2006年10月16日

プロレスに悪役は必要なのだ!

10月15日は後楽園ホールに全日本プロレスを見に行ってきました。

観るたびに感心するのは、全日本プロレスは、「善」VS「悪」の対立構図が徹底しているということ。ちょうど先シリーズにRO&Dが解散したことで、悪役はヴードゥー・マーダーズが独占。この軍団を率いるTARUが素晴らしい!

プロレスの「悪役」は、古くは外人選手が務めてきたわけで、よく知らない異国の人を日本人が迎え撃つ構図に観客は感情移入しやすい。力道山の時代から使われるこの手法は、今なおK-1やPRIDEでも使用されている。ただ、プロレスにおいては80年代以降、日本人対決が増えたことで、この形式のインパクトは大きいとは言えなくなった。さらに90年代に入ってからは各団体とも「悪役」を日本人で賄うようになったし、観る側にしても「勝っても負けてもどっちも応援する」スタンスが多くなったように思う。

さて、2006年のプロレス界を見渡すと、ヴードゥー・マーダーズ以外にも魔界倶楽部、アパッチプロレス軍、高田モンスター軍など悪役集団は数多く存在する。ただ、正直に書けば、ファンの間でも悪役を見る目が「本当はいい人なんだろう」と思っている場合がほとんどだ。情報が発達した時代なので仕方ない部分はあるが、やっぱり会場においては「悪役」は本気で憎まれて欲しい。

「ファンがレスラーを怖がらないのは『プロレスなんてこんなものだろう』とナメているからだ」というTARUの持論にはワタクシも賛成。観客に水をかけるだけに留まらず、国会議員の森喜朗氏に襲いかかったり、棚橋弘至の後ろ髪をハサミで切ったり、TARUの暴挙には「そこまでやるか」と驚かされてしまう。客席から「死んじまえ!」という罵声を受ける悪役は今、TARUの他にどれほどいるだろうか?

さて、偶然にも、そのTARUが憧れと公言する天山広吉が新日本プロレスでG.B.H(グレート・バッシュ・ヒール)という極悪ユニットを結成したそうだ。本気で憎まれる悪の集団を期待してます!



売店で見つけた武藤くまさん。かわいい。
↓
くまさん


posted by kiyono |11:25 | トラックバック(0)
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