2007年06月13日
「ロッキー」最終作はMMAで
もう公開からずいぶん時間が経ったので書いてもいいと思うんですが、シルベスター・スタローンの主演映画「ロッキー・ザ・ファイナル」は正直、ガッカリでした。 なかでもいちばん不満なのが、ロッキーが現役復帰する理由。 60歳を超える人がボクシングで現役復帰するというストーリーであるならば、それなりの動機が必要なはず。それなのに、映画の中のロッキーは、妻を亡くしから自分の中で気持ちが燻っていたとか、昔の自分を知る不良少女に再会したとか、イマイチ動機が弱いと思うのですよ。また、ボクシングコミッションが年老いたロッキーにライセンスを再発行する話も現実的ではないし、現役ヘビー級王者との試合もエキシビジョンなのかガチンコなのか曖昧なのもよろしくない。 そこで、勝手をわきまえながらワタクシが考えるに、もはやロッキーをボクシングという舞台で演じさせるのはムリ!!思い切って、最終作の舞台は総合格闘技(MMA)にすれば良かったのではないか、と思うのです。 格闘技ファンならご存知のように、現在アメリカではUFCを筆頭にMMAが大人気で、PPVの契約件数もボクシングを追い抜いたというニュースもあるほど。つまり、ボクシング以上にビジネスとして勢いがあるわけですね。そこでPPV件数を稼ぎたいプロモーターやテレビ局からボクシングの元世界王者に参戦のオファーが来るというなら自然な流れのはず。今月2日に行われたDynamite!!USAに参戦した元NFLのジョニー・モートンの例を見るように、アスリートの第2のチャレンジとしてMMAはボクシングよりは入りやすい世界なんですから。MMAという新しい格闘技は老兵ロッキーにとっては未知であり、新しい挑戦となるわけで、モチベーションとしては申し分ないでしょう。 映画のキーワードはNEVER GIVE UPでしたよね。最初は「あんなバイオレンスなものはイヤだ」と固辞していたロッキーが一大決心でオクタゴンへ入っていくわけですよ。映画は過去と現在それぞれのシーンが交錯。「これがオープンフィンガーグローブか。ずいぶん薄いな…」とか言いながら寝技も含めたMMAのトレーニングするロッキーの姿なんか最高に絵になると思うんだけど、この案、ダメかなぁ…。 やや古いニュースですが、「ロッキー・ザ・ファイナル」のためにプロモーションで来日したシルベスター・スタローン。今作はサントラもイマイチでした。 ↓
posted by kiyono |12:27 |
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