2008年11月19日
頂いた質問の回答をしたいと思います。
》それはスタメン紹介時の選手がボール投げ入れについてです。
東レさんの対戦相手のチームは全員、露骨に自チームの応援団へ投げていたからです。
次第に周囲の観客がシラけていくのを感じました。
(その後東レさん、次戦の2チームは満遍なく投げたのでまた雰囲気は戻りましたが)
地方開催が多い等、Vリーグの趣旨からすれば投げ方は分かる気がするのですが…各チームにリーグから指導や助言はないのでしょうか?
●ボールの投げ入れについては、地方協会より、「満遍なく投げ入れるように。」という指導があったり無かったりです。露骨なところでは「高い入場料を支払っているアリーナを中心に投げいれるように。」という指導が入ることろもあります。
基本的には選手主導になっているので、会場の空気を読んで投げ入れを行う余裕があれば、ゲームでも落ち着いたプレーが出来るのではないでしょうか。
》堺BZの松本選手、このままでは今リーグに出場できなさそうですね。前所属先のNECが許可を下ろさなかったみたいですが、どういう経緯であれVリーグ、日本バレーの発展にマイナスしかないと思います。
ほかの選手は移籍しても問題が起こってないところを考えると、今回の何が問題なのか、そもそも選手の雇用形態はどうで、移籍するにはどういう手順が必要なのか、是非知りたいです。数年前の栗原選手も同じことが起こってましたね。
●Vリーグの規定は、チームを守るように作られていて、選手を守るようには作られていないと言うことです。
「移籍は自由にしてもいいけど、1年は試合に出るのを我慢してね。=移籍は自由にはできないよ。」
という事です。
松本選手の雇用形態がどのようなものだったのかは分かりませんが、プロ宣言している越川選手や山本選手のような場合、このような問題は起こらないと考えられます。
日本のバレー界にとっても、松本選手にとってもマイナス要因の大きいと感じる今回の事柄ですが、松本選手もルールは熟知の上での移籍でしょうから、1シーズンを棒に振ってでも移籍するメリットが何かしら、あったのでしょう。
今のルールの中で考えるとすると、
例えば、「高いレベルを目指して海外へ挑戦する。」
「レギュラー以外の選手が出場機会を求めて他のチームへ移籍する。」
という発想であれば、ある程度の自由な移籍が保障されると考えられます。
しかし、松本選手のように、チームでレギュラーを張っている中心選手が国内の他チームに移籍したいとなると、今回のような事柄が生まれるでしょう。
結局チームが移籍によるメリットや恩恵をなにも受けない為に、選手が犠牲になっていると考えられます。
例えばですが、
5年チームに所属したらフリーエージェントにするだとか、
移籍の期間は5月に限るだとか、
移籍したチームから移籍金を支払うであるとか、
移籍させたチーム、移籍してきたチーム双方が納得できるようなルールつくりを行うことによって、選手を守る事ができるような気がします。
すぐにルールを変えることはできません。
ですから、まず我々がしなければならないことは、
選手達にとっても魅力的なチーム作りをしていかなければならないと言うことです。
追記
いよいよ明日から仙台入りします。
今週末の2戦も応援よろしくおねがいします。
posted by kobayashi |17:20 |
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2008年11月11日
試合結果 11月8日(土) VS サントリーサンバーズ(1-3敗戦)
スターティングメンバー:レフト 柴田、米山
ライト ボヨビッチ
センター 篠田、富松
セッター 阿部
リベロ 田辺
途中出場選手:高杉、越谷、今田、相澤、近藤
東レ VS サントリー
1SET 25 - 20
2SET 22 - 25
3SET 19 - 25
4SET 21 - 25
11月9日(日) VS 堺ブレイザーズ(3-0勝利)
スターティングメンバー:レフト 柴田、米山
ライト ボヨビッチ
センター 篠田、富松
セッター 阿部
リベロ 勝野
途中出場選手:近藤、高杉、角田、相澤
東レ VS 堺Bz
1SET 25 - 22
2SET 25 - 17
3SET 25 - 23
という結果になりました。
開幕戦となったサントリー戦は昨シーズンの開幕を彷彿させるような展開となってしました。
昨シーズンは山本選手を欠くパナソニックに1セット目を簡単に奪いながら1-3での敗戦。
今シーズンは越川選手を欠くサントリーに1セット目を奪いながら、1-3で逆転負けを記してしまいました。
JTサンダースも石島選手、エンダキ選手を欠く堺BZに敗戦を記したように、本来BESTと思われるメンバーを欠くチームが開幕戦を勝利しました。
これが開幕戦の怖さだったのでは無いでしょうか。
BESTの状態ではないチームを相手にし、「勝てるかもしれない」「勝たなくてはならない」という暗黙の共通理解。そして1セット目の勝利。
これがチームがゆるんだ瞬間だったと感じます。
対する、開幕戦のサントリー、堺BZは1セット目の敗戦が、吹っ切れた瞬間だったのではないでしょうか。「おもいきり自分たちのバレーを展開するしかない」という心理状態にチェンジしたのかもしれません。
スポーツの世界に「たら、れば」は無いはずですから、そのときのメンバーがBESTなんです。
「越川選手がいたら、石島選手がいれば・・・」いないのですからコートに立っているメンバーがBESTだという意識が芽生えたときにチームが変化が訪れた感じがします。
開幕2戦を振り返るかぎり、どのチームもまだ手探りの状態であると言えます。
5ヶ月間にも及ぶリーグですから、最初から最後まで好調を維持し続けるのは至難の業です。
サントリーや堺BZのように、チームの軸を欠く事もあるかもしれませんが、17人いるメンバーがそれぞれの個性を発揮して、チーム力で勝負すれば、かならず良い結果にたどり着けると信じています。
今週はゲームがありませんが、先週の課題をつぶしつつ、来週の相手の対策を練りながら過ごしたいと思います。
posted by kobayashi |20:21 |
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2008年11月05日
いよいよ11月8日(土)から2008/09Vプレミアリーグ男子が開幕します。
我々東レアローズ男子は2年連続準優勝という悔しい結果に終わっています。
「日本一高い山は?」と訪ねられれば、「富士山」と即答できる人は多いでしょうが、「日本で2番目に高い山は?」という問いに答えられる人は少ないのではないでしょうか。
やはり頂点を目指さないと意味が無いと思います。
今シーズンは、チームスローガン 「No Limit !」 を胸に5月から準備を進めて来ました。
チームの強みである「粘り強さ」を今シーズンも発揮できるように、挑戦し続けたいと思っています。
今シーズンの布陣は、
NO17・篠田
キャプテンを務めて4期目のシーズンに入りリーダーとしての風格を身につけて開幕を迎えます。勝負強さは右にでる者がいません。
NO9・阿部
今シーズンから副キャプテンとしてチームをまとめてくれました。以前から定評のあるブロック力に加え、サーブ力、セットアップ能力も格段にスケールアップしました。
NO1・富松
サーブ・ブロック・スパイクと3拍子揃った日本人では貴重なセンタープレーヤー。
全日本に招集されて合流が遅れましたが、準備万端です。
NO2田辺
熱い闘志でチームを鼓舞するベテランリベロ。
安定感では他の追随を許しません。
NO3・柴田
スペインで一皮も二皮もむけて帰ってきたサイド。
持ち前の高さに、巧さを兼ね備えて怖いものなしです。
NO4・近藤
思考は 「No Limit」 考えるセッター。
自分の思い描くイメージと実際のギャップで苦しんだ昨シーズンでしたが、今シーズンは驚くほど成長した姿が見られると思います。
NO5・米山
偉大なる先輩(笠原)の背番号を引き継いだ男。
良いところだけを引き継いでくれることを願うばかりです。
NO6・掛川
リーグ1小さい選手。そしてリーグ1速いリベロ。
欲しいときに欲しい場面で欲しいレシーブを見せてくれるはずです。
NO7・相澤
巨大なる先輩(齋藤)の背番号を引き継いだ男。
動きのしなやかさでは、やや先輩に分がありますが、ブロック力は追い抜いています。
NO8・高杉
とうとう最年長選手となったいぶし銀のオポジット。
決してジャンプ力があるとは言えませんが、攻撃の幅は3m50cmに手が届く選手と代わらないものがあります。
高杉のような打ち方を高打点選手が出来るようになると鬼に金棒だと思います。
ピンチサーバーとしての仕事っぷりは脱帽です。
NO10・越谷
日本一のバレーボール選手。
越谷のすごさを見てください
NO11・王
僕がユニフォームを脱いでから、外国人枠になっている11番。
王に関しても今シーズンは外国人登録(チーム1名)の規定があるため、出場する事はできません。
しかし、コート外でチームをサポートして優勝に貢献してくれるはずです。
NO12・ボヨビッチ
セルビア代表の新外国人選手。ポジションはオポジット。通称デキ。
昨シーズン苦労した、このポジションの苦労を忘れさせてくれることを願います。
NO13・応援してくれる方の背番号
NO14・今田
チーム1のスピードを誇るサイド。
持ち前の攻撃力と驚くほど向上した守備力で、活躍してくれることと思います。
NO15・勝野
昨シーズン、ドイツリーグで活躍したリーダーの出来るリベロ。
勝野の持ち味は、目立たない割に存在感がある事です。
先輩リベロ2人に負けじと奮起する姿には鬼気迫るものがあります。
NO16・角田
潜在能力NO1。
眠っている能力が目覚めるのに、そう時間はかからないはずです。
NO19・河雲
全てのプレーに及第点のつくセンター。
全てのプレーをそつなくこなすだけに、自己主張できる技術や表現力がでてくれば、おお化けするかもしれません。
NO20・山本
安定感NO1セッター。
三十路を迎えて円熟味を増してきたセットアップに注目してください。
以上の布陣で2008/09シーズンを戦って行きます。
最後まで熱い応援をよろしくお願いします。
posted by kobayashi |12:48 |
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2008年11月05日
以前頂いた質問をスルーしていたのでこの場で回答します。
「Aクイックのコツって?」
私は、今年からバレーを始めたんですが、監督が「Aクイックの練習しよう。」といってくれたんです。でも、今年始めたばかりで全然分からないんです。先輩は、裏で文句ばっかり言ってるし。どうすれば、Aクイック&レシーブうまくなれますか?あと、生活面で食事など気を付ければ良い事ってありますか?
まずAクイックを打つ為のヒントですが、
基本的にはセッターがトスを上げる直前にジャンプして、トスが上がってくるのを待つ必要があります。
トスが上がってからヒットまでにあまり時間が無いために、サイドの選手とは違い、肘を挙上してトスを待つと打ちやすいでしょう。
さらに、ネットからある程度の距離を取ることによって、トスの善し悪しに対応する事も可能となります。
助走は3歩でも2歩でも良いのですが、いずれの助走スタイルでも無理なくヒットできる技術をつけると、ラリー時にも有効な攻撃が可能となります。
食事で気をつける事10箇条というものを書籍の中に見つけましたので紹介します。
1・基本は「栄養フルコース」
2・欠食するべからず
3・好き嫌いをなくそう
4・サプリメントは食事の次の段階で
5・筋力アップしたければ、とにもかくにもタンパク質
6・増量は「食べて」「上げて」「休み」こと
7・減量は「重さ」の誤解を取り除きながら「質」をキープ
8・試合時の栄養は「糖質」重視とタイミング
9・水分補給は先手必勝「早めに、こまめに、少しずつ」
10・「おいしく」「たのしく」食べてこそ栄養
参考にしてみてください。
posted by kobayashi |11:32 |
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2008年10月25日
計5日間25セットにわたる、SAMSUNG BLUE FANGSとの対外試合が終了しました。
リーグ戦を間近に控えるチーム同士の対戦だった為、チームの仕上がり具合をチェックする上ではとても有意義な試合となりました。
結果の詳細はお伝え出来ませんが、大まかには、
ミカサのボールを使用したゲームでは勝ち越し、
スター(韓国社製)のボールを使用したゲームでは負け越しました。
例年の恒例行事でありながら、まだまだスターボールの感覚に選手はなじめていない雰囲気でした。
韓国代表チームが世界で主導権を握る近道は、スター社(実際の社名は?)に国際公認ボールの認定のための働きかけをしてもらうべきじゃないかとまで思いました。
例えるならば、「硬式野球と軟式野球」「硬式テニスと軟式テニス」ほどの違いがあるのではないでしょうか。
一日づつボールを変更しながら行われた練習ゲームでしたが、5日目最終日には、セットごとにボールを代えるという徹底ぶりで、ゲームを行い、5セット目に関しては8点目以降ボールを代えました。
結果もミカサ2勝 スター2敗 ミカサスター1勝 となったのですから、ボールの影響が無かったとは言いにくいでしょう。
今回の練習ゲームはボールに振り回された感もありましたが、全体的にはよい経験となりました。
あと2週間後に迫ったリーグに向けて、最終調整に入りたいと思います。
posted by kobayashi |17:52 |
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2008年10月18日
昨シーズの韓国VリーグチャンピオンのSAMSUNG BLUE FANGSが三島にやってきました。
今日18日から24日まで滞在予定で、合計25セットの練習マッチを行う予定です。
リーグ戦まであと3週間と迫った今、
確認しておかなければならない事柄をつぶさにチェックして、最良の状態でリーグに望まなければいけないと思っています。
今日も14時からウォーミングアップを開始して、15時からゲームを始める予定です。
この練習マッチが終わりましたら、時間のある時に感想など更新したいと思います。
posted by kobayashi |12:50 |
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2008年09月24日
20日(土)、21日(日)とサマーリーグ決勝大会が行われました。
夏のトレーニングの成果を確認するため、それぞれのチームが様々な選手、様々なシステムを試していました。
優勝したのは3戦全勝のJT、準優勝が2勝1敗で東レ、3位が1勝2敗で豊田合成、4位は3敗でジェイテクトでした。
今シーズンのJTは新たにアメリカ人のゴードン監督を迎え、チームの改革に着手しています。
その第1歩としてサマーリーグ優勝は、いろいろな意味で思惑どおりの成績だったのではないでしょうか。
以前もJTサンダースはロシア人のパルシン監督を迎え上位進出を果たました。
ロシア人監督、アメリカ人監督、国籍の違いやキャリアの違い個性や考え方の違いなど、様々ありますから、外国人監督というひとまとめにして考えるのは乱暴かと思いますが、外国人の監督が日本人監督ではなかなか出来ないことをやれるとしたら、どんなことがあるか考えてみました。
●過去や周りとのしがらみがない
●言葉が通じないために論理的説明する必要がある
●目新しさがある
●評価基準が見直され控え選手のモチベーションがあがる
●外人監督なら「やってくれそうだ」という日本人的感覚
こんなところでしょうか。
やはり外国人に監督を任せる以上、日本人とは一線を隔している部分がある事と思います。
日本人的な、「言わなくてもわかる」であるとか、「以心伝心」といった感覚は恐らく通用しないのではないでしょうか?
オーバーアクションが当たり前、はっきりと物を申すのが当たり前の外国人が監督をすることは、日本人選手にとっては受け入れがたい気持ちがある反面、求めている部分でもあります。
ただし、ただ外国人が監督でやってきたとしても、選手も「この人についていってもいいのか?それともよくないのか?」といった評価的視点で外国人監督をみていますから、結局結果を重視するわけです。
その点、今回のサマーリーグでJTが優勝したことは、ゴードン監督が選手からの評価○○をクリアしたこととなります。
選手の中にも「この監督についていけば大丈夫」といった安心感みたいなものが生まれたはずだし、監督との信頼関係も深まったことが予想されます。
監督という職業はいかに選手を「やる気」にさせるかが勝負だと思います。
JTが監督交代&サマーリーグ優勝でますます「やる気」になったとしたら、非常に厄介な存在となるでしょう。
東レアローズは現在、清水のトレーニングセンターで合宿の真っ最中です。
以上サマーリーグの報告&近況報告でした。
posted by kobayashi |12:30 |
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2008年09月19日
東レアローズNo7 ノブコフ205こと 齋藤信治が引退を発表しました。
齋藤は僕と同期入社の34歳です。
齋藤とは選手として11年、コーチとして2年、共にプレーしました。
そしてオリンピック出場を果たした今、彼は引退を決意したのです。
齋藤の存在を知ったのは忘れもしない、大学1年時の春のリーグ戦開会式でした。
当時全日本選手として活躍していた、泉川さん、南克之さん、などが顔を揃える開会式の注目を独り占めしていたのは、日本体育大学の部旗を掲げて先頭に立っていた齋藤でした。
部旗を持つ者は1年生という暗黙のルールが浸透していましたから、僕は「こんなでかい同級生いたんだ!」という驚きのまなざしで齋藤を見つめていました。
そしてさらに驚きだったのが、開会式後のリーグ開幕戦では、スターティング、モッパーとして、あの巨体を小さく折り畳んで、必至にワイピングしていたのです。
その後、日本体育大学は2部に降格してしまったために、齋藤の姿を見ることはなくなり、その存在も記憶の奥底に消え去ってしまっていたのですが、大学4年時の春のリーグ戦でした。
久々に1部リーグに昇格した日本体育大学との初戦、スターティングラインナップに齋藤の姿があったのです。
3年前にモッパーとしてコートサイドに立っていた齋藤が、今度は日本体育大学のエースとしてコートに立っていたのです。
当時常に優勝争いをしていた我々筑波大学でしたが、齋藤率いる日本体育大学にストレート負けを喫したのです。齋藤が大車輪の活躍で、どうにも手がつけられませんでした。
このときの衝撃は、あの部旗を持って立っていた1年の開会式の衝撃を遙かに上回りました。
僕が、東レアローズを選んだ理由の一つに、齋藤と一緒にバレーボールがしたいという思いがあったことは、気持ち悪いので彼には内緒にしていましたが、そろそろ告白してもいいでしょう。
そんな齋藤も東レに入社して、何度も苦しい思いをしながら日本のスーパーエースにまで成長し、センタープレーヤーにコンバートしてからもその才能は輝き衰えずリーグスパイク賞を何度も獲得する活躍をみせました。
最近は膝や腰の故障で戦列を離れることもしばしばありましたが、持ち前のガッツで北京オリンピックという大舞台に立つという偉業を達成しました。
大学1部リーグのコートサイドに立っていたモッパーが北京オリンピックの日本代表としてコート中央に立っていたのです。
同じ釜の飯を食ったものとしては感無量の思いで彼の活躍を見届けていました。
これからの進路はまだ未定ですが、いままで培ってきた経験と、齋藤の人柄があれば、何をしても成功することは間違いないでしょう。
今はただ「お疲れさま」と労をねぎらい、二人で酒でも酌み交わそうかと思います。
posted by kobayashi |11:19 |
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2008年08月27日
とうとう終わってしまった北京五輪。
日本代表は残念な結果となってしまいましたが、過去東レアローズで共にプレーした仲間のロイボール、ホフ・トーマス率いるアメリカがやってくれました。
ブラジルを3-1で敗り金メダルを獲得してくれました。
4年前のアテネ五輪の際、、、
予選ラウンドでアメリカとブラジルは同組みでした。
その予選ラウンドで既に決勝トーナメント進出を決めていったブラジルは、決勝トーナメントの当たりを嫌いアメリカにわざと負けた(ロイボール談)そうです。
その後、準決勝で再戦したアメリカとブラジルでしたが、ブラジルがアメリカを下し、決勝へ駒を進め金メダルを取りました。
アメリカは4年前に屈辱的な勝ちと負けを経験し、その雪辱を直接返すことが出来たのです。
ロイボールは4年前のアテネ五輪で代表引退をほのめかし、一度代表から姿を消したにも関わらず、今回見事復活Vを遂げたのです。
今はもうアメリカに帰って余韻に浸っている頃でしょうが、遠く日本から「おめでとう」と言いたいと思います。
posted by kobayashi |19:12 |
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2008年08月24日
昨日の北京オリンピック準決勝 アメリカvsロシア の試合は壮絶な試合でした。
本当なら、ブログの更新は日本戦のみで、あとは気楽に観戦しようかと思っていたのですが、すばらしい試合だったので感想を述べたいと思います。
昨日のスタートローテは↓とおり
テチューヒン(WS) ミハイロフ(OP) クレショフ(MB)
ボルコフ(MB) グランキン(S) コサレフ(WS)
プリディ(WS) ボール(S) ミラー(MB)
リー(MB) スタンリー(OP) サーモン(WS)
アメリカは今大会通じて、セッターのボール選手が前衛で数多くプレーするローテーションを採用していました。
これは諸外国との大きな違いであり、殆どのチームが前衛にスパイカーを数多くプレーさせようと意図したローテーションを採用しているにも関わらずアメリカのスタートローテーションは奇抜だったと言えます。
この試合、ロシアは今まではあまり出現してないスタートローテーションを採用し、アメリカと同ポジションローテションを採用しましたが、1セット目をアメリカが奪れた後は、通常のS6(R2),日本と同様であるOPのレフトを最後に回すローテーションに変えました。
アメリカの第1セットは、攻撃の軸となるプリディー選手を前衛で数多くプレーさせたいという意図が感じられましたが、2セット目以降は以降は、解説でも1番弱いと言われていましたS4(R4)からのスタートであったり、すぐにセッターが前衛に回ってしまうS5(R3)からのスタートでした。当然1番弱いとされているS4(R4)の出現率も増す事からリスクが高いと判断されるのですが。。。
なぜアメリカがセッター、ボール選手の前衛を数多く出現させるローテを選択するのかを僕なりに判断しました。
ボール選手前衛=攻撃者5名(前衛3名+後衛2名)
ボール選手後衛=攻撃者4名(前衛3名+後衛1名)
という考えなのではないでしょうか。
1セット目最初の得点がボール選手のツーアタックだったことに象徴されるように、セッター前衛=セッターも攻撃者の一人という考え方なのではないかと感じました。
当然、攻撃力のあるバックスパイク&ツーアッタクが存在してこその考え方ではありますが、相手ブロッカー3人に対して常に5人の攻撃者を配置できるセッター前衛というローテーションを数多く採用していたと考えられます。
僕の推測からすると、解説で言われていたS4(R4)=最も弱いローテーションという法則はなりたたなくなります。
アメリカのセッター前衛=強いローテーションとなるからです。
2セット目以降、この日サーブ好調のスタンリー選手サーブからスタートするローテーションを無理なく採用できた事も、前述の理由から裏付けられます。
結局のところ、この試合の勝敗を分けたものは、ツーアタックなどの攻撃を面を含め、
セッターの能力が ボール>グランキン
であった事だと感じています。
途中のセットはかっ飛ばして、
ファイナルセットのトスワークをもう一度みてみます。
ファイナルセットの両チームのレセプションスパイク打数です。
アメリカ
ミラー2本 プリディ2本 サーモン3本 スタンリー1本 リー3本
ロシア
テチューヒン1本 ミハイロフ5本 クレショフ0本 ボルコフ4本 コサレフ1本
この結果をみてもらうとすぐに分かるかと思いますが、アメリカ、ボール選手のトスワークは分散しているのに対し、ロシア、グランキン選手のトスワークは偏っています。
しかも唯一1本コサレフ選手に揚げたトスは、(S1)R1のミハイロフ選手のレフトスパイクのポジションですから、なおさらです。
'アメリカ、ボール選手は決まる攻撃を選択しつづけました。
ロシア、グランキン選手は決まる選手を選択しつづけました。'
この違いが勝敗を分けたと考えられます。
象徴的だったのが、、、
12-12でアメリカサーブ、信頼度の厚い2枚(ボルコフ選手前衛、ミハイロフ選手後衛)、グランキン選手はボルコフ選手のクイックを選択しアメリカのコミットブロックに捕まる。
13-12となり、アメリカサーブ、レセプションは大きくレフト側に崩れるが、グランキン選手は強引にミハイロフ選手のバックライトの攻撃を選択し決定(この時点で選択肢が無い事が露呈)。
13-13、ロシアサーブ、レセプションが返り、ボール選手はリー選手のクイックを選択し決定(ロシアはリードブロック)。
14-13となり、アメリカサーブ、レセプションが少し崩れ、グランキン選手はミハイロフの攻撃を選択するが、アメリカは完全なる2枚ブロックを完成させシャットアウト。
15-13でゲームセット。
最後の局面だけを見直してみても、セッターの差が勝敗を分けたことが歴然です。
明日はいよいよ決勝戦です。
日本はブラジルのようなリズミカルでアクロバティックなバレーをするのは難しいと感じていますが、アメリカのようなオーソドックスではあるが、きめ細かく、それぞれがサボることなく必死に取り組むバレーは真似できる部分が沢山あると感じています。
ロイボールとトムホフも頑張っていることですので、アメリカを応援しながら最後の観戦をしたいと思います。
posted by kobayashi |00:52 |
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