2008年10月24日

俊輔選手に対する見解

UEFAチャンピオンズリーグ グループE
マンチェスター・ユナイテッドvsセルティック 3-0 を見て

簡単な感想で、浅はかな一意見として、読んでいただきたいです。
というのは、普段からセルティックの試合を見ているわけではないですし、ユナイテッドの試合を全てチェックできているわけではないので、大いに勘違いをしている部分があると思うからです。

試合は予想通りのユナイテッド支配で始まり、終盤までそのままといった感じでした。今のユナイテッドのサッカーは個人的にとても好きです。信じられない運動量を必要とすると思いますし、効率がいいかは「?」かもしれませんが、他のビッグ4の3チームより個人的に好きです。フェチの問題ですが…攻撃時の動き方の質が好きです。選手を外巻きに追い越す動きが多いのが素晴らしい。選手全員が攻守において、いて欲しいところにポジション取りできるのが素晴らしい。

話がすれましたが、ここからが本題。
セルティックは、ビジャレアル戦と同様、俊輔選手トップ下でスタートしました。

ビジャレアル戦は、44の2ラインでガッチリとしたゾーンをゴール前で作り、さらに俊輔選手も守備に加わるという完全守りシフトでした。4411のような。そして、俊輔選手は、かなり守備で走ってはいたものの、コース1つをきるのが精一杯で、守備で効果的かというと「?」という印象を受けました。一歩遅いというか…。攻撃時も、基本的に見方が引いているので、パスを供給する選手がいなく、だからといって前線でタメを作れるわけでもなく、また、セルティックが押し上げることができた時もトップ下というポジションに不慣れということを露呈し、バイタルエリアでパスを受けようとするものの、相手の守備の厳しい場所では、受けてそのまま返すことしかできず、だからといってセカンドストライカーとしての動きはできずと、全く機能していませんでした。それでも、2本くらいは、俊輔選手ならではのアイデアと精度のあるパスを出せていましたが。そして、何よりセットプレーという武器も持っているので、当然戦力として計算したいわけですが・・・とまるで、日本代表みたい、と思いました。

それを受けてのユナイテッド戦だったわけですが、あれだけ何もできなかったのに、また俊輔選手をトップ下起用。

ということは、やはり、いつもの442で右MFに俊輔選手では、守備が成り立たないという見解をストラカン監督も持っているということなのかな?と思いました。たしかに、運動量も増え、守備力も改善されたのでしょうが、それでも守備面では計算できないということなのかな?と。
で、優先順位として、まず、守備を計算できるようにし、次に俊輔選手のパス精度にかける、という考えで451なのでしょうか。この2戦とも、アウェイということもありますし、勝ち点1を獲得する確率を上げるための策ではあると思いますが。だから、ホームでは、違う戦術を用意するのかもしれませんが。

で、ユナイテッド戦ですが、セルティックの戦い方は微妙に変化があったように思います。4411で完全に引いてブロックを作るというよりは、4231でプレスをかける意識があったような印象を受けました。セルティックの中央はとても粘り強く、なんとか戦えそうだと思いましたが・・・

前半30分、オフサイドが際どいベルバトフのゴールで失点してしまい、さらに後半6分という早い時間に同様な形で2失点目を喫し、プラン崩壊。
と同時に、俊輔選手はお役御免。通常の442に戻し、攻撃にでました。いつものシステムとなり、攻撃での停滞感は多少、解消されましたが、力負け。といった感じでしょうか。


この試合の、俊輔選手のトップ下での働きですが、さすが、俊輔選手。前回と同じ失敗は繰り返さず、とにかくボールに触って、いいパスをさばこうと、ポジショニングを下げ、自分の良さをだすために工夫してプレーしていました。ただ、結局、トップ下というよりは、中盤のフリーマンで、確かにまた2本くらいはクオリティの高いパスを出してはいたものの、前線は完全にマクドナルド選手1枚で、時にはゼロトップとなるシーンもありました。機能したかというと、やはり厳しいものがあったように思います。
また、ユナイテッドの選手はフリーキックが怖いことを理解し、ゴール近くでファウルをおかしませんでした。さすが強者。

以上より、やはり、俊輔選手はスペシャルな能力の持ち主であると同時に、チームとしての機能性を下げるという諸刃の剣の一面があるなぁと思いました。タイプもクオリティも違うのでしょうが、リケルメ選手とかフランサ選手のような選手だなと。スペシャルというよりは、ユニークな選手だなと。
起用の仕方、チームへの組み込み方がとても難しい選手だと思いました。


ということは、日本代表も、俊輔選手のチームにするなら、それくらいの覚悟が必要だということだと思います。岡田監督にその覚悟があるのかな?工夫があるのかな?
そして、チーム戦術を大切にするオシムさん(親子で札幌監督ある?と報道されてますが…)が、俊輔選手を起用したがらなかったのも、この辺りが明確に感じ取れていたからなのでしょうか。

今後の日本代表のサッカーは、(これは仮に監督が岡田監督ではなくなったとしても同様に)、俊輔選手の起用の仕方を見れば、チームの方向性とそのサッカーの魅力の可能性が感じ取れるのかな?と思いました。


またしても、今更な内容となってしまいました。力不足です。
特にセルティックの戦い方に関しては、とても疎く、間違った見解を持っているところもあると思います。
ご意見・ご指摘・ご感想、ございましたら、勉強させていただけるとありがたいです。

posted by kleecoachex |01:48 | ヨーロッパ | コメント(16) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加