、スピードや巧さで勝負する以外方法がありません。
攻撃のスピードや巧さと言う面で評価出来るのは高橋選手の攻撃くらいかと。

昨日のアメリカ戦はまったく観ていないのですが、栗原選手や木村選手の攻撃のスピードではデフェンス能力の高いチームには厳しかったのではないでしょうか?(昨日のゲーム活躍していたらすいません)

これは現場で指揮をとる人間ならば迷うところなのですが、攻撃のスピードを上げる事によって、攻撃力が半減する選手が必ずいます。もちろんその逆もいます。
ある程度個人が気持ちよく打つことの出来るトススピードに落ち着かせないとスピードへの理想ばかりが先行してチームが機能しないケースも考えられます。
ただ攻撃しやすいスピード=守りやすいスピードであるケースがほとんどです。
相手のブロックが万全でもそれをうち崩す能力があれば(元サントリージルソンのような)スピードにこだわる必要はないのかもしれませんが、そうでない場合は守りにくい攻撃を繰り出すためのスピードが必要になります。

ですから、全日本女子が今以上の成績を残す事を考えたら、攻撃のスピードアップは欠かせない気がします。

とにかく少ない情報から意見を述べましたので、間違っていたらすいません。

18日からの男子の試合は出来るだけ観戦したいと思います。

そして出来るだけコメントもしたいと思います。


  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |10:14 | 日記 | コメント(19) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月13日

FIVBワールドカップ2007全日本男子チーム出場選手12名発表

ワールドカップ2007全日本男子チーム出場選手12名発表

3  千葉進也(WS)
4  清水邦広(OP)
5  宇佐美大輔(S)
7  山本隆弘(OP)
8  荻野正二(WS)
9  富松崇彰(MB)
11 松本慶彦(MB)
12 山村宏太(MB)
15 津曲勝利(L)
16 石島雄介(WS)
17 越川優 (WS)
18 朝長孝介(S)

12日(月)に発表されたワールドカップ出場メンバーです。
残念ながら最終選考にまで残っていた東レの斉藤、田辺は落選してしまいましたが、当然メンバー選考については、監督の方針があり監督の考えが反映されるべきなので異論はありません。
この蒼々たる最終12名でワールドカップを戦いきってもらいたいと思います。

先日訪れた韓国の代表チームを見て思ったのですが、韓国代表チームの選手は2段トスをしっかりと打ちこなします。
伝統的に韓国バレーは拾ってつないで、しっかりと2段スパイクで切り返してくるスタイルです。
現在は諸外国のブロック技術が向上したために、なかなか勝利に結びつく事がありませんが、大崩れしない印象の強いチームです。

そう言った意味では、石島選手、越川選手、山本選手、清水選手あたりの2段トスをしっかりと打つこなす事の出来る選手達がメンバー入りしている事は、多少のレシーブの乱れにも対応できる大崩れしないチームではないでしょうか。

そして派手さはないがレシーブ、スパイク、ブロックとうまさの光る千葉選手がバックアップし(スタメンかもしれませんが・・・)

身体能力NO1のセッター宇佐美選手と堅実な朝長選手が相手を翻弄し

ブロックの富松にクイックの松本選手、経験豊かな山村選手などが、リベロの津曲選手と共にデフェンスのコーディネートをし

キャプテンの荻野選手がチームをのベクトルを一つにすることが出来れば、非常に面白いチームとなるはずです。


女子はほぼ固定のメンバーで戦っているようですが(実際にTV放映を見ていないので?)、男子は色々な組み合わせで可能で、尚かつそれぞれに特色の違うチームが想定できます。

男子の場合、安心して勝てるチームはひとつもありません。

正攻法、奇襲問わず、その場に応じたメンバーと戦術で力一杯、戦っていってもらいたいと思います。

男子の開幕は18日(日)さいたまアリーナにて、
対戦相手はチュニジアです。

 


  • 共通ジャンル:

posted by kobayashi |19:50 | 日記 | コメント(9) | トラックバック(2)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加