halcyon days, again

ブランドン・フィリップス放出

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ついに(ようやく)、この時が来た。ブランドン・フィリップスがATLに放出された。

チーム再建期に入ってからここまで、何度もトレード話が出てきたものの、その度にフィリップスがトレード拒否権を使って破談。今オフもトレード拒否権の放棄に向けての話し合いが何度もなされたが、結局放棄せず。どうしようもない状況に陥っていたところでの、このトレード成功は本当に驚いた。

ウィリアムズGMは「人気のある、功労者を放出することは辛いことだ。だが、我々はユニフォームを売るためにいるわけではない。チームが前に進むために、やむをえない選択だ」と語っている。

ATLの事情としては、今オフ獲得した2Bショーン・ロドリゲスが交通事故で3~5か月、出場できないことへの保険の意味で獲得をしたとのことである。 また、アトランタ出身のフィリップスとしても地元に帰りたいということで、今回はトレード拒否権を行使しなかったようだ(その割には、昨年11月のATLへのトレード話が出た時は、拒否権を使っているんだけどね。この拒否があったからATLはロドリゲスを獲得した。そのロドリゲスが怪我したことで、再度ATL移籍話が出てくるとは、皮肉な話である)。

フィリップスはエクスポズにドラフトされた後、クリフ・リー、サイズモアなどと一緒のトレードでCLEへ。その後、レッズに移籍し、2Bとして11年にも渡り、スタメンを張り続けた。3度、ASに出場。最近のチームのPO進出に大きく貢献をした。 派手な守備と足の速さが特徴だったが、選球眼の低さから出塁率が低く、最近は加齢と怪我の影響もあって、守備面でも明らかな衰えが出てきていた。また、長期契約中(6年7250万)で、今年が契約最終年。高額な年俸であることから、何度も放出を試みていたが、トレード拒否権を行使され、チーム再建の大きな足かせの1つになっていた。また、Yモリーナと乱闘になったり、ボットの長期契約を皮肉ったり、チームの番記者と論争をしたりと問題を起こすことも多かった。

今年の年俸である1400万のうち、1300万はレッズが負担する。まあ、36歳の高齢野手を引き取ってもらっただけでもありがたいレベルの話なので、これは仕方ない。負担も今年1年間だけだし。

放出は当然で、正直言って、今シーズン序盤の活躍次第では解雇されてもおかしくないレベルであったので、チームの貢献者として、トレードをしたことは最大級の配慮をしたと言える。 現地のネット上ではこのトレードに対する反対意見(もっといい選手を取れたとか、年俸負担はありえないとか)があるけど、それは違う。功労者なんで、こういう風に言うのは好きではないが、率直に言わせてもらえば「どこに36歳のおじいちゃんを、プロスペクトを放出してまで欲しがる(アホなor物好きな)チームがあるんだよ?」ということになる。相手がいる交渉なんだから、こういう風な結果になるのは自然な落とし所。どっちかと言えば、引き取ってくれただけありがたい。レッズとしては、功労者(最近の態度等からすれば、チーム的には「問題児」レベル)を「解雇」という形で傷つけることなく、放出できただけラッキー。しかも、これで若手に出場機会を与えることもできるという、良いこと尽くめだ。

その若手。今シーズンはペレザとヘレラの争いということになる。 ペレザは22歳。2年前にトレードで加入した選手で、昨シーズンから出場をしている。内外野を守るUTプレイヤーではあるが、3割以上を打っている。 一方のヘレラも22歳。ブルースのトレードでやってきた期待の有望株だ。将来としては、ヘレラがスタメンを奪うことが期待されているのが正直なところだが、現状では実績のあるペレザがスタメンに近い。スタメンを決定するのはこのSTでの出来ということになりそうだ。 とはいえ、チームとしてはSSのコザートの放出も画策していることから、将来的にはコザートを放出し、そこにペレザを置くというのが将来像になりそう。

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