2007年05月06日

プロレスの向こう側にマッスルハウス

5月4日は後楽園ホールにマッスルハウスを見に行ってきました。

マッスルの興行は従来の勝ち負けを前提としたプロレスの試合とはまったく違っており、試合がスローモーションになるなどの表現手法は一部のメディアでは「新しいプロレス」として注目されつつあります。もちろん、本人たちも注目されている自覚は十分あり、だからこそ裏をかいて「プロレスラーなんだからプロレスの試合をきちんと見せよう」というのが今回のテーマ。

そんな中で三冠王者の鈴木みのるを担ぎ出したことは大成功だったと思うし、オファーを受けてマッスルの世界に飛び込んだ鈴木もスゴイ!!やりとり自体は台本や演出があったとしても、マッスル坂井が鈴木から受けた攻撃の痛みはリアルなわけで、観客もそこに感情移入して大声援を送るのです。試合後のマッスル坂井の涙もどうやらホンモノの様子。ワタクシはリング上のどこまで本当でどこまで演出かわかんなくなってくるのですが、この虚実入り交じった部分こそプロレスの魅力のひとつ。

また、もうひとつ驚いたのが、先日のPRIDE34のオープニング映像をかなりリアルに模倣していた映像の完成度。BGMに使われたラモーンズの「リメンバー・ロックンロール・レディオ」がもーぅ、頭から離れません!

とにかく「マッスル」の魅力は、プロレスに対する作り手の愛情が実によく伝わるということ。プロレスが好きな人ならきっと気に入ってもらえるんじゃないでしょうか。




ルノアール兄弟の漫画を使用した今回のマッスルのポスターをちょっと大きめに。
このあたりからして、プロレスの向こう側ですよねぇ。
↓


posted by kiyono |01:57 | トラックバック(0)
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