2009年11月06日

【闘いの歴史】1977年11月6日〜全日本プロレスからアジアタッグ王座が流出した日

脳内日めくりを持つ男、清野茂樹が愛と独断で格闘技版『今日は何の日?』を作る連載コーナー。

1977年11月6日
全日本プロレスから初めてアジアタッグ王座が流出した日

KOKUSAI

プロレス、格闘技を問わず、いつの時代も団体対抗戦は、観る方もやる方も異様に盛り上がるもんです。タイトルは地味ですが、けっこう熱い話です。

というのも、11月6日は、全日本プロレスと国際プロレスの団体対抗戦で、グレート小鹿と大熊元司のアジアタッグ王者チームにアニマル浜口とマイティ井上が挑戦し、見事に王座奪取、国際プロレスの手に初めてアジアタッグのベルトが渡った・・・という記念日なんですが、実はこのタイトルマッチは試合前から全日本プロレス、国際プロレスでそれぞれ1試合ずつのホーム・アンド・アウェイ方式の2連戦という約束でした。

で、最初の対戦は3日前の11月3日、全日本のリングで行われ、国際から乗り込んだアニマル浜口と鶴見五郎のチームが挑戦するも敗退・・・そこで、2戦目の11月6日は舞台を国際のリングに変え、浜口のパートナーにマイティ井上を起用して、本拠地での王座奪取!というわけです。ちなみに、会場はどちらも後楽園ホールでした。

この一戦は極道コンビの挑戦者チームを巡って、ジャイアント馬場社長と吉原功社長の対立から始まり、やがては対抗戦シリーズ開催・・・という流れの中で、「先鋒戦」として非常に重要な意味を持つ試合でした。1戦目は日本テレビが、2戦目は東京12チャンネルが中継しています。

ちなみに、1戦目で敗れた鶴見と、鶴見を選んだ吉原社長は敗戦の責任を痛感し、2人揃って自慢のヒゲを剃り落としたという本気度は、多くの人に知ってもらいたい逸話ですし、王座奪取に成功した浜口と井上はプロ入り前、大阪のボディビルクラブ時代からの親友だったというストーリーも気に入っています。

国際プロレス ダイナマイトシリーズ@後楽園ホール

  1. ×米村勉(7分30秒 体固め)大位山勝三○
  2. ×デビル紫(14分31秒 片エビ固め)スイート・ダディ・バンクス○
  3. △剛竜馬(20分時間切れ引き分け)ボブ・ブーシェ△
  4. ×スネーク奄美&鶴見五郎(12分54秒 体固め)ブルドーザー・ビッグ・ベン○
  5. ○グレート草津&寺西勇(20分16秒 体固め)キューバン・アサシン1号&ロバート・ハンビー×  ※草津がハンビーから勝利
  6. ×ラッシャー木村(11分43秒 体固め)キラー・ブルックス○
  7. ○アニマル浜口&マイティ井上(2-1)グレート小鹿&大熊元司×【1本目】○浜口(24分47秒 体固め)小鹿×【2本目】×浜口(5分56秒 体固め)小鹿○【3本目】○井上(5分35秒 エビ固め)大熊×

 
身長2メートル10センチの大巨人、ブルドーザー・ビッグ・ベンの初来日もあったシリーズ。今なら、スーパーハルクトーナメント出場間違いなし!


posted by kiyono |17:15 | 闘いの歴史 |
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