2007年03月30日
今日はあまり、みなさんに知られていないと思われる我らが「コロラド・ラピッズ」について、簡単な紹介。
Colorado Rapidsはアメリカ合衆国、コロラド州、ロッキー山脈の麓の州都、デンバーに本拠地をおくメジャーリーグサッカー(MLS)のチームです。
チーム創設は1995年、リーグ加盟は1996年から。創設たったの13年のチームです。
ホームスタジアムは収容観客数18,086人のDick's Sporting Goods Park。
オーナーはスタンリー・クロエンケ。
彼はラピッズの他にもNBAチームのナゲッツやNHLのアバランチをはじめとした数多くのスポーツチーム(アメリカンフットボール、ラクロスなど)のオーナーでもある億万長者。ちなみに奥さんは全米で最も大きなスーパーマーケットの一つ、ウォールマートのオーナーです。
億どころか兆単位のご夫婦です。。。。
コロラド・ラピッズは過去12年間、一度もリーグチャンピオンやカップ戦チャンピオンになった事がありませんが、多くの有名選手が所属していたチームです。
・バルボア → 1994年ワールドカップのアメリカ代表。(1996–2001)
・バートレット → 1998年フランスワールドカップの南アフリカ代表。(1996–1997)
・カランカ → 元レアル・マドリードのスペイン人選手。チャンピオンズリーグ優勝も経験。(2006)
・バルデラマ → 1990年から1998年と三度のワールドカップに出場。ライオン。コロンビアの英雄。 (2001–2002)
・バルデス → 多くのJリーグチームでプレイした日本でも有名な元パナマ代表選手。(1999–2000)
その他にも多くの元アメリカ代表選手が所属していました。
僕個人としてはバルデラマが一番のお気に入り選手です。
彼の右足インサイドは全てのサッカー選手のお手本です。常に正確なスルーパスが小さい頃の僕を魅了してやみませんでした。
posted by klk27 |15:05 |
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2007年03月25日
約二週間のヨーロッパ遠征を終え、本拠地デンバーに帰ってきました。
でも、まだ家にはテレビも食器もないので「帰ってきた」という実感がわかないのが正直なところです。。。
さて、今日はコロラド・ラピッズのホームスタジアム「Dick's Sporting Goods Park」を紹介します。
Dick's Sporting Goods Parkは今年から使われる新しいスタジアムで、メインスタジアムの観客収容数は18,086人。日本のスタジアムに比べると少ないですが、これはMLSが「人気に見合った規模」のスタジアムを持つという方針を持っているためです。アメリカのサッカー熱に見合わない大きなスタジアムを持っても行く末は見え見え。とても良い態勢だと思います。
スタジアムには大きな電工掲示板とロッキー山脈をイメージした山なりのアーチ天井、グッズショップ、10コの飲食売り場、オフィスにトレーニングジム、4つのロッカールームなどの設備が整えられています。
メインスタジアムの周りには24面のグラウンドがあり、登録をすれば誰でも使う事ができるようになってます。ちなみにこの広さは全米で一位。
22面の天然芝グラウンドは常に整備され、2面ある人工芝のグラウンドは雨や雪でも使う事が出来るように設計されています。
バレンシアやアーセナルのグラウンドと比べても引けを取らないクオリティーです。
練習グラウンドはメインスタジアムのすぐ横にあり、観戦自由です。
本当にきれいで気持ちの良いスタジアムなので、是非遊びに来てください。
posted by klk27 |14:48 |
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2007年03月21日
昨日はバレンシアCFのトップチームとの親善試合がありました。しかも彼らのホームグラウンド「メスタージャ」で。といっても僕はベンチ外。。。スタンドから観戦。悔しい。
親善試合という事と、バレンシアCFがシーズン中という事があり、メンバーは若干変わっていましたが、それでもアジャラ、クロ・トーレス、アルビオル、ホアキン、デル・オルノ、モレッティ、ロメロらが出場。観客25000人の中、白熱したシーソーゲームが繰り広げられました。
結果は3-4と敗戦。。。ホアキンにやられちゃいました。
35分にフリーキックの早いリスタートからデル・オルノに先制点を許すも、その直後の37分、ニコのドリブルからPKを獲得、元アメリカ代表キロフスキが冷静に決め同点に追いつく。
でも、その3分後、ナイジェリア人DF、ウーゴがペナルティーエリア内でファール。PKをホアキンが決め、勝ち越しを許してしまう。そして畳み掛けるようにホアキンが右サイドを切り裂き、中で待っていたロメロにピンポイントクロス。これで1-1.後半へ。
開始10分。またまたホアキン。右サイドからラピッズDF陣2人を置き去りにし、最後はキーパーをかわしてゴール。
ラピッズもイングランド人MF、クークのクロスからアメリカ代表MFのカイルが決め、最後はクークのコーナーキックからキロフスキがこの日2点目のゴール。3-4。
終盤の25分間は五分五分の展開で何度か決定機を創ったが、同点には至らず、試合終了。
外から見ていて、特に思ったのはバレンシアの選手個人の戦術眼とチームディフェンスの上手さ。選手個人が常に考えながら効率よく動くことでチームワークが生まれ、お互いがお互いのプレーを臨機応変にフォローしているのがよくわかった。うちのチームにはない決定的な違い。ラピッズはディフェンスもオフェンスも単調で個人に依存したプレーが多い。3人目からの動きが少なく、「引き出すプレー」に欠けた。それでも個人の能力では通じる場面が多く見られたのは、MLSでプレーしていく自分にとって大きな自身になった。
そして今日、バレンシアCFのBチームとラピッズのリザーブチームが対戦。結果は2-0の勝利。僕は後半から右サイドハーフとして出場しました。相手も若手選手中心だってのでとてもスピーディーな試合になりました。
ただ、若手といってもやはりそこはバレンシアCF、個人技に優れた能力の高い選手ばかり。手強い相手でした。僕らリザーブチームも若い選手ばかりなので走り負けはしませんでしたが、要所要所で見せる彼らのテクニックは目を見張るものがあります。
僕はというと、、、スピードとドリブルは通じたものの、やはり反省だらけでした。自分のスピードを生かすための的確なポジショニングがまだわかりません。大学まではずっとボランチをやっていたのでサイドのポジションに若干の躊躇いを感じています。最初から開きすぎてるとスペースを殺してしまい、中に入りすぎてるとワンステップ遅れてしまうし、前目すぎても後ろ目すぎても相手には怖くない。大きな課題です。。ホアキンの様にボールを受ける前と受けた後により多くの選択肢をもてるためのポジショニング。これをもっと研究しないと。。。。
興奮と反省のヨーロッパ遠征もあと1日。
22日には帰米。
課題目白押しです。
posted by klk27 |16:57 |
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2007年03月15日
約1週間のイングランド遠征を終え、チームは一路スペインのバレンシアへ。
ここではかの有名なバレンシアCFとの試合が予定されています。胸を膨らませ、ホテルに着くと、そこには何と元日本代表選手の平野孝さんが!!??
イングランドに続いてまたまた驚かされちゃいました。
実は平野さんは今年の始めから同じMLSのチーム、ニューイングランド・レボリューションの練習に参加、そこでの練習期間が終了後、更なる機会を求めてコロラド・ラピッズの遠征参加を決めたそうです。
平野さんが山田卓也選手と一緒にニューイングランド・レボリューションの練習に参加していることは前々から知っていたのですが、まさか一緒にプレーできる機会が得られるなんて思ってもいませんでした。
平野さんからは色々な事を教えてもらっています。Jリーグや代表のこと、色々な経験、自己管理の大切さ、精神面の鍛え方、もちろん日米のサッカーの事。僕も平野さんの様に、より長くプロフェッショナルとして一線でプレーしたいと思っているので、心から尊敬できる選手です。見習わなければいけないところが満載です。
上の写真はオフに行った近くの海岸で、真ん中はチームメイトのニコ。
下の写真はバレンシアのリーグ戦を見に行った対ラシン戦にて。上から覗いているのが平野さん。手前からコスタリカ代表のユーランド、パナマ代表のロベルト、セネガル代表のブーナ。
もう一つ。
下はバレンシアのパレード。色々な伝統衣装を着た人たちが次々と。小さい子供達がかわいい。観光客もそうとう多かったです。
posted by klk27 |16:08 |
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2007年03月12日
いよいよやって来ました、イングランド遠征。
先日もお伝えしたように、遠征先は今期からコロラド・ラピッズとパートナーシップを結んだ、名門「アーセナル」です。
残念ながら、アーセナルがシーズン真っ最中なため都合が合わず、試合は出来ませんが、本場イギリスのトップチームの施設を使う事が出来ます。
今日は僕らBチームが地元のリーグ2のクラブBarnet F.Cと試合をして1-0で勝利。僕は後半始めから出場。リーグ2とはいえイギリス独特の速いパス回しと当たりの強さを兼ね備えた手強い相手でした。特に目立ったのが緩急をつけたメリハリのあるパス回し。状況に合わせて器用にパスの種類を選び、ワンツーやフリーマンを生かすパス回しがとても参考になった。
試合後、クラブハウスに戻るとアーセナルの選手達が調整をしていました。
ロシツキー、フレブ、ファブレガスは細い!!!!細すぎる。。そして上手い。足首の柔らかさと体重移動の上手さが際立っていました。いつか彼らと1on1で対決してみたい。
そして、、、、、バプティスタはブ厚い。。。。
昔デンマークにいたホフティンという選手のよう。あれでいて足元が上手いのだから頭が下がる。彼はインテリジェンスと強さを持った一つの理想的な選手ですね。
そんなこんなで練習を見ていたら、コーチに手招きされクラブハウスの監督室へ。そしたらそこにはアーセン・ベンゲル監督が。
みなさんもご存知の通り、ベンゲル監督は名古屋グランパスエイトや稲本潤一選手を通して日本人にも馴染みの深い監督。さっきの試合で僕のプレーをみてくれていたらしく、日本人好きなベンゲル監督にお呼ばれしたという訳です。
まずは軽く日本語で挨拶。その後、10分ほど僕の経緯や日本サッカーについて話しました。
ベンゲル監督からは「日本人のスピリットが君にはある。MLSはまだ発展途上だし、たった独りの日本人しかいないという状況だけれども、頑張って切り開いていってほしいね。」「君は今まで僕が会った日本人選手の中で一番英語が上手だね」というお言葉をいただきました。光栄です。
アーセナルのパスと個人技を上手く融合させたポゼッションサッカーはとても好きです。将来プレーしたいチームの一つです。そんなチームを創り上げているベンゲル監督は最高に尊敬する監督。今日はいい夢が見れそうです(笑)
さて、イギリス合宿は残すところあと3日間。
短いけれども吸収できる全てを盗んで行っちゃおうと思います。
posted by klk27 |14:15 |
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2007年03月02日
小学生の卒業作文にそう書きました。
サッカーを始めたのは小学2年生の時。イタリアワールドカップやJリーグ開幕の影響で兄と一緒に入った和光サッカークラブ。サッカーの「楽しさ」を知って、いつの間にかサッカーの虜に。
中学校の部活動で知った「チームワーク」の大切さ。
より高いレベルを目指して入った川崎フロンターレユースではサッカーの「厳しさ」と自分の「可能性」を知りました。
トップ契約に至らずも、諦められなかったプロの夢。友達に教えてもらったアメリカでのプロへの道。英語なんて全然しゃべれませんでした。自分のプレーを集めたビデオを作って、送り、慣れない英語でEメールを打ち、数少ない帰ってきた返答の中の一つが西イリノイ大学からでした。ここならば興味のあったスポーツトレーナーの勉強と大学一部リーグでのサッカーを両立できると、高校の卒業式を欠席して一路アメリカへ。
予想以上に難しい英語でのコミュニケーションに悪戦苦闘。初めの頃は友達に支えられながらの受講。プレゼンテーションの準備や宿題の多いアメリカの大学のクラスはとても大変でした。サッカーでは一年次からレギュラーになれ、キャプテンや地区選抜。チームも3年連続の全国大会出場とサッカー部の歴代シーズン記録を塗り替えた。
4年次の秋に多くのプロチームのトライアウトを受けました。その甲斐あり、今年の一月にドラフトでコロラド・ラピッズに指名され、コロラド州はデンバーへ。最後のチャンス、と死ぬ気で望んだメキシコ合宿。
今思うと長い間、ずっとサッカーをしてきました。サッカーをしている時はいつも楽しいし、どの場所にいっても良いチームメイトとコーチに恵まれていました。
そんな今までのサッカー人生の中で一番幸せだった瞬間、それが今日です。
今日、コロラド・ラピッズが2007年シーズンのメンバーを発表しました。
その中に自分の名前が!!!!!!
感動して、ホッとして、驚いて、歓喜して、はしゃいで、、、、
色んな感情が一気に押し寄せてきて、、、、
とにかく今は素直にうれしいです。
でもわかっていることが一つ、これがゴールではない事。
一つの夢が叶ったその瞬間に次の夢に向けての日々が始まること。
そして次の目標は。。。。それはまた後日。
今はもう少しだけ喜びの余韻に浸っていたいので(笑)
最後に、、、、
今までに出会った人々に心から「ありがとう」と言いたいです。
大切な友達、行き先を示してくれたコーチの方々、そして家族。
今の自分があるのはみなさんのお陰です。
今まで本当にありがとうございました。
posted by klk27 |16:09 |
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