2011年12月08日
みなさんお久しぶりです。久しぶりの更新をしたいと思います。
このブログも季節特番みたになってきましたけど、やれるうちはこんな感じで細々やっていきたいと思います。
さて、2011FIVBワールドカップ男子大会が幕を閉じました。
日本戦は殆どの試合をテレビ観戦しましたが、今大会は、とても厳しい戦いを強いられました。
その原因はどこにあったのか?
僕なりにFIVBの統計やTV観戦をしながら感じたことを綴ってみたいと思います。
まず、今大会、あと少しのところでセットくらいは取れそうな試合もありましたが、競り合いの勝負強さを発揮することが出来ず敗れる試合が多発してしまいました。
この勝負弱さの原因をメンタルの弱さと論じる声も多いようですが、少し違和感を感じています。勝負弱さはメンタルではなく明らかな技術の差(力の差)が生んでいると思うからです。
自分の技術に疑いがなければ、いつ何時でも自信を持ってプレー出切るはずなのです。メンタルだけ強くなれば勝負強くなれるのであれば、極寒の地で滝にでも打たれて精神を鍛えれば勝てるという話になります。
「メンタルでやられた」と考えるのは敗因を見失う可能性があると感じます。
また、この勝負弱さを経験不足と指摘をされていた声もありましたが、他国の年齢をみれば経験不足が原因とは考えにくいことが分かります。
論より証拠で、以下の通り比較的若い選手がサイドアタッカーのレギュラーとして活躍している国を挙げてみました。
(ちなみに、清水選手、福澤選手は25歳、石島選手、米山選手は27歳)
ロシア
2 デニス・ビリュコフ 22歳
17 マキシム・ミハイロフ 23歳 ←今大会MVP!
ポーランド
6 バルトシュ・クレク 23歳
9 ズビグニェフバルトマン 24歳
イタリア
9 イバン・ザイツェフ 23歳
キューバ
C1 ウィルフレド・レオン 18歳 ←キャプテン!!
19 フェルナンド・エルナンデス 22歳 ←BESTスコアラー
アルゼンチン
12 フェデリコ・ペレイラ 23歳
7 ファクンド・コンテ 22歳
C9 ロドリゴ・キロガ 24歳
アメリカ
1 マシュー・アンダーソン 24歳
ちなみに、今大会のベストスコアラーランキング10位以内に清水選手(10位)より若い選手は6名存在していました。
経験不足ではなく、力不足だと言う事を認識する必要がありそうです。
日本にとっては更に厳しい状況が訪れる事は間違いなさそうです。。。
それから、FIVBの公式記録から日本の技術統計を各国と比較してみました。
まずは、サーブから行きたいと思います。
日本のエース清水選手は並居る世界のサーバー達と肩を並べるべく、ランキング23位(8本のエース)という成績を残しました。
このランキングは単純にサーブポイントを出場セット数で割ったものなので、ミスの数は度外視して、サーブポイントを沢山取った選手が上位になるというものです。ですから、17本のサーブポイントを取ったアメリカのクレイがランキング1位となりました。
しかし、その裏にサーブミスが何本あったのかはあまり語られません。
サーブポイント1本につき何本ミスをしているのか?
昔からよく語られているサーブポイントとサーブミスの割合1対3の黄金率(ポイント1本とミス3本の価値は一緒)などと言われている割合を確認することで、いかに効率的なサーブが打てていたかをチェックすることが出来ます。
当然ポイントに対しミスの割合が少いほうが効率の良いサーブが打てているということです。
注:あくまでも、サーブポイントとミスの割合なので、正確な効果とは違います。
以下にランキング上位を挙げてみましたので確認してみてください。
Faults/Aces
↓
1 13 Stanley Clayton USA 17(Ace) 26(Fault) 1.52
2 11 Savani Cristian ITA 19(Ace) 43(Fault) 2.26
3 17 Mikhaylov Maxim RUS 15(Ace) 28(Fault) 1.86
4 13 Travica Dragan ITA 16(Ace) 22(Fault) 1.37
5 19 Hernandez CUB 16(Ace) 46(Fault) 2.87
:
:
23 13 Shimizu Kunihiro JPN 8(Ace) 32(Fault) 4.00
ご覧いただければ一目瞭然ですが、ランキング1位のクレイはエース1本につき、ミスを1.5本しかしていない計算になります。
それに比べ、清水選手は1本のエースにつき4本のミスをしている計算になります。
残念ながら、22位までの選手の中で清水選手より高いミスの値をはじき出した選手は1名もいませんでした。。。
なんかサーブミス多いな~と感じながら観ていた方も多いのではないでしょうか?
公式記録からは分かりませんが、20点以降のサーブミス率や効果率などみても、あまり良い結果が出る期待はできないような気がします。
サーブはポイントだけはその効果を計れませんが、改善の余地はありそうです。
さて、次にスパイクを見てみましょう。
決定率 効果率
1 4 Abdelhay Ahmed EGY 52.46 34.09
2 7 Lasko Michal ITA 52.21 37.56
3 17 Mikhaylov Maxim RUS 52.08 35.76
4 1 Anderson Matthew USA 51.32 37.35
5 6 Vissotto Leandro BRA 51.15 37.32
:
13 14 Fukuzawa Tatsuya JPN 46.91 27.77
:
16 13 Shimizu Kunihiro JPN 46.58 25.00
13位に福澤選手、16位に清水選手が入っています。が、しかし、、、これを決定から失点を引いて打数で割った効果率でみてみるとどうでしょう?
福澤選手は27.77%で19位
清水選手は25.00%で22位という結果になります。
規定打数に達している選手は29名しかおりませんので、いずれも下位であるといえます。
参考までに規定打数に達していないサイドの効果率です。
米山選手 28.28% 打数 152
石島選手 29.71% 打数 138
八子選手 34.17% 打数 79
八子選手の場合打数が少ないために、この成績が今後も反映されるかどうか分かりませんが、1枚のサイドアタッカーとしての可能性は感じます。
とにかく、スパイク効果率が各国に比べて極めて低い現状は何故発生してしまったのかを考える必要がありそうです。
どんどん行きます。
次はブロックです。
本来なら、各選手の総出場セット数を確認して、ブロック接触数や、ポイント数、リバウンド数(ワンタッチ)などチェックすると本当にブロックで貢献している選手が確認できるはずなのですが、相変わらずFIVBの技術統計は旧態依然としてます。
これは、単純にポイント数を出場セットでものなので、とにかくブロックポンとの多い選手が上位になります。
さて、以下がランキングです。
Avg.set
1 18 Mozdzonek Marcin POL 0.84
2 9 Nadi Alireza IRI 0.83
3 16 Mesa Sandobal Isbel CUB 0.75
4 18 Volkov Alexander RUS 0.68
5 1 Nowakowski Piotr POL 0.67
:
:
18 12 Yamamura Kota JPN 0.53
:
30 11 Matsumoto Yoshihiko JPN 0.38
乱暴な比較ですが、全12チームでミドルブロッカーが2人づつなので、24位以内に入っていれば、ひとまずミドルの仕事を全うしてると想定します。
24位以内に名を連ねる人数を上位チームから順に挙げてみました。
RUS 4人
POL 2人
BRA 2人
ITA 2人
CUB 2人
USA 3人
ARG 2人
SRB 2人
IRI 2人
JPN 1人
CHN 1人
EGY 1人
やはり順位との相関関係は否めません。
最低ミドルブロッカーが二人ともランクインしつつ、サイドブロッカーも上位に入るようなチームが結果、上位に食い込む傾向があります。
(ちなみに、ロシアはミドル2人とオポジッと、セッターがランクインしていました。)
ブロックに関してはサーブ力に比例する傾向もありますから、サーブ力の改善と共に再構築の必要があるかと思います。
最後にサーブレシーブです。
ランキングは以下の通り。
Eff%
1 10 Santos Sérgio Dutra BRA 56.36
2 2 Winiarski Michal POL 55.88
3 9 Zaytsev Ivan ITA 55.15
4 10 Nikic Milos SRB 52.14
5 16 Ignaczak Krzysztof POL 51.97
:
9 18 Yoneyama Yuta JPN 48.99
規定受け数に達していないサイドです。
16 Ishijima Yusuke JPN 37.90
14 Fukuzawa Tatsuya JPN 44.61
15 Yako Daisuke JPN 38.98
アメリカで修行しているときに、「どうすれば日本は世界でも通用する国になるのか?」とこんな質問を会う指導者会う指導者に聞いて回りましたが、まず第一に言われるのが、
Japan must be the best pass team.
(日本は世界1のサーブレシーブ返球を誇るチームにならなければいけない)
でした。
なにか一つでも世界に誇れる技術があれば、活路が見出せるのかもしれません。
こううしてFIVBの技術統計を見比べてみただけでも、問題が山積みであることが分かります。
全体的な印象を述べさせていただくと、「なんだか特徴のないチーム」になってしまったような気がします。
レシーブが良いわけでもなく、攻撃力があるわけでもない、「悪くも無いけど良くもない」中途半端なチームという印象を受けました。
↑↑↑
注:これはあくまでも視聴者目線です。そして、批判ではなくてただの感想です。
僕も、第3者的に思ったことを綴ってみましたが、結果がうまく運ばなかった時は、色々な意見や不満が噴出すると思います。ただ、興味の無いものに意見や不満など持たないものです。
全日本に強くなってもらいたいという思いがあるからこそ、皆さんが思いをぶつけるのでしょう。
僕もですが、外から「ああでもない。こうでもない。」と言いながら全日本を眺めるのも楽しみの一つです。本来はもっともっと、外野から「にわか監督」が出現して独論を展開していく環境が整うとバレーボールも更に発展するのかもしれません。
ただ、現場で戦っている当事者の皆さんは本当に大変な思いをされていることと思います。外野の意見は軽く受け流して、しっかりと原因究明を図り、6月のOQTへの準備を進めていただきたいと思います。
といいつつ、こちらも、来週から天皇杯を皮切りにシーズンが開幕します。
アローズ優勝のために頭を悩ませる日々が続きます。
posted by kobayashi |17:02 |
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2011年02月23日
みなさんこんにちは。
ブログの更新をサボっている間にリーグ戦も佳境に入ってきてしまいました。
現在東レアローズは11勝9敗の3位です。
当面の目標はセミファイナルラウンド(4強)進出ということになるかと思いますが、11勝9敗の同率で追いかけるパナソニック、10勝10敗のJTあたりがセミファイナル進出を目指すライバルとなりそうです。
恐らくセミファイナル進出に必要な勝ち数は16、残りの8試合を5勝3敗で乗り切る必要があります。
特に対象チームのパナソニック、JTとの対戦は絶対に負けられません。
いみじくも、今週末JT戦が行われます。
今シーズンは未だJTに未勝利の状況が続いています。
ここを打開して次への一歩を踏み出してもらいたいと思います。
今週末はバレーボール学会のシンポジウムに参加するために会場入りする事が出来ません。
遠く東京から東レアローズの勝利を願いたいと思います。
政治家の後援会長という立場となり、多忙の為なかなか更新できず申し訳ありません。
次も時間をみつけて更新します。
posted by kobayashi |08:53 |
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2010年12月13日
ホーム開幕戦の結果です。
↓
http://www.toray-arrows.jp/men/new/index.html
ご覧のとおりホーム開幕戦2戦を連敗してしまいました。
原因は現場スタッフが解明してくれるでしょうから、感想を述べたいと思います。
これは最近の国際試合でも如述に現れている傾向ですが、サーブで優位に試合を進めたチームが勝ち、それが出来なかったチームが負ける。
思い起こせば、東レアローズが第11回Vリーグでリーグ20連勝の連勝記録をうち立てて優勝を飾った2004年。
「サーブは攻めるのではなく確実に入れよ。」という戦術で戦いました。
当時は各チームとも攻撃のテンポが遅く、サイドの攻撃にもリードブロックを行えば複数ブロックを形成することが出来ました。
リスクを負ったサーブを入れるより、リスクの少ないサーブで大きいリターンを得ることが出来たのです。
しかし、現在では、サイド攻撃のテンポが速くなり、ただ入れるだけのサーブでは複数ブロックを形成することが難しくなりました。
そこで、ある程度のリスクを承知でサーブを攻めて行かなくては、ポイントを取ることが出来なくなったのです。
ただ、難しいのがハイリスクサーブとローリスクサーブのバランスです。
ハイリスクのサーブが連続して成功しているうちは、ブロック戦術を構築する必要は殆どありません。
基本的にリードブロックでサイドの選手へ複数ブロックを形成すればよいだけだからです。
しかし、ローリスクのサーブを打つ際にはブロックを含むディフェンスシステムの精度が大きく試合を左右します。
東レアローズは伝統的にあまりサーブ力のあるチームではないように感じます。
そこをディフェンスシステムやローテーションのコントロールでカバーしつつ勝利を収めるタイプのチームだと認識しています。
「大勝ちはしないが、競り合いで確実に勝利を収めるチーム。」
そんな印象です。
今はまだリーグ戦が開幕したばかりです。
これから、他チームの情報が浸透してくるころです。
そうなってくると、東レアローズの本領を発揮することとなるはずです。
今週は代々木第一体育館で天皇杯があります。
勝ち進めば、先週末連敗を期した2チーム、JT&堺BZとの対戦となるはずです。
今度こそ勝利を収めて、リベンジを果たし、今後も続くリーグ戦への足がかりとしてもらいたいと思います。
posted by kobayashi |12:37 |
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2010年11月25日
本日(11/25)16:00より、静岡駅で大山加奈さんがV・プレミアリーグ開催告知のチラシを配布します。
12月11日、12日の静岡大会チケットプレゼントの応募券もついていますので、是非、チラシをご覧いただき、会場に足を運んで、アローズに熱いご声援をお願いいたします!
1. 日時 : 11月25日(木) 16:00~18:00
2. 場所 : 静岡駅(コンコース)
3. メンバー : 大山 加奈 (Vリーグ機構)
矢島副部長、小林、山本総務(東レアローズ)
静岡県バレーボール協会の方6名
4. 配布物 : ホームゲーム告知ビラ入りティッシュ配布
posted by kobayashi |09:00 |
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2010年11月15日
本日『2010/11V・プレミアリーグ開幕記者会見』に代理出席してきました。
昨日、32年ぶりのメダルを獲得した全日本女子の選手たちも揃い、それぞれに意気込みを語っていました。
東レの同士でもある、木村選手、荒木選手、迫田選手、中道選手、濱口選手などとも、互いに勝利を誓いあってその場を後にしました。
昨日、大きな成果を上げた選手たちだけに、胸をはって登場するかと思いきや、みな声を揃えて「まだまだ力不足ですから努力が必要です。」と謙虚に語っていたのが印象的でした。
まだまだ女子バレーの人気、実力が続きそうですね。
今日は三島に帰って来てから、アローズJrの指導もありましたので、そろそろ帰りたいと思います。
2010/11Vプレミアリーグは12月4日から開幕します。
posted by kobayashi |21:30 |
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2010年11月10日
世界バレーで日本女子が頑張っていますね。
世界選手権では28年ぶりの4強入り。五輪とワールドカップ(W杯)を合わせた世界3大大会では89年W杯の4位以上が確定したようです。
しっかりとチェックしている訳ではないので、偉そうなことは言えませんが、スタートローテーションを変えるなどしながら、自チームの利点と欠点を相手チームとのマッチアップに反映させていますね。
低い低いと言われ続けている竹下選手もブロックのストレスを軽減することによって、本来のセッティングに集中できているのではないでしょうか?
ここまで来たら目指すはメダルと行きたいところでしょう!!!
それから、残り一つの4強のイスを争っている、アメリカには是非とも上がってきてもらいたいですね。出来れば決勝戦で日本vsアメリカを観ることが出来れば最高なのですが、願いは届くでしょうか?
日本は毎日TVで応援しているので、今週末の東京大会は一度くらいアメリカの応援に行きたいと思います。
ではまた更新します。
posted by kobayashi |14:04 |
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2010年11月01日
先週末に世界バレー女子が開幕しました。
2010年5月に発売された「バレペディア」の影響で、実況や解説が今まで使用していたバレー用語をどう考えるのかも興味深く観させてもらいました。
流石に「サーブキャッチ」「サーブカット」「スーパーエース」は無くなりましたが、他に目新しい変更はみられませんでしたね。
日本で使用しているバレー用語は日本独自の「方言」のようなものです。その「方言」を否定するわけではありませんが、世界で通用する「共通語」があることも理解のうえ「方言」を使用するべきだと思います。
恐らくメディア側も「共通語」があることを知りながら、広く流通している「方言」を使用する方が、情報が伝わりやすいという判断からそのままにしているのでしょう。
例えば、
”ローテーション1で、日本のブロックは相手チーム(ロシア)センター及びレフト側(ゾーン3.4)からの攻撃に備えブロックの配置を日本のライト側(ゾーン2.3)に集中させるデディケートを選択した。
それを察知したロシアのセッターがライト側(ゾーン2)のアウトサイドヒッターのセカンドテンポの攻撃を選択した。
ロシアのアウトサイドヒッターはライト側(ゾーン2)から日本後衛レフト側(ゾーン5)へのライン方向へスパイクヒット。
日本後衛レフト側(ゾーン5)のデフェンスを任されていたたリベロ佐野選手がディグに成功し、ボールは日本の前衛センター(ゾーン3)方向へ向かった。
パーフェクトパスとなった佐野選手のディグにより、セッターの竹下選手は4人のアタッカーを選択する事が可能となり、センターからのバックロースパイク(BIC)を選択した。
ロシアのブロッカー陣は日本の前衛のアタッカーへのマンツーマンブロックを仕掛けるため、スプレッドにブロックを配置したことにより、(BIC)へのブロックが手薄になった。
よって(BIC)はロシア後衛ライト(ゾーン1)に叩きつけられ決定した。”
現時点での実況でいえば、
”ローテーション1、ロシアのレフトがライトからストレートにスパイク。
そこにいたリベロ佐野がファインレシーブ、竹下が相手のブロックをよく見て1枚にし、木村のパイプが決まった”
といった感じでしょうか?
わかりやすいのは後者だと思います。
万人の分かる実況、解説と、玄人の目をもつ視聴者との間には大きな誤差が生じてしまうのは仕方ないのかもしれませんね。
実は先日、ある講習会の会場で、
「今度の世界バレーでは君たちが使っているバレー用語が違う形で表現されるかもしれないから、注意してみてみてね。」
と話していただけに少々時期尚早だったことを詫びないといけません。
それから、
試合内容については、子ども達と戯れながら、斜め読みならぬ、斜め見していたので、適当なことは言えません。
ただ気になったのが、アタックライン関係無しに佐野選手がアンダーハンドパスによるセットを行っていたこと(オーバーが苦手?)と、木村選手の疲労です。
佐野選手の場合今すぐどうなる問題でもないので、違和感として納めておくとして、木村選手はもはや全日本の核だと思います。
サーブレシーブの要であり、攻撃の要、木村選手がチームを離脱することで戦力が50%くらいダウンすると思います(小林独論)。
彼女に替わる選手が見あたらない為に、出場し続けるしかないのかもしれません。
しかし、昨日の試合や明日の試合のような、明らかに格下の相手に対して、いかに木村選手の疲労を取り除くことが出来るかというのも、大会全体をにらんだ戦略となるはずです。
それから、僕が研修でお世話になったUSA代表チームも好調のようで安心しました。
大会前の事前合宿(東レ女子にて)で久々の再会を果たした、ヒュー・マッカーチョン監督は、「チームはまだ成長段階にあるので、今大会のチャンスは少ないと思う。」と話していました。
それでも、貫禄の3連勝ですから、ただの謙遜だったのかもしれません。
いずれアメリカと日本が対戦するのが楽しみです。
では、また時間のある時に更新します。
posted by kobayashi |09:24 |
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2010年09月29日
またまた暫く更新を怠っている間に世界バレー男子イタリア大会が開幕してしまいました。
全日本男子は苦しみながらも1次リーグを1勝2敗の3位で通過し、2次リーグへ駒を進めたようです。
バレーボールの世界大会は日本で行われることが多い為に、全日本にはホームアドバンテージがあり、力を発揮しやすい環境にあると言われています。
今回の世界バレー男子大会は久々に日本以外の国で行われる世界大会です。
今回はホームアドバンテージのない会場で力試しをする良い機会となるでしょう。
公式記録しかみてませんが、エジプト戦では途中出場の米山、富松が活躍してくれたみたいです。自チームの選手の活躍を耳にすると喜びも倍増です。
2次リーグも良い結果がつかめる事を祈ります。
さて、続いて10月29日から開幕する女子世界バレーについて、ひとこと。
やはり注目はUSA女子チームです。
先日のワールドグランプリで世界一となって勢いに乗っています。
監督のヒューにおめでとうメールを送った際には、「まだまだチームは発展途上だ」と言っていました。
どこまで強くなるつもりなのか。。。。
恐らく世界バレーも結果より過程重視のスタンスで行くでしょう。
それから、アメリカで研修に臨んでいる際に数人の監督達に、こんな質問をぶつけてみました。
あなたのチームには3人のセッターがいます。あなたはどのセッターを選びますか?
Aさんは、非常に高いセッティング技術があります。
しかし最も身長が低く、ブロックやサーブなどはあまり期待できません。
Bさんは、非常に高いリーダーシップを持っています。
しかしセッティング技術、ブロック、サーブなどの技術は平均的です。
Cさんは、非常に高いブロック力、サーブ力があります。
最も身長が高く、なおかつジャンプ力もあります。
しかしセッティング能力は3人の中でもっとも低いです。
人気第1位だったのは、
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
Aさん でした。
ちなみに次点はBさんです。
セッターに望むのは高いセッティング能力であり、その他はプラスアルファーであるという認識が強いようです。
といいつつ、アメリカ女子のセッターを勤める選手は180cmを超える選手ばかりです。セッティング能力さえ求めれば後は勝手に付いてくるのが現状なのかもしれません。
日本にはAさんBさんCさんのような人材をチームのスタイルに合わせて選択する必要性があるように感じます。
世界バレーで全日本女子のセッターを務めるは選手が誰なのかはわかりませんが、どういった意図でそのセッターを起用しているのかを予想するのも見所だと思います。
それでは、また忘れた頃に更新したいと思います(笑)
posted by kobayashi |09:24 |
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