2009年10月26日
学生時代の僕は、クラスの優等生というタイプでは毛頭なく、さりとて不良グループのリーダー格というタイプでもなかった。それらのグループや派閥等とは別の、平和的な横のつながりでゆるやかにまとまっているその他大勢の学生という訳でもなく、基本的には充分素行のワルい部類と認められるグループに属しながらも、表立って目立つ格好や停学、退学処分を受けるほどの違反行為をする訳でもなく、それなりに勉強もしている…というある意味一番ズルいグループの中心に居たような気がする。
きっと教師の側から見れば、最も扱いにくく手におえないタイプの学生だっただろう。常に批判精神に溢れ、容易に屈服も服従もしなければ、協力も理解もしようとはしない。クラスでの共同作業…なんてものには最も消極的なタイプでありながら、個人の権利や自由だけは誰よりも頑強に主張する。ほとんどの教師という教師を、心の底でこばかにしていた。面倒くさいし損をするのも嫌だから表立っての反抗もしないだけで、実のところ面と向かって教師に楯突く不良グループの方が、僕らに比べれば遥かに純粋で素直な人間性を持ち合わせていたような気がする。あの時代、もし僕が教師の側の立場だったら、僕らなんかのグループより、ある意味愚直で透明な不良学生たちの方が、遥かにかわいいと感じていた事だろう。
自分で言うのも何だが、僕らのような学生が居て、それを取り仕切る教師に反目していては、クラスの協調や宥和というものは成り立たない。これをサッカーに例えるならば、僕らのような選手が居て、それを指揮する監督に反目していては、チームや組織というものは成り立たない。
どんなチームにも、監督と選手との対立や不和というものは必ず生じるものである。クラブ間移籍の風通しが悪かったこれまでのJリーグ。さらにはつい何年か前に、大きな栄光の時代を築いた浦和であれば、今のこのチーム内の空気が、それなりに淀んだものであるだろうことは想像に難くない。
そこにチーム構成上何の下準備も、サポートもない状態で飛び込んできたフォルカー・フィンケに、これまでとは違うやり方、方向性での、サッカースタイルを再構築してもらおうという時に、あまりに拙速に結果を求めるのは僕は誤りであると思っている。
今年の5月初旬、僕はジェフ千葉の戦力はJリーグでも最下位レベルにあり、少なくとも点の取れる外国人FWを一人加えなければ残留争いも厳しい…と、書いた。しかし、これは当然のように或るジェフサポーターの癇に障ったらしく、その後しつこい嫌がらせコメントを受けることになった。(そういえばおまえ最近来ないな^^;)
シャムスカ、ミラーを切るべきか
また僕はつい先日、浦和レッズの戦力についてこんなふうな私見を述べさせてもらった。
『僕が評価する浦和レッズの現有戦力は、ガンバ大阪(人件費23億円)にも鹿島アントラーズ(同18.5億円)にも劣る…ということである。いや、そればかりではない。現状では名古屋グランパス(同20億円)にも劣るし、川崎フロンターレ(同17.5億円)にも劣っていると思う。故障者をふまえた実働戦力で比較するならば、清水エスパルス(同15億円)や横浜Fマリノス(同13億円)あたりとやっと互角…ぐらいの戦力でしかないだろう』
浦和レッズ再建案2010
このジェフとレッズに対する僕の2つの評価。それは、いまスタジアムで熱心に声援を送っている方々、それぞれのチームのテイタラク?にブーイングを送っている方々にとっては、到底納得のゆく評価ではないのだろう。が、
浦和レッズ8位
ジェフユナイテッド千葉17位
(2009年10月25日 現在)
という現在の彼らの地位は、そのチーム戦力からいっても、今の状況からいっても、僕にとっては妥当すぎるほど妥当なもののように映っているのだ。
少なくともフォルカー・フィンケ監督は、今やJリーグでも中位レベルの戦力でしかない浦和において、我慢をしながら若手選手に経験を積ませ、未来への布石を打っていることだけは確かである。そしてここでもうひとつ確認しておかなければならないことは、彼は彼のサッカーを為す上で、クラブからの戦力的なサポートをこれまで一切受けていないに等しい…ということである。要するに旧時代の、彼自身が望んだモノとは明らかに違うだろうあり合わせの選手で、ここまで戦ってきた…ということである。
数年前に比べれば明らかに力が劣るか或いはモチベーションを失った、ポンテや高原やエジミウソンやその他のベテラン選手と、昨日今日プロになりたての新人選手たち。そんな運動量に欠け、覇気に欠け、協調性に欠け、或いは経験に欠ける選手たちを率いながら、僕から言わせれば戦力並みの結果だけは出してきている。
クラブ成績の下降状況に直面し、それと向き合わなければならない苦痛やショックは理解するが、果たしてその主因がフォルカー・フィンケにあるのか?彼の指導者としての能力そのものの問題なのか…は、冷静に分けて考えるべきであると、僕は改めて思う。
長年の散財や放漫経営によって積もりに積もった不良債権は、一部のファンやサポーターが思っている以上に莫大、深刻なものであるように僕には見受けられるのだ。果たしてブッフバルトが監督であれば、今あの頃のレッズに本当に戻れるのか?ワシントンもエメルソンも、そしてあの頃のポンテも、田中達也も、鈴木啓太も、永井雄一郎も居ないこの状況で、或いは福田正博であればあの頃のレッズに、本当に戻してくれるのか?よくよく熟慮すべきである。
最終的に彼が浦和にもたらすものが、栄光であるのか、或いはさらなる失望であるのか…今の時点で僕には分からない。が、少なくともこの1年を、その目的に到るまでの過程であり、ファーストステップと見なすのであれば、僕は困難な状況の中でチームを破綻させることなく、或る面では柔軟に譲歩しながら、よくやっている…と考える。頑張っていると思う。
浦和レッズについては、いずれ『浦和レッズ再建案 2010 その2』を書くつもりでいるが、もし仮に僕が浦和のGMであったならば、今年1年の成績を受けてフォルカー・フィンケを解任することは絶対に無い。例え彼の要望の半分程度であったとしても、保有戦力の更新をし、フィンケサッカー構築への体制に僅かでも着手した上で、最短でも半年後、クラブがどちらの方向へ進んでいるのか…上ってるのか、或いは下っているのか…を見極め決断を下すことになるだろう。
でなければ、フォルカー・フィンケを呼んだ意味など無い。彼に託したこの時間と金を、またしてもドブに放り捨てたのと同じことである。
現実を見つめるべきである。
今この状況だからこそ、垣間見える真実…というものがあるはずだ。
以前にも一度書いたが、僕は道に迷ったとき、これだけは絶対に避けなければならないと思っている事がひとつだけある。それは、正しい道を歩きながら、間違っている…と、誤解してしまうことである。その道が誤りであるならば、明らかに誤りであることを確認しなければならない。ここを早合点し、見誤ってしまえば、後は無限の迷路をさまようことになるものだ。
サッカーばかりではなく人生においても、迷うことは致し方ないことである…と、僕は思っている。そして一番大切なことは、誤りを誤りと正しく確認し、二度と同じことを繰り返さないことである。幸か不幸か、浦和レッズはフォルカー・フィンケという道を選んだ。確かに選んだのだ。その目的地を忘れてしまってはならないのだと僕は思う。ここはまだ、道半ばでしかないのだから。
『ザ・ノンフィクション』への失望
posted by キリタニ |11:22 |
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2009年10月15日
ゲームそれ自体に関しての感想はほとんど思い浮かばない。
TBSの中継を見ていて思ったのは、やっぱり仙台には美人が多いなってことと、気の毒なトーゴの14人の選手たちに、利久のおいしい牛たんでも食わせてやりたいな…ってことぐらいである。それぐらい、見ていて痛々しいゲームだった。
“ベストメンバー”ってことの意味を、JFAは自らに抜本的に問い直してみた方が良い。
一説には“フランスの空港で逃亡”したともいわれるFWアデバヨルとその他幾人かの主力が、実際に宮城スタジアムのあのピッチに立っていれば、JFAはそれが“ベストメンバー”であり、意義ある“強化・親善試合”であったと見なすのだろうが、果たして本当にそうだろうか?
10日にWC予選をカメルーンで戦い、そこから1万9000km、42時間をかけてエコノミークラスを乗り繋ぎ、-8時間の時差がある日本に、キックオフの20時間前に慌しく到着する…。
確かにトーゴ協会の口座には、1億5000万円(推定)とも言われるギャラがJFAから振り込まれるのだろうが、はっきり言ってこれは、トーゴの選手たちの立場から見れば、協会権力者の代表選出権をカタに取った、不当な強制労働の類に他ならない。これでは、卑劣な独裁国家に送る人道支援の構図と何も変わらない。しかもJFAは、事前にこの10日にカメルーンでWC予選が行なわれることは先刻承知の筈である。もちろんWC予選の勝ち負けまでは予測できないだろうが、そこからどのような過酷な道程を経て、彼らがこの日本の、仙台に辿りつき、選手たちがどのようなモチベーションでこのゲームに臨むのか…まともなサッカー関係者であるならば、当然理解している筈だ。知っていて、このようなマッチメークをしている筈だ。
僕はこれを、サッカーに対する裏切りであると思う。代表戦を楽しみにしている観客に対する、そしてスポンサーであるキリンに対する、背信行為であると思う。
アデバヨルが来ていたら万事OKなのだろうか?
問題の本質は“ベストメンバー”云々ではない。彼らは本質を見誤っている。大切なのは、サッカーに対する、それを支えてくれている人々に対する、誠実さであり、真摯さである。何もそれはサッカーに限らない。金より大切なものは数限りなくある。そしてJFAは、すでに10年前、20年前に比べれば、ありあまるほどの富を手にしているではないか?
僕がアデバヨルであれば、同じくフランスでチームと離別し、問答無用でマンチェスターへと直帰したことだろう。また、僕がキリンの広報宣伝部であれば、このスポンサードが本当にキリンの為、日本のサッカーの為、日本のサッカーファンの為になっているのか…抜本的に考え直す契機とすることだろう。そしてさらに僕がJFA会長であれば、代表チームの本当の強化とJリーグの発展の為に、国内での強化試合はまともなマッチメークが望めぬ限り、J強豪クラブとの敵本拠地での対戦を軸とする。それ以外は海外の敵地へ乗り込んでの強化親善試合のマッチメークに切り替える。そしてその為に、全力をあげてスポンサー企業に対する理解と協力を求めてゆくことだろう。またそれによって、JFA内の無駄な経費の削減に本腰を入れて取り組まねばならない…と、考えることだろう。
が、当のJFAと犬飼会長はどうだろうか?
常に斜め上をいく彼らのことである。今後さらに“ベストメンバー規定”の厳格化と違約金を高額に設定すること共に、おそらくはJリーグ秋春制に向けて、さらに鼻息荒く邁進してゆくことになるのではないだろうかと、僕は危惧しているところである。
秋春制の真相
秋春制の結論
日本代表戦は、強化・親善の美名の下に、いつの間にか肥大化したJFAの散財・浪費のための、自動化された単なる集金手段と化してしまった。僕は一人の日本代表ファンとして、この現状を非常に寂しく、また嘆かわしく思っている。そんなものの為に、Jリーグのスケジュールはさらに圧迫され、“ベストメンバー規定”なるものに雁字搦めにされた代表選手たちは、拭い去れぬ疲労に困憊し、そしてある者は脱落してゆく。こんなさまを、指をくわえて見ているしかない昨今の状況を、僕はほんとうに残念に思っている。
民主党へ~子ども手当てを廃止せよ~
posted by キリタニ |10:47 |
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2009年10月13日
スコットランドのメンバーが2軍だったのか、3軍だったのか…欧州に疎い僕にはよく分からないが、そのゲーム内容に眼を向ければ、シーズン中のこの時期であること、すでに敗退の決定したWC予選の状況、さらに極東におけるアウェー親善試合…という3つの悪条件の下で、彼らは精一杯、誠意ある戦いぶりを見せてくれたのではないかと思う。
もちろん、タイトルやWC出場権のかかる試合ではないし、球際や勝利に対する執念も、まったくの『真剣勝負』という訳にはいかない。が、事前に僕が予想していたテンションよりはずっと高く、スコットランド人の生真面目で実直な人間性が、よく現れたゲームだったのではないかと思う。
スコットランドのある意味真剣…ともいえる守備的な戦い方によって、逆に日本にとっては90分間意義あるテストゲームになった。動けもしない挙句に、日本をナメてDFラインを上げ、前がかりに出てこられるようであれば、先日の香港戦同様、まったく得るところのない試合に終わっていたかも知れない。最終ラインにはそれなりに歯ごたえがある強い選手たちが揃っていたし、安易に裏を与えない粘り強いディフェンスのポテンシャルは、豪州代表のそれと遜色ないレベルにあったように思う。
そんな中、前半から日本はボールロストを恐れずよく攻め、よくフィニッシュにまで結び付けていた。この試合の石川直宏は決して好調であったとは僕は思わないが、彼が高い位置に張り、ボール奪取と同時に質の高いフリーランニングを繰り返すことで、前線に常に有効な複数のパスコースを拵えていた。本田圭祐も低い位置ではこねずにシンプルにボールを捌き、高い位置では個人技で仕掛けるという効率的なトライができており、スコットランドの厚い守備網に対しても、充分に可能性のあるアタックができていたと思う。特に前半40分の石川直宏が深くサイドをゴールライン際までえぐり込み、中村憲剛のフィニッシュに繋げたシーンは、ゴールこそならなかったものの、ここ最近、このレベルの相手に、日本が成し得なかった攻撃のカタチであった。
もちろん良いことばかりではなく、前半はさほどプレッシャーもないボランチの位置で少しビルドアップに窮する場面もあったし、プレスの連動性といった部分では、香港戦のメンバーに比べ多少見劣りする部分も当然あったと思う。チームとしては未完成であろうし、岡田監督の指導力も行き届いていない面子なのであろう。が、しかし、どちらのサッカーが楽しいか…と問われれば、断然こちらのメンバーでやる、多少無骨だけれども常にシュートのイメージを喚起させるサッカーの方が僕は好きである。サッカーにおける0-0の状況に対する向き合い方としても、これが正解である。アタッキングサードにおいては、ボールロストへ対するこれぐらいの割り切りがあった方が、逆にディフェンスのブロックを崩さずに済むし、コストパフォーマンスの高い攻撃ができるものだ。攻撃にしろ守備にしろ、現状の岡田ジャパンが嵌り込んでしまっているある意味での『歪さ』を、逆に浮彫りにし指摘するかのような意義ある内容であったと、僕自身は思っている。
もし香港戦の日本代表と、このスコットランド戦の日本代表、それぞれがあと10試合のゲームを経験した後にどちらがより強くなっているか…と比較すれば、僕はこのスコットランド戦の日本代表の方が、香港戦のそれよりも強くなっているのではないか…と考える。これまでの岡田ジャパンにおいて、充分な出場機会を与えられてこなかった選手たちで構成されるこのチームの方に、僕はより未来への可能性を感じるのだ。
ずっとそう思ってきたからこそ、メンバーを固定するのはまだ早い…新戦力をテストすべきである…もっともっと競争させるべきである…と、懲りずに唱えてきた。そしてこれからもきっと、懲りずにこの場で唱え続けてゆくことになるだろう。この可能性をうまくチームに取り込み、融合させることができたならば、来年の6月までにチームはもう1歩前へ進むことができるのではないだろうか。
現時点でいえば長友佑都は欠かせない選手であろうと思う。またこの試合、岩政大樹と阿部勇樹は充分なパフォーマンスを見せてくれたが、やはり中澤佑二と闘莉王の二人のCBが不可欠なのも確かだろう。中盤の底には長谷部誠が必要だと思うし、どんなポジションであれ中村憲剛は欠かせない…。僕から見れば、今現在の彼は日本代表の心臓である。しかし、この5人とて、もっともっと闘わせるべきであるし、競わせるべきであると僕は思っている。8ヵ月後の保証なんてどこにもないのだ。そしてそれ以外の選手であれば尚更である。呼んだ以上は対等に競わせ、公平に評価すべきである。
前後左右のボールに瞬時に反応しようと、全身の筋肉を研ぎ澄まし、小刻みな律動を続けるPA内の森本貴幸の佇まい。後半25分、駒野の左サイドからのクロスが通ることはなかったが、誰よりも早く、そのクロスのラインを嗅ぎつけ捕えていた彼の目線がTV画面に映りこんでいた。きっと彼はストライカーとしての、無意識の集中と反復のオートマティズムをすでにその身体に叩き込んでいるのだろう。そして本田圭祐。決めたのは確かにこぼれ球ではあろうが、彼でなければあそこに居たかどうか。僕の目には、彼だからこそそのこぼれ球を嗅ぎつけ、正確に捕らえたゴールに見えたが、皆さんはどうだろうか?
僕が監督であるならば、彼ら2人をトーゴ戦に起用するだろう。
本田圭祐と森本貴幸の2トップである。この岡田ジャパンに残りの8カ月で、何か大きな変化を齎すものがあるとしたならば、僕はこの2人と右サイドを縦に切り込む石川直宏の存在をおいて他にはない…と、思っている。明日の岡田監督のその選択を注視したい。
思い出の曲No.16 Pianoman~Billy Joel
posted by キリタニ |11:27 |
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2009年10月09日
もし僕が岡田武史監督の立場であれば、本番までどんなチームづくりをしただろうか?
おそらくこんな流れだったのだろうと思う…。
1.どんなゲーム状況にも対応できるよう、ピッチ上の11人の選手で、3バックにも4バックにも自在に対応し得るメンバーを選出する。
2.そのメンバーの大枠は、1つ1つのポジションや役割におおよそ4名ずつ位(総勢50名程度)を決めておき、選手の怪我やパフォーマンスの低下、或いは新戦力の発掘により随時更新する。
3.その都度の合宿やテストマッチには、彼らの調子やチームでの状況、そしてその消耗具合を鑑みながら、“彼らにとって”の良いタイミングでの召集を心がける。(体調の不良やケガを抱えている選手は絶対に呼ばない)
4.選手には公平な競争環境を与え、名前や格によってその対応を変えることはしない。が、海外組みの所属クラブ内でのポジション争いの状況や長距離移動に対するケアだけは充分に手当てする。(よほどの必然性がない限り、シーズン中の欧州の選手を呼び戻すことはしない)
5.2010年南アフリカWC本大会において、その時点における選手の調子・グループリーグの対戦相手により、考え得るベストの上位23名を選出する。また試合ごとのスターティングメンバーについては、さらにその23名によって、最後の最後まで熾烈な競争を促す。
もし僕が代表監督であったとすれば、そのチームづくりのやり方とメンバーの固め方とは、おそらく上記のようなものだったのだろうと思う。
これには良い面も悪い面も当然あろうかと思うが、各々の選手たちに対して、最後の最後まで公平な競争環境を与える…ということは、人の上に立ち、その人の人生における、おそらくはもっとも輝かしい舞台への登壇の可能性を握りつぶしてしまう者の、最低限守らなければならない自らに対する規律なのではないかと僕は考える。また本番を目前にして、どんな想定外の事が起こるとも知れない。そんな事態に対応するためにも、あらゆる可能性の中で、ある程度の幅と懐を持たせたチームづくりが不可欠なのだと僕は思っている。そして最後の最後、WC本大会には、一緒に戦ってくれたすべての選手たちを、可能ならば自費を使ってでも南アフリカの地に集結させて、3つの試合同じ時間を、同じ場所で過ごしたい…と考えるだろう。僕が考える“ひとつになって戦う…”とは、そういうことである。
そんな僕の考え方からすれば、今現在の岡田武史監督のチーム作りは賛同しかねるものである。
例えば高原直泰という選手がいる。
2007-2008シーズンの彼は、所属のフランクフルトにおいても、日本代表のアジアカップにおいても、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。…が、しかし、その翌年のシーズンはどうだったろうか?
これは中村俊輔についても同じ事が言えるだろう。2006-2007の中村俊輔は、間違いなく日本で最高の選手であり、その評価に相応しいパフォーマンスを見せてくれたと言えるだろう。しかし、その1年後はどうだっただろうか?彼は今、あの時と同じパフォーマンスを維持し続けていると言えるだろうか?
2008シーズンであれば石川直宏を日本代表へ…という声はほとんど聞かれなかっただろう。また同じく2008シーズン、あれだけファンやサポーターの期待を背負って代表に召集され続けた巻誠一郎を、いままた招集せよっ…という声もほとんど聞かれない。
言うまでも無く、サッカー選手とはそういうものである。
1年後の活躍や好調など、なんの保証も約束もない。いま在る10という実力が、来年もそのまま10で在り続ける訳ではない。むしろ期待する選手であるならば、期待する選手であるだけ、彼らの来年の本大会における10の実力とパフォーマンスの為に、いま本当に必要なのものが何であるかを熟慮すべきなのだ。
いま岡田武史監督は本大会を8ヶ月後に控えて、強化試合のスターティングメンバーをFIXする方向性をここまで継続している。確かにそれによって、選手間のコンビネーションはいくらか磨かれるのかも知れないし、興行的なうまみも両立し得るのかも知れない。が、果たしてほんとうにいまそれが必要な時なのだろうか?
新たな可能性の追求は必要ないのだろうか?
緊急時のリスク管理に背を向け続けたままで大丈夫なのだろうか?
ここまでの流れは、ジーコジャパン時の姿に酷似している…と僕は思う。続くスコットランド戦、トーゴ戦においては、これまでとは違うメンバーの登用を期待したい。メンバーの固定化は、むしろ今後のチームの成長や活力に対して、足し算ではなく引き算の作用を齎す…と、僕は考える。生き物であるチームには、絶えず循環と刺激が必要である。凝り固まり淀んでしまえば、成長力は失われる。
試合後のインタビューにおいて、彼は森本貴幸や石川直宏を公式戦でいきなり使うのはかわいそう…と言ったそうだが、僕から見れば所属クラブにおいて厳しいボジション争いを繰り広げている中村俊輔や長谷部誠が、公式戦とはいえこんなゲームの為に帰国させられることの方が不憫にも思える。またもし稲本潤一や本田圭佑が、ロクにスタメンで使われることもなく欧州へトンボ帰りする羽目になるのであれば、そちらの方がさらに不憫であると思う。
今回もまた、彼らにとってそんな気の毒な代表召集にならないことを祈るばかりである…。
押尾先生語録への挑戦
posted by キリタニ |10:57 |
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2009年10月07日
速攻(カウンター)と遅攻(ポゼッション)の使い分け。
そして1-0をしっかりとモノにするディフェンス体制の再構築…それが2010浦和レッズ復活のための欠かせぬ2つの要素になると思う。
それに関しては、後日メンバー選考や新戦力の補強なども含めて別エントリーにて細かく私見を述べてみたいが、浦和にはそれと平行して為さねばならない作業があるように思う。それは世代交代である。
一部のスター選手の、ある意味増長し、肥大化した要求や態度、放言に対しては、この辺でそろそろケリをつけるべき頃合なのではないだろうか。それによる一時的な戦力ダウンは否めないかも知れないが、少し長いスパンでクラブの発展を考えるのであれば、手を打つべき頃合なのではないかと僕は思う。もちろん経済的なメリットも含めて…である。
先日、山田暢久の1年間の契約延長がなされたと聞く。彼のパフォーマンス自体には僕は満足していないが、代えの効かない右サイドバックとして、浦和の戦力的な穴の部分を埋め、補ってきた彼の今年一年の実績は充分に評価されるべきであろう。彼のポリバレントな対応力を鑑みても、来期のチーム構想において確かに必要な人材なのだろうと僕も思う。
しかし、先にも述べたように、このクラブの未来を考えるならば、この辺で『世代交代』が必要であり、他方からの新しい血液の導入も不可欠であると僕は思っている。そしてそれを為すためにも、肥大化したクラブ財政を、今後しばらくは続くであろう経済のリセッションに対応せしめる為にも、高給取りのベテラン選手の幾人かとの契約を、躊躇わずきる勇気と決断が必要になってくるだろうと考える。
昨年の浦和の『選手・チームスタッフ人件費』は約24億円である。これはクラブの営業収入の約71億円を考えれば非常に優秀な、抑制の効いた数値である。が、一方で、全体の収支をみればほぼプラスマイナスは均衡している訳で、今年浦和の収入がどれだけ減じるかにもよるが、おそらくは人件費において2~3億円程度のコストカットが迫られるのではないだろうかと予想する。
浦和のすべての選手たちが、今現在どれだけの金額で、何年契約を結んでいるのか定かではないので、一概にここで契約問題に深く切り込むことはできないが、もし僕が浦和のGMであったならば、
ロブソン・ポンテ(今年で契約期間満了/一説では1年2億2000万円)
高原直泰(2010年まで/一説では1年1億6000万円)
との契約は打ち切りたい…と考えるだろう。
高原に関しては、契約期間が残っていたとしても、可能ならば移籍金0の放出にしてでも解除したい。もちろん彼の高給を考えれば、Jリーグ内の移籍は非常に難しいところだろうが、例え2010年分の給料を少し補填してでも、放出してしまった方がお互いの為なのではないかと僕であれば考える。
これでいくらの人件費が浮くのか…おそらく3億円ぐらいのものなのだろうが、昨今の経済状況を鑑みれば、ここからさらに切り込んで、やっと新助っ人、新戦力の補強に着手できる…といったところなのではないだろうか。アレックスの名古屋への放出も、人件費削減、そして世代交代のための、已むに已まれぬ施策であったのだと僕は理解している。
ここでひとつはっきりさせておきたいことがある。
僕が評価する浦和レッズの現有戦力は、ガンバ大阪(人件費23億円)にも鹿島アントラーズ(同18.5億円)にも劣る…ということである。いや、そればかりではない。現状では名古屋グランパス(同20億円)にも劣るし、川崎フロンターレ(同17.5億円)にも劣っていると思っている。故障者をふまえた実働戦力で比較するならば、清水エスパルス(同15億円)や横浜Fマリノス(同13億円)あたりとやっと互角…ぐらいの戦力でしかないだろう。
彼らに比すれば、24億円もの巨費を支払っておいて…である。
まずはここから是正していかなければ、クラブの輝かしい未来の展望など描けない。いかに日本一、アジア一のビッグクラブといえども、この時勢に、無駄な金を使い続けてその地位が保たれるものとは僕には思えない。オジェックとは何年契約だったのか知らないが、エンゲルスへの給料は未だ支出され続けているはずである。そういう理のない金の使い方を悔い改め、抜本的に正してゆくことが不可欠である。もちろん人件費だけではない。その他の支出も肥大化し、非効率化してしまった部分は多々あるだろう。そういう面をひとつひとつ妥協無く潰していって、ファンやサポーターの支持や愛情に応えられる体制を身を削って再構築すべきである。当面収入が増える事は期待できないのだから。
浦和レッズのタオルマフラーは¥1500である。
キーホルダーは¥800で、ステッカーは¥350である。
そのなかの何百円、或いは何十円がクラブの手に残り、莫大な額の塊となって支出されていくのかを僕は知らないが、その¥800、¥350の硬貨を握り締めていた手のひらのぬくもりを忘れてはならないと思う。そのひとつひとつに込められた手のひらのぬくもりこそが、クラブのほんとうの価値であり、それを支えているものの正体なのだと思う。
もちろん他のクラブにも当然そうあって欲しい。浦和レッズというクラブは、常に日本のプロサッカークラブの規範を示し続けて欲しいと僕は願っている。
押尾先生語録への挑戦
posted by キリタニ |10:51 |
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2009年10月05日
浦和レッズvsジェフ千葉戦。
前半の浦和は、すべる湿ったピッチに足を取られ、ビルドアップに腐心し手こずる…といういかにも危なげな立ち上がりだった。かたやジェフ千葉は、そのピッチ状況や浦和の危ういビルドアップへの執着に乗じて、厳しい前線からのプレスでこの試合の序盤をある程度支配し、先取点をもぎとった訳だが、運動量が尽きるとともに防戦一方の展開となり、そこで踏ん張り一刺しできるだけの戦力も、そして術も、用意されている訳ではなかった。
結局、いまの浦和の一番の問題は、『繋ぐ』ことへの過剰な執着であり、『攻撃的』であるためのリスクを省みない攻め上がり、カバーリング体制の不備にあるのだと僕は思う。何も相手が元気で、遮二無二プレスしてくる序盤に、無理をして、危険を冒して、繋ぐことはないのだ。
もちろん、その状況をビルドアップによってかいくぐることができれば、前線では大きなチャンスを掴むことができるが、その序盤の状況が、サッカーにおいてどうしても勝負を仕掛けなければならない状況なのだろうか。序盤はリスクマネージメントに重点を置き、肩肘張らずに『繋ぐ』『蹴る』を、その状況によって使い分ければいいのだ。わざわざ敵のハイプレスに付け入る隙を与え、危険な位置でボールを晒す必要などないのだと僕は思う。
そして90分の中で、全力で『繋ぎ』、勝負を仕掛ける時間帯を見つけ出せば良いのだ。それはこの試合でいえば後半10分過ぎ頃からの状況であり、そこでこそ、日々鍛錬を重ね、磨き上げているポゼッションサッカーと、外からボールを追い越してゆく果敢な攻撃性を解放してゆけばよい。そんな状況でこそ、はじめてそれが充分に活かされるのであり、今の浦和のポゼッションサッカーとは、現状では“その程度”の代物でしかない…とも言えるかと思う。その完成度と相手のスタミナ、ゲーム状況に応じて、適正なリスク管理のもと『繋ぐ』ことと『蹴る』ことを合理的、効率的に選択していって欲しい。田中達也と山田直輝という“スイッチ”を上手に活用しながら…である。
一方のジェフ千葉について。
ミラー体制において、彼らがハイプレスを実践しながら、90分間なんとか破綻無く踏みとどまれていたのは、攻撃に際して、可能性の薄い上下動やスタミナの消耗を極力セーブしていたからであり、今現在の、なかなか繋がらない中盤でのパス回しに腐心し、カウンター(攻撃)時にはそれぞれの持ち場を離れて前進し、ゴール前に数をさく…という戦術では、結果としての得点が積み上がらない限り、無闇にリスクと消耗とを呼び寄せているだけである。また得意だったカウンターに関しても、深井正樹の個力という変わらぬ手段を有するほかは、少しずつその精度とキレを欠き始めている。
江尻新監督就任により、高らかに“オシムサッカーへの回帰”を宣言し、打ち出してはみたものの、泥沼にはまり込んでみたところで立ち往生し、今現在は逆に、勇ましいファイティングポーズを見せながら、ミラーサッカーへと後ずさりしているような状態にも見受けられる。スタメン選手の面子をあれやこれやと取り変えてみたところで、サッカーの質そのものが変わるわけではなく、新しいなにかが創造されつつある過程にも僕には見受けられない。
むしろチームとしての約束事が曖昧になり、みんなが我慢する事で保たれていた結束力すら失い、残留争いの数字上の可能性のみならず、メンタル的にもそれ以上に厳しい状況に追い込まれているようにも見える。しかし、そんな中でも、選手たちはその可能性の中で精一杯戦っている。この戦力、そしてこの体制において、彼らは全力を振り絞って戦っている…と僕は思っている。ピッチ上の彼らを責める気になど到底なれない。これは立場は違えど鹿島アントラーズにおいても言えることなのだと思うが、ほんとうのサポートとは、こんな時にこそ必要とされるものなのではないかと僕は思う。
このゲームのMVP。僕が選ぶならば阿部勇樹である。
本当に久しぶりに見せてくれたFKでの得点のみならず、ピッチ上いたるところに顔を出し、攻守においてその存在感を表していたと思う。今シーズンは勝負どころでの度重なるミス、ボーンヘッドの連発で、チームに負担をかけ、足を引っ張るシーンが散見されたが、それでもフィンケさんが迷いなく彼を使い続けてきたのは、阿部勇樹のその潜在能力の高さを充分に理解しているからなのだと思う。
同じようにこの試合、僕ならば前半のうちに高橋峻希を代えていただろう。そして同じように今シーズン、僕ならば原口元気をどこかで引っ込めていた筈である。今シーズン、彼がしてきた選択…これはカンタンなようで非常に難しいことであった…と、僕は思っている。きっとフォルカー・フィンケという人は信念を貫く人なのだろう。そしてその信念の核心にあるものが、きっと彼の思い描く未来へのビジョンなのだと思う。彼はこの厳しいシーズンを、しっかりと未来を見据えながら指揮し、戦ってきたように僕には見受けられる。僕はそれを一時の浮き沈みや体裁なんかよりも、クラブにとってずっと大切な事であると思っている。
ジェフ千葉に関しては、また改めてクラブの今後についてじっくり書き綴ってみたいと思う。
そして、Jリーグについて、ここからは優勝争いの行方を追うと共に、各クラブの来期のチームづくりに向けた僕なりの意見や妄想などについても書き記してゆければと思っている。まずは浦和レッズについて、僕の考える来期のチーム構想を披露してみたい。
【映画批評】 クライマーズハイ ★★★★
posted by キリタニ |11:02 |
浦和レッズ |
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2009年10月01日
ある意味で、いま現在の川崎フロンターレの限界が露呈したゲームではなかったかと思う。
Jリーグの優勝争いを演じながら、一方ではナビスコ、ACLの2つのトーナメントも同時に勝ち進む。関塚隆監督は、シーズン序盤からバックアッパーを含め計18名ぐらいの選手を、うまく使い分けローテーションしながらチームを回してきていたが、代えの効かない主力選手に疲労の色は濃く、ここ2~3戦は攻撃の厚み、爆発力と、土壇場での踏ん張りに欠ける試合が目立ってきたように思う。
またこの試合に関しては、前半27分の小川佳純のゴールから、自陣に引かれた相手を崩さねばならない…という望まぬ状況、不得手な状況を強いられたのも敗戦の大きな要因であろう。逆に言えば、あの小川の美しいゴールは、それぐらい大きな意味を持っていたし、これまでの117分間の流れを一変させる劇的なものだった。
これは川崎の、ある意味宿命でもあると思うのだが、彼らが悪くなる時は必ずジュニーニョの球離れが悪くなり、前後・攻守が分断されたようなサッカーになってしまう。相手DFラインが前へ出てくる展開、出てこざるを得ない展開であれば、速いカウンターで攻めきれるし、何も問題にはならないのだが、ひとたび引かれる展開、スペースのない展開となると、前だけのドリブルでのごり押しや一本調子の攻撃はなかなか成立しない。チームとしての持ち味やアドバンテージといったものが、そこでは活かせない、活かし難い。
この試合に関しては、レナチーニョの動きも良くなかったと思う。遅攻になった際の、両サイドの攻め上がりにも積極性が感じられなかったし、チーム全体の流動性や躍動感にも欠けていた。これは逆に言えば、名古屋が腰を引かず、繋ぐときにはしっかりサイドを使って展開していたのもその要因であったと思うし、田中隼磨の積極的な姿勢や圧力が功を奏したともいえるだろう。名古屋は右サイドの攻防において、この戦いを常にリードしていたように思う。
追いつかれる前に2-0となったことで、逆にゲームとしては大味になってしまった部分もあるが、僕はあの1-0の状況をしっかりと支配し、コントロールする名古屋を見てみたかったと思う。悪く言えば、2点目の得点は0.5点の価値しかなかったのだ。あの1-0の状況と2-0の状況の微妙な違いと、ある意味での同一性を、もう少し味わい見定める時間が欲しかったと思う。僕はそんな部分にこそ、王者への条件とそのための基準が見え隠れするものだと思っている。
そういう観点でいえば、前半終了間際2-1と追いつかれてからの、玉田の幾度かのドリブルでの可能性を感じさせないトライは、まったく不要だったと思う。知性の感じられないボーンヘッドだったと思う。幸い失点の危機には繋がらなかったが、日本代表の一員であり、すでにチームを引っ張るベテランであるからこそ、あの状況の危険性をよく理解してプレーを選択するべきであったと思うし、逆にチームをクールダウンさせる役割をも担ってゆかなければならないのだと思う。もう少し考えてプレーすること、視野を広くして周りの状況を理解し、最良の状況判断ができるようになれば、彼は未だ日本で最高のFWになれるチャンスがあると僕は思う。いまの状況に満足せず、さらにもう一歩選手として進化して欲しい。
川崎フロンターレに関していえば、これでJリーグに全力で立ち向かえる。ACLは確かに欲しいタイトルだったとは思うが、Jリーグを取ることを考えれば、この敗退はむしろ前向きに捉えて頑張るしかないのだと思う。彼らにとっては次の横浜Fマリノス戦が、今年一番大切な試合、彼らにとっての2009年の成否を決する試合になると思う。中村憲剛の疲弊しきったやつれた表情を見てしまうと、頑張って…と声をかけるのもファンやサポーターにとっては辛いところだろうが、この10月4日の試合をなんとしてでもみんなで勝ちとって、Jリーグ優勝への望みを繋いで欲しいところである。
そして名古屋にはここからの1/4の可能性を必ず掴み取って欲しい。アルイテハドは僕の知る限り、ここ10年のアジア最強クラブだと思う。彼らとアウェーで対戦できる。これはアジアにおける最高の舞台であり、経験であると思う。全力でぶち当たって欲しいところである。
ケネディを見ていつも思う。
FWは最終的にはあの位置へ居なければならないんだ…と。日本人のストライカー像を、僕は華麗すぎると思っている。求めすぎていると思っている。僕はそんな夢物語を追う前に、まずは日本人にも取れるゴールを見逃さないで欲しいと思う。いまできることを怠らずに、実践していって欲しいと願っている。
「歌詞が沁みるアーティスト」【自分編】
posted by キリタニ |10:42 |
ACL&CWC |
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