2008年03月06日
【Jリーグ】今シーズン期待する4人の若手
僕はサッカー観戦において、若い選手たちのポテンシャル、可能性とそのミライを予測するのをひとつの愉しみとしている。優勝予想などその他の分野における自身の先見性にはまったく自信が無いのだが、若手選手の将来性…という部分については、自分自身の眼力や評価を他の誰よりも信頼していたりする。もしサッカーの仕事に携われるものとすれば、スカウトをやりたかったな…などと思ったりもするのだが、今回はフル代表のスカウトになった気分で、すでにビッグネームとなった柏木陽介や内田篤人に続く、2010年の日本代表、南アフリカのピッチへ是非送り込みたい4人の若手選手を記しておきたい。 一人目はジュビロ磐田、上田康太選手である。 ピッチ上要求されるあらゆるプレーを器用にこなし、高い技術を持ちながら決してそれをひけらかす事をせず、ベンチの期待に忠実に応えられる知性も備えている。またテクニシャンに有りがちなディフェンス面でのサボり癖や淡白さもなく、よく走り頑張れるという献身も兼ね備えている。ポジションはトップとセンターバック以外は全てこなせるのだろうが、あの左足のキックの精度を見るにつけ、代表視点で言わせてもらえば、ぜひ全盛期の村井慎二を超えるような左サイド・ウイングバックを目指して欲しいと思うのだが、今年のチーム事情はどうなのだろうか?内山篤という新世代の優れた指導者に恵まれ、今年一年どう成長し自分のポテンシャルを発揮できるか…楽しみに見守ってゆきたい。 そして二人目はジェフ千葉、青木孝太選手。 羽生直剛や山岸智の移籍、さらに家長昭博の痛ましい故障もあり、所属チームでも、また五輪代表においてもその活躍が大いに期待される左利きのアタッカーである。 Jの大舞台で、彼ほど一対一で仕掛けること、勝負してゴールへ向かうこと…を躊躇無くトライできている若手は他にいないように思う。とにかく勝気の塊、チャレンジする魂を有したストライカーであり、ゴールセンスにも非凡なものがある。またシュートチャンスに慌てず自分の間(ま)でGKとの駆け引きに興じる落ち着きや遊び心も持っている。きっとボールを持つこと、運ぶことに関しては絶対の自信を有しているのだろう。チームでスタメンを確保しさえすれば、一気にフル代表、そして日本を代表するスター選手への道が開けてゆくのではないだろうか…と僕は思っている。 三人目はアルビレックス新潟、田中亜土夢選手。 昨年のU-20WCで最も輝いていた選手である。柏木陽介や上田康太のように、日本にも上手くて、走れて、そして頑張れる新時代のMFが続々誕生してきている。田中亜土夢は彼らと並んで、これまでのただ上手いだけのひ弱な日本人MF、ゲームメイカー像を打ち破る、新世代の旗手であると僕は思っている。 きっと反町監督も大きな期待を持って見守っているタレントなのだろう。Wユース後の大きな故障は、本人やチームのみならず、代表にとっても大きな喪失であったように思う。誰よりもプレーに“気持ち”を見せてくれる選手であるし、自分のポジション・役割をしっかりこなしながら、よく走ってスペースを突き、ゴールへの高い意欲も持ち合わせている。小柄ながら、きっちりと体を張った守備ができるし、攻守に渡って献身的な動きを厭わない。もしオシムが五輪代表の監督であったならば、誰よりも目をかけてしごき上げたのがこの田中亜土夢だっただろうと僕は思う。このケガに挫けず、なんとかトップフォームを取り戻してスタメンの座を奪い取って欲しい。そして新潟の中心選手として、このチームを日本のトップクラブへ導いて欲しいと期待している。 そして最後はセレッソ大阪、香川真司選手である。 常日頃J2の試合を見ている人たちにとっては、何を今更…というタレントである。 昨年初めて彼のプレーを見て、僕は大きな衝撃を受けた。そして日本代表において、柏木陽介と香川真司の時代が、もう間もなく訪れるだろうと予感している。五輪代表にも召集されたという事で、今年は飛躍の年となることだろう。日本人のドリブラーで、僕はここまでその魅力に惹きつけられた選手はこれまで居なかったように思う。願わくば、今年一年もう少しフィジカルを磨いて、このスピードに、強さ、逞しさの要素をさらに加え、守備でもしっかり貢献できる選手になって欲しい。当たり負けしないプロの身体を築いた上で、チームで、そして北京五輪のピッチで、その潜在能力を余すところ無く発揮して欲しい。ケガさえなければ彼はJリーグに留まるタレントではないだろう。ここでの一年、二年は彼の将来にとって非常に大切な時期である。セレッソという素晴らしいチーム、そしてクルピという名将から多くを学んで、J1昇格という目標達成と共に、今年一年を、去年に引き続きさらなる飛躍の年として欲しい。 この4人にとどまらず、浦和の細貝萌をはじめ、ガンバ大阪の倉田秋、横浜マリノスの金井貢史、ジュビロ磐田の山崎亮平、そしてジェフ千葉の米倉恒貴、東京ヴェルディの河野広貴など、キッカケさえ掴めば、一気にJリーグのスターダムにのし上がってこられるだけの眩いポテンシャルを備えた若手たちが、Jにはまだたくさん居る。この一年が、彼らにとって実り多き年となる事を祈っている。 明日はJ1優勝争いについて、かんたんに展望してみたいと思っている。 ★サッカーブログランキングに参加しています…応援のクリック心から感謝いたします★ ⇒⇒⇒人気blogランキングへ キリタニ100法『女子大生レイプ焼殺事件』掲載いたしました。こちらもよろしくお願いします。 *コメント欄は閉鎖させていただきましたが、これまでのコメントは各エントリーのタイトルをクリックすれば、ご覧いただけるようになっております。
posted by 桐谷 |10:47 |
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