2008年11月21日
また、少し遅いですが、これが現状の精一杯です。申し訳ありません。
採点・寸評も、タイミング的にも内容からも、今回はアップしない予定です。もし、ご要望があれば別ですが。
カタール代表vs日本代表 0-3 を見て
完勝だったと思います。久しぶりに気持ちのいい試合でした。
ただ、この快勝は、カタールの不甲斐なさによるもの。というのが個人的な見解です。
まず、カタールの戦いぶりについて触れようと思います。
とても未熟だなと思いました。
個人的な見解では、カタールはモダンで強者のサッカーをやりたいのかな?と感じました。
足元で丁寧にビルドアップをしていたシーンが多かったなと。そして、かなり高い位置からのプレス。丁寧に攻める分、日本の陣地に人数が増えるわけで、そこで、そのまま高い位置からのプレスというのが、理想だったのかな?ユナイテッドのような。そんな印象を受けました。
ただ、どちらも全然できてない。足元でつなぐのは、言うまでも無くとても高度なプレーで、日本の守備もコンパクトで両CBが空中戦を制し、いい守備をしていたので、できないのは納得できる部分があります。
しかし、カタールの守備戦術はお粗末過ぎたと思います。
コンパクトさが終始ない。カタールのプレスは、FWはとても高い位置から日本のDFラインにアタックするのですが、その後がまるで遅い。後追い後追いになっていました。FWの選手も無茶な部分があると思いますし、中盤の選手のポジショニングも良くない。そして何より、DFラインの設定がとても良くないなと。全然かみ合ってなかったのではと思いました。
その結果、日本のボランチの2人がフリーになるという状況でした。
当然だと思います。カタールのFWの選手は2人とも日本のDFの選手にチェックに行っているので、日本のボランチはカタールの中盤の選手できっちりマークしないと、どんどん後手になってしまいます。そのためにも、カタールのDFの選手は、ラインコントロールでファイトしなくてはいけません。それができていないから、中盤の選手も曖昧なポジショニングになり、結果、ボランチの選手がフリーとなり、日本のやりたい放題という状況になったと思います。終始、修正できなかったブルーノ・メツ監督は「?」を抱いてしまいます。
当然、田中達也選手、玉田選手、大久保選手の動きの質の高さと遠藤選手、長谷部選手、俊輔選手のパスを出す技術の高さもあるのですが、Kの見解は、ボランチがフリーで、好きな時に好きなところにパスが出せ、DFラインの選手もパスの出しどころに困ることがない。と、言い方が悪いですが、カタールに楽させてもらったという印象を受けました。
もちろん、日本の選手の素晴らしいファイトがあってのことで、玉際の争いなんか、ほとんど制していたと思います。とても素晴らしかったと思います。
次に、日本ですが、素晴らしい守備だったと思います。点の入り方という部分が作用していたと思いますが、それにしてもポジティブな驚きです。
何が素晴らしかったかというと、個人的には、コンパクトさだと思います。この試合は、俊輔選手と大久保選手がとても守備に参加していました。8人がコンパクトにタイトに守備をしていたので、カタールは何もできなかった印象です。これは、何もさせなかったと言っていいのではないでしょうか。
そして、さらにコンパクトさを強調するのが、玉田選手が、ボールを何回も的確に奪っていた事。後ろの8人でしっかりプレッシャーをかけつつ、がっちり守り、最後の一押しの奪うところを玉田選手が担う。これは、陣形がコンパクトに守れているからこそ、できることなのではないでしょうか。
上手く先制し、その後、いい守備からの早い攻めで試合を運び、完勝・快勝と言える試合にしたと思います。強い日本代表でした。
個人にフォーカスすると、特に3人の選手について触れたいと思います。
まず、田中達也選手。今までは、玉田選手が主にボールを引き出していましたが、達也選手もボールを受けてドリブルをするタイプの選手なので、2人の縦の関係が有機的だったように思います。どちらかが常に裏を狙うことができていました。2人の距離感も良かったように思います。これは、達也選手のポジショニングの上手さが大きいのか、二人の考え方に共通した部分があるからか、理由は感じられませんでした。
そして、何より、達也選手のドリブル。玉田選手は、受けてキープまたははたくというプレーが多いのですが、達也選手は受けて、そのままゴールに向かってドリブルをします。これが、とても強力でした。カタールがスペースを与え過ぎというのはありますが…。一人で2人ぐらいはDFをひきつけていましたし、素晴らしかった。その特徴が裏目に出る時もあると思いますが。
次に、長友選手。彼は、シリア戦の先制点もそうでしたが、前を向いてのパスカットを狙っています。この姿勢はとても素晴らしいことだと思います。もちろんリスクもあるわけですが、長友選手は、どの場面でも、基本的にファイト・チャレンジしています。頼もしいなと、個人的には思いますが。
最後に、長谷部選手。ドイツでプレーして、一回り大きくなったのではないでしょうか。カタールのおかげでフリーになりやすかったのもあると思いますが、ビルドアップ時のダイレクトパスの速さと精度は、ヨーロッパの匂いがしました。あのようなプレーをしないと、プレス流行のモダンなサッカーに対抗できないと思います。
ナンバーのオシムさんの記事は、読めていませんが、本当に、日本の選手の技術は高く無いと思います。それは勘違いだと。動きながらのプレーでなくても、トラップにしても、1タッチプレーにしても、圧倒的に足りない部分があると思います。
脱線しましたが、長谷部選手には、このままスケールの大きい選手になっていってもらいたいです。
そして、長谷部選手をみると、やっぱり、海外でプレーすることは、選手の力をグッと一回り二回りも上げることができるんじゃないかな?長友選手なんか、近いうちに挑戦してみたらどうかな?と思ってしまいます。
ただ、Jリーグが大好きなので、Jリーグから素晴らしい選手が抜けるのは、少しさびしいという気持ちもあります。大久保選手もドイツ行ってしまうのかな…
総括して、見事な勝利で、11人のメンバーが有機的にはまり始めたなと感じました。俊輔選手も、カタール戦のようなスタンスなら、素晴らしいと思います。何より、内田選手は、俊輔選手がいると、ビルドアップで安心できるのでは?そういう意味でも、11人がはまり始めたと思います。ただ、怪我で本来の力からは遠いパフォーマンスだった俊輔選手を90分引っ張るのはどうかな?と個人的には思いましたが…
そして、あくまで、未熟なカタールが相手だったということで、まだまだ△という印象しか持てません。
浮き沈みの激しい試合をし過ぎだと思いますし。
ただ、貴重な勝ち点3、おめでとうございます。そして、ありがとうございました。頑張れ、にっぽん。
というところで。
ご意見・ご感想・ご指摘ございましたら、是非、お聞かせ下さい。
posted by kleecoachex |15:00 |
日本代表 |
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2008年11月19日
大変、遅くなってしまいましたが、シリア戦について、レビューというより雑感として、触れます。そして、カタール戦に対してのKのスタンスを…
多くの方が思ったように、シリアはよくありませんでした。
日本代表を強化すると考えた時、シリア戦は、効果的なものではなかったように思います。個人的には、どうしても、商業的な印象を感じてしまいます。日本代表は、今、そんな状況にいるようには思いません。大丈夫ですかね?
という中、ちゃんと勝ちきったわけですが、勝ちきれるかどうかすら、やはり心配なくらい、今の日本代表は、苦労しているんだと、改めて実感しましたし、試合内容から、やはり厳しいなぁと痛感しました。
正直、完勝かもしれませんが、相手を圧倒はしてないと思います。
まず、岡田ジャパンの戦い方は、もうこの形なんだな…と、思いました。これ以上でもこれ以下でもないのかな?と感じました。
岡田ジャパンの絶対的な中心選手の中村俊輔選手が出場せず、4231の31にFWの選手を並べても、やっているサッカーは結局同じでした。
個人的には、劇的に点の匂いがするようになる可能性があるな、と期待していたのですが。
やはり、サイドを使うという考え方が、前の選手に少ないと思います。サイドは、サイドバックの選手だけの戦場となっているなと。
やはりサイドバックの選手に常に頼るのは、どうかと思います。その分、守備のリスクを負うことにもなっていると思います。効率がわるいなぁと…そこのズレが、攻撃の最後の部分や、カウンターからの失点につながっている部分があるのかな?と思います。
あと、守備が、堅くないと感じます。カウンターだけではなく、相手の遅攻に対しても、まずい状況なのではないでしょうか。個人的には、どうにも不安定に感じます。が…
ただ、やはり、岡田監督が、今の日本代表の監督なので、もう戦術について触れるのは、控えようと思います。もう固まってしまって、望めないと感じてしまったからですが…。どれだけ、選手を入れ替えても、俊輔選手の是非とか、関係なく、今の形が岡田監督の形なのだなと思ったからですが…。
監督が変われば別ですが、現状、もう、妄想となってしまうだけな感じなので。
完全、応援スタイルに切り替えようかなと思います。
ということで、これからは、日本代表に関しての記事は、選手個人にフォーカスする記事となると思います。
シリア戦では、中村憲剛選手をたっぷり見ることができました。
やはり、ボランチが司令塔なのは、ダイナミックな展開とスピードのバリエーションも増えると思います。シリアの守備が憲剛選手に対して甘かったのもあるかもしれませんが、それにしても、素晴らしいパスのさばき方と質だったと思います。
元々、憲剛選手のパスは、ほとんどがとても生産的だと思います。一番いいところを一瞬で見つけ、そこに正確にパスを出す技術を持っているなぁと思っています。ほとんどのパスが、とても効果のあるパスになっていると思います。無駄が無い感じを受けます。ボールを持てば、何かが起こると思わせてくれます。
しかし、シリア戦は、守備面では、良くなかったかなと感じました。プレッシングに機能的に参加できていないとか、相手のボールを奪う力が足りないな、守備では軽い印象を受けるなと感じました。
これは、試合をこなしながら、埋まっていく部分なのかもしれませんが。川崎の守備戦術が影響している部分もあるかな?とは思いますが。そんな印象を受けました。
次に、岡崎選手。やはり、個人的に、日本代表に欠かせない選手だと思います。ポジションは後半のようにトップ下の位置で。
岡崎選手は、コーナーフラッグ付近にできるサイドのスペース、4バックのSBとCBの間のスペースを使う意識が高い選手だと思います。相手を崩すという意味で、とても効果的な動きだと思います。岡崎選手のようにスペースにパスを引き出す動きを続けることにより、相手の守備をずらすことができ、押し込むことができると思います。それは、バイタルエリアでも必要ですが、サイドのえぐった位置まで一度ボールを運べたら、1回相手をかわせば、大きなチャンスになると思いますし、前を向けなくても、ミドルシュートや精度の高いクロスのチャンスが増えてくるなど、攻撃の幅が格段に大きくなるのでは?と思います。
そのような動きは、ガンバ大阪でトップ下の時の遠藤選手もしていると思います。大切なのは、相手の急所をつけるポジショニングとそこにパスを引き出すことができるかだと思いますが、それができる選手の一人として、岡崎選手はみどころのある選手かなと思います。
最後に、もう一人、香川選手について。
本当にスゴイ選手になる可能性を感じさせる選手だと思います。
個人的には、動きながらのプレーの質が、パスにしても視野にしてもスゴイのかなぁと思いました。なかなかスペシャルなクオリティを持っているなぁと。
あれだけボールに絡める辺りのポジショニングの上手さなんかも若いのにスゴイと思います。
ただ、トータルで、代表では、まだかな?とも思います。もっと他にも光る選手はいると思いますが…。小川選手であったり、菅沼選手をはじめとして。
やはり、伸び率を考慮しての起用なんでしょうか?
と、こんなところで。
カタール戦も、やはり、苦い感じの印象を受ける試合となるのではないでしょうか。ただ、先制すれば、意外と楽で、やりたい放題できる可能性も出てくると思います。
なんにしても、日本代表、全員、かなり頑張っている、ファイトしていると思います。そこは、見応えがあるし、そんな中で、素晴らしいプレーが見れたら、最高です。
頑張って下さい、応援しています。
ただ、できれば、天皇杯の川崎vs広島の広島のように、ワクワクするような試合が見たいところですが。広島は凄かった…。ユーロのスペインのような強さと、スコラーリチェルシーに劣らないくらい美しいサッカーだったと思いました。
今の日本代表は、美しいサッカー、驚けるサッカー、ワクワクするサッカーを望むのは、厳しいかなと。
でも、見るべきところはあるはず。
個人的には、カタール戦は、遅攻に対しての守備ブロックの作り方と中盤の両サイドの選手のアップダウンに少し注目してみようかなと思っています。
何より、応援はやっぱりしなくちゃ、と。
ご意見・ご感想・ご指摘、ございましたら、お願いします。
posted by kleecoachex |21:51 |
日本代表 |
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2008年11月13日
まず、更新が全然できていなくて、情けない限りです。
読んでいただいている方には、本当に申し訳ないです。
ごめんなさい。
しばらく間があいてしまいましたが、その間も、今まで以上にたくさんの試合を楽しんでいました。
「ガンバ大阪、アジア王者おめでとうございます。」
本当に強かったです。文句無しのアジアの王者なのではないでしょうか。
2戦とも、アデレードって、こんなに弱いチームだっけ?と、錯覚してしまうくらい、レベルの差を感じさせるくらい、の完勝だったと思います。
この試合を見て、そしてプレミアのビッグ4の試合を見ていて、
やはり、サッカーにおいて、戦術はとても大切な要素だけど、それ以上に、個々の攻守の力は絶対的に重要なんだと思い知らされました。
「戦術の前に」
の部分だと思います。
アデレードは、とてもヨーロッパ的なフットボールで、プレスもありの堅い守備と早いサイド攻撃を持ち味とするチームだと認識していました。が、ガンバ戦は…
プレスが全く機能していませんでした。
なぜか?
それは、まず、ガンバの力が上だったということが挙げられると思います。ガンバの選手は1対1の局面に勝っていました。アデレードの選手がボールホルダーにチェックに行っても、かわされる・抜かれるシーンが多かったように思います。そして抜かれないようにマークをすると精度の高いパスをどんどんつながれてしまう。ガンバの選手に対してプレスを機能させるためには、アデレードは11人全員でセットされたプレスをしないと、局面で2対1にで守れる場面を作らないと厳しいものがあったという印象です。そして、その局面を作るための追い込み方も、アデレードは力不足だったと思います。どうやったらプレスを始められるか?どうやって守ればいいのか?と、自分たちの守備戦術が全く機能させられなかったように感じました。
さらに、普段からパスサッカーを標榜しているガンバは、簡単にコースを切っても、そこに思い通り安易なパスを出してくれません。普段から常にいいパスを探す技術を磨いているし、そのいいパスコースをつくるポジショニングをちゃんとできるチームだから。ビルドアップのパスルートが沢山あるから。それが、4231なら尚更、4222よりパスルートは増えます。
アデレードにとってはガンバは規格外だったのではないでしょうか。ルーカス選手は3人の選手に囲まれていても上手くボールをつなげていたシーンもありましたし。
そして、ガンバのプレスが機能していたのも大きいと思います。真逆のことが起こっていたと思います。ルーカス選手がちゃんと守備を始め、それに遠藤選手が見事に連動してプレスが始まり、見事なラインコントロールもあり、アデレードのDFラインとCHの力では、うまくビルドアップできませんでした。プレスでアデレードのDFラインに時間をかけさせ、上手くいけば、ボール奪取。そのまま、攻撃を受けても、コンパクトにしっかり攻撃を受け止め、跳ね返し、カウンター。そして、またプレス。と完璧に嵌めていました。完勝。
アデレードには、プレスをかわす力も、押し込まれてからの効率のいい攻撃ルートも整備されていませんでした。そういう意味でも、ガンバはアデレードにとっては規格外だった、レベルの差を感じるというような試合に感じて然る試合だったと思います。
「結果論」ですが、ガンバに先行されていたのもアデレードにとっては痛かった。攻撃しないと、点をとらないといけない状況だったので、そのガンバの形から抜け出すことができなかったからです。次の1点が勝負ということになれば、しっかりした守備からの攻撃というスタンスがとれるのですが、先行されているので攻撃の比重を高くしないといけなくなり、守備にもその影響が出て、結果、ガンバのサイクルに付き合わなくてはいけませんでした。これは、しょうがないと思います。トーナメントの決勝ですし、そう戦わざるを得ない。
総じて、ガンバのレベルは高く、戦術もかなりモダンで効率のいいもので、文句無しのアジア王者だと思います。
個人的なフェチの部分で、あのラインコントロールはとても素敵だと思います。やはり、Kは、コンパクトネスがとても重要だと思っています。それは、力を倍にする効力のあるものだと思っています。当たり前の話かもしれませんが。そのコンパクトさを出すためにも、ガンバのDFラインは、強気で、無謀過ぎることもなくて、とても素敵だと思います。どうしても、ラインを高くするのは怖いのですが、それをできるガンバ、それを可能にするボールフォルダーへのチェックも含めて、素晴らしいと思います。
しかし、リーグ戦では2連敗となっています。
理由は、先制点をとられているからだと思います。前にも触れましたが。
先制点をとられなければ、アデレード戦と同様のガンバの思うようなサイクルに持って行き、完勝する強さがあると思います。
では、先制されると、途端に厳しくなるのはなぜか?それは、本当の意味で、ガンバに攻撃力がないからだと思います。相手は点をとることにより、今まで以上に守備を大切にします。その守備に対して、崩しきる力が無いからです。ゴール前のブロックを破る攻撃力は、まだ、ガンバには足りないと思います。
しかし、このアデレードの2戦目は、プレスからの見事なショートカウンターで、また、遠藤選手のセットプレーもありますし、確実に、先行する確率は上がっていると思います。
強いチームに変わりはありませんが、ガンバに勝つ術は、まだ十分あると思います。
チェルシーやユナイテッドは、サイドチェンジなどをはじめとした工夫で、それをやっていると思います。だから本当に強いのだと思います。ガンバも、まだまだ、未完成な部分があると思います。特に攻撃の戦術の部分で。欲張りかもしれませんが。
そして、その未完成の部分を埋めても、世界のクラブチームに勝てるかというと…
簡単にはいかないと思います。「戦術の前」の部分で。
ただ、何回も書きますが、現時点で、アジアの王者としてふさわしい力のチームだと思わせてくれる試合を見せてくれたガンバは、本当に素晴らしいと思います。
「おめでとうございます。そして、ありがとうございます。」
「クラブワールドカップでも、ぜひ頑張ってください。応援しています。」
ご意見・ご感想・ご指摘ございましたら、ぜひお聞かせください。
日本代表戦も必ず触れます。これは、1サポーターとして、必ず、アップするつもりです。
ただ、集めたメンバーからは、あまり大きな変化は無いのかなぁとも思いますが、それでも、多少は期待してしまうところです。それを願望と言うのかもしれませんが。
posted by kleecoachex |18:53 |
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2008年10月28日
J1第29節 東京Vvs大宮 1-0
第30節 大宮vs千葉 2-1 を見て
リーグ戦が終盤となり、どの試合もとてもエキサイティングな試合が行われていると思います。文字通り、トーナメント戦の様な、1戦1戦に激しさと重さを感じます。
混戦のJ1の残留争い、の主役といえる大宮。というのは、29・30節とヴェルディ・千葉と直接試合をし、32・33・34節にまた新潟・京都・磐田と下位チームと直接対決するからです。
その、まず29節ヴェルディ戦。
少し前にも触れましたが、大宮の状態はとても悪く、2週間の中断期間にキャンプをし、形を再確認して挑む下位チーム直接対決第1戦。
対するヴェルディは、28節、4-5-1で名古屋に互角(以上?)に渡り合った同点を受け、昇り調子での対決。
ヴェルディは、4312から4231にすることにより、特に攻撃において、良い効果があったように感じました。前と後ろの選手の、数のバランスが整い、攻撃時のパスコースが増えたことなど、変化する要素は沢山あると思いますが、一番印象に残ったのは、福西選手が本来の得意な2ボランチでプレーできるので、とても生き生きしていたように感じたことです。
それでも、このチームの核は、やはりディエゴ選手だと思います。彼は、ボランチの位置、トップ下、サイド、FWと、色々なところにポジションをとり、そして、そこから多くのチャンスを創出します。それができるのは、どの位置にいてもプレーできる技術の高さと、引き出しの多さがあるからだと思います。それでいて、セットプレーのキックの精度も高いし、守備のタスクもこなすので、とても素晴らしい選手だと思います。どのポジションでもプレーできるということは、それだけ、ディエゴ選手を試合から消すのが難しいということだと思います。
この試合でも決勝点はディエゴ選手でした。見事なFWっぷりだったように思います。
ちなみに、30節京都戦でも、やはりチャンスメイクの中心となっていましたが、京都は、中盤の3人とDFラインでうまくケアをしていて、活躍の場は大宮戦よりは減ってしまったかなという印象です。
そのディエゴ選手が2節出場停止というのは、ヴェルディにとっては痛過ぎる。ディエゴ選手がいなければ、戦い方や内容は大きく変わると思います。ここ、3試合、451のシステムで1勝2分だっただけに…
大宮は、選手を多少入れ替え、キャンプの成果を示そうと挑んだように思われます。
大宮のキャンプの狙いは、切り替えの早いアグレッシブな守備とラフリッチ選手を活かしたロングボールの攻撃という2つが大きな柱だと、この試合から感じました。前者については、前半こそトライできていたものの、後半、時間が過ぎるにつれて、いつものゴール前でのゾーンDFとなり、跳ね返すだけという展開となりました。後者に関しては、狙いは分かりますが…というところ止まりかと。
戦い方は整備できたものの、それを体現するまでのパワーが無い。という印象。ということは、変化無しということなのですが。
やはり、攻撃の力不足に原因があるように思います。特に、相手がしっかり守って、丁寧にビルドアップするチームが相手となると厳しいものがあるかなと感じました。
敗けるべくしての敗戦だったように思います。
そして、30節千葉戦。
樋口監督はさらに、選手を入れ替え、片岡選手と小林大悟選手をセンターハーフ起用。これが見事に当たったように思います。
立ち上がりから、ロングボールでラフリッチ選手を狙い、そのこぼれたところを、残りの前の3人の選手でひろうという攻撃を繰り返していました。これが見事に嵌ったように思います。千葉がプレスDFなのでラインが高く、前線にスペースが多い。ラフリッチ選手が絡んだボールを確実に拾い、そこを起点に大宮が押し込んでいました。
ただ、戦術が嵌ったということ以上に、特筆すべきは、CH小林大悟選手が素晴らしいということ。もともと、技術が高いので、できることは多いはず。大宮の選手も時間が経つに連れてビルドアップ時に、大悟選手を探すようになっていたように思います。ボールがおさまるし、パスもさばけるので。攻撃時の中盤の構成力は一気にレベルアップしたように感じました。そして、一番素晴らしいのが、どんどん前に飛び出す動きです。今期442のサイドで起用されていたことがいい勉強になったのか、もともとスペースを見つけるのが上手いのか、本職ボランチという気質がないからか、技術があるからこそ飛び出せるのかはわかりませんが、とにかく、いいところに顔を出し、パスを引き出して、攻撃にアクセントを生んでいました。
イングリッシュな442の戦い方をしていたように感じました。フラットな442を。それを表現する意図のセンターハーフという表記なのですが。
4222で、サイドにスキルフルな選手を置くシステムもいいですが、そうすると、サイドの攻撃がサイドバックだけに頼る形となってしまいがちです。それよりも、サイドにアタッカーを配置し、中央に展開力があり、前に飛び出せる選手を置いた方が、攻撃のバリエーションが多いと思います。特に、大宮のサイドバックの選手の能力を考えた場合は、なおさら。
大宮の全ての選手がすべきことをしっかり理解し、それを見事に体現していました。それを可能にしたのは、ラフリッチ選手の能力であり、加速させたのは、大悟選手とセカンドボールを効果的に拾っていた片岡選手だと思いました。
サッカーの内容的に、大宮の今期ベストゲームだったと言える前半だったと思います。大宮の全ての試合を見ているわけではありませんが、それくらい劇的に変化があったように思います。チームで攻撃をしていました。サイドバックの選手には、とても楽しい前半となったのでは。
後半、特に、最後の方は、かなり千葉の圧力に圧され、とても苦しい展開となりましたが、カード覚悟で、本当になりふりかまわず、なんとか久しぶりの勝ち点3を獲得するに至りました。
大宮は、この試合で、やっと、残留争いに勝つ形を手に入れました。それまでは、良くて引き分けというサッカーしかできていなかったので、これは、かなり大きいと思います。
まだ、守備の頑丈さや、千葉の守備戦術だから通用しただけの攻撃だったかもという不安要素はありますが、それでも残留争いで戦う準備はできたと思います。
大宮は、次節、川崎との対決となります。この試合で、圧力に負け、守るために消極的になるのは、勢いを考えると避けたいところだなぁと個人的には思いますが、樋口監督はどのように戦うのか、注目です。貴重な勝ち点1を考慮して、守りを固める可能性もあると思います。樋口監督は、いい守備からいい攻撃ができたというような試合後コメントがありましたが、そのいい守備の前にいい攻撃がないと、大宮は機能不全になるというのが、Kの見解ですが、果たして?
おまけとして、波戸選手は、最近、失点に絡むプレーが多いなぁと思います。1試合休んで、どうなるか?
また、ラフリッチ選手が、攻守の切り替えを早くし、ボールを失った直後に、いい守備ができれば、大宮はもっと良くなると感じます。藤本選手の切り替えが早い分、なおさら、それを無駄にしないためにも、意識を改善した方がいいように思います。
長くなりますが、千葉についても簡単に触れようと思います。
新潟戦と同様、大宮にも、シンプルに蹴るサッカーをされ、それで相手に起点を作られてしまい、ラインが下がり、プレスが機能しなくなるという、何とも典型的で苦しい展開だったと思います。このまま弱点を露呈したままだと、厳しいのは明らか。
やはり、大宮同様、相手を押し込むことができたら、プレスも効果を高めるかな?とは思います。大宮戦の後半のように。そのためにも、ミラー監督もたまにそのようなコメントをされますが、攻撃の整備をすることが大事なのかな?とは思います。結局、点があまりとれていない状況なので。クロスの質は、やはり高いものがあると思うので、最後の所と、両ウィングのドリブル勝負が、ここ2試合、ブレーキ状態なので、修正したいところかな?と個人的には、感じました。やっと出口が見つかりそうな大宮と、ディエゴ不在のヴェルディ、監督が変わってからまだ日が浅い磐田とは違い、新潟や京都と同様に、形は既に形成されていると思うので、いかに勝つために修正できるか、だと思います。
出過ぎた意見や勝手な見解をしている部分があると思っています。
ただ、ブログなので、勉強のためにも、ということで、思っているまま書いてみました。「失敗は成功の・・・」のスピリットということで。
Jリーグは1週間空くので、他のJ1第30節の試合の見解(エキサイティングな試合が多いようなので)や、プレミアの試合の感想なども、書けたら書こうと思っていますが・・・
ご感想、ご意見、ご指摘があれば、ぜひお願い致します。
勉強させてください。
posted by kleecoachex |21:28 |
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2008年10月24日
UEFAチャンピオンズリーグ グループE
マンチェスター・ユナイテッドvsセルティック 3-0 を見て
簡単な感想で、浅はかな一意見として、読んでいただきたいです。
というのは、普段からセルティックの試合を見ているわけではないですし、ユナイテッドの試合を全てチェックできているわけではないので、大いに勘違いをしている部分があると思うからです。
試合は予想通りのユナイテッド支配で始まり、終盤までそのままといった感じでした。今のユナイテッドのサッカーは個人的にとても好きです。信じられない運動量を必要とすると思いますし、効率がいいかは「?」かもしれませんが、他のビッグ4の3チームより個人的に好きです。フェチの問題ですが…攻撃時の動き方の質が好きです。選手を外巻きに追い越す動きが多いのが素晴らしい。選手全員が攻守において、いて欲しいところにポジション取りできるのが素晴らしい。
話がすれましたが、ここからが本題。
セルティックは、ビジャレアル戦と同様、俊輔選手トップ下でスタートしました。
ビジャレアル戦は、44の2ラインでガッチリとしたゾーンをゴール前で作り、さらに俊輔選手も守備に加わるという完全守りシフトでした。4411のような。そして、俊輔選手は、かなり守備で走ってはいたものの、コース1つをきるのが精一杯で、守備で効果的かというと「?」という印象を受けました。一歩遅いというか…。攻撃時も、基本的に見方が引いているので、パスを供給する選手がいなく、だからといって前線でタメを作れるわけでもなく、また、セルティックが押し上げることができた時もトップ下というポジションに不慣れということを露呈し、バイタルエリアでパスを受けようとするものの、相手の守備の厳しい場所では、受けてそのまま返すことしかできず、だからといってセカンドストライカーとしての動きはできずと、全く機能していませんでした。それでも、2本くらいは、俊輔選手ならではのアイデアと精度のあるパスを出せていましたが。そして、何よりセットプレーという武器も持っているので、当然戦力として計算したいわけですが・・・とまるで、日本代表みたい、と思いました。
それを受けてのユナイテッド戦だったわけですが、あれだけ何もできなかったのに、また俊輔選手をトップ下起用。
ということは、やはり、いつもの442で右MFに俊輔選手では、守備が成り立たないという見解をストラカン監督も持っているということなのかな?と思いました。たしかに、運動量も増え、守備力も改善されたのでしょうが、それでも守備面では計算できないということなのかな?と。
で、優先順位として、まず、守備を計算できるようにし、次に俊輔選手のパス精度にかける、という考えで451なのでしょうか。この2戦とも、アウェイということもありますし、勝ち点1を獲得する確率を上げるための策ではあると思いますが。だから、ホームでは、違う戦術を用意するのかもしれませんが。
で、ユナイテッド戦ですが、セルティックの戦い方は微妙に変化があったように思います。4411で完全に引いてブロックを作るというよりは、4231でプレスをかける意識があったような印象を受けました。セルティックの中央はとても粘り強く、なんとか戦えそうだと思いましたが・・・
前半30分、オフサイドが際どいベルバトフのゴールで失点してしまい、さらに後半6分という早い時間に同様な形で2失点目を喫し、プラン崩壊。
と同時に、俊輔選手はお役御免。通常の442に戻し、攻撃にでました。いつものシステムとなり、攻撃での停滞感は多少、解消されましたが、力負け。といった感じでしょうか。
この試合の、俊輔選手のトップ下での働きですが、さすが、俊輔選手。前回と同じ失敗は繰り返さず、とにかくボールに触って、いいパスをさばこうと、ポジショニングを下げ、自分の良さをだすために工夫してプレーしていました。ただ、結局、トップ下というよりは、中盤のフリーマンで、確かにまた2本くらいはクオリティの高いパスを出してはいたものの、前線は完全にマクドナルド選手1枚で、時にはゼロトップとなるシーンもありました。機能したかというと、やはり厳しいものがあったように思います。
また、ユナイテッドの選手はフリーキックが怖いことを理解し、ゴール近くでファウルをおかしませんでした。さすが強者。
以上より、やはり、俊輔選手はスペシャルな能力の持ち主であると同時に、チームとしての機能性を下げるという諸刃の剣の一面があるなぁと思いました。タイプもクオリティも違うのでしょうが、リケルメ選手とかフランサ選手のような選手だなと。スペシャルというよりは、ユニークな選手だなと。
起用の仕方、チームへの組み込み方がとても難しい選手だと思いました。
ということは、日本代表も、俊輔選手のチームにするなら、それくらいの覚悟が必要だということだと思います。岡田監督にその覚悟があるのかな?工夫があるのかな?
そして、チーム戦術を大切にするオシムさん(親子で札幌監督ある?と報道されてますが…)が、俊輔選手を起用したがらなかったのも、この辺りが明確に感じ取れていたからなのでしょうか。
今後の日本代表のサッカーは、(これは仮に監督が岡田監督ではなくなったとしても同様に)、俊輔選手の起用の仕方を見れば、チームの方向性とそのサッカーの魅力の可能性が感じ取れるのかな?と思いました。
またしても、今更な内容となってしまいました。力不足です。
特にセルティックの戦い方に関しては、とても疎く、間違った見解を持っているところもあると思います。
ご意見・ご指摘・ご感想、ございましたら、勉強させていただけるとありがたいです。
posted by kleecoachex |01:48 |
ヨーロッパ |
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