2009年10月11日

男子バレー イヤーブック2009-20

男子バレー イヤーブック2009-20 

「男子バレー イヤーブック2009-2010」にて記事を掲載していただいているので紹介します。

といっても取材を受けてこちらに飛んで来てしまったので中身は見ていないのですが。3年間のコーチ生活の感想や、アメリカ研修への思い、日本バレー界の今後などを語らせていただきました。是非ご覧ください。

そして、どうやら雑誌の中でJTサンダーズのメイフォース,ゴーダン監督は、Vリーグの改革を叫んでいるそうですね。おもにこの3項目についてのようですが、、、

'●リーグのプロ化
●外国人枠の拡大
●選手のキャリアの延長'

とにかくバレーボールを魅力あるスポーツとして日本に定着させて、子供たちにバレーボールへの興味を抱かせる事が重要だとおっしゃっているようですね。上記2つの改革案(3つ目は実現できます)をすぐに実現するのは難しいと思いますが、これからますます減っていく子供たちの興味をバレーボールへ向かせる事は重要だと思います。

ただ、僕自身が思うのは子どもたちがなんかしらのスポーツに携わるきっかけは、「プロ選手になってたくさん稼ごう!」というより、「格好いいか?」「そうでもないか?」という視点なような気がします。親は違うのかもしれませんが・・・
巷では、身長が高く運動能力の高い子どもたちはバレーボールより、バスケットボールを選ぶ傾向にある(噂です)。男子バレーボール部は無くてもバスケットボール部はあるという学校が多い(噂です)。
これはバスケットボールのマーケティング戦略が成功していることを裏付けているとも言えますが、単にバレーボールよりバスケットボールの方が「格好いい」と子どもたちが感じているからではないでしょうか?

単純にメディアの露出度(全日本に限り)で言えばバレーボールの方が圧倒的に多いと思います。オリンピックにも出場しました。しかし、全日本が活躍するとかしないとかの問題ではないような気がします。WBCで野球が世界一になってもプロ野球の視聴率が上がらないことを見ても、「バレーボールがオリンピックに出たから僕もバレーボール始めよう」とはならないはずです。

「格好いい」事が重要だと思うのです。


子どもたちからバレーボールよりバスケットボールの人気があるという、一つの大きな要因はNBAの存在でしょう。確かに「格好いい」。それから、ボディーコンタクトのある競技であるということ、これも男なら少しくらいの怪我も「格好いい」となるでしょう。bjリーグというプロリーグがありますが、日本のプロバスケットボール選手になろうと競技を始める子どもは少ないと感じてしまいます。


やはり「格好いい」事が重要なんだと思います。

では、どうすればバレーボールも格好良くなれるのでしょう?
僕なりの案ですが、

各学校にビーチバレー部を設立するというのはどうでしょう。

ビーチバレー→小麦色の肌&シャープなスタイル→ファッショナブルなユニフォーム→格好いい→女の子にモテル→みんなハッピー

ビーチバレーなら最少4人で部活動として成り立ちます。最悪男女混合にすれば男子2人でも成立します。最少12名必要なインドアバレーボール部が成立しないのであれば、2人でも成立するビーチバレー部を推奨すればいいのではないでしょうか?バレーボールをやりたいのに部活動が無いという子どもたちも少なからずいるはずです。ビーチバレー部が大賑わいであれば、冬場はインドアバレー部に変身でもよいと思います。とにかく、とっかかりをビーチバレーまで広げることで、バレーボールに携わる子どもが増える事を期待するのです。インドアバレーへの強化の一環で始める事ですから、ビーチバレーからの逆輸入を視野に入れて始めるのです。

身長の高い選手がビーチバレーを始める→オールラウンドなスキルが要求される→インドアに来ても全てのポジションをこなせる→全日本の強化につながる!→みんなベリーハッピー

80年代のMr,バレーボール カーチ・キライもビーチバレー出身の選手です。

当然コートが必要となってきますから、グランドの片隅に砂をひいてコートを作る作業が必要となります。例えばバレーボール協会が毎年100コートを目標に資金援助するなんてアイディアもありかなと。サッカーの100年構想にならってバレーのビーチコート100面構想なんてのもいいですね。

プロ化には賛成ですが、バレーをプロ化してもNBAのような何十億ももらえる選手が出るわけありません。プロ化したからと言って、子どもたちが先を行く野球やサッカー、バスケットよりバレーを選ぶとも限りません。

もう一度日本がオリンピックでメダルを取るためには、人材の発掘、育成は必須です。今は奇跡的に複数の良い選手がいますが、その奇跡がいつまで続くかはわかりません。奇跡を必然的に起こすためには、「格好いい」バレーボールを生み出していく必要があると思うのです。

ただ、アメリカの青年たちは「格好いい」とか「格好悪い」とかで競技を選んでいません。スポーツを文化として捉え、自分たちがバレーボールに携わっていることに誇りを持っている姿が伺えます。日本ではまだまだスポーツの地位が低いために少子化=競技力低下になってしまっています。スポーツに取り組む事がステータスになって、国民総スポーツプレーヤーのようになれば、少子化がそれほど問題でなくなるはずです。

バレー界にとって今は少ない人材を確保する事が重要なのかもしれませんが、もっと重要なのはバレーボールを文化として浸透させていく努力なのかもしれませんね。。。

とりあえず今は「格好いい」を目指しましょう!


アメリカより独り言でした。

興味のある方は本をよろしくお願いしますm(__)m
ちなみにこのアイディアは本では書かれてません。


posted by kobayashi |08:25 | メディア出演出稿履歴 | コメント(10) | トラックバック(3)
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男子バレー イヤーブック2009-20

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「格好いい!」 大賛成v^^♪
見た目はもちろんだけど、ファンとの接し方も「格好いい」を目指してほしいです。
今の選手は「格好いい」を履き違えてるかもしれませんがr^^;
コバさんは「格好いい!」ですよ、2番目にね(^_-)-☆

posted by oteブヒブヒinMの国 | 2009-10-11 15:56

男子バレー イヤーブック2009-20

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小林さんの仰ること、とてもよく分かりますし大賛成です!

私は日本のバレーが競り合わないといけない対象は海外のバレーチームだけでなく、サッカーやバスケなど、他の競技でもあると、ずっと感じていました。

今解説をなさっている川合さんが現役時代、バレーはかなり人気があったと思います。その後サッカーがプロ化してからは特定の選手に人気が集まることはありましたが、バレー全体の人気は当時ほど盛り上がることは無かったように思います。

まずはチームとして強くなってもらうことが何よりの望みですが、競技としての格好良さ、そして振る舞い・見た目においてサッカーやバスケにひけをとらない格好良さを目指して欲しいと思います。もともと格好いい要素はたくさん持っているのですから。

posted by TMK | 2009-10-11 17:36

男子バレー イヤーブック2009-20

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いつも、いろいろな角度から説得力のあるお話ですね。
カッコいい、確かにあるなと思いました。
まずは、入口をつくることが大事ですね。

そして、国民総スポーツプレーヤー、大賛成です!!

昨日、警視庁が野球部を作るというニュースが報道されていました。

「実業団リーグに出場するアメリカンフットボール部やバレーボール部に所属する警察官が、警察業務でも高い成果を上げていることがきっかけ」とのこと。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091011-OYT1T00888.htm

スポーツで得るもののがいかに素晴らしいかということですよね。

posted by 勝利の女神 | 2009-10-12 21:44

男子バレー イヤーブック2009-20

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はじめまして。小林さんのブログはずっと拝見させていただいていましたが、コメントをするのは今回が初めてです。
正直個人的にはビーチ案云々は微妙かとおもいますが、カッコイイに子供が憧れるのはとても賛成です。
私もクラブチームでプレーしており県下の大会によく参加しています。
しかし以前ユニフォームの下のアンダーシャツがユニフォームより出てはいけないと県大会の審判から言われ脱がさせられました。
私はNEC(現サントリー)の金子選手がそういう風に着ていたのをマネていたのですが、Vリーグでやっていることがよくて何故県の大会ではいけないのかと審判に聞くとVリーグとでは管轄が違うと言われました。このとき思ったのは「Vリーグの選手を子供がカッコイイと思ってマネしても、それが出来ないのならバレーは普及しない(子供限らず)」です。またそのことについて県の協会について問い合わせてもJVAの指示と言われ、JVAに問い合わせるとそういう規則だからと言われました。
何故に対する答えもなく、ただルールだからでした。説明のない状態ではJVAの意図も見えてきません。
そういう面で見てもJVAも県の協会も本当にバレーを普及させる気があるのかという気になります。
なのでゴードン監督の記事は少なくともバレーの普及を真剣に考えているという意図がしっかり伝わり、好感が持てました。
小林さんのように第一線で活躍される方が将来的にJVAなどで選手の立場で働いてくださることを期待したいと思います。

posted by 12monkeys | 2009-10-14 15:43

男子バレー イヤーブック2009-20

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バレーとバスケの違いについて

格好良さの違いは
バレーは昭和のスポ根アニメの影響が強いものと思われます。またバスケは漫画の人気が追い風となり、中高生の支持を得ているものと思われます。

もう一つ、バレーとバスケの形式の違いです。
バスケは、一つのコートに敵味方が混在していて、個々のプレーに視聴者の視点が注目しやすく、素人にもプレーがわかりやすい思います。(=真似しやすい)これはサッカーも同じで、アメリカの3大スポーツである、ホッケー、アメフトも同様です。

それに対し、バレーはコートが敵味方で分かれています。
人数も多いので、視聴者はボールだけ目で追っていても一つ一つのプレーがわかりにくく、素人には難しいものとなっていると思われます。

ではどうすればよいかということですが、やはりビーチバレーが一つの解だと思います。人数を少なくし、一つ一つのプレーを個人で真似しやすくする。そうすることでプロのレベルの高さがより明確になる。こうすることで、子供の支持を得ることにつながると思います。

posted by ガク | 2009-10-17 05:25

男子バレー イヤーブック2009-20

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こんにちは。
バレーボールの底辺の強化としてプロ化だけでは不足、「格好イイ」をテーマにマーケット開拓する、というのは基本的に賛成です。確かに子供は見た目に大きく左右されますよね。まぁ大人もですが…。
ただ、、
一つ思うのは「格好イイ」が何か?ということです。
50前のおじさんである私の過去の経験からいうと「格好イイ」のは世界中のだれが見ても素晴らしい”超一流”のプレーなのではないかと。
世界中というのは難があるかもですが、昔の野球でいえば、王長嶋を筆頭に江夏、田淵、山田久志、福本、落合等々子供の私たちから見て異次元の思いをするプレーを見て憧れを抱いたことを思い出します。今でいえばイチローとなるでしょうか。
他のスポーツでも水泳の北島康介の世界レベルの泳ぎに魅せられますよね。
サッカーなんかも私が子供のころはサッカー好きの人間しか知らなかった世界の超一流のプレーが今日本で簡単に見ることができるのが子供へのアピールに大きく貢献していると思うのです。私自身トヨタカップでジーコを初めてみたときの衝撃は今でも忘れていないですから。

翻ってバレーボール。
小林さんには申し訳ないのですが、今の日本のバレーは残念なことに世界水準になく、いくらTV等で日本のバレーを露出してもなかなか「格好イイ」とは思ってもらえないのではないでしょうか?どんなスポーツでも世界レベルであれば大人も子供も身を乗り出して観てしまうと思うのです。できうることならば日ごろの世界大会も日本以外の試合も中継すべきですし、できれば今の世界水準であるヨーロッパのリーグを簡単に観れるようにすることも重要ではないでしょうか。かつて日本のバレーボールは世界水準のレベルでした。だから日本の人;子供たちは簡単に世界水準のバレーを見ることができました。でも今はそれは、男女とも叶わないのです。だからこそ世界のプレーを見る機会を増やし、そういうプレーにあこがれさせることが必要と思います。ジーコを前記しましたが、同じような意味でブラジル男子のバレーボールを見たときもすごい衝撃だったことを加えておきたいと思います。

*上で書いたこと。テニスも同じなんですよね。日本のテニス人口は非常に多いのですが、世界水準のテニスを見るチャンスが少ないため、超一流への道が開けていない印象です。錦織の存在はそういう壁を破ってくれる期待がありますので、ぜひ頑張ってほしいです。

*話違いますが、最新のNumberの「監督入門」は非常に興味深い内容でした。オシム、野村、宿沢、ファガーソン、平井、仰木各氏の話は含蓄深くスポーツ以外の話としても読み応えがありました。

長文失礼しました!

posted by o-kun | 2009-10-17 11:28

男子バレー イヤーブック2009-20

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ビーチバレーを日本全国にもっと普及させるという意見に賛成です(^^)
日本はほとんどの地域が海岸から遠くないですから、好条件を活かさないともったいないです。
ビーチバレーコートを各学校に設置することもそれほど難しいことではないと思います。

屋外のバレーコートで練習した経験がありますが、ビーチバレーコートだと「格好いい」感じがします。
また、砂は足をとられますが、ハードコートよりも足腰にやさしいと聞きました。
ヘルニアのために、27歳でインドアを引退した川合さんは、そういった理由から30歳すぎまでビーチバレーを続けていましたよね。
川合さんのブロックは、インドアでもビーチでも、ここ一番という所でドンピシャで決まるので、天才肌だと思いましたよ。

バレーは見た目にも華やかで、十分に魅力的なスポーツだと思います。顔で決めるわけではないですが、世界的にも美男、美女プレーヤーが多いです。

バスケットよりも断然、多いと個人的に思いますが、バスケットは素人が真似し易く、身体のぶつかり合いや個人技に魅了されるといったところでしょうか。

数年前に比べてアジアのチームのジャンピングサーブやスパイクが男女共に随分とレベルアップしていると感じます。
男子のスパイクに関しては、スピードが速すぎて誰が打ったのか、テレビ画面では、左利きなどの特徴がなければ、ほとんど判断できません。テレビカメラが追って、初めてわかります。

協会がファンを失望させずに、きちんと運営しさえすれば、バレーボールの人気はこれからも途絶えることはないと思います。

女子の中田、三屋、江上、広瀬さんの時代は空前のバレーブームでした。格好良くて、メダル圏だった頃の日本のバレーを是非とも、今の指導者の方々には参考にしてほしいです。
ブラジルやロシアにも小柄のセッターがいましたが、
スパイカーの身体能力に差があることを考慮に入れるべきです。
より有利にゲームを展開するためには、絶頂期の中田、ゼッターランドぐらいの体格で負けないセッターが必要だと思います。

posted by ピピ | 2009-10-18 11:06

男子バレー イヤーブック2009-20

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最後の方が女子の話しばかりになってしまいました。

先日のアジア選手権準決勝の対中国戦をテレビ観戦しましたが、途中交代した阿部選手の冷静なトスアップ、ムードの盛り上げ方、最後まで闘志を失わないパフォーマンスは素晴らしかったです。
1、2セットを奪われてからの逆転勝ちでした。スパイカー陣の活躍はもちろんのことですが、攻撃陣を波に乗せるようなトスアップとフィジカル面の強さも特にアジアのセッターには不可欠だと感じました。

posted by ピピ | 2009-10-19 10:51

男子バレー イヤーブック2009-20

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こんにちは。

いつもコメント楽しみにしています。

3、4年前だったか、ある経済誌に高校生の部活動部員数がスポーツごとに載っていました。

確か男子は、野球、サッカー、バスケットボールの順で、バレーボールはバスケットにかなり差をつけられていたような記憶があります。

しかしながら驚いたのは、女子の部員数。ダントツでバレー部が1位でした。バスケットとはかなりの差があったと記憶しています。

このように考えると、少なくとも女子では高校の部活動のバレーボールの人気はかなりのものだと思いました。

理由は分からないのですが、日本代表の活躍や、バレーボール協会の努力なのかもしれませんね。

posted by Nakamura | 2009-10-22 21:44

強さ=格好よさ

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強いスポーツは人気が出る確率が高くなる事も是非とも覚えておいていただきたいなと思いました。あとスター選手も必要ですよね。

私の上司は90年代にダラスカウボーイズ専属のチーフマーケティングスタッフで、人気もでない、客足もわるい経営状況から、多くのリサーチをし、分析をした結果、「一つでも多くの試合に勝つ事!」、また「全米1になること!」を掲げたとのこと。やはり豪腕のリサーチャーでも、結果はそこに至るのだなと。

バレーもアメリカンフットボールもエースやクゥオーターバックがいて、花形はいますよね。その人の活躍で優勝に導く、スターやヒーロー像の形成は非常に子供の訴えになるはずです。特にこのご時勢、そういったfigureは少ないですし。

そういった意味で、格好良くなる事は本当に大賛成です。

今まで日本でバレーが盛んだったのは、ヒーローが存在したからだと強く感じます。それだけの選手の発掘と、発掘を維持しつづけること、またうまく育て上げる事って本当に難しいですよね。大古、猫田なんてプレーヤーは私の現役時代ではまったくなかったけれど、それでも、名前はしっかり覚えてますからね。

現在に至るまで、いろいろな全日本選手は出てきたけれど、正直印象には残らなかったし、名前はすらすらと出てこない。。。

難しいからこそ、ヒーローの価値はあるけれど、メディアにとらわれない、真のヒーローをもう一度バレーで見てみたいと本当に思います。

posted by KEN | 2009-11-18 09:51

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