2007年08月24日

【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

この厳しい結果を導いた最大の原因…それは前半20分までの日本が素晴らしすぎたからであると僕は思っている。

はじめにガツンと彼らの怖さを見せ付けられていれば…、或いは圧倒的な能力差を、個対個の劣勢を身にしみて味わえてさえいれば、最初の失点に繋がる数的同数のピンチを招くことはなかったのかも知れない。もっと慎重に、勝ち点1を賭けた繊細な攻防が繰り広げられたのかもしれない…。ここに現実の厳しさとその皮肉を感じずにはいられない。

僕はこの試合、勝ち点1に執念を燃やすべき試合であると考えていた。そしてそこには、当然のリアリズムが求められてしかるべきものであると考えていた。例えU-17といえども…である。
そして絶対にあってはいけないこと…、それは例え勝ち点1を逃したとしても、先のハイチ戦における+2の得失点差のアドバンテージを失わないこと。すなわち何としてでも2点目を与えないこと…が大切だと。

ところが先取点を取られた後、DFラインを押し上げて日本は点を取りに勝負に出た。実際前線でのすばらしいインターセプトから、2度の決定的チャンスを作り、そしてそれを逸した。ナイジェリアに高いラインの裏を突かれて追加点を与えたのは、その直後の事であった。

僕はこの判断、そしてトライが間違いだったとは思わない。

が、そのリスクを、危険を、そしてそこでの喪失を、キチンと解釈したうえでのベンチの指示であったのかどうかは、今後の為にも大会後、技術委員会においてしっかりと議論されるべきポイントであると考える。
僕が城福監督の立場であれば、あそこはリアリズムに徹して、まず0-1の状況をキープして後半に入ることを何よりも優先させたと思う。もちろん引いて守れば守りきれる…などと言うつもりはないが、少なくとも次の失点を防ぐための最良の手段と思われる選択を選手に指示したように思う。

これはどちらが正解なのかは僕にもまったく判らない。ただし、U-17だから…というエクスキューズが認められてはならないように思う。結果的に後半あれだけバテてしまっては、ゴールを守りきることなどできなかったのかも知れない。が、このGLの行方を考えた場合、これは非常に大きな勝負の分かれ目…になるかも知れない選択であったような気がする。

噂には聞いていたが、R・イブラヒムの異次元のボールタッチには大きな衝撃を受けた。当然母国では“オコチャ2世”などと呼ばれているのだろうが、僕はむしろガーナの天才児、ランプティの再来を見た思いがした。
彼は世界の宝となり得る素材である。道を踏み外すことのないよう、着実に、成功への道を駆け上がって行って欲しい。

一戦目に続き、この高温多湿の環境下で選手たちはよく頑張ったと思う。結果的にも内容的にもそれは惨敗ではあったが、この試合においては、自分たちの力はしっかりと出し切れていた事を高く評価したい。

そして前半20分までの“人もボールも動く”世界に通じたサッカーが、人が動けなくなった瞬間に、脆くも崩壊し無力化させられてしまう恐ろしさを充分に知ってくれたのではないだろうか。
技術だけではない、フィジカルだけではない、組織だけではない、そして精神力だけではない、サッカーの難しさと奥深さをしっかりと経験して、また次のステップに繋げて欲しい。

そしてここでまた再度、城福浩には悩ましい判断が迫られる訳である。勝ち点1を得られれば決勝トーナメントへの進出はまず間違いないが、その戦い方をどう決断し、そしてまた選手たちにどう伝えるのか…。

僕はその結果…ではなく、彼の決断に注目してこのフランス戦を見守ってみたい。この状況において彼が導き出す答え…それが明確なものであるのか、或いは煮え切らないものであったのか…僭越ながら僕は、それを含めて、城福浩という人物の資質をこの試合を通してじっくりと見極めてみたいと思っている。


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posted by 桐谷 |08:59 | 2007 U-17ワールドカップin韓国 | コメント(16) | トラックバック(1)
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完敗.... ナイジェリア戦 U17ワールドカップ 【Passion PLUS】

完敗....。 それしか、言葉が思いつかない。 強いし、速いし、大きいし、パスは正確、シュートも正確、守備は組織的だし、言うことないですナイジェリア。 これは優勝間違いなし。 本来、日本代表についてコメントすべきなのでしょうが、ナイジェリアの褒め言葉しか出てきません。 ここまで差があると、日本代表はもう少し、違った戦い方があったのではないでしょうか。

2007-08-24 11:41 | 続きを読む
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posted by 桐谷 | 2007-08-24 09:14

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ【キリタニ】

コメント投稿者ID :

なんとも気随な方ですね。

それはさておき、

「議論されるべきポイント」はベンチの指示でもリスクでもないでしょう。
「どう成長させるか!」ですね。それに現場ではその程度のリスクは十分折込ずみでしょうしね。

冷静に分析すれば、
今大会の他GLの推移も考慮すると勝ち点3でも十分GL突破の可能性は高いです。
であれば、年代最強クラスと謳われている相手と正面からのTryも十分に意味深いものです。

もし。

仮に、より安全で楽なGL戦を楽しみたいのであれば、別の戦い方も正解となります。
が、それは後年いくらでも経験できるでしょう。

私としては、この年代でのそんな戦い方にはあまり意味を見出せません。

少しイメージを働かせて見ましょう。
11人全員で自陣に引き篭もり、相手にほぼマンツーマン、なおかつDFを一人余らせて、FWはチェイシングを第一に、カウンター時には前で出来るだけキープする。
そんな戦い方をすれば勝ち点1は取れるでしょう。
また、ゼロでも得失点差は最小となるでしょう。

それでいいんですか?

筆者はそこまでは言っていないのかもしれませんが、
結局のところ、程度の差があるだけで同じです。
逃げの戦術を取ったところで得るものは少ないのです。
それでGL突破を得たとして、決勝Tでナイジェリアに再戦した場合、
今度はどうするのでしょうか?
また、守りますか? 玉砕特攻しますか?

Tryするならば、このGLのこの状況でのみ許され、活かされます。
逆にこの敗戦が選手に取って決勝T(及び将来)での糧になるでしょう。

結局目的の設定位置によって選択が変わります。

「GL突破に置いていてはいけないのです。」

どうもGL突破の最善の策。と言う風に聞き取れたので、敢えて一言書き込みさせていただきました。

とはいえ、
この敗戦のため、状況は厳しくなったのは確かです。
正にこの状況こそ願ったり適ったりではないでしょうか。
この状況を打破できてこそ、チームにも城福監督にも大きなものを得ることができると思います。
その意味で
第2戦は状況が許したTryとして受け止め、
第3戦はGLでの生き残りを掛けた一戦と受け止めたいと考えます。

posted by あらら。なんとも・・。 | 2007-08-24 11:26

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ【キリタニ】

コメント投稿者ID :

こんにちは、桐谷さん。
仙太郎と申します。

なかなか、奥の深いご意見ですね。
私も日本のサッカーを見ていて、同じ事を考えています。

行くときと、行かないとき、攻めるときと、守るときの意思統一ができてない場面をよく見かけます。
特に一点取られた後や、一点取った後に攻めるのか、バランスを取って行くのか、引いて守ってカウンターを狙うのか。
選手一人一人の意志がバラバラであることが多いと思います。
特に攻撃側と守備側の選手の考え方の違いが、顕著に出るように思われます。

ナイジェリア戦は、負けても一点差でなければならなかったと思います。
そうすればまだ、得失点はプラスですから。
大きな大会では得失点で決まることも、多いです。

それを考えると0-3は厳しいですね。
0-5でなくて良かったとも言えますが。

フランス戦に勝てば、万々歳なのでしょう。
ただ、フランスに勝ったとしても、このあたりの反省をしない限り、同じ間違いを別の世界大会でするのでしょうね。

二点ビハインドの後半でも、私は最も守りを固めるべきじゃないかと考えて見ていました。
結局、監督は柿谷と河野を出したので、攻めろと言うメッセージだったのでしょう。

この攻めるときと、守るときの勘所の抑え方というのは、技術以外の歴史とか経験という部分なのでしょうね。
世界の一流との戦いを見ていると、技術以外の差と言うものを感じてしまいます。

日本サッカーが世界の一流になるには、まだまだ時間がかかりそうです。

posted by 仙太郎 仙太郎 | 2007-08-24 11:37

桐谷さんへ

コメント投稿者ID :

こんにちは。
いつも大変興味深い内容ですね。

>僕が城福監督の立場であれば
具体的にはどのような指示をされていましたか?

桐谷さんのご意見を伺わせて下さい。

posted by ようすけ。 | 2007-08-24 11:52

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ【キリタニ】

コメント投稿者ID :

桐谷さん。

代表戦に続きコメントさせてもらいます。

私はこのU-17は監督・選手・スタッフみんなに
「チャンスは少ないかもしれないが勝ち点3をとりにいこう!チャレンジしようぜ!!」
という共通意識があったのかなと思っています。6月に完敗した相手に対しもう一度チャレンジしにいったのではないかと思っています。

そして、その選択が彼らの今後の成長に与える影響は大きいのかなとも思います。

もちろん桐谷さんの考えも理解できます。私と桐谷さんの意見は違いますが、私も桐谷さん同様どうするのが正解だったかはわかりません。
ただ、個人的にはチャレンジした彼らに私は好感を抱きましたし、いつか彼らがこのナイジェリアに勝つ日が来ることを応援しながら待とうと思いました。

それにしてもナイジェリアはすごかったですね。
個人的には2番のオセニの縦への突進力とあの一発には度肝を抜かれました。

posted by pirlo_21 | 2007-08-24 15:29

あらら。なんとも・・。さんへ

コメント投稿者ID :

>冷静に分析すれば、
今大会の他GLの推移も考慮すると勝ち点3でも十分GL突破の可能性は高いです。

>とはいえ、
この敗戦のため、状況は厳しくなったのは確かです。

いったいどっちなんですか^^

とはいえ、その向こう意気だけはよく伝わりました。
ただし僕も忙しいので意味あるコメントにだけ時間を割かせていただきますね。その旺盛な自己顕示欲と、懲りないTryはどうか望まれる場所を探して頑張ってみてくださいネ。

posted by 桐谷 | 2007-08-24 17:42

仙太郎さんへ

コメント投稿者ID :

>フランス戦に勝てば、万々歳なのでしょう。
ただ、フランスに勝ったとしても、このあたりの反省をしない限り、同じ間違いを別の世界大会でするのでしょうね。

フランスに勝てるか勝てないかはその時点における結果論であり、もしフランスに勝てなくてもGL突破できるような手立て…を考えるのが、第二戦対ナイジェリアにおける指導者の立場ではなかったか…と僕も思いますね。その上で何が正解であったのか…はよく分析しなければならないポイントだと思います。少なくとも降した決断に、生ぬるい感情論に迎合するものではない、明確なロジックを僕は求めたいと思います。

あなたの問題意識は僕も共有しています。
そして不毛な感情論に煩わされること無く、自らの信念を説き続けてくださいね。ブログがんばってください。

posted by 桐谷 | 2007-08-24 17:54

pirlo_21さんへ

コメント投稿者ID :

>ただ、個人的にはチャレンジした彼らに私は好感を抱きましたし、いつか彼らがこのナイジェリアに勝つ日が来ることを応援しながら待とうと思いました。


僕は“結果”に関しては、例え3戦全敗でも受け入れられる人間なんです。

ただしこの大会がこの世代の目標であり、ターゲットであったとするならばその“結果”を得るための努力が、100%全力で貫徹されたのかどうか、そしてその為のプランや戦略が良く練られていたものかどうかについては徹底的に拘りたい。そうして一つの失敗から多くを学び、未来の糧として欲しいと考えます。

その意味で、国を代表するプロ予備軍の彼ら、これからの日本を背負って立つタレント達に、厳しいかも知れませんが、フル代表と同じプロ意識とタスクの要求をしてゆくべきなのではないだろうか…とも考えます。

南米や欧州、アフリカにおいては、この年代ですでに強烈なプロ意識とハングリーさを併せ持つタレント達が少なくありません。日本がいつか彼らに追いつくのであれば、日本の選手達にも同じものをこれから求めてゆくべきなのではないだろうか…と僕は思っています。


>それにしてもナイジェリアはすごかったですね。
個人的には2番のオセニの縦への突進力とあの一発には度肝を抜かれました。

カメルーン戦を見ていても思いましたが、なんとかJに2人~3人引っ張ってこれないものかと思いますね。アフリカに目を向けるクラブ、中東の中からそれに類似するタレントを発掘するクラブがJにも出来れば、リーグ戦の中で大きな経験が積めるんですけどネ。


posted by 桐谷 | 2007-08-24 18:24

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

コメント投稿者ID :

気分が悪くなる 管理人やな

posted by あらら。なんとも・・。 | 2007-08-24 22:27

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

コメント投稿者ID :

気分が悪くなる管理人だな~

posted by あらら。なんとも・・。 | 2007-08-24 22:28

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

コメント投稿者ID :

気分の悪くなるコメントありがとうございました^^

posted by あらら。なんとも・・ | 2007-08-24 22:29

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

コメント投稿者ID :

勝負の微妙さを表したコメントですね。
僕は同感です。
確か、TV放送中に実況者が、日本選手達の発言を伝えました。

それは、
「ナイジェリアは強いが隙がある。そこを狙えば勝てない相手ではない」、というような内容だったと思います。

1つの仮定ですが、城福監督は指揮官としてリアリズムに徹したのではなく、
指導者として選手を信頼し決断を下したのではないか、と思います。
つまり、強豪ナイジェリアを前に、危険を自覚しつつも、選手が勝てる、勝ちたいという思いを最大限汲んだ。
結果、勝つか引き分ければよし、たとえ負けたとしても若い選手が自ら選択をし、誤りを侵すのは最大の教育になると。

ただしリスク低減のため、3ボランチの布陣を敷いた。

あくまで仮定なのですが、もしそうなら城福監督は指揮官としては失敗に終わり、
指導者として成功を修めるかどうかは、今後の選手達の成長次第ではないか、と僕は勝手に想像しています。
そうでないと、今回のどこかチグハグな戦い方には理解できませんから。

今回のナイジェリアは恐ろしく強かったです。
ただし、この世代のナイジェリアは毎回スペシャルだ、という話を聞いたことがあります。
もしかしたら筋肉や身体の成長曲線が、アフリカ系の選手は早熟なのかもしれないですね。
そう思わせるくらい、試合を通し、大人と子供の違い程のものを感じてしまいました。
ですが同世代で圧倒的な差を感じることが、自らの進むべき道をはっきりと意識させるのではないかと思います。
かつて中田英選手が辿ったように。
なので、今回の選手達には、今後のサッカー人生において重要な成長の機会を与えられた、と僕は信じてやみません。
僕だけかもしれませんが、
試合を通して体を投げ出し続け、勝利への意欲を見せ続けた日本の若い選手達を誇りに思います。
次戦フランス戦で結果を残し、決勝ラウンドに進んで欲しい、本気で応援します!
残念ながら祈ることしかできませんが。

posted by 観客席の1.5列目☆リケルメ | 2007-08-25 00:15

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

コメント投稿者ID :

城福さんの大会前のコメントです。

「リスクを犯してでも自分たちのスタイルを追求する姿勢。そこだけは一貫していきます。育成世代でやるべきことはそこだと思ってきましたから、その中で何ができて、何ができなかったか。それが結果として出てくることを期待しています。『この部分はやれた』という経験が財産です。その蓄積が上の世代で生きる。非違はいずれ振る代表のシビアな戦いに生きてくるのです」

『サッカー批評35』より

城福さん、言行一致した監督で好感が持てます。
早くFC東京へ、戻ってきていただきたいです。

posted by p | 2007-08-25 00:43

Re:【U-17】ナイジェリア戦 皮肉なトラップ

コメント投稿者ID :

管理人さん、自分の持論を否定されたら気分悪くなるのはわかるけど、案外大人気ないね。

前から思ってたけど。

posted by か | 2007-08-25 12:39

観客席の1.5列目☆リケルメ さんへ

コメント投稿者ID :

はっきり言って僕は日本のような国であれば、監督の仕事はチーム作りが9割で、ゲーム采配の部分は1割でいいのだと思っています。
その点で城福さんの仕事には最大限の評価をさせていただいててます。これまでの日本のU-17の歴史の中で、もっとも質の高いチーム作りを彼は果たしてくれたと確信しています。

僕はこの試合、采配で3失点を喫した…とも思ってはいませんが、あの1失点後の日本のリアクションが城福さんの指示によるものなのか、そうではなかったのか…或いはそうではなかった場合あの状況を彼自身が今どう捉えているのか…?について、非常に関心があるんです。

U-17だからこれで正解なのか?或いは今の日本の力ではこれで正解なのか?そして世界を獲るのであればこれはいずれ変わらなければならない“判断”であると思うのか?

そしてそれが正しいかどうかは分かりませんが、やはり僕は世界にあと一歩近づくのであれば、あそこでの成熟した判断力が必要なのだと思うし、それを得るために“早すぎる”事など何もないのだと思っています。日本に足りないものは技術や体力や精神力ばかりでなく、サッカーのリアリズムであると僕は考えます。

ナイジェリアはカヌーやオコチャの時代から、正確にはその少し前からユース・育成年代においてはずっとスペシャルなチームでした。そういう意味では、今回のこのチームもその水準でしかない…ともいえると思います。ただ個々の能力の差はこの20年間一向に縮まっていないな…というのが実感ですし、彼らのサッカーは当時から比べればかなりコレクティブになっていますし、スキルの向上も著しいと思います。
そんな中で城福ジャパンは、本当に良く戦ったと言えると思います。
フランス戦ぜひGL突破を決めて欲しいですね。

posted by 桐谷 | 2007-08-25 23:57

pさんへ

コメント投稿者ID :

>「リスクを犯してでも自分たちのスタイルを追求する姿勢。そこだけは一貫していきます。育成世代でやるべきことはそこだと思ってきましたから、その中で何ができて、何ができなかったか。それが結果として出てくることを期待しています。『この部分はやれた』という経験が財産です。その蓄積が上の世代で生きる。非違はいずれ振る代表のシビアな戦いに生きてくるのです」

これは僕も偶然同じ雑誌で拝見させていただきました。そして大会前のインタビューで彼はこうも言っています。

>『1試合でも多くやりたいと思います。3試合では終わりたくない』

と。


1-0で残り5分であるならば、自分達のスタイルだからとリスクをおかしてDFラインを押上げて攻撃に人数をかける事などしませんね。きっとそれがサッカーの定石であり、セオリーだからだと思うんです。
そして僕の観点から見れば、GLにおけるあの状況の中でのあの試合は、負けるにしても最小失点差に抑えること…それが定石でありセオリーであると思う訳です。

攻撃的か守備的の論点で語ればサッカーはとてもカンタンなのですが、僕はそのどちらもが1つのゲームを構成する要素であり、どちらか一方だけが90分のゲーム、ひとつのGL、ひとつの大会を100%構成し得る筈などないと考えています。その意味でも、あの時の状況判断が正しかったのかそうではなかったのか…を、これからもじっくりと考えて行きたいと思っています。

城福東京、僕もぜひ見てみたいです。
苦しい状態から早く立ち直って、また東京らしいアクションサッカーが蘇る事を心から期待しています。

posted by 桐谷 | 2007-08-26 00:13

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