2008年01月26日

オールスター 日韓戦プランへの疑義

『オールスターは何かを変えなければと考えている。Jリーグ対Kリーグという案が挙がっている』

これが今回報道された鬼武チェアマンの発言であるが、オールスター改革の必然性に言及された事は個人的にはポジティブに受け取っているが、そのカタチがJリーグ対Kリーグ…というものになるとすれば、そこには大きな疑問を感じざるを得ない。

それが衰退著しいKリーグへの利敵行為となる…等の議論に与する気はないのだが、そこにJリーグ…いや、厳しいスケジュールの中、選手を供給するJクラブ側の、現状より“better”である…という要素が何も見当たらないのである。

鬼武氏はまた一方でこうも言っているという。

『日本で開催できない年があることは困る。その辺の問題について、Kリーグ側、JOMOさんと話し合っています…』

例えKリーグが開催権を持ち得ないとしても、韓国内放映権料や国内冠スポンサーの獲得などで充分にペイする案件であるかも知れないが、Jリーグオールスターを存続する意義とメリット、そして“何のための、誰のための”Jリーグオールスターなのか…?という本質的な筋道を、ここでもう一度、Jリーグ、チェアマンには根本から再考して欲しいと個人的には思っている。


これは単純にJリーグ収益のための催しなのか?
それともファン・サポーターへの感謝祭としてのイベントなのか?
或いは今後のJリーグアジア展開への一つの布石として活用することを企図しているのか?
それとも、ただ惰性のみで既定の契約期間を全うすべく立ち振る舞っているだけなのか?

それぞれコンセプトによって、その改革への方向性は自ずと定まってくるのではないだろうか?逆に言えばそのコンセプト、プライオリティが明確に定まらない限り、その開催意義やイベント成果といったものは、どこまでもいっても、どう趣向を凝らそうとも見えてこないものではないか…と考える。

JFA批判はありとあらゆる場所で論議され、提唱されてもいるが、このJリーグの運営や在り方…というものに対しての疑問を僕はあまり聞いた事が無い。僕自身はJFAとともに、このJリーグの在り方についても、多くの改善の余地があるものと考える。代表戦があれだけ効率的に収益を上げる一方で、Jリーグがそうならないのは、何よりも運営戦略・広告戦略(広告会社)の力不足であると思っているし、JFAとの均衡を欠いた馴れ合いや、J各チームとのこれも違った意味の均衡を欠いた主従の構図がその弊害となっているものと考える。

いずれアジア人枠も含めて、再度J改革私案を2、3まとめてみたいが、その前に、まずは本日の岡田JAPANの船出についての見解をこの週末にアップできればと思っている。


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posted by 桐谷 |10:22 | Jリーグ | トラックバック(0)
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