2010年05月20日

勝ち点剥奪と浦和レッズの良心 【キリタニ】

まずはクラブとしての浦和レッズが、自ずから主体的に、どんな覚悟を示すのか……が、問われているのだと思う。それが、リーグに対しての責任であり、宮城スタジアムと仙台、侮蔑された選手と民族に対する責任であり、フィンケと浦和の選手達、そして多くの罪無きレッズサポーターに対する責任であると思う。

ペットボトル投げ入れの人物特定と排除。
器物破損の人物特定とその賠償と排除。
そしてバス取り囲みの人物特定とその排除。
さらには監督侮蔑、人種差別発言者のスタジアムからの永久追放。

(これはリーグやクラブ、サポーターの皆さんの意見を集約して決めるべきだが、個人的にはこれぐらいの罰則が妥当だと思っている)

まずはこれに全力で取り組むのが、浦和の責任なのだと思う。そしてその結果によっては、リーグから適正なペナルティが示されることを望む。浦和自身がこの問題を重く受け止め、しっかり対応するのであれば、個人的には今回ただちに『勝ち点の剥奪』までする必要はないと思う。が、クラブとして、リーグとして、これらの卑劣な行為に確固たる覚悟を示す必要はある。

『勝ち点の剥奪』に該当するサポーターの行為とは何なのか?

この機会にこれを具体的にファンやサポーターの皆さんに明示し、スタジアムにおける最低限の規律やマナーとして、啓蒙してゆくことが肝要である。

それに対しては、心ある多くの浦和サポーターの皆さんも、可能な限り協力してくれることだろう。そしてこれを機に、クラブとサポーター共同で、スタジアムの自治に関する実効的な協力・サポート体制が構築されることを期待したい。どこよりも率先して、それを浦和レッズに取り組んでもらいたい。

今回僕は『浦議』というサイトをはじめて発見し、そこで多くのレッズサポーターの方々の意見を拝見させていただいた。中には煽りや他民族に対する誹謗中傷の類も見られたが、多くの意見は、この事態を重く受け止め、勝ち点剥奪……と云う、ある意味不条理な罰則を受け止めた上での、再発防止に対する思いを語ったものであったことをここに付け加えておきたい。

今回の騒動を起こしたのは確かに浦和サポーターなのかも知れないが、それによって浦和サポーター全体を一括りに批判、中傷、罵倒するのは誤りである。それはある人種や民族を、一括りの侮蔑用語を用いて誹謗中傷する行為と距離はない。

これはまたネット上だからと云って許容されるものでもないし、その罪が希薄化されるものでもない。ここで僕たちが真に対峙しなければならないものとは、宮城スタジアムにおける一事のみではないはず。時に徒党を組み、時に匿名の隠れ蓑に逃げ込む、身勝手、無責任な者たちの卑劣……他者の心の痛みを省みない一部のニンゲンたちの卑劣……。この世界に蔓延る、それらすべての事柄なのだと僕は思う。


~一言コラム~

京都サンガ2-4清水エスパルス。
ホーム京都の2-0で終了した前半を見て、すでに勝負アリとチャンネルを回したが、いったいその後に何があったのだろう。これだけの戦力を持ちながら、今年の京都もまた残留争いにもがくのか?一方の清水。大宮戦、浦和戦とここ3戦を見てきたが、いずれも内容的にはやや押され気味のゲームであり、勝つには勝ったが、手応えのある強さと云うものは感じられなかった。現状の上位5チームで今年も混戦になりそうな気配だ。(2010.05.06)

アルビレックス新潟2-1横浜マリノス。
横浜マリノスは良くも悪くも個人技のサッカーになってしまった……という印象。個々の能力が高いだけに、それでも攻撃はカタチになるが、いろんな面でロスの大きいサッカーであると感じた。新潟も苦しんではいるが、柱となるマルシオ・リシャルデス、チョ・ヨンチョル、そして矢野貴章がチームを引っ張りはじめている。前半戦残り2試合でしっかりと勝ち点をキープできるならば、希望が見えてくるはず。次の清水戦は見逃せないゲームになる。(2010.05.07)

浦和レッズ2-3横浜マリノス。
このゲームとここ最近の名古屋の試合を見比べると、今の浦和に何が足りなのかが如実に浮かび上がる。それはゴール前での強さと高さ。ビハインドの状況におけるもうひとつの手段……である。名古屋は決して良い状態ではない。が、こうしてキチンと勝ち点を積み上げられているのは、すべてを端折って敵ゴール前で勝負できる武器を持っているからである。来期の浦和にとっても、それは絶対に必要なオプションである。ポンテとの半年契約延長は妥当な決断だが、来期を考え、この部分にしっかりと手を打っておいて欲しい。(2010.05.10)

日本代表23名決定。
賛否……で云えば、一般的には『否』の感想も相当多い選抜になったのではないかという印象なのだが、果たしてどうだろうか?戦術的方向性としても、未来への投資といった側面から見ても、僕の期待とはやはりだいぶ距離のある選抜であった。これについてはまた後で記事にまとめたいと思う。それにしてもスカパーの中継にはガッカリした。岡田さんの会見での質疑応答を遮断して、スタジオで小野剛氏とのん気にフォーメーション談義。いやいやいや……それはブログでやってくれ^^;(2010.05.10)

ACL1回戦、城南3-0ガンバ大阪。
アウェイ。ボールの走らないピッチ。万全の状態とはいえない主力選手達。そして連戦の疲れ……。理由は幾つもあげられるとは思うが、残念ながら力負けだったと思う。優良な助っ人外国人を欠くJクラブといったものは、やはりこの程度のチカラでしかないのだろう。これはガンバ大阪のみならず、Jリーグ全体、そして日本全体で受け止めねばならない結果でもある。もっともっと危機感……が必要なのだと、僕は思っている。明日の鹿島に期待したい。(2010.05.11)

JFA犬飼会長、元浦和監督ギド・ブッフバルト氏(49)とアドバイザー(的)な契約を結ぶ……。
見ようによっては、世論の反発にひよった犬飼会長からブッフバルトへの、口約束不履行に対する補償や慰謝料の支払いのようにも見えるし、また口約束での“内定?”に不安を抱くブッフバルトへ対する、犬飼氏なりのお墨付きと保証のようにも受け取れる。実際のところは、協会内それぞれの立場の思惑が入り混じったドロドロした駆け引きの最中……と云ったところなのだろうが、いずれにせよ、やはりその政治力はなかなかのものなのだろうな、と妙なところで感心させられた。(2010.05.13)


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2010年05月06日

Jリーグに舞い降りた5人のニューヒーロー~確変ファイル~【キリタニ】

細貝萌(浦和レッズ)
デビュー年から期待してきたし、厳しい結果に終わった北京オリンピックにおいても、一際輝いた彼の才能と成長の証に目を奪われたものだが、ここに来て更にもう1段ステージを上げてきたように思う。一瞬一瞬にすべてを出しつくすプレーは、見る者の胸を熱くしてくれる。日本のエドガー・ダーヴィッツといった印象。彼と阿部勇樹のボランチコンビは、今現在J最高のクオリティを見せてくれている。

技術  :★★★
体力  :★★★★★
戦略  :★★★★
メンタル :★★★★★
評価  :★★★★☆
(満点は★×5)


家長昭博(セレッソ大阪)
彼の飛び抜けたその才能が、ここまで開花することなく埋もれてしまっていたのは悲劇である。何かひとつキッカケがあれば、きっと彼は2010W杯日本代表の主軸となっていたことだろう。ドリブル、パス能力も高いが、むしろ特筆すべきはそのキープ力である。日本人でこれほどボールを持てる選手は他にいない。戦術によってその長所が活かされれば、彼はJのどのチームに居ても、ブラジル人アタッカー相手に堂々と競い合える稀有なタレントである。今のこのチャンスを絶対に掴み取り、日本代表の主役にまで登りつめてほしい。

技術  :★★★★★
体力  :★★★★
戦略  :★★★★
メンタル :★★★★
評価  :★★★★☆
(満点は★×5)


曺永哲(チョ・ヨンチョル)/(アルビレックス新潟)
韓国人フットボーラーの長所を凝縮したようなタレント。一対一や球際の強さを持ち、同時に運動量と優しい顔つきに似合わぬ強い気迫をも併せ持っている。Jを代表するストライカーにも、また韓国代表を背負うウインガーにもなれそうだが、本人の将来のためには、やはり韓国代表のウインガーを目指して今のポジションで戦うのがベストなのかも知れない。いずれは徐正源(ソ・ジョンウォン)のような、韓国サッカーの伝説に名を残す選手となってもらいたい。それだけの才能を秘めた選手である。

技術  :★★★★
体力  :★★★★★
戦略  :★★★
メンタル :★★★★★
評価  :★★★★☆
(満点は★×5)


梁勇基(リャン・ヨンギ)/(ベガルタ仙台)
2005年頃から彼には注目してきたが、昨年のJ2での活躍や、おそらくは万全な体調ではない中で見せてくれている今年ここまでの奮闘を見る限り、すでにJリーグ最高レベルの選手の一人となったことを実感する。どれかひとつ飛びぬけた技能を持っている訳ではないが、とにかく状況が見えているし、ゲームが見えている。現在28歳。いずれもう一列下がるのだと思うが、そのポジションでデコのように、さらに輝きを増すタレントなのではないかと予想する。

技術  :★★★★
体力  :★★★
戦略  :★★★★★
メンタル :★★★★★
評価  :★★★★☆
(満点は★×5)


都倉賢(ヴィッセル神戸)
ケガもありJ1序盤は躓いたようだが、試合毎にその存在感を増している。ブレない体幹の強さと、瞬発力、そして物怖じしない気迫はJ1日本人ストライカーの中でも突出している。技術的にはこれから大きく飛躍することはないだろうから、後はオフ・ザ・ボールの動きとシュートの正確性を追求していって欲しい。ざっと見渡す限り、2014年W杯の日本代表FW候補最右翼である。

技術  :★★★
体力  :★★★★★
戦略  :★★★
メンタル :★★★★★
評価  :★★★★
(満点は★×5)


~一言コラム~

先日の『ニッポンの未来を背負う3人のアタッカー 』についての補足。
今回はあえて17歳、18歳のアタッカーに限定した中から、僕の知る3人の選手を取り上げてみました。同じく十代の選手の中には、他にも期待する選手はたくさんいます。いずれ、ここで、そんな彼らに対する自分なりの評価を綴ってみたいと思います。もし僕が欧州のどこかのクラブのGMだとして、この3人の中から誰か一人と契約できるとすれば、現時点では宮吉拓実(京都サンガ)君を選びます。彼の将来性には現時点で☆1つプラスという評価です。(2010.04.23)

清水エスパルスvs大宮アルディージャ。
大宮はこのメンバーでよく戦っていると思うが、やはりラファエル、藤本主税の二人を欠いては攻撃が手詰まりになる。カウンターの際、一人一人がボールコントロールの拙さから0.2秒、0.3秒ずつ時間をロスする。それが3つ、4つと続けば1秒の時間とスペースを失う。結果、カウンターがカウンターと成り得ず、攻め手を失ってしまう。もっとシンプルにオートマティックに……それも大切だが、この辺が今の面子での限界なのだろう。(2010.04.25)

ラファエルがいない。藤本主税がいない。そして当然のことながら塚本泰史もいない。そんな状況の中で、誰が監督をやっていたとしても、苦しかったと思う。このポジションは張外龍監督の責任ばかりとも云えない。せめてラファエルが帰るまで……との思いは残るが、解任ではなく辞任……と云ったところも、チャンさんらしい身の引き方なのかも知れない。僕の目に映る張外龍監督は、いつもカッコ良く、男らしい人だった。またいつかJリーグの舞台に戻ってきてほしい。本当にお疲れ様でした。(2010.04.28)

清水エスパルス2-1浦和レッズ。
内容的にはほぼ互角であったが、ディフェンスの部分では少し差があったように思う。現状では清水の方が固い。小さいようで大きな差でもあった。浦和からみれば、この試合は勝ち点1を持ち帰るべき試合だったのだと思う。最後のところで、監督も選手も、その意思統一の部分に甘さがあった。疲弊して踏ん張りが効かなくなっていた宇賀神のポジションを手当てするべきだった。大切なのは同じ過ちを繰り返さないことだ。(2010.05.01)


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2010年04月21日

ニッポンの未来を背負う3人のアタッカー 【キリタニ】

重松健太郎、宮吉拓実、宇佐美貴史。

おそらく日本の未来を背負ってゆくことになるだろう、この17、18歳のアタッカーたちの現在を、今回は自分なりに査定してみたい。


重松健太郎(FC東京)
※何よりも一番目に付くのは、ゴールへ向う姿勢とプレー全体から発せられるエゴイズム。これだけ高レベルのストライカー特質、精神を見せてくれるタレントは森本貴幸以来である。重心の低いドリブルと、球際の気迫が素晴らしい。魅せるプレー、スター性といった点でも光るものを持っている。

技術  :★★★
体力  :★★★★
戦略  :★★★
将来性:★★★★
(満点は★×5)


宮吉拓実(京都サンガ)
※今まさにJの舞台で羽ばたこうとする彼が、柳沢敦の背中を追い、それを捉えようとしている……という構図は感慨深い。柳沢敦はここ10年日本で最高のFWだったと思うが、彼はまさにその柳沢敦に取って代わり得るだけの素材だと思う。ファーストタッチ、ドリブル、シュート……スピードの中でボールを扱う技術はこの年代の中でも突出している。もう少し体幹に厚みが出て、フィジカルの要素を補強できれば、日本を代表するストライカーになれるだろう。

技術  :★★★★★
体力  :★★
戦略  :★★★★
将来性:★★★★


宇佐美貴史(ガンバ大阪)
※ここ最近のプレーを見ていると、オフ・ザ・ボールの動きには成長が見える。が、その一方で、守備意識と、ボールを出してからの動きに大きな変化は見られず、現状ではFWに配置して、今ある良さを引き出してあげるべきなのかな……という印象である。この時期に一度J2でのシーズンをフルに経験させてみてはどうだろうか。同時期の小野伸二に勝るとも劣らないだけのタレントである。もしこれだけの才能を枯らしてしまう事があるとすれば悲劇である。

技術  :★★★★★
体力  :★★★★
戦略  :★★
将来性:★★★★


~一言コラム~

C・大阪vs京都戦。乾貴士、 アドリアーノに細かなミスが多く、ゴール手前のビッグチャンスを度々逸していた。それがなければ、思わぬ得点差がついたゲームではなかったかと思う。勿論、C大阪の大勝……を裏付ける点差という意味である。柳沢と衝突したGKキム・ジンヒョンの右足の具合が気になる。敗れたとはいえ柳沢敦のフリーランニングは素晴らしかった。そしてこの試合のMVPを選ぶならば、香川真司ではなくて、家長昭博。ベンチに置くのはもったいない。日本代表レベルのパフォーマンスだった。(2010.04.04)

岡田ジャパン、そして現在の日本代表の親善試合・テストマッチ、その一戦一戦に対するベストメンバー(?)、勝利への固執、妄執は、少し度を越したものがあるのではないかと僕自身は思っている。ファンが気持ちのよい勝利を求めるのは至って当然のことだろうし、否定しようのない現実なのだろうが、チームとしての継続的な強化と成長、戦力の更新を念頭に置いた場合、現場の指導者として、それが本当に正しい姿なのだろうか?この部分は重要な議論のテーマと成り得る。(2010.04.10)

アルビレックス新潟0-2浦和レッズ。
サヌは初見だが、現時点で最終ラインに起用するのはかなり危険な雰囲気である。この1試合で潜在能力を判断することは難しいが、後ろに置いて活きるタイプではない印象である。また阿部勇樹はフィンケの高い要求を充分にこなしている。これはジェフ時代にオシムから与えられていた要求と同質のもの。ここからの1、2年で、彼はジェフ時代の彼自身を超えなければならない。主審・廣瀬格さんのレフェリングが素晴らしかった。彼のゲームに触らない姿勢、ファイトする事を促すジャッジが、Jの基準となることを望む。(2010.04.11)

J1の広島は12日、MF青山敏弘が左ひざの半月板を損傷したため、15日に広島県内の病院で手術を受けると発表した。昨年11月に左ひざを手術。10日の川崎戦で実戦復帰したが、再び痛めた。長期離脱は避けられない見込み。以上:時事通信//サッカー選手にケガはつきものとは言え、本人にとっても、関係者やファンの皆さんにとっても、これは本当にショックだろう。青山敏弘は2014年日本代表の中心となり得るタレントである。彼の帰還を最高の状態で迎えられるよう、さらにサンフレッチェには頑張ってほしい。(2010.04.13)

サンフレッチェ広島、ACL終戦。
満身創痍、ボロボロの疲弊の中で、良い試合を見せてくれたと思う。ここで得た経験は確かに大きなものだが、その対価は、今後Jリーグの強行日程の中で少しずつ支払ってゆかねばならないのだろう。身体を休めている暇なく連戦は続くが、W杯休戦までの日程を、なんとか五分で凌ぎ切って欲しい。(2010.04.14)

第7節のJリーグ。
ガンバ大阪は清水を相手に、厳しい試合の中から良くぞ勝ち点1を守った。またホームの新潟戦から勝ち点3を引き出せなかった名古屋は、ここまで勝てているとはいえ攻撃に関しては燃焼不良のノッキング状態が継続している。次節のC大阪vs名古屋の試合は、面白いゲームになるだろう。攻めるセレッソに耐える名古屋といった構図か?名古屋が勝ち点をいくつ持ち帰るか……。名古屋の地力が試されるゲームになる。(2010.04.19)


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2009年07月13日

ジョゼ・モウリーニョ曰く

鹿島アントラーズvsFCソウル戦。
27番イ・チョンヨン、21番キ・ソンヨンなど、まだまだKリーグにはこんなに素晴らしいタレントたちがいるのか…と、韓国サッカー界の選手層の厚さに感服させられた。10番のデヤンも含めて、このへんの選手たちをJリーグが引寄せられるようになれば、Jリーグのレベルをさらに引き上げることが可能になるだろう。残った名古屋と川崎には、なんとしてでも決勝まで勝ち残って欲しいところだが、今年は西側も強そうなチームが順当に勝ち残っている。厳しい戦いが続く。(2009.06.25)

シャムスカ更迭の可能性が高まったようだ。後任は元浦和監督のゲルト・エンゲルス氏、U―20 
日本代表を率いた吉田靖氏などの名前が挙がっているようだが、今ここで変えることがプラスなのか、マイナスなのか…タイミングとしては良い時期ではないと思う。こういう時こそ、フロントは自らの保身や立場ではなく、チーム状況を冷静に見極めるべきである。監督がエンゲルスだったらこうはならなかったのだろうか?監督をエンゲルスにすれば、降格は免れるのだろうか?その可能性が高くなるとする根拠はなんだろうか?大分フロントの見識が試される。(2009.06.29)

神戸のカイオジュニオール監督が辞任したとのこと。
成績的には低調なものであり、先日の浦和戦を見ても守備的な部分では課題を感じるが、ボールの繋ぎ方、回し方、攻撃の構築の仕方には良い兆しが見受けられたし、このチームはいずれ強くなるなと感じた。監督側に違約金の支払い義務が生じるという事で、次の就職先が決まっているのだろうが、今後を楽しみにしていただけに残念である。この機によくよく監督の『複数年契約』というものについて考えて欲しい。繋ぎとめる事はできない割りに、失敗のリスクだけは自ずから大きく抱え込むことになる。僕がGMだったら絶対にしない。(2009.07.01)

大分トリニータvsジェフ千葉戦。
気迫も気力も勝利に対する執着も充分に感じる。けれども、それが90分張り詰めた糸のように持続できていない。ところどころに撓みや緩みという“甘さ”が顔をだしてしまう。精神的な集中、体力的な持続、そこに綻びが生じたときチームとして埋め合わせられるだけの余力…。やはり現状では足りていないのだと思う。これは誰が監督であろうと…。ここからはクラブとしての中期的なビジョンを示すべきである。僕ならばウェズレイや鈴木慎吾をスタメンから外して新しい勝負に挑む。ファンやサポーターに、未来への希望を示すべきである。(2009.07.05)

JFAは天皇杯にもベストメンバー規定を導入、また今季は、Jクラブが2回戦からの登場となるという。まったくフザけた話である。日本代表の興行をはじめとするJFA収入の目減りが見込まれ、それをあらゆる手で補填しようという算段なのだろうが、地方のドサ回りにまで疲弊する代表選手をベスメン規定の名の下に引っ張り出してみたところで、いったいどれだけの収益が見込めるというのだろうか?まるで愚かな悪大名の卑劣な年貢の取り立てや徴兵のようなものである。知恵も無ければ“下々”に対する配慮のカケラもない。彼らはこの国の政治、自民党政治と同じ道を辿っている。(2009.07.11)


追記

『チームに28人の選手がいる?人数が多すぎることは、私の仕事にとっていいことではないね。あまり多くの選手で練習するのはポジテイブじゃない』※スポーツニフティより

インテル、ジョゼ・モウリーニョ監督の言葉である。

いずれ25人枠をはじめとするJUMPの方針のひとつひとつの項目について意見を述べたいと思っているが、この25人枠に関しては諸手を挙げて賛成を表明する。モウリーニョの言うように、保有選手数が多いという事は、クラブの側にとっても必ずしも良いことばかりではない。

これがJクラブのように30人~35人を抱えるクラブの、25番目~35番目までのほぼ真剣勝負への出場機会の与えられない選手たちにとって、ポジティブな要素など何一つないものと僕自身は思っている。またその10人の枠の中には、将来有望な十代の若手選手たちが数多く含まれる。それならばJ2やその下のJFLで試合経験を積みながら、ステップアップする機会を伺うほうがはるかに合理的であり、彼ら自身の成長を促すはずである。そんな循環こそが、日本のサッカー界にとって真に望ましい改革であると僕自身はずっと思ってきたし、移籍ルールの変更などによってその土壌は徐々に整備されつつあると思っている。

あとはクラブの自主自立と契約に対する意識の問題と、僕たちそれを見守るファン・サポーターの、選手やスタッフの移籍、ステップアップに対する意識の問題であろうかと思う。

プロサッカー選手とは、紅白戦のための補填要員ではないし、プロサッカークラブの現場とはプロサッカー選手養成の為の機関ではない。それぞれが、いま必要とされる場所で、ポジションで、プロとして全力を注いで、たった数年の歴史・足跡をピッチに、人々の記憶に刻む場であると僕は思う。

この25人枠でサッカーの風景が変わることを期待する。
乾や赤星やハーフナーや山崎亮平や、青木孝太や大前元紀が、一年目から即戦力としてJ2やJFLのトップクラブで主力として活躍し、一、二年ごとにステップアップして、やがては二十代前半にして国内トップクラブのスターティングメンバーに名を連ねる…そんな循環、そんな流れが、今後このJリーグにも育まれていく事を期待している。

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卑劣な外道どもへの報い

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2009年06月12日

日本代表vs鹿島アントラーズ 強いのはどっちか?

Jリーグ若年層プレーヤー改革プロジェクト「JUMP」が今回まとめたベストメンバー規定廃止をも含めた若手育成のための改革案骨子はよく出来たものであると評価したい。その詳細については、またいずれ本文にて取り上げるが、ひとまずこれに携わってくれた上野山信行さんはじめ、原博実さん、佐久間悟さん、そしてJリーグ関係者らの尽力に感謝したい。Jが主体的にこのような取り組みをしてゆくことは素晴らしい事である。今後はこれのプレゼンテーションに注力し、実のある改革案であることを周囲に示していってほしい。(2009.05.20)

ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ。
レアンドロの不在は、今後のガンバの得点力に対して大きな影を落とすのではないだろうか。全治6週間ということで、中断期明け後も完全に復調するまでにはしばらく時間がかかることだろう。そんなレアンドロ不在の痛手が大きく響いたゲームだった。鹿島に対しては言う事なし。小笠原が消えても、マルキが消えても、鹿島は鹿島である。その違いこそがその他大勢のクラブの超えられない壁である。宇佐美貴史くんの試合を見たのはこれが3度目だろうか。大成する要素も、或いはそうならない要素も、充分に併せ持つ特別な才能であると思う。今後の成長と進化に期待したい。(2009.05.24)

J1第13節終了までの順位を見渡して、一番意外だったクラブ…ということになるとまずは大分トリニータということになるのだが、もうひとつ。僕にとっては横浜F・マリノスの低迷はまったく予想外だった。これは開幕戦、J2から上がってきたばかりの広島に叩かれた手痛い敗戦も効いていたのかも知れない。つい先日のジェフ戦では、昨年後半の強さが微塵も感じられない内容だった。ブラジル人助っ人はいないとは言え、日本人選手の質という点ではJ1でも上位である。リーグ再会までのこの1か月をどう過ごすか…。フロントにとっても、非常に悩ましい選択なのではないだろうか。(2009.05.26)

CL決勝、FCバルセロナvsマンチェスターU戦。
互いのチーム力については、前半9分バルセロナの先制までのたった9分間の時間帯のほうに、より色濃く反映されていた気がしないでもないが、その後のバルサの、バルサだけの1-0、バルサだけの変わらぬ勝利への様式を、あの大舞台においても垣間見ることができたことに感謝したい。他のどのクラブであっても、残り81分、観る者にあれだけのスペクタクルを提供し得なかっただろう。近年まれに見る素晴らしいCL決勝戦であったように思う。と、同時に、いま一度、チェルシーの健闘を心から讃えたい。(2009.05.28)

大宮アルディージャMF小林慶行が、柏レイソルに期限付き移籍するという。柏レイソルの側に立って考えれば、この時期同じ残留争いを繰り広げるクラブから、よくぞ主力級の選手を獲得できたものだな…と褒め称えたい気持ちもあるが、大宮の側に立って考えれば、チームとして本当にひとつになって闘えているのか…と心配にもなる。偶然にも、昨年シーズン終了後の監督交代について、解せない疑問、後味の悪さを感じさせられた両クラブである。互いに、これが自らで招いたJ1降格の危機であるとすれば、サポーターはやりきれない思いでいっぱいなのだろう。再開後の再起に期待したい。(2009.06.03)


~追記~日本代表vs鹿島アントラーズ 強いのはどっちか?

日本代表とマルキーニョス、ダニーロ、パク・チュホの抜けた鹿島アントラーズ。
国立で10戦したら果たして結果はどんなものになるだろうか?

日本代表というものを根本から思考し、突き詰めてゆくと、いつも僕は最後にそこに辿りついてしまう。日本代表と助っ人のいない鹿島、果たして強いのはどっちなんだ…と。

常日頃Jリーグを見ない人は、当然日本を代表する選手を集めたのだから日本代表が強い…と思うだろう。また常日頃Jリーグを見ている人々は、寄せ集めの日本代表、今の代表であれば、あの鹿島に勝てるとは思えない…と考える人もいるだろう。或いは中立で、実際どっちが強いか分からないが、ここ2戦の代表のドタバタ、意思疎通の無さ、戦術崩壊の無様さを見れば五分五分ぐらいなのかな…と、思われる方もいらっしゃるかも知れない。

では、本当の日本代表ってなんだろう?

マルキーニョス、ダニーロ、パクチュホの変わりに、柳沢敦、遠藤保仁、新井場徹を起用して日本代表とする。もちろん、中澤佑二や長谷部誠がさらに必要だというのであれば、それは戦術的兼ね合いも含めて監督さんの取捨に委ねればよい。当然監督はオリヴェイラさん。代表&鹿島の兼任をお願いし、鹿島のナビスコカップ出場は免除(その間の鹿島の収益減は、補填しなくともグッズ販売やJ観客動員増によって取り戻せるだろう)。真に強いチームというのであればこのカタチも充分に実質的な日本代表たり得ると僕は思う。コンディションも価値観も異なる、世界中に散らばる日本人選手を寄せ集めて、現状これ以上のチームを作るのは容易ではない。

そしてその対極にあるとすれば、人気投票による代表チームづくりのようなものだろうか。日本人なら誰もが知っている日本サッカー界のスター選手をチームの中心に据え、その周りも攻撃的な有名選手を添えて、常に同じ面子で横浜や埼玉に6万人の観衆を集める。もちろん監督自身がサッカー界の超有名人である。メディアの扱いも今のようなものではなく、ACやWC予選ともなれば、お茶の間のワイドショーまでをも席巻する。サッカーファンばかりでなく、広く日本国民全体が日本代表の一挙手一投足に注目する…。再びそんな時代がくるのかどうかは僕には分からないが、JFAの経済にとってはそちらの方がはるかにメリットが大きいだろう。例え毎度のようにWCで苦杯を舐め続けることになろうと。

今の岡田ジャパンというのは、良い意味でも悪い意味でも、強さという点においても人気という点においても、その中間に存在するチーム。所謂、中庸をゆくチームなのだと僕は思う(完全に中間にあるとは思ってはいないが…)。JFAとしてもその辺が一番居心地の良い立ち居地なのかも知れない。まあ、今後経済的に困窮すれば、ますます近視眼的に、人気>強さという価値観にシフトしてゆくものだと僕自身は予想するし現実にその流れにあるものと理解している。

果たして日本代表とは、妥協なく最強を追求すべきものなのか、またはそんな実質と、形式や外形の中和を成すものであるべきか、或いは経済(人気)そのものなのか…。

もしかしたらこのような視点さえ『世間の良識』なるものから、不謹慎、不敬の謗りを受けるものなのかも知れない。が、今一度それぞれがそれぞれに考えてみることもあって良いのかも知れないと、僕自身は思っている。

あっ、そうだ。回答を忘れていた。

日本代表vs鹿島アントラーズ。

僕自身は…。残念ながら、鹿島の方が強いと思っている。
10戦やれば鹿島の4勝3分3敗ぐらいだろうか。戦績は際どいものであったとしても、きっと勝ち越すのは鹿島である…と。彼らは必ず1つ多く勝つのではないか…と。そしてその結果以上に、内容的に悔しい思い…をさせられるのだろうと思う。精神的に、打ち砕かれる部分があるのだと思う。JFAが現代表を本当に強くしたいと思うならば、つまらない外国チームを呼んであぶく銭を稼ぐよりも、僕は鹿島やガンバと試合をさせてもらうことの方が遥かに有益だと思っている。学ぶべきものがあるのだと思っている。

あなたにとっての日本代表ってなんですか?
凝り固まった既成概念を取っ払い、一度心をまっさらにして考えてみるのも良い経験かも知れません。


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高速1000円と定額給付金の欺瞞     

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2009年05月21日

浦和レッズの今と前半戦MVP

物事を改革する。変化させる…という話になると、人々の思考は、まず現状維持の保守的な思想からスタートするもののようだが、多くの場合それは、未来への見通しや現状の切実な問題を見落としている場合が多い。そもそも現状…というものに問題意識がないのだとすれば、それも無理からぬことなのだとは思うが、“変わらない…”ということはひとつのリスクであり、さらに“変われない…”ということは、或る意味それが存する社会の、致命的な危機であることも同時に認識すべきなのだと僕は思う。近いうちに登録選手枠25人へのJリーグ制度改革に対する賛意を、本文において示したいと思っている。(2009.05.08)

大分トリニータvs横浜Fマリノス戦。
半分のスタメンが欠けたあの面子で、大分の選手たちは本当によく頑張っていたと思う。そして、だからこそ、単純な注意不足、集中不足で失った二つの失点が残念でならない。あのピッチ状態、暑さの中でも、アタッキングサードまではしっかりとビルドアップできていた。メンバーが変わってもチーム自体のカタチが崩壊している訳ではないのだ。よく頑張った!と、あえて言わせてもらう。そして、もう1歩頑張れるはずだ…と。とにかく球際、球際である。そこで踏ん張る事。絶対にあきらめない事。いまそれが一番大事な事。あのエジミウソンやホベルトの気迫を、いま東や住田、そして誰よりも清武弘嗣に見せて欲しい。(2009.05.09)

浦和レッズvs川崎フロンターレ。
この試合は、たくさんの論点を内包した非常に興味深い一戦であった。ACLをはさんだ厳しいスケジュールの中で、あれだけのパフォーマンスを見せてくれた川崎は充分に復調を感じさせてくれたし、一方の浦和の戦いぶりは、ここ数戦の苦しみを裏付ける明確な理由を示していたように思う。審判の判定とフェアネスにまつわる古くて新しい問題点もあらわになったゲームであったし、これについてひとつ本文を立ち上げて自分なりの思いを語ってみたいとは思うのだが、なかなか時間が取れなくて残念ながら自信がない…。(2009.05.11)

引き続き、浦和レッズvs川崎フロンターレ。
いろいろと物議を醸した闘莉王のジュニーニョに対するファール(PK)であるが、皆さんが主審、あるいは副審であったならば、あの状況でPK宣告したのだろうか?或いはしなかっただろうか?純粋に審判視点で見てどう決断したのか…非常に興味深いところである。ルールには反するかも知れない。けれどもあの状況は決定的なシーン…とも言えなかった。僕ならばたぶん笛は吹かなかっただろう。依然イエローが多すぎることに不満はあるが、腰周りがだいぶシェイプアップされた西村さんは褒めてあげたい^^もちろん、あのPK判定に不満がある訳ではないことも付け加えておこう。(2009.05.14)

本田圭佑のオランダ2部リーグ年間最優秀選手賞の受賞をとても喜んでいる。北京五輪の際はいろいろと物議を醸しもしたが、歯に衣着せず自分の意見を言う、そして様々な批判にもめげずに自らを貫こうとする彼の姿勢を、僕は素晴らしいと思う。海外で成功するかどうか…それは単にサッカーの実力のみではなく、コミュニケーションスキルやキャラクター、そしてその意志の強さ、信念の強さ…といった部分までをも求められるのだと僕は思う。いずれ代表で、さらに成長した彼のプレーを見られる日を楽しみに待ちたい。(2009.05.15)


追記 ~浦和レッズの今~

実は近々『フォルカー・フィンケを考察する』というエントリーを書こうか…と、思っているところなのだが、ここまでの浦和レッズの今シーズンの戦いぶりを見てきて感じたことについて触れておきたい。

最も印象深く感じることは、ビルドアップの部分、つなぎの部分が本当に充実してきたな…ということである。そして逆にそれによって相手に引かれ、最後の部分、アタッキングサードにおける最終局面の崩しのところで、スペースを失い、手詰まりになって、窮屈なパスをカットされ、不用意なカウンターで肝を冷やす…といったシーンも徐々に多くなってきているように思う。

これはポゼッションサッカーのある意味での宿命なのだと思うが、そこから生じる敵カウンターアタックのピンチを、失点に結び付けない最終ラインの頑張り…といったところで、坪井慶介の果たしている役割は非常に大きい。ビルドアップ、ポゼッション面での最大の功労者が山田直輝だとすれば、その輝きの陰の部分での最大の功労者を、僕は坪井慶介であると思っている。彼の能力とカバーリングによって、救われた試合は少なくない。僕が選ぶのであれば、浦和レッズ前半戦のMVPは坪井慶介の名をあげたいと思う。

ガンバの西野監督が「うまくなったなという感じはするが、強さはあまり感じなかった」といまの浦和について語ったらしいが、相手チームからみれば怖さ…という点で、ワシントンやエメルソンが居た頃の、ある意味中盤を省略した速い攻撃の方が脅威であり、同じくポゼッション主体のガンバにとっては、守りの準備をさせてくれる分、いまの浦和は、川崎や新潟に比べ組し易く怖くない、強くない…といった印象になるのかも知れない。ある意味妥当な評価であると思う。が、実際のところあの日のゲームは、ガンバ側にとってより悔しさ、口惜しさの残ったゲームであったことも確かだろう。

ここからさらにもうひとつ上の段階に進むためには、アタッキングサードのオートマティズムをどう進化させてゆくか。そして新たな強い個を、そこに導入するか否か…にかかっている。

この先はいずれここに書き記すだろう『フォルカー・フィンケを考察する』の中で触れたいと思うが、田中達也、ポンテが負傷し、原口元気のパフォーマンスが下降気味である現在、もうしばらく我慢が強いられる展開が続くのではないかと思っている。

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マスクは嘲笑の対象となり得るか? ~新型インフルエンザ~ 

posted by 桐谷 |11:23 | 一言コラム | コメント(5) | トラックバック(1)
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2009年05月08日

日本代表への推薦状~序章~ 

そろそろ次の日本代表戦に召集して欲しい選手が、自分の頭のなかに溜まってきている。近いうちに吐き出してスッキリさせてもらおうと思っている。いつも代表選出を考えながら思うことは、4バックの人材の薄さ…についてである。突出した個は未だ見当たらないながらも、数だけは事欠かないFWの人材。また日々量産され続ける素晴らしいMFの人材に比して、4バック…それも特に中央の中澤祐二と闘莉王に代わり得る人材がなかなか見当たらない。甲府のダニエルや山形のレオナルドみたいな選手が、突然変異で生まれることは、やはりしばらく期待できないのだろうか?(2009.04.27)

Jリーグが来季から、J1クラブのトップチームの登録選手数を最大25人に制限する方針を固めたことが1日、明らかになった。世界的不況が続く経済状況下でクラブ運営のスリム化を促すトップチームの“少数精鋭化”はユースチームとの連携強化が不可欠となり、若手の出場機会増につながる*以上中日スポーツより
信じて訴え続けてきたことが現実になりそうで喜んでいる。これでクラブ経営の効率化・合理化が図れると共に、真に力ある若手が、その実情に相応しい競争環境の中で、実戦経験を積めるようになるだろう。論理的な選択である。これらのJリーグ改革は、望ましい方向へ向かっている。(2009.05.02)

J1第9節、浦和レッズvsアルビレックス新潟。
新潟サイドからみれば到底納得のゆかぬいくつかの判定があっただろう。実際のピッチ上、TVカメラが拾いきれない部分も含めて、すべての“事情”をうかがい知ることはできないが、未だ高山主審のジャッジには無用なカードが多いように思うし、感情的な反応と見受けられる部分も多々ある。リシャルデスが退場になるまでは、僕が今年見た中で一番質の高いゲームであり、また感動的な内容であっただけに、そこに行き過ぎたカードの乱発が介在してしまったことは非常に残念でならない。(2009.05.04)

J1第10節、柏レイソルvs浦和レッズ。
浦和2試合続けての劇的な勝利。前線と中盤の流動性に少し翳りが見え始め、連戦の疲れもあってか集中の欠ける時間帯も増えてきたように思うが、最後の最後、勝負どころでの気迫はどのチームよりも充実している。この日の2得点ともに、気迫でねじ込んだゴール。2試合合計勝ち点1で終わってもおかしくない展開で、キッチリ勝ち点6を掴んだ。この苦しい連戦の中での勝ち点5の差は、シーズン終盤の勝負どころで大きなアドバンテージとなることだろう。素晴らしいゲームだった。(2009.05.05)

J1第10節、清水エスパルスvsジェフ千葉。
清水の戦術的無策…が印象に残った試合でもあった。あのピッチコンディションの中、ジェフのハイプレスも重々承知した中で、清水らしい繋ぐサッカーがうまく機能せず苦しんだ挙句、ヨンセンの投入を残り10分まで渋った長谷川監督。彼自身がこの試合を難しくしていたように思う。そしてうまくジェフの流れに嵌り込んでくれたこの清水から逃した勝ち点2の損失は、いまのジェフにとっては非常に大きい。前線でチェイスし、裏を取り、また時に時間を作るキープで押し上げを促していた深井正樹の交代が響いた…という印象である。今の深井はジェフの攻撃のただひとつの拠り所のように見える。(2009.05.07)



追記 『日本代表への推薦状~序章~』

いずれ“日本代表への推薦状”という本文を書こうと思っているのだが、ここでは2010年には間に合わないかも知れないが、大迫勇也や山田直輝に続く期待の若手として、最近の僕が見たゲームの中で特に光っていた3名の選手をあげておきたい。

まず一人目は、大分の清武弘嗣。
ボールタッチがやわらかく、またオフザボールの動きも質が高い。ある意味で“剛”のイメージのある金崎 夢生と“柔”のイメージの清武は非常に良いコンビになると思うのだが、窮地に立たされたクラブの救世主となるような大ブレイクを期待したい。

二人目は、柏の大津祐樹。
僕はあまり柏の試合は見る機会がないので、昨年の活躍は知りながらノーマークだったのだが、ここ数試合で見た彼のダイナミックで躍動感あふれるプレーぶりには目を奪われた。仕草や態度のところどころに気持ちの強さも感じさせるし、その身体全身で、闘う柏のスピリットを体現するかのようなプレーぶりは、見るものの心に熱を注ぎ込んでくれる。2010年後の日本代表へ向けて、とても楽しみな素材である。

そして最後に、ジェフ千葉の岡本昌弘。
ここに来てやっと完成したのでは…という印象である。もうすでに若手といえる年齢でもないと思うが、立石や櫛野の壁をようやく乗り越え、揺るがぬレギュラーポジションの座を獲得しつつあるように思う。特にここ数試合のパフォーマンスは素晴らしいもので、彼のスーパーセーブがなければ、ジェフの失点はさらに4~5点積み増されていたことだろう。この活躍によってすぐに日本代表へ…とはゆかないだろうが、菅野孝憲、西川周作と共に、楢崎、川口時代後の、次世代の代表GK候補の一角に数えられる選手になってゆくことを願って、さらなる成長に期待したい。

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   政治ポジションテスト 

posted by 桐谷 |11:21 | 一言コラム | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年04月27日

試合をブチ壊す不公平なジャッジ 

先日英紙デイリー・メールにより発表された「偉大なる歴代フリーキックの王様50人」。1位のベッカムから40位の中村俊輔、そして50位のランパードまでたいへん興味深く見させてもらった。
キリタニセレクトのベスト1は…ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(同ランク2位)が妥当なところではないかと思う。さらに続ければ2位がロナルド・クーマン(同12位)、3位がピエール・ファン・ホーイドンク(同27位)。以下アルバロ・レコバ、ロベルト・カルロス、イアン・ハート…といった感じだろうか。ちなみにJリーグベスト1は、断トツでエドゥー(横浜フリューゲルス)という評価であるが、皆さんはどうだろう?(2009.04.10)

UEFA/CL準々決勝チェルシーvsリバプール見た。これが質の高い試合であったかどうかは正直疑問であるが、おもしろい試合であったことは間違いない。CL準々決勝、しかも2ndレグだからこそ見られた大乱戦ともいえるのだろう。ゲームの中で特に印象に残ったのが、ディディエ・ドログバの基本技術の正確さ、トラップの確かさである。ドログバといえばフィジカルのイメージが強いのかも知れないが、トップスピードの動きの中で、正確にボールを止め、正確にボールを蹴る…という技術は、いつもながら他の誰よりも秀でたものを感じる。このトップスピードの中での正確なボールコントロールとキックを、日本のFWたちにもぜひ身につけてもらいたい。(2009.04.15)

もし自分がJクラブのアタッカーだとして、絶対にマークされたくない相手は誰だろうか…と考えてみた。要するに背中を向けて怖い相手…ランキングである。
1位ホベルト(大分)。2位エジミウソン(大分)。3位レオナルド(山形)。4位ストヤノフ(広島)。5位金南一(神戸)…。そして僕の場合はなぜか巻誠一郎と矢野貴章を経由して^^;やっと9番目か10番目あたりに、浦和の細貝萌や、大分の森重真人、上本大海、柏の古賀正紘、小林 祐三あたりがくる感じだろうか。やはり日本人選手は概して当たりがやさしい。その点でブラジルや韓国のDFたちと大きな差がある。ちなみにJ歴代1位…ということであれば、迷いなくアルパイ(元浦和)をあげさせてもらう。(2009.04.16)

Jリーグ、磐田vs清水戦。イ・グノの2点目、清水DF青山直晃をスピードで追い抜き体勢を崩される事なくブレずに狙い済まして決めたゴールは圧巻だった。素晴らしいストライカーであることは重々知っていたつもりであるが、ジュビロの体制さえ整うならば、J1得点王を狙えるだけの素材であることをこの1試合で彼は示してくれたと思う。AFC枠については当初『韓国人ばかりになる…』との批判も聞かれたが、いったいそのどこが問題なのだろうか。真に実力ある韓国人選手たちがJのレベルを底上げしてくれている。僕はそれを素晴らしいことだと思っているし、彼らの活躍に感謝している。(2009.04.20)

ACL、グループE第4節、ニューカッスル・ジェッツvs名古屋グランパス。
ここ最近“1-0のゲーム”の在り方についてしつこく言及してきただけに、今回アウェーにおいて見事に1-0のゲームを制し、勝ち点3を持ち帰ってくれた名古屋の頑張りはとても嬉しかった。バニャリッツァの凡ミス(PK)には肝を冷やしたが、ゲーム全体の内容を見れば、名古屋が主導権を握り、名古屋が支配したゲームであったと思う。本当なら動きの重いニューカッスルの選手たちを、終了間際のボール回しで吐くほど走らせてゲームを終えて欲しかったが、それは次の機会の楽しみにとっておこうと思う。(2009.04.22)

週末が近づいてくると、今週はどの試合を見ようか…と、ぼつぼつ考え始める。その週末のスケジュールにもよるが、たいていは2試合~3試合。多くても4試合が限界なのでよく吟味して選ばなくてはならない。第7節は、まず絶対に見逃せないジェフ千葉vs浦和レッズ。そして叱られるかも知れないが、昨今の状態を見る限り泥沼対決ともいえる大分トリニータvsFC東京。さらにサンフレッチェ広島vs川崎フロンターレのしばき合い対決も見逃せない。また名古屋vs横浜Mも好ゲームの予感がする。今週もあわただしい週末になりそうである。キリンカップの中断が残念でならない…。(2009.04.24)

追記

Jリーグ第7節ジェフ千葉vs浦和レッズ、サンフレッチェ広島vs川崎フロンターレ他の戦評は後日改めて時間のできた時に書くつもりだが、今節もまた審判にブチ壊されたような試合が複数見られたことが残念でならない。広島ミキッチへのイエロー2枚は、僕が主審ならばどちらも流してしまうような何のことはないプレーであったと思うし、大分エジミウソンへの2枚のイエローについても、1枚目はともかく、2枚目に関しては完全な誤審。しかもその後の大分への度重なる不利な判定の数々は、私怨すら感じさせる感情的なジャッジにさえ見受けられた。

大分は確かにゲームにおいて感情をコントロールできない未熟なチームだと思う。審判への抗議も多く、Jリーグ基準で見ればダーティーな要素も多々見られる。が、だからといってそれを裁く審判のジャッジが公平を欠くものであって良い訳はない。むしろ、だからこそ審判は、絶対にフェアでなくてはならないし、彼らがそれを欠くプレーや行動をした際には、ゲーム後であろうとVTRを掘り起こし、適正な懲罰を負わせ、なあなあで見過ごす事はあってはいけないと思う。しかし、それを可能とするものは、やはりゲーム上における審判の公平さあっての事である。そこに感情的なものが入り込んでしまっては、互いに憎しみの応酬にしかなりはしないはずだ。このゲームに、観るものをそう思わせる“偏向”が感じられたことは、どちらのサポーターでもない一観戦者の立場から、非常に残念でならない。

10人で戦った後半の大分の頑張りは感動的なものだった。
西川周作の神がかりのスーパーセーブをはじめ、観るものの心を惹き付ける素晴らしいゲームだっただけに、空しい結末と共に、その後味の悪さに気が滅入った。

大分はもう一度一からスタートしなければならない。昨年の記憶は一旦すべて忘れ、勝ち点1にすべてをかけるひたむきさを、彼らは取り戻さなければならないのだと思う。一言だけ声をかけられるとすれば彼らには『負けるなっ!』と伝えたい。『負けないっ!』という原点に立ち返りさえすれば、彼らはまた彼ららしい戦いを繰り広げられることだろうと僕は信じている。

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【映画批評】 ゆれる ★★★★ 

posted by 桐谷 |11:20 | 一言コラム | コメント(12) | トラックバック(0)
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2009年04月14日

絶対に守るべき審判のルール

しばらく負けらしい負けを経験してこなかった鹿島にとって、この敗戦は非常にショックなものだろうが、内容的には互角かそれ以上の悪くない試合であったように思う。これをACLグループリーグでの惨敗…と理解するよりも、決勝で当るチームとの前哨戦に負けた…ぐらいの受け止め方でいて欲しい。水原三星はアジアでも最強クラスのチームであり、このグループGは楽な組み合わせではないのだから少々苦しむのは当たり前のことである。が、厳しいのは今後の対戦相手で、新潟、上海、広島と続く。土曜日のアウェー新潟戦は絶対に負けられない試合である。もしかしたら鹿島にとって、今年一番大切な試合になるのかも知れない。(2009.03.12)

ACLグループリーグ第二戦、決して楽な相手ではない上海申花に対して、鹿島は素晴らしい結果と内容を見せ付けてくれたと思う。やはり疲れがあるのか前半の鹿島はボールの動きも悪く、上海の厳しい寄せと当りに劣勢を強いられたが、後半の追加点から終了間際までの10分間には、鹿島らしさ、鹿島サッカーの迫力と強さが満ち溢れていた。苦しい時間帯の小笠原満男の身体を張った守備での頑張り、そして激しい試合にも関わらず決して無駄なカードをもらわなかった選手達の成熟した知性…。今年のアジアを制するのは、彼らであるべきだ…と僕は思っている。(2009.03.18)

今年のJリーグもまた、審判のレフェリングには悩まされそうである。日本の審判は非常に公平であり、どちらか一方に加担している…と思われるゲームはほとんどないのだが、無駄な笛、無駄なカードは、欧州のどこと比較しても極端に多い…と感じる。これでは国際ゲームでは戦えないし、いつまでたっても選手たちに逞しいプレーは期待できない。アクチュアルタイムを増やそうという取り組みなどは、まさにこの笛の数に関わってくる問題だと思うが、意識して笛をこらえるレフェリーが見受けられる一方で、従来と何ら変わらず無反省に吹きまくっているレフェリーもいる。リーグとしてここだけはキッチリ対応するべきである。ただのスローガンだけでは何も変わらない。(2009.03.24)

なかなか時間がとれなくて3.28のバーレーン戦について、未だ書くことができずにいるが、バーレーン・マチャラ監督の言うように、これによって日本のWC南アフリカへの出場はほぼ間違いないだろう。本文では触れないのでここであえて触れておきたいが、日本人は個のキープ力…というものを、意識してもっと向上させるべきであると僕は思う。バーレーンの個々の選手を見ていると分かるが、個のキープ力という点においては日本に勝っている。これは、日本のサッカーが組織的であるからこそ、見落とされがちな要素であり、また同時に現実のサッカーにおいて、欠かすことの出来ない重要な武器でもあると思う。(2009.03.30)

正直にいえば、2年前広島のJ2への降格が決まったとき、浦和は梅崎司ではなく、柏木陽介を獲得するべきだ…と、僕は思っていた。なぜなら柏木は数年のうちにポンテを越えるタレントであると思っていたし、そして数年のうちに、日本で最高のMFになると確信していたからだ。しかし、いま山田直輝のデビューを目の当たりにして、そして広島における柏木陽介の輝きを見て、あの時の浦和の選択に、僕は深く感謝している。山田直輝は、今現在少なくとも、同じ時代の柏木陽介に勝るとも劣らない逸材である。そして柏木陽介は、今現在少なくとも、同じ時代のパク・チソンに勝るとも劣らない逸材である。(2009.04.06)

イタリアセリエAカターニアの森本貴幸が、日本代表への参加に否定的な発言をしたそうだが、僕はこれをいたって自然なことであると思っている。もし僕がいまの長谷部誠や森本貴幸の立場で岡田ジャパンに招集されたならば、きっぱりと断ることだろう。なぜなら欧州から日本はあまりにも遠いし、また現地には日本代表のそれより高い次元のステージがすでに存在するからである。秋春制のメリットに日本人選手の欧州移籍が増える(だろう)ことによる代表の強化をあげる人もいるが、果たしてそうだろうか?僕はこの森本のような選択は、今後徐々に欧州で活躍する日本人選手たちの中で一般的なものとなってゆくのではないかと思っている。(2009.04.09)

追記

審判の誤審問題について。
現状ヘタなものはヘタなもので仕方がない。その中で少なくとも基準のすり合わせと、誤審があった際にはそれを認めさせて反省を促す。選手たち同様、一定のペナルティを与える。そういう仕組みを、明確に制度付け、徹底することが必要なのだと僕は思う。これまで臭いものに蓋をして、そ知らぬ態度を決め込むことこによって、自ずからその権威を失墜させ、不信を助長してきたのだ。

その上でジャッジに対して、僕には絶対に守って欲しいルールがある。それは“予断や憶測”で裁くな…ということである。見えていない事柄を“雰囲気”で裁くな…ということである。ブラインドのファールのいくつかを見逃さねばならないことは、人間が人間を、適正に裁く上での当然の代償である。そしてそれを、選手も、それを見守る僕たちの側も、きちんと峻別すべきなのだ。

見逃すファールはあっても仕方がない。けれどもありもしないファールで笛を吹き、選手にペナルティを与える行為だけは絶対に許さない。まもなく裁判員制度もはじまる。これは人間が人間を裁く上で、絶対に踏み外してはならない鉄則であると、僕は思っている。

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思い出の曲No.12 Fireworks~Animal Collective~ 

posted by 桐谷 |10:56 | 一言コラム | コメント(6) | トラックバック(3)
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2009年03月12日

今年のJ1得点王予想 

今回の原博実・強化担当技術委員長の誕生は、犬飼会長の“実権”奪取への布石なのかも知れない。ここ数年の技術委員会の無策・無能・失態を数え上げれば、旧体制の排斥は避けられぬ事態であると考えてきたが、肝心の小野剛氏は育成担当技術委員長という職務への横滑りである。何か官僚組織の馴れ合いを見るようでどうも釈然としない。また原博実さん自体を否定するものでもないが、原博実さんでなければならない理由もまた理解できない。学閥だか企業閥だか判然としないが、ここに縁故の有無や、国内国外の縛りなく、考え得る限り一番優秀なサッカーの知性を戴く…という願いは、残念ながら今回もまた叶わなかったという気がしている。(2009.02.16)

開幕を2週間後に控えて、やはり非常に気になるのは浦和レッズの様子である。果たしてどんなサッカーになるのか?原口元気は開幕スタメンの座を射止めるのか?そして鈴木啓太の復活…高原直泰の復活はなるのか?そしてフィンケはポンテをどのように扱うのか?開幕前に今年のJ1優勝争いについての考察を書き記しておくつもりであるが、非常に悩ましいのがこの浦和レッズの扱いである。テストマッチなどの記事をあさりながら、もうしばらくこの浦和について塾考してみたいと思っている。(2009.02.20)

ゼロックス・スーパーカップを見た。
なるほど考えていたよりも少々深刻に見えるガンバ大阪のデキに、思っていた通りの仕上がりの鹿島アントラーズ。ガンバ大阪がここから一週間でどこまで建て直せるのか分からないが、残念ながら僕が今年も降格を争うとみるジェフ千葉にとっては、初戦からすでに負けられない試合がやってきたな…というのが実感である。このガンバであれば、絶対に落としてはならない勝ち点3ではないだろうか。昨年最終節で見せた危機意識を持って試合に臨めるかどうか、どちらにとっても非常に大きな意味を持つ開幕戦である。(2009.03.02)

もしJ1の上位クラブが欧州のリーグ戦に参加したら?
という議論を見ていたら、J1トップチームは欧州トップリーグ(スペイン、オランダ?など)の中位ぐらい…っていう意見が大勢だった。こういう想像力を試される議論はなかなかおもしろい。今度ここのブログでもお題を出してみようかと思う。僕の意見は…というと、トップリーグをスペインやイングランドと仮定するならば、残留は到底無理…である。日本人のトップ選手がただ一人も通用しない世界の最強リーグにおいて、バルサやマンUに時には勝ったり、引き分けたりする中位なんてまず無理。オランダぐらいになれば降格ゾーンよりは少し上で終われるかどうか…そんなところだと思っている。(2009.03.05)

開幕前に今年のJ1得点王予想をしておこう。
本命…ダヴィ(名古屋)。
対抗…チョン・テセ(川崎)。
穴…佐藤寿人(広島)。
そして新人王に渡邉千真(横浜M)としておく。鹿島VS浦和は当然として、その他に横浜MVS広島、千葉VSガンバ、京都VS神戸と、最低4試合は見るつもりである。今年の開幕戦のマッチメイクは素晴らしい。忙しい週末になりそうだ。(2009.03.07)

開幕の名古屋グランパスVS大分トリニータの試合。
大分MF高橋大輔の退場につながる行為は本当に残念でならない。危険なバックチャージであったし、あれをされて黙っていられない…という気持ちも重々判るが、いつまでも同じことを繰り返していては、J1チャンピオンの座はただ遠のいてゆくばかりである。プレーと共に大分はメンタルの部分でもっと成熟していかなければならない。激しいプレーは構わないが、自分たちが損をするつまらない行為は無くしてゆくべきである。そういう面でも鹿島アントラーズはひとつの手本になるのではないだろうか。(2009.03.10)


追記 

J2 昇格争いについて

あまり情報もなく保守的な予想となってしまうのだが、

セレッソ大阪
ベガルタ仙台
コンサドーレ札幌
そしてヴァンフォーレ甲府

の4クラブの争いになるのではないかと予想している。

特に甲府は、戦力補強の面でもこの2009シーズンの昇格争いに勝負をかけてきた気がする。財政に余裕のあるクラブではないだけに、年度年度の予算にメリハリをつけねばならず、そういった意味でも今年にかける意気込みがうかがわれる。まだ今シーズンの試合は見ていないが、キム・シンヨンと大宮の森田浩史を加入させたことで、サッカー自体の幅も拡がるのではないだろうか。この補強ができたのも、J2に落ちてもなお10000人を割らなかった観客動員、サポーターの皆さんの応援の賜物である。これを良い結果に結び付けてくれる事を心から願っている。

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2009年02月18日

60%の俊輔か80%の憲剛か

「ズバリ、(現在18チームの)J1を10クラブにします。J1昇格の条件を高くして、あとはJ2の裾野を限りなく拡大する。そうすればJ1でプレーする選手のほとんどが億万長者になれる。スーパースターにもなれる」岡野雅行※ZAKZAK※/まあ話がそううまくいくかどうかは分からないが、実績ある有名選手が、現役選手の立場からこのような発言をしてくれる土壌や環境はとても大切だと思う。選手にもさまざまな制約はあるのだろうが、秋春制やその他の事柄について、もっと発言して欲しいし主張して欲しいと感じる(2009.02.02)

「仮想オーストラリアとして全く不足のない相手」と実力を高く評価していたフィンランドが、J2湘南にまさかの完封負け。見込み違いだった。フィンランドは来日メンバー21人中、身長180センチ以上が14人と、体格は確かにオーストラリア並み。しかし、国際Aマッチ2ケタ試合出場者は37歳の“英雄”FWリトマネンら2人だけ。※デイリースポーツ※
この相手に対しても、すでに20000枚近い前売りが売れているというのだから、代表人気もまだまだ捨てたものではない。『遠藤を使う!』と名言もし、集客への後押しも万全である。さあ、内容はどんなものだろうか?(2009.02.04)

きっと岡崎慎司というストライカーは、他のFWに比べて速くも上手くもないのだと思うが、シュートを撃つタイミングと、ダイレクトで合わせる感覚だけは、誰よりも秀でたものを持っているような気がする。これは代表のみならず、清水の試合を見ていても常々感じる部分だ。ある意味で城彰二の持った特性を備え、そしてまたさらに城彰二を上回る泥臭さと運動量をあわせ持つ。彼のような頑張る泥臭いFWが、常に日本代表の一角を担う存在であることは、この国のサッカーの風景にとってとても大切な要素であるように思う。(2009.02.05)

岡田武史監督のロングインタビューをNHKで拝見した。最近のJFAのメディア露出への取り組み自体を否定するものではないが、これが何にどう繋がってゆくのか…という効果の点については少し疑問も感じる。肝心のインタビューについても、岡田氏の語ること自体は分からなくもないが、それが日本代表のサッカーにどう繋がっていくのか?或いはどう繋がっているのか…については不明な部分多く、分かったような分からないような、あまり興味深い内容とは言えなかった。新皮質と旧皮質のゴールを、迷いなく選り分けきったNHKの勇気には、ただただ感服させられた…。(2009.02.09)

オーストラリア戦を間近に控えて、なにか懐かしいプロレス興行の前置きのような煽り報道がかまびすしいが、前からこんな調子だったっけ?日本にいた頃は地味なイメージしかないピムさんだったが、なぜだか韓国、豪州とアジア最強国のトップチームを率いるまでにステップアップして、キャラ変したのだろうか?まあ妙な場末感漂う演出の中、どのような試合展開になるのか注目したい。豪州が徹底して蹴ってくれば苦戦は免れないだろうが、ピムさんが監督になってから彼らはそういう試合はしていない印象である。であれば、結果はともかく日本にとってはやり易い相手ではあるはずだ。(2009.02.10)

WC最終予選対オーストラリア戦。この試合のMVPは…やはり中澤佑二。
田中達也と迷うところだが、彼の気合と迫力が、ダレたケーヒルの気力を完全に打ち砕いていたように見受けられた。そして赤点が長友佑都と松井大輔。状況判断が悪く気合が空回りしていた印象。消極的なミスではないのだが、悪い流れを引寄せかねないプレー選択がいくつか見受けられた。また憲剛ではなく、今の状態の遠藤や海外組みに固執する岡田監督にも少し疑問。悪い流れを引寄せる選択…とならないことを願う。(2009.02.12)

追記

長距離移動を伴う非常に厳しいスケジュールで試合に臨まねばならなかった中村俊輔と、チームと共に国内で順調に仕上がり良い状態で試合に臨めただろう中村憲剛…例えば60%の俊輔と80%の憲剛だとしたら、試合で活きるのはどちらなのだろうか?これが純粋に現場の事情だけの選択か否か、或いは単に監督の嗜好によるものなのか否か、感情的な岡田批判のみではなく、欧州から遠くはなれた日本という地における代表チームを考える上で、今一度これはじっくりと議論されるべきテーマなのではないだろうか。

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2009年02月04日

観客動員と視聴率にみる岡田監督の命運

中澤佑二の横浜FMとの契約更新。一説には1億2000万円の2年契約とも言われている。日本代表の中心選手としてこの額は決して高くはないと思うが、今の横浜FMの懐事情を考えれば限界値なのだろう。日産が経営権を手放すのではないか…という一部報道もあり、ここからどうクラブ経営を立て直すか、その前途は非常に厳しいものに見える。皮肉にもこれはJが掲げる地域密着の理念に沿う事態なのだろう。しかし、地域密着なるものがすなわちクラブの存続を担保してくれるものでもない。ダウンサイジングのキーワードがここからのJリーグの、各クラブの1つのテーマになるのではないだろうか?(2009.01.15)

元日本代表主将のDF宮本恒靖(31)が年俸1億円(推定)で神戸と複数年契約を結んだ。宮本は、チームが掲げる2010年アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場に向け、リーダーシップを発揮する。※デイリースポーツ/宮本のJリーグ復帰は喜ばしいニュースなのかも知れないが、何か神戸の向かう先に今の東京ヴェルディの影がチラついてならない。三木谷浩史会長の資金とJリーグへの興味が、いずれ尽きてしまわない事を祈っている。(2009.01.17)

J2東京ヴェルディが「TOMAS」を展開する株式会社リソー教育(本社・東京都豊島区)に経営権を譲渡する方針を固めた。読売クラブ誕生から今年で40周年。数々の栄光とともに歩んできた名門が、大きな転換期を迎えることとなった。東京Vは場当たり的な補強を繰り返す乱脈経営のツケが回り、昨年途中から経営難に陥っていた※ スポニチ/企業とクラブの親密な関係を僕はまったく否定するものではない。元が企業主体であれ、地域密着であれ、結局は経営の自立性が問題なのだ。経営権がどこであれ、収入がいくらであれ、収支を均衡させれば生き残りは可能だ。今後の経営に期待したい。(2009.01.19)

今日読んだエルゴラッソの記事です。すでに読まれて、知っている方もたくさん居られると思いますが、久しぶりに触れられたオシムさん情報のお裾分けです。/京都MF佐藤勇人談…年末にオシムさんと長時間話したんですが、チームや自分のプレーについて言われました。通訳を介しての電話だったのですが、最後に日本語で『走れ、走れ、走れ』と言われました。(2009.01.21)

元日本代表MF福西崇史(32)が現役を引退することが明らかになった。昨年11月30日に東京Vから戦力外通告を受けて移籍先を探していたが、オファーのあったJ2愛媛や韓国Kリーグの釜山とは条件面で合意せず、引退の意思を固めた。今後は指導者を目指すが、女性ファンの多いルックスを生かし、タレント業にも力を入れるとみられる。 ※スポニチ/昨年の最終戦、あのような形で現役を終えなければならなかったことは、本人にとってもさぞ辛い事だろうと思う。今後は元代表選手といえどもそれだけで食っていける時代ではないはず。実力的にはまだJ1でやれたと思うだけに残念である。(2009.01.26)

バーレーン1-0日本。
この結果だけをみてどうこう言うつもりはないが、JFAサイドから見れば、この敗戦よりもTV放映にまで漕ぎつけることができなかったことの方がよりショックが大きかったのではないだろうか。岡田監督が切られるとすれば、むしろ試合の結果や内容よりも興行面。或いはJFA組織に対する忠誠。すなわち観客動員と視聴率に彼の命運はかかっているのかも知れない。(2009.01.29)

あとがき
今回のフィンランド戦『遠藤を使う!』宣言しかり、また先ごろのバーレーンへの遠藤強行帯同もそうなのだが、代表戦TV放映の可否や視聴率への執着によって、一部選手の体調へのケアや供出させられるクラブへの配慮が、JFAサイドから完全に失われている気がする。これらの複合的な要素も絡み合って、あくまで岡田監督というJFAの選択だったのだろうが、果たしてこれで誰か得をしているのだろうか?

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2009年01月15日

犬飼会長のヴィジョン

近年のCWCを見ていて思うことは、もう南米にもこちらがトキメくようなFW・ストライカーは残されていないんだな…ということである。欧州クラブの青田買いはますます加速し、それとともにロシア・中東までもがそこからあぶれた選手の多くをオイルマネーで平らげてきた。これは10年、20年前のTOYOTAカップ欧州VS南米の趣や構図とも明らかに異なる。実質的には欧州王者シーズン前のアジア興行に、FIFAが多少の色をつけただけのイベントに堕してしまっている。TOYOTAのスポンサードもどこまで続くのか判らないが、変わるべきタイミングなのだと僕は思っている。(2008.12.24)

あけましておめでとうございます。2008年も多くの方に読んでいただき、また励まされて、いまこうして新しい年を迎えることができました。言葉を交し合った方も、また直接交わし合う事はなくともここでお会いした皆さんにとっても、2009年が良い年になることを祈っております。そして間もなく欧州へ戻られるオシムさんにとっても来年が良い年でありますように。(2009.01.01)

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの組み合わせが決定したが、出場枠の変更に伴い、昨年までに比べると対戦相手がずいぶん強化されたように思う。どのグループにも中韓2チームとJクラブ1チームが入るカタチとなり、移動はだいぶ楽にはなるが、コマを落として勝てそうな相手も見当たらず、勝ち抜くのは本当に厳しい…。これをサポートする為にも、ベストメンバー規定やそれに纏わる明文化もされていない不当な要求などはここで改めるべきであると考える。(2009.01.08)

秋春制の議論もとんと聞かなくなってきたが、やっとのことでサッカー批評最新号のインタビュー記事“犬飼会長のヴィジョン”にまで辿り着いた。まあいろいろと噂は聞いていたが、読んだ印象をひとことで語れば『バカらしい…』に尽きる。そのバカらしさ具合をありのままに引き出してくれた西部謙司さんに感謝したい。それにしてもサッカー批評って良い雑誌だなぁ…と思う。痒いところに手が届く…というか。この雑誌が提議する問題意識は、多くの場合僕自身共有するものである。いったい何万部ぐらい売れているのだろうか?とりあえずサッカー批評ガンバレ!(2009.01.12)

選手権決勝。試合については別に“戦評”を書くつもりだが、ゲームの中で鹿児島城西FW大迫勇也くんが線審にクレームをつける場面があった。果たしてサッカーファンはこれをどう見ているのだろうか?あるいは指導者の方々はこれをどう見ているのだろうか?野球やその他のスポーツ、それも高校年代のそれと比べて、とりわけサッカーにおいてはそういうシーンをよく目にする気もするのだが、単に良し悪し…ではなく、これはなぜなのだろうか?見るものや指導者の意識もまたその他のスポーツと多少異なるものなのだろうか?非常に興味深いテーマである。(2009.01.13)

日本代表監督の選定機関を新設することが明らかになった。これまでは技術委員会が監督候補者を選ぶ権限を持っていたが、新たに会長直轄の組織を立ち上げ、人事権を集約させる。正式決定すれば、日本代表監督の人事権とそれによる責任は、会長が一身に背負うことになる。[デイリースポーツ]
サッカー批評のコメディ…というよりはある意味ホラーな犬飼会長のインタビューを見たばかりで、追い討ちをかけるようなこのニュースに少し戸惑っている。責任の所在が誰にあるのか判然としない今のシステムもいただけないが、かといってこれものめる話ではない。まあ、そんなこと言ってもなにもはじまらないが…。(2009.01.14)

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2008年12月25日

サッカーの皮肉 サッカーの不条理 

バックパス禁止のルール化やベストメンバー規定に関する発言はだいぶ後退してきたかのようにみえる犬飼会長であるが、秋春制に関しては断固として折れる気配は無く、自身の再選を見越して2012年までには、チカラづくでも強行突破を仕掛けるタイミングを探してくる事だろう。この状況において、本来大切なのは歳入の維持ではなく無駄な歳出のカットであるにも関わらずに…。これも国の政治と同じである。そして国とは異なり無尽蔵に国債を発行できるわけではないので、窮したとたんに先送りは効かなくなる。今のうちにスリム化を図るべきなのだと僕は思う。(2008.12.12)

今年のオフは、いくつか少し首をひねりたくなる監督交代劇が繰り広げられた訳だが、もしこのベガルタ仙台が、手倉森誠監督を解任して事前に噂された元五輪代表監督の招聘に向かうのだとすれば、同じように釈然としない疑問が残る。現状の戦力を踏まえれば、僕は充分なパフォーマンスを見せてくれていると思うのだが…。今シーズンの何試合かを見て、そして入替戦2試合を拝見して、僕は仙台のサッカーと、ベガルタのサポーターの皆さんにとても楽しませていただいた。来シーズンこそ良いスタートを切って、ぜひJ1に返り咲いてくれる事を期待している。(2008.12.14)

今回のアデレードは鹿島と戦ったときのあの強いアデレードだったように思う。この足元の技術のおぼつかない選手たちを率いて、しっかりと繋ぐサッカーにトライし、ここまでに創り上げたビドマー監督の手腕は、やはりなかなかのものであると思う。フェイエノールトやテネリフェなど欧州での経験も豊富な人材である。欧州を知り、日本を知り、そしてアジアをも知る若き有能な指導者。いずれJリーグにおいて、彼の創り上げるチームを見てみたい。(2008.12.16)

実際にマンUが、どのレベルの“本気”で挑んできてくれるのかは分からないが、ニッポンの、Jリーグの“スペースとリズム”で、プレミアの、マンUの“スペースとスピード”に、どこまでやれるのか、或いはどこまでヤラれるのか…を、個人的にはチェックしてみたい。彼らの“本気度”にもよるが、ガチンコならば、中盤でさえまず前も向かせてもらえない展開になるのではと予想する。アジアで見る遠藤保仁のキープ力も粉砕されるのかも知れない。僕なら予め彼を下げて、低い位置から前線に勝負のパスを出させたいところだが、今回は正攻法のぶつかり合いを見てみたい。(2008.12.18)

CWC決勝戦。皮肉なもので、一人多くなって攻めざるを得なくなったキトと、それによって逆に得点のチャンスを拡げる事ができたマンU。もしもあのまま11対11のまま試合が進んでいたならば、キトはPK決着にまで持ち込む事もできたかも知れない。サッカーの不条理がまざまざと露になった試合であったと思う。GKカレロはこれで引退と聞いたが、幾つかすごい反応を見せられた。こんなGKをぜひJでも見てみたい。そしてやっぱりルーニー…。今が彼の絶頂期なのだと思う。この瞬間を見逃してはならない。(2008.12.22)

昨夜、やっとサッカー批評最新号のオシムさんのインタビューを拝見した。木村元彦さんとのやりとりということもあったのだろうが、彼にしては珍しく、ストレートに今後の協会での仕事、JFAにおける取り組みに意欲を見せているセリフもあり、アドバイザー契約の解除は彼からすれば意外でもあり、また辛い通告であっただろうことをうかがわせる。勿論インタビューがあったのは“通告前”の事である。彼はCWCのガンバを、遠藤保仁を見てくれただろうか…。彼の運動量と判断力、パススピードの意識と前へのトライを見てくれただろうか…。痕跡は確かに残っている。この国のいたるところに、それは息づいている。(2008.12.23)

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2008年12月12日

入替戦は存続させるべきである 

東京Vのラモス常務が11月30日までに、翌年の契約を結ぶか否かを選手に通知しなければいけない現行の制度に異論を唱えた。「なぜ、あと1週間待てない?なぜ、11月30日にこだわるの?分からない。最終戦の翌日ってことにすればいい。選手がかわいそうだよ」*スポニチ/一見正論のようにも見えるが、事実上解雇される選手らに対して、少しでも早くそれを通達するという約束事は選手保護の立場から必要。それを先延ばしにされればされるほどかわいそうなのは選手。Jが11月内に終われないのは寧ろ契約TV会社の意向なのではないだろうか。(2008.12.04)

終盤戦のジェフのフクアリでのホームゲーム。直接スタジアムへ…と思ったが、すでにチケットが無い…という事が何度かあった。チームがこんな状態の時でも、こうして熱心にサポートしてくれる方々がスタジアムを埋め尽くしている。結果どうなるにせよ、そんなサポーターたちの“想い”に応える最終戦にすることを、チームには望みたい。僕もたったひとつしか選べない最終戦の生中継、このジェフ千葉対FC東京を見ようと思う。チャンスはある。チャンスは充分にあるのだ。勝つにせよ負けるにせよ、彼らが何を見せてくれるのか、この目で確認したいと思っている。(2008.12.05)

詳しくは明日にでもまた書かせていただくとして…。
すべてのチーム、選手、そしてサポーターやボランティアの方々に『素晴らしいシーズンをありがとうございました!』とお礼を言わせていただきます。2008Jリーグも、僕にとっては見応えのある最高のシーズンでした。ひとつだけ残念に思うのは、こんな素晴らしいドラマの結末を、限定されたTV放映を通じてしかこの国のサッカーファンの方々にお届けできないということ。潜在的なサッカーファンの方々に、提供し得ていない…ということです。鹿島サポーター、そしてジェフサポの皆さん、本当におめでとう!(2008.12.06)

浦和FWエジミウソン(26)が8日、来季も残留することを明言した。「カタール移籍はしない。来年も浦和でプレーする。1月9日に帰ってくるよ」この日のブラジル帰国前、荷物整理に立ち寄った大原グラウンドで笑顔。来季を心待ちにした。*スポーツ報知/…これほどサポーターをビミョウな気分にさせる“残留宣言”もなかなかないと思われるが^^;あと2年6億円(確か1年3億と聞いた…)の保険を棒に振る選手もそういないだろう。彼の場合はモチベーション次第によっては充分戦力になるはず。フィンケ監督の手腕に期待したい。(2008.12.08)

チケット発売からたった数時間で2万ものそれが完売されてしまう。
これほどすべてのサッカーファンにとって魅力的で、心を惹きつけるイベントを廃止してしまうのは残念…もったいないと僕は思う。僕は自動2枠、入れ替え戦2枠、ぐらいが望ましいとずっと思っていて、その入れ替え戦4ゲームも日程をズラしてすべてのサッカーファンの方々に地上波、生放送でご覧いただくべきだと考える。そうすれば彼ら選手が、どれだけの気迫で、情熱で、戦ってくれているのかを感じてもらえる。Jリーグの面白さを体感していただけるのだと思う。(2008.12.10)

入替戦第一戦、1-1の結果はどちらにとっても悩ましいものである。ボールは持ちながらもサイドで手詰まりになり崩しきれなかった磐田と、右サイドと中央から時折鋭い仕掛けで良い形をつくっていた仙台。ゲーム内容はやや仙台有利といった見方もできるかと思うが、0-1の状態からもわりと慎重にゲームを進めた磐田、オフト監督の采配は、この二戦にかける綿密なシミュレーションによるものであったのだろう。次の試合は磐田の0.5点リードの状況から始まる。磐田からみれば長い90分になるだろう。(2008.12.11)

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キリタニ100法 思い出の曲No.8 ~Sunday Bloody Sunday U2~ *今後ブログタイトルの下に日替わりの一言コラムを毎日更新させていだく予定でおります。

posted by 桐谷 |09:39 | 一言コラム | コメント(23) | トラックバック(1)
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