2008年09月19日
大木武氏の五輪代表監督就任を望む 【キリタニ】
五輪代表監督の早期の人選を犬飼会長は技術委員会に求めたという。 これに対して僕は、あらかじめ3つの提言をさせてもらいたいと思っている。 その3つとは、 1.ロンドン五輪の位置づけとその目標を明確に定めるべきである。 2.新監督との契約は当面2010年6月の南アWCまでとすべきである。 3.ここに次期日本代表監督候補を招聘するのでなければ、大木武氏を強く推奨する。 まず1について、 Jリーグのスケジュールを中断させてまでもOA枠の活用をし、あくまでもWCと同等の“真剣勝負”の大会として全力で結果を追求するのか?それともやはりU-23の大会と位置づけ、育成に主眼を置いた体制で臨むのか?このどちらかだけは現時点からハッキリと結論付けて臨むべきである。ここが曖昧なままであれば、何を根拠に、どのような基準でもって次期五輪代表監督を選任するのだろうか? まず次のロンドン五輪をどう位置づけるか? それがすべての出発点でなければならないと僕は思う。 *またロンドン五輪の目標として、明確なアドバルーンを掲げることは構わないが、運不運に大きく左右されるそこでの結果を、安直に絶対的な評価の基準として採用すべきではない。これはどんな大会でもそうだが、評価はその内容に基づいて複合的、また重層的に為されるべきものである。 そして2について。 僕は今現在のA代表のサッカーの在り方に不満である。その理由は、日本代表のサッカーとは、常に日本のサッカー界に対して、この国の未来のサッカーのカタチを提案し続けねばならないものだと考えるからである。その自分自身の主観を根拠に論理を展開すれば、願わくば11月19日のWC最終予選第3節、アウェーのカタール戦の後にも、すぐさまA代表の指導体制をオシム時代のコンセプトとそれに適った人選に差し替えるべきであると思っている。 が、しかし、ここまではあくまで僕自身の主観である。 現実JFAにその意志がないとするならば、2010年までこの体制は維持される事になるだろう。けれども、その2010年南アの後には、しかるべき未来の日本サッカーの在り方、その明確なコンセプトを定めた上で、それにそった指導体制が構築されることを僕は切に望む。その為にも、ロンドン五輪代表含めて、そこで再度、新たなA代表を頂点とした統括的な指導体制の枠組みを再構築すべきである。今ここでロンドンまでの4年間に、先走って当てずっぽうの博打を打つことは拙速であり、取るべきリスクではない。2010年の6月までと、それ以後の2つのパートに明確に区切るべきである。 そして最後、3について。 僕の思い描く日本サッカーの理想像は、その具体的なカタチとして、オシムが日本代表で、そしてジェフ千葉で明示してくれたそれに非常に近いところにある。今現在のJリーグクラブでいえば、ペトロヴィッチのサンフレッチェ広島と、ピクシー・ストイコビッチの名古屋グランパスのそれをうまく融合させたようなものだ。そしてどんなに遅くとも2010年後の日本は、迷わずその方向性で未来へ踏み出してゆくべきである。僕はそう確信している。 その方向性を目指すうえで、ロンドン五輪世代のタレントたちを、大木武氏のメソッドで鍛え上げることは非常に有効であると僕は思っている。2014年のA代表の下地でありベースを築くためにも、彼の理論や哲学、そしてそのメソッドは、今JFAが所有するもっとも有効な“武器”である。 彼が今現在の岡田体制の枠組みの中、どのような位置づけでその職務を担っているのか僕には判らない。が、大木武という指導者の能力を最大限活用するためにも、2010年6月まで、ロンドン世代のタレントたちを鍛錬してもらう…というのは現状予測のつく選択肢の中で、最も合理に適った決断であると僕は考える。 2010年までを大木武氏でベースを築き、その先の2年間を新たなA代表監督の指揮下に置くか、あるいはその時点の“有能な”技術委員長に差配してもらう…それが最も妥当な流れであると僕は思う。 最後に、僕はもしオシムが2010年南アWCの指揮を執ることができないのであれば、直ちにJFA技術委員長に就任し、日本サッカーの未来を直接プランニングしてくれることを切望する。なぜなら、それこそが日本サッカー界のもっとも脆弱な部分であり、今日に至るまで様々なしがらみによって是正、改善されることのなかった、代表チーム停滞の“元凶”であるとさえ思うからだ。 ここに確かなビジョンとその実現の為の手腕、そして徹底したプロフェッショナリズムを導入する為にも、ぜひ欧州の有能な外国人識者を、願わくばイビチャ・オシムを…と、密かに僕は願っている。 *今後ブログタイトルの下に日替わりの一言コラムを毎日更新させていだく予定でおります。 ★サッカーブログランキング…応援のクリック、いつも本当にありがとうございます★ ⇒⇒⇒人気blogランキングへ キリタニ100法『僕の捨てられないもの』
posted by 桐谷 |11:46 |
ロンドン五輪代表 |
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