2007年09月13日

【五輪最終予選】カタール戦 戦評

年をとると涙もろくなる…というのはどうやら本当のようだ。
 
シューズが脱げた長距離走者がそれでも懸命に走りぬいて笑顔でゴールした時、被爆したヒロシマを生き抜いた子供達のドラマを見た時、“その時歴史が動いた”を見ればエンディングの音楽に無条件に反応してしまう自分がいるし、夢を見ながらすやすやと寝息をたてている4歳半になる愛犬たちを見れば、後何年生きて一緒にいてくれるのか…と想像して、バカのひとつ覚えのようにいつも泣き笑いになってしまう。
 
サッカーを見ていれば良いときも悪いときもある。
悪いときには腹も立つものだし、良いときにはそれ一事だけでその周辺の日々が輝いて見えたりもする。そういう意味で、この二日間はサッカーによって幸福を与えられた2日間であったように思う。頑張ること、決して諦めないこと…その“強い気持ち”が直に伝わってきて、幸福な涙を搾り取られた2日間だった。 
 
 
戦術的なことも戦略的なことも関係なく、ただ“闘って”そして“勝ち取った”試合だったと思う。全ての選手が球際に執念を燃やし、負ける事無く気迫で体を当ててゆき、時に足を挫かれ時に後ろからの卑劣なタックルをもらいながらも、戦う気持ちと折れない心で立ち向かっていた。
 
柏木陽介の全てを出し切る強い意志と、森島康仁のゴールへ向かう本能と姿勢には、あらためて大きな将来性を感じた。さらに家長昭博のドリブルとキープ、内田篤人のスピードと運動量、そして水本裕貴の頑張りとキャプテンシー。大きな才能に恵まれた選手達が、1秒1秒、1プレー1プレーに魂を込めて立ち振る舞う様には、何度も胸を打たれたし、心から感動した。
 
チームとして今のままでいいとは決して思わない。
審判に助けられた試合であったことも否定できないだろう。
けれどもどんな状態であってもいい。まずここを自分達の力で切り抜けて欲しい。最後の一滴まで、全力を振り絞って、選手達にはこの最終予選を勝ち抜いて欲しいと思う。
 
誰かのせいで負けることを自分に許す選手など日本にはひとりも居なかった。自分の責任を果たす前に、自らの立場を取り繕おうとする態度や処世の術も彼らは用いることを知らない。
 
そこにあったのは、ただ全力で、勝つために妥協無く自分を追い込む姿であったように僕は思う。大人たちは、その姿から何かを感じ、そして何かを学ぶことが出来るだろうか?



★サッカーブログランキングに参加しています…応援のクリック心から感謝いたします★

⇒⇒⇒人気blogランキングへ

posted by 桐谷 |10:31 | 2008 北京オリンピック代表 | コメント(38) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kiritanishin/tb_ping/53
この記事に対するコメント一覧
コメントについてのお願い

感情的・挑発的なコメントや表現については、あらしや中傷を助長するようですので、ここからは下記のルールに基き、削除して厳正に対応させていただきます。
また過去にそのようなコメントを残している方については、今後無条件で削除させていただきます。


ここでのコメントには、

1.実生活における常識的な礼節と言葉遣い(敬語を使えない文章は否)

2.本文の主旨を踏まえた感情的ではない意見や提案(一部の言葉尻を捉えた曲解や論理展開は否)

この2つを厳守の上でお願いいたします。

*また一度退場を宣告された方の書き込みは以後二度とお断り致します。

サッカーにルールがあるように、人との交流や議論においてもおのずとルールはあるはずです。敵であれ味方であれ、そこに敬意や配慮の無いコメントには掲載や応答の義務も無いものと考えます。
また明らかに論理性のないものもそれに加えさせていただきますし、残念ながらそれを裁くのは僕です。ここから外れるものは僕の主観でためらいなく削除させていただきます。

posted by 桐谷 | 2007-09-13 10:42

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評【キリタニ】

僕も昨日のプレーには心打たれました。
反省もする事も多いかと思いますが、
柏木の運動量、森島の強い気持ちに感動しました。内田は足速いですね。もう少し彼を”使う”プレイが出来ればと思います。

posted by sugarin | 2007-09-13 12:30

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

勝って良かったのか悪かったのか。正直五輪代表にあまり興味がないので今まで気合をいれて見てなかったのですが、今回初めてよ~く見てみましたが… 監督変えるチャンスがなくなったしまったなと思う程度でした。サウジにしてもカタールにしても単純に日本より技術が低いから(パスやフリーキックの精度など)勝っただけ。そんな感じです。
 確かに頑張りで勝てたことは非常に大きいですし、精神的な上積みは十分だったでしょう。しかし、前代表の姿を真似ているかのような戦術なきスピリットは、今後なんらの発展性の期待を持てないまま、終了してしまうと思います。
 個人個人の力や精神力は大いに評価したいです。だからこそ、このまま、無駄な時間をすごす事がもったいないように思います。このような状態であれば、予選で敗退し、A代表に吸収されたほうが、よっぽど将来のためにいいように思えます。
 何が駄目なのかが分からないでは改善点が見えないので、どの点が悪いのか良く見て考えてみました。
 1.意思の疎通がまるで図れていない。
   これは、スペースに対する飛び出しが試合を通してほとんどなく(内田の前に出したくらい) 出し手、受け手がどう動くのか選手同士が分からないからだと思います。

 2.足元にしかパスが出来ない
   1の問題と共通です。決まりごとがないからただ単純にパスを入れているだけにしか見えない。
   何度かダイレクトプレーがあったと批判されると思いますが、その際には近くに選手が見えているから出来るだけで、次の動きを予測したワンタッチなどはことごとく合わなかったと思います。

 3.自分のプレイが最優先にある
   中盤やボールをとりに行った際に味方が重なることが何度もありました。要するに次のプレーを選手同士でまったく考えていない。チームとしての機能ではなく個人個人の完全分業のような形になるのはこのためでしょう。

  結局これらは、組織より先に個ありきでチームを作った結果であると思います。そう、前A代表のように。そして今回のオリンピック予選の戦い方を見ると、前代表のアジアカップを思い出します。個の力の寄せ集めで、薄氷の勝利といえど最終的には個の力でなんとかなってしまう。そして間違ったチーム作りのままドイツで無残に散ったあの時と同じと。

 試合後スイス戦の時とは違い、まるっきり感動を受けない自分がいました。オシムが示している道は何のためか? ただ日本に強くなってほしいからの一点で行なっている活動も、すぐ下の世代で何時までもこのような試合を見せられると、むなしさを覚えます。

 選手個人は悪くありませんし凄く頑張っていると思います。だからこそ、歴史が繰り返されることに憤りを感じますね。

 長文すいませんでした。なんだかとてもやるせない気分なので上手くまとまりませんでした。

posted by ペン太郎 | 2007-09-13 12:55

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

キリタニさん

まったく同感です。
「負けたほうが良かった」「このレベルであのサッカーしかできないのなら五輪になんか行かないほうがいい」などという勝手な視点からの論調や、評論家気取りの揚げ足とりな結果論批判が多い中、厳しい予選を勝ち抜くために「自分達ができる事をやる」姿には感動しました。
今彼らができることは、協会に媚を売ることでも戦術を考える事でも監督の能力やスタメンの是非を問う事でもありません。
今自分が置かれた環境の中で、自分のできる事をやり遂げるために自分のもっている力を最大限発揮することです。
自分がいくらあがいてもどうすることもできない大きな流れの中で、それでも自分達のできることをやりきった彼らの姿を大変誇りに思いました。

posted by 速射砲 | 2007-09-13 13:28

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

後半、悪いスパイラルの中で選手はよく走りましたね。移動と時差を含めた疲労はそうとうなものだったと思います。
でも私は選手の頑張りに感動しながらもどうしようもない怒りが込み上げてきました。
「どうして何もしないんだ!」と。
名前を上げての批判は避けます。私が感情的になり過ぎたのかもしれないし私の知らない所で何かあったのかも知れない。
「じゃあ何が出来たんだ」と自問自答もしてみました。確かに前線の選手に状況を考慮しない軽いプレーもありました。準備期間も殆ど無かったのだから選手の能力に頼るしかなかったのも分かります。ピッチに出てしまえばもう選手が何とかするしかないのも確かです。
でもあれでいい筈はない。
ロスタイムでの李の投入?時間稼ぎをしろ?とにかく頑張ってくれ?
問題はセカンドボールが取れなくなったことでしょ、
修正して下さいよ!

代表監督は割に合わない厳しい任務かもしれません。たいした権限も成功報酬も無いのによく頑張っていると思います。でも彼らはそのプロフェッショナルなはずです。
もしかしたら協会のシステムに問題があるのかも知れない。

すみません、えらそうな事書きました。でも...

posted by CHUE | 2007-09-13 13:36

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さんへ
ひさしぶりに感動しましたね
やはり最終予選公式試合は良いです
森島、柏木、家長、水本
特に森島の獅子奮闘振り
彼が変えられたとき自分やサポーター
に拍手した行動は凄くうれしかった
平山には到底できないでしょう
この気持ち国際試合は喧嘩だということを肝に銘じてこれからも頑張って欲しい
代表のスイス戦は親善試合ということを肝に銘じましょう

posted by stamibene | 2007-09-13 13:37

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷様

昨日の試合、個人的な感想ですが、強いチームを構成するのに必要な二大要素と、その乖離をはっきりと感じた試合でした。
一つは「勝利への気持ち」であり、もひとつはチームのアイデンティティーとなるべき「カタチ」です。「心」と「身体」と現しても良いかも知れません。
昨夜のチームは森島のを先頭に、「気持ち」の強さを感じせ、その面においてはこのチームのベストゲームだったように思います。打開力のあるミッドフィルダー陣の「個の力」も魅力的でした。
感動的なゲームでしたが、しかしやはり...、ベトナム戦からほとんど進歩の見られなかったチームの「カタチ」の不在が、気になってしまうのでした。場当たり的な攻撃や、ポゼッションの拙さは、いわゆる「いつツケを払わされてもおかしくない」という状況を確実に招いていました。
今回「ツケ」を払わずに済んだのは、何よりチームの強い「心」あっての事だと思うのですが、「身体」も早く仕上げなければ、その「ツケ」をカタールで払わされるケースも現実的でないとは思えません。
これから後半戦での展開は....、桐谷さんの言う「大人たちは、その姿から何かを感じ、そして何かを学ぶことが出来るだろうか?」
その答えにかかっているのかもしれませんね。

posted by アニー | 2007-09-13 15:23

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さん。

記事、全く同感です。

そして、ブラウン管越しに「戦う」姿勢を強く感じた選手の多くがこのチームにおいての新参者であり、チームの核として期待され続けセンターラインに配置され続けている選手からはあまり感じなかったのは私だけではないのではないでしょうか。
もちろんそれを内に秘め前面に押し出さない選手もいるでしょう。しかし、かつての名波のそれのように内に秘めた闘志もブラウン管越しにビシビシ伝わってきたのも事実です。

ベンチに回されている平山やかつての代表常連でありながら今代表に選ばれなくなった選手たちにもいい刺激を与え成長する機会を与えたのではないでしょうか。まずはJで彼らの成長を感じたいと感じさせてほしいと、期待してJを見ていこうと思います。

かなり抽象的で感情的なコメントになりすみません。

posted by pirlo_21 | 2007-09-13 16:20

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

確かに今までの予選では見られなかった、闘志をむき出しにしたプレーを昨日は見ることができました。これは明らかにU-20組が加わったことによるいい変化だと思います。

自分は広島出身なのでやはり柏木に注目して見てしまうのですが、彼の運動量と気迫にあふれたディフェンスは特筆するべきものがあったと思います。しかしあえて厳しいことを言うと、もう少し攻撃で輝くところが見たいですね。広島では効果的なパスも通しているし、何よりシュートへの意識が非常に高く持てていると思います。もちろんチーム状況もあるでしょうが、ぜひとも広島での攻撃的な柏木を代表でも見たいと思います。

posted by t31 | 2007-09-13 17:05

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さんこんばんは。
全エントリーでの返答ありがとうございます。
五輪予選はしっかり観ました^^;

>そこにあったのは、ただ全力で、勝つために妥協無く自分を追い込む姿であったように僕は思う。大人たちは、その姿から何かを感じ、そして何かを学ぶことが出来るだろうか?

ほんと~~に学んで欲しいし感じて欲しい!
協会の改革、協会幹部連中の改善なくして未来はな~い!
噂ですが幹部連中は内容に不満たらたららしいです。まぁキャプテンの試合後インタビューが無かったことが物語ってますが・・。

確かに内容は良くはありません。采配も微妙です。大事な大事な試合で勝ち点「3」を奪えたことは評価出来ますし、協会トップこそ選手を称え、選手をリスペクトする必要があるのでは?と感じました。
人伝に「勝ったので良し」って・・。

読み返すと愚痴のみなってました。久々に代表で闘志溢れるプレーを見て感情的になってしまいました。申し訳ございませんm(__)m

選手、監督、スタッフの皆さんお疲れ様でした。

posted by エルコンドルパサー | 2007-09-13 19:28

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷様  こんばんは。連戦のエントリーお疲れ様です。


>戦術的なことも戦略的なことも関係なく、ただ“闘って”そして“勝ち取った”試合だったと思う。

一人減った事で見えやすくなったのかもしれませんが、やっと最終予選に見合う代表戦がはじまったと感じています。
W杯や世界戦はメンタルのぶつかり合いが魅力と感じるのは私だけではないはすですし、そしてこの予選はこの部分が鍛えられる機会のはずです。

残りの予選、五輪、Jリーグ、代表戦、その先のA代表、1戦ごとにこのメンタルの張りを作って試合に向かう選手達であって欲しいですね。

posted by ゲオルゲ | 2007-09-13 21:27

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さん

本当に感動しましたので、久々にコメントします。
本当に良く頑張っていたと思います。
桐谷さんも書かれていた通り、今のままで良いとは思わないですが、そんな事を語るよりも、何よりも先に、本当に感動しました。
よく頑張ったと、心の底から労いの言葉をかけてあげたいです。

彼らはみんな、20歳そこそこですよ。
自分が20歳のときに、こんなに人に感動を与えることなんて絶対に出来なかった。
こういう彼らを見て、負ければよかったとか、こんなレベルじゃ駄目だとか、それを言う前に、素直に感動できる人間でありたいと思う。

日本代表を本当に応援する人は、きっと誰もがそう感じるゲームだったのではないでしょうか。

スイス戦も明日の仕事の心配をしながらも、夜中に起きて見て、本当に良かったと思いました。
U22も本当に良かったよ。
感動をありがとうってところですね。

みんな頑張れー!(T_T)

追伸

確かに、年をとると涙もろくなります。
私も、しみじみそう思います。

posted by kenken | 2007-09-14 01:03

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さん、今晩は。そして初めまして。
凄く気持ちの見えた試合でしたね。試合が終わるとスイス戦の4点目が入った時並みに喜んでいた自分がいました。やってる選手の気迫が伝わってくるとこちらとしても感情移入しやすいですよね。
10人になってからでも、勝っているのにもかかわらず前線の選手のみならず青山、内田等が上がって点を取りに行った姿を見ると相当脅威や危機を感じていたのではと思いました。(最後のほうはセオリー道理に家長が前線でキープでしてたが・・・あのキープ力はさすが!)日本が攻めた為にカウンターからピンチを招きましたが、それでもギリギリで、本当にギリギリで守りきって無失点でした。
何が言いたいかというと10人でべったり引いて守られると点は入んないんだよって言いたいんです。皆さんが好きなバルサがCLで優勝した時にも相手が10人になり引かれて、最後はこじ開けましたがなかなか点は入らなかったですし!!!

ここで、
1.力関係;日本>カタールかな?
2.攻め方;日本が攻めてからのカウンター
3.備考;カタールはカウンターが得意らしい
10人になった状態で1.は日本に+の点。そして2.と3.は日本に対して-の点。ピンチを招きましたが、守りきりました。

日本の相手が10人になった場合を考えると1.はアジアではたぶん日本>か=。んで2.では相手は引いてくるからパワープレーかな。それは日本は苦手。カウンターも苦手。このことからも引かれたら点は入りにくいんです。ちなみに引いた10人相手を崩せて点入るなら普通に11人相手でも崩せます。
これからは10人相手に攻めきれずとか文句たらたら言わないようにしません?
関係ないですが個人的にはレアルやヴァレンシアのほうが好きです

posted by Q | 2007-09-14 01:31

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

上にもそういう方がいましたが、感動は
なかったです。最終的に勝ちましたが、当然
負けてもおかしくない試合でした。
逆に、試合終了した瞬間は、このチーム大丈夫
かな、と不安感に包まれました。

選手達にまだポテンシャルがあると思うから
こそ、感動しないのです。

posted by がーびー | 2007-09-14 03:47

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

先日は早朝からスイス戦、夜からは国立でカタール戦の生観戦とさすがに疲れましたね。
前回のベトナム戦では反町ジャパンのあまりにも低レベルな試合に本当に嫌気がさしてA代表のカメルーン戦は全く観る気がしなかったのですが、今回は逆にスイス戦でのA代表の見事な逆転劇のおかげで晴れ晴れとした気持ちで国立まで足を運べました。
ただ残念ながら反町ジャパン試合観戦後はあまりの苦戦っぷりに せっかくのスイス戦での気分のよさもぶっ飛んじゃいましたけどね。

確か反町は評論家時代にジーコジャパンのW杯予選を評して 「運が良くてたまたま勝てただけ!」と言ってたと思うのですが、私はその言葉を今こそ反町に投げ返したいですね。
昨日のカタール戦はまさにカタールがどフリーシュートを運良く外しまくってくれたからたまたま勝てただけで、はっきりと「反町の昨日の試合はマグレ勝ち」と言い切っちゃいます。
それくらいカタールには決定機をつくられてましたし、私はあんな弱い五輪代表は初めて観ました。
選手個々の能力は確実にシドニー世代、アテネ世代と着実にステップアップしてるのは確かだと思うのですが、大切な戦術の部分で本当にレベルの低さを感じますし、これは反町の監督としての能力の低さが大きな足かせとなってるんでしょうね。
金払ってスタジアムまでわざわざ足を運んだ私には感動なんてものはこれっぽちもなく「金払って見に来ているのにこんな試合をするのか」と不快感しかありません。
それでも自分はサッカーが好きですから我慢して今後もスタジアムに足を運ぼうとは思いますが。

posted by ジーコマンセー | 2007-09-14 07:45

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

お久しぶりです 桐谷さん

最近仕事とサッカーの日程が合わず、
この試合も途中からの観戦でした。

しかし、森島19歳ながらいいFWですね。
U-19での経験、そして過去の挫折から
這い上がってきただけのことがあるな。
そう思わせるプレイでした。
途中から見ただけですが。

いい意味で日本のFWらしからぬ成長を見せて欲しいと思う選手です。

posted by ヒヨコ | 2007-09-14 08:48

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

もう一つ
森島がイエローを取られたシーン
ですが、あれは明らかに相手が
わざとぶつかってきて悪い
でも私はあの森島のクレームは
凄く良かったと思います、あれで皆一丸となれた
というか、熱い気持ちになったと思います
馬鹿な評論家は我慢しなくてはいけませんなんて言うけれど、当事者では無理ですよ、人間なんです我々は!

posted by stamibene | 2007-09-14 10:12

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

一部の皆様、ハラハラドキドキの最高のエンターテインメントに結果を付けてくれ、且つド根性というおまけまで見せてくれたあの試合に何の不満があるのでしょうか?

チーム作りに対する不満とあの試合に対する思いとは別じゃあありませんか。スイス戦の後半と合わせて絶叫連続、ガッツポーズ連続のTV桟敷でしたよ。2003年以降、代表よりクラブが大事という立場ですが、代表戦でこういう気持ちになれるのはちょっと嬉しいですよ。

最後に、俺たちの水本!心から誇りに思う!!

posted by 犬サポ | 2007-09-14 10:40

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さんへ
なぜ反町は安田を使わないんですかね?
教えてください

posted by civiedeamo | 2007-09-14 12:12

sugarinさんへ

押し込まれた状態でも前に出て行くことを忘れずに、立ち向かえた事で結果的になんとか勝ちきる事ができたと思います。内容はともかく選手の頑張りには心から感謝したいと思います。

posted by 桐谷 | 2007-09-15 08:15

ペン太郎さんへ

>今回初めてよ~く見てみましたが… 監督変えるチャンスがなくなったしまったなと思う程度でした。

僕は勝ったからこそ変えなければならない。選手達のあの姿に技術委員会や協会が応えてやらなければならないと思っています。
そして誰が監督であろうと、どんな内容であろうと、なんとかこの最終予選を勝ち残って欲しい。どんなときでも日本には勝って欲しい…と思います。
チームの問題は僕もあなたと共有しています。だからこそ、こんな状態の中でも自分のできる仕事を精一杯やりきった選手達に心から感動しました。

posted by 桐谷 | 2007-09-15 08:19

速射砲さんへ

>今彼らができることは、協会に媚を売ることでも戦術を考える事でも監督の能力やスタメンの是非を問う事でもありません。
今自分が置かれた環境の中で、自分のできる事をやり遂げるために自分のもっている力を最大限発揮することです。
自分がいくらあがいてもどうすることもできない大きな流れの中で、それでも自分達のできることをやりきった彼らの姿を大変誇りに思いました。

おっしゃる通りですね。僕もその部分に強く胸を打たれました。僕はこのままの体制は望みませんが、最後までこのチームの戦いを見守っていきたいと思います。

posted by 桐谷 | 2007-09-15 08:21

CHUEさんへ

>後半、悪いスパイラルの中で選手はよく走りましたね。移動と時差を含めた疲労はそうとうなものだったと思います。
でも私は選手の頑張りに感動しながらもどうしようもない怒りが込み上げてきました。
「どうして何もしないんだ!」と。

その気持ちは僕も良く分かります。感動的なゲームに対して、そのピッチの外側にいる関係者達の責任…については、強い問題意識を持っています。

>代表監督は割に合わない厳しい任務かもしれません。たいした権限も成功報酬も無いのによく頑張っていると思います。でも彼らはそのプロフェッショナルなはずです。
もしかしたら協会のシステムに問題があるのかも知れない。

僕も反町氏の問題ではなく、彼を招聘し、この状態を看過している責任者の問題だと思います。僕らにはその責任者が誰なのかも、詳らかには伝わってきません。そして招聘した者と、それを評価する者が同じであってはいけないと思います。官僚の世界でも同じ事ですが、ここはキッチリ分けて判断し得るシステムの構築が不可欠だと思います。

posted by 桐谷 | 2007-09-15 08:28

stamibeneさんへ

>特に森島の獅子奮闘振り
彼が変えられたとき自分やサポーター
に拍手した行動は凄くうれしかった

あの日チームと一体になって声を上げていてくれたサポーターの方々にも深くお礼を言いたいですね。選手達の支えになっている事がよく伝わってきましたし、心から感謝します。

posted by 桐谷 | 2007-09-15 08:30

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

森島、柏木をプレー面で評価するのにやぶさかではありませんが、こういう際どい勝負で使うリスクも垣間見えた試合ではなかったでしょうか?
森島の審判への挑発的な態度、退場に追い込まれても文句は言えません(セレッソは、かつての大久保、今の柿谷と、ワル系の選手が多い印象があります。優等生的なガンバと対照的です)。
退場者が出て数的不利が出てからの柏木の軽率なヒールパスでのボールロス。家長もヒールパスしてましたが、少なくとも逃げ切りを目指す時間帯に入ってからは時間を潰すために自分のキープ力をいかに活かすか、明らかに考えていました。

彼らはピチピチ世代かもしれませんが、U-20での負け方も考えあわせると、ピチピチしない試合にする方法、いわゆる試合の殺し方を知らない世代なのか、と実感した次第でした。

posted by ラムダ | 2007-09-15 09:41

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

試合を見返してみて、家長もけっこう危険なプレーをやっていますね。
柏木については、意見を取り下げます。失礼しました。

posted by ラムダ | 2007-09-15 10:54

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

桐谷さん、レスポンスありがとうございました。
感情的なコメントをしたこと反省しています。

>そして招聘した者と、それを評価する者が同じであってはいけないと思います。官僚の世界でも同じ事ですが、ここはキッチリ分けて判断し得るシステムの構築が不可欠だと思います。

まさにこれです。話が飛躍しますが私は中田英寿さんの協会入りが希望だと思っています。風通しのよい協会に一刻も早くなりますように。  また言い過ぎました...

posted by CHUE | 2007-09-15 12:45

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

あの試合を見て
ハートが熱くならず
文句ばかり言ってる人たちは
スポーツをやったことがない
素人たちばかりだと思います
国歌斉唱にも反対するのでは
と勘ぐります
ほんと淋しい限りです

posted by stamibene | 2007-09-15 15:54

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

ハートを熱くしたからよし、では、稚拙な精神論で日本を悲惨な大惨敗に追い込んだ戦前の軍人と何ら変わりません。
感情に目を眩まされて思考停止に陥るのは、国歌斉唱に反対すること以上に、日本を愛していないことです。

posted by ラムダ | 2007-09-15 21:51

Re:【五輪最終予選】カタール戦 戦評

ふと思ったのですが、五輪世代でチームを作るというのは、とても難しい作業なのかもしれません。

もっと若いカテゴリーであれば、より召集しやすく、長期の合宿などでチーム作りができそうです。が、現在の五輪代表の選手たちはチームの主力であることも多く、なかなか時間もとれなさそうです。

U-20の世代だった選手にも、現在クラブで主力として活躍している選手が多そうですが、代表チームの軸になっていたのは、ほとんど前の世代からの持ち上がりで、いっしょにプレーした経験も多そうに感じられます。

ひるがえって、五輪世代は急激に伸びる選手や、伸び悩む選手など多く、解体と融合を繰り返しているような気がします(U-20オランダ大会で主軸だった選手で、現在もレギュラークラスの選手って、平山選手、梶山選手以外は誰がいましたっけ? 不勉強で申し訳ないですが、かなり入れ替わっている気がします。水野選手もほぼ途中出場の選手だったような気がします。点はとってましたけど)
これは、今回の代表だけの話ではなく、この世代は常にそうであり、仕方のない問題でもあると思います(20歳以下でJに出場している選手は限られてますが、3年目ぐらいから出場機会を得られる選手は多い。考えてみれば当たり前ですね)。

よいサッカーとよいチームを追求するだけなら、新しい血はまぜないほうが現在目指しているコンビネーションを主体としたサッカーに向いているのかもしれません……が、育成も目標に含まれている以上、もちろんそういうわけにはいかないでしょう。

主軸としていた選手が伸び悩むかもしれないなど、完成の域に近づきつつある選手を集めた日本代表とも、違った難しさを内包していそうです。

代表カテゴリーを中心に指導してきた全五輪監督に対し、今回はクラブ指導経験のある監督が選ばれました。そのあたりに協会の意図も感じられる気がしますし、両監督の年齢を考えると、(将来の代表監督候補として)経験を積ませる意味もあるのかもしれません。


いずれにしても、各試合の結果はともかく、五輪代表というカテゴリーに対して責任があるのが協会であるのは、桐谷さんがおっしゃるとおりです。

今回述べたことも、すべて推測です。
協会の五輪代表に対する考えや、仕事に対する評価なども公開してもらえると、もっと納得ができると思うのですけど……

posted by baron | 2007-09-16 05:41

アニーさんへ

>感動的なゲームでしたが、しかしやはり...、ベトナム戦からほとんど進歩の見られなかったチームの「カタチ」の不在が、気になってしまうのでした。場当たり的な攻撃や、ポゼッションの拙さは、いわゆる「いつツケを払わされてもおかしくない」という状況を確実に招いていました。

これを言っては身も蓋もないのですが、アルビレックスの時代から僕はその『カタチ』核心にある哲学といったものをゲームの中から読み取れなかったんですよね。確かに欧州のモダンなサッカーに通じているようでもありますし、エジミウソンなどの実力を見れば選手のタレントを見抜く目はあるのかも知れない。…けれども、個力の総和に対してどんな+αをもたらせるのか…と言えば僕はその就任前から疑問でした。ですからこの状況まで引っ張ってしまったことは、とても残念です。

>今回「ツケ」を払わずに済んだのは、何よりチームの強い「心」あっての事だと思うのですが、「身体」も早く仕上げなければ、その「ツケ」をカタールで払わされるケースも現実的でないとは思えません。

内容を見る限り、未だ予選突破の成否は五分五分の状況であるのかも知れません。技術委員会は動く様子もありませんし、厳しい戦いが続きますね。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:13

pirlo_21 さんへ

>ベンチに回されている平山やかつての代表常連でありながら今代表に選ばれなくなった選手たちにもいい刺激を与え成長する機会を与えたのではないでしょうか。まずはJで彼らの成長を感じたいと感じさせてほしいと、期待してJを見ていこうと思います。


平山相太にしろ青山敏弘、上田康太にしろ、Jでの活躍を見ていれば今のベンチを暖める状況には到底納得いかないでしようね。そしてやはり自分の価値を高める場はJしかないのですから、彼らの奮起を期待してリーグでの活躍を見守りたいと思います。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:19

t31さんへ

>自分は広島出身なのでやはり柏木に注目して見てしまうのですが、彼の運動量と気迫にあふれたディフェンスは特筆するべきものがあったと思います。しかしあえて厳しいことを言うと、もう少し攻撃で輝くところが見たいですね。

プレスにしろ、2列目からの飛び出しにしろ、今のチーム状況の中にあって、彼の良さがスポイルされている部分は多々見受けられますね。彼が活きるカタチのチーム戦術が定着できれば、チームも格段に強くなると思うのですが…。

広島というチームは本当に良いタレントを日本のサッカー界に供給してくれていますね。それにより、逆に自らのリーグ戦に負担がかかってきてしまう状態…。普段は忘れがちな事ですが、この場を借りてお礼を言わせていただきたいと思います。
リーグ戦、厳しい状況が続きますが、スリリングながらも非常に内容のあるサッカーですし、なんとか降格せずに生き残ってくれることを期待しています。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:27

エルコンドルパサーさんへ

>噂ですが幹部連中は内容に不満たらたららしいです。まぁキャプテンの試合後インタビューが無かったことが物語ってますが・・。

そのようですね。そもそも招聘に積極的だったのは川淵氏だったような気がするのですが、今はその彼が解任に積極的なようにも映ります…。一体どういうシステムの上に機能しているのか…不安になりますね。


>確かに内容は良くはありません。采配も微妙です。大事な大事な試合で勝ち点「3」を奪えたことは評価出来ますし、協会トップこそ選手を称え、選手をリスペクトする必要があるのでは?と感じました。

結局この監督交代の最善の機会も逃してしまいそうですね。選手達の頑張りを考えると、非常に残念に思います。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:32

ゲオルゲ

>W杯や世界戦はメンタルのぶつかり合いが魅力と感じるのは私だけではないはすですし、そしてこの予選はこの部分が鍛えられる機会のはずです。

本当にそうですね。ユーロ予選もそうですし、この五輪最終予選もそうですが、スペクタクルとは別次元のこの“リアリズム”の戦いは、僕も非常に刺激的だと思います。こういう修羅場が選手のメンタルを鍛えてゆくのは間違いないですね。

ここからも厳しい戦いが続くと思いますが、予選突破を最後まで信じて見守ってゆきたいと思います。

いつも熱心なコメントありがとうございます。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:36

kenkenさんへ

>スイス戦も明日の仕事の心配をしながらも、夜中に起きて見て、本当に良かったと思いました。
U22も本当に良かったよ。
感動をありがとうってところですね。

欧州遠征により僕らにとっても非常にキツイ日程になってしまいましたね。けれどもなでしこも含めてとても幸せな日々でした。U-22のメンバーにも心からお礼を言いたいと思います。


>確かに、年をとると涙もろくなります。
私も、しみじみそう思います。

A代表、U-22、そしてなでしこと3試合涙腺を刺激され続けました^^今後も、できるなら良い涙を流し合いたいですね。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:42

Qさまへ

>何が言いたいかというと10人でべったり引いて守られると点は入んないんだよって言いたいんです。皆さんが好きなバルサがCLで優勝した時にも相手が10人になり引かれて、最後はこじ開けましたがなかなか点は入らなかったですし!!!

おっしゃる通りですね。そしてこの部分は日本の弱かった部分、未熟な部分であって、今後しっかりと身につけてゆかなければならない“構え”ですよね。結果的に守りきれましたが、見ていて決して磐石なものではなかったと思いますし…。


>関係ないですが個人的にはレアルやヴァレンシアのほうが好きです

僕もリーガならばどちらかといえばヴァレンシアを応援してしまいます。判官びいき…と言っては怒られてしまうかもしれませんが、クーペルさんの時代からなぜかこのチームが気になるんですよネ^^

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:52

ジーコマンセーさんへ

>先日は早朝からスイス戦、夜からは国立でカタール戦の生観戦とさすがに疲れましたね。

スタジアムとの一体感がTV画面を通してもよく感じられました。ハードな日程の中、本当にお疲れ様でした。


>選手個々の能力は確実にシドニー世代、アテネ世代と着実にステップアップしてるのは確かだと思うのですが、大切な戦術の部分で本当にレベルの低さを感じますし、これは反町の監督としての能力の低さが大きな足かせとなってるんでしょうね。

1年がたって未だにチームがどちらの方向に舵を切って進んでいるのかがわからない今の状況は、はっきり言って“混迷”状況だと思います。その中、選手達は本当によく頑張ってくれたと思います。

posted by 桐谷 | 2007-09-17 07:57

コメントする


(表示は許可制となっています)