2007年07月30日
“神様”カール・ゴッチ逝く
“プロレスの神様”カール・ゴッチがアメリカ現地時間の29日に亡くなったというニュースに衝撃を受けているプロレスファンはきっと多いことでしょう。恐らく、この訃報を最も大きく報じているのは日本のメディアだと思うのです。それほど、日本のプロレスに与えた影響は大きく、ゴッチに師事した、いわゆる“ゴッチ・チルドレン”はざっと挙げるだけでもアントニオ猪木を筆頭に、藤波辰爾、木戸修、藤原喜明、佐山サトル、前田日明、高田延彦、船木誠勝、鈴木みのる、西村修など…元・新日本プロレスのスター選手ばかり(全日本プロレスでは渕正信が唯一の門下生)。 昭和の時代、プロレスファンの間に存在した「全日本(馬場)派」と「新日本(猪木)派」という対立の中で、ワタクシのような「新日本(猪木)派」=が拠り所にしていたのが、他ならぬカール・ゴッチの存在でした。新日本プロレスの選手たちが見せるジャーマンスープレックスに対して使われる「ゴッチ直伝」という言葉に何とも言えない力強い響きを感じたものです。 また、大雑把な言い方で言うと、80年代以降に日本で生まれた修斗やシュートボクシング、パンクラス、PRIDEなどの格闘技もゴッチの系譜と言い切ってもいいはず。「真面目」「勤勉」「頑固」な姿勢は日本人と相性良かったんのもあるんでしょう。 年老いてもトレーニングを続け、相変わらずグレイシー柔術に対してケチョンケチョンに言い放つ頑固な姿を雑誌などで見かけてうれしく思っていたのですが…そうした発言も聞けなくなるのは寂しいですね。 実は、1973年生まれのワタクシは“神様”の試合の映像はビデオでしか見たことがありません。ワタクシにとってリアルタイムで印象深いのは、1983年の前田明VSポール・オンドーフの試合や1991年に行われた鈴木みのるVSアポロ菅原の試合でのセコンド姿。ゴッチがリングサイドにいるということに何やらタダならぬ雰囲気をビリビリ感じたものです。 一度はお目にかかりたかった“プロレスの神様”に謹んで合掌。
posted by kiyono |00:45 |
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