2007年08月02日

Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

Jリーグは成長しなければならない。

いずれJリーグが世界でTOP10の地位を占める実力あるリーグになるとすれば、その時日本代表の実力も間違いなくそれ相応のものとなっている筈である。これは卵が先かニワトリが先か…の論理ではなく、日本という国の地域性とその経済力を鑑みれば、必ずJリーグが先にくるのが道理である。Jの成長なくして、僕は日本代表の成長はないものと考える。


ではそのJリーグを成長させるにはどうすれば良いのか?


1.クラブワールドカップとACLの変革。

2.Jクラブに求められる徹底した競争原理。

3.選手の保有人数枠、そして外国人枠について。


上記3点についての私案を今後3回のエントリーに分けて提議してゆきたいと思う。


まずその前段として今回は手始めにJリーグのシーズン移行(欧州スケジュールへの同化)問題について簡単に持論を述べたいのだが、オシムがこれを言い出したのは確か代表監督就任直後のことであったように記憶している。

これには代表テストマッチのクオリティ維持、欧州組みの選手招聘、国内組みと欧州組みのコンディション調整…等々の点で多くのメリットがあることは理解するが、僕は代表強化のために自国リーグの在り方や経済的側面をないがしろにする事には反対の立場である。(言うまでもないのでここでは降雪地や真冬のスタジアムの集客云々には触れる事はしない)

現行の真夏のゲームがプレーの質を落とすことは間違いのない事実ではあるが、今回のACを見ても判るようにアジアでの大会において“暑さ”との戦いは避けて通れないものである。

また日本から欧州への移籍がそれによりスムーズに運ぶことも確かだが、僕はJリーグはいつまでも欧州クラブへの選手供給機関であってはいけないと考えている。むしろメキシコのように、欧州中堅国に負けないだけの実力と経済力で、自国選手を繋ぎとめ、周辺国からの羨望を集めるようなリーグに発展させていかなければならないと考えている。

そして現行の春開催のタイムスケジュールを維持したままで、ぜひ天皇杯を夏から秋の開催とし、ナビスコカップを含めてカップ戦の水曜日開催(リーグ戦は土曜か日曜)の徹底を一度検討してみて欲しい。

ご存知のように天皇杯の決勝まで進むチーム、さらにその中の代表選手の抱える肉体的負担は相当なものであろう。大会の歴史的背景と伝統は重々承知した上で、それでもなお僕は大切な選手の肉体的負担の軽減を最優先の課題とする事が、リーグそして協会の正しい在り方であると考える。

またナビスコカップについては、ACL出場チームのスケジュールに都合して開催し、大幅なシード権を付与するかあるいは出場回避を認めるという選択もあって良いのではないだろうか?さらにリーグ戦の日程もACL出場チームに今以上の便宜を図ってゆくことも検討するべきだろう。

言うまでも無く現行のA3であれば開催を継続する事に大きな意義など無い。ACLを戦うチームに無用な負荷をかけるべきではないし、もしこのようなイベントを企画するのであれば、抜本的にその枠組み自体を変えるべきだと僕は思っている。


次回『クラブワールドカップとACLの変革』は執筆が終了次第アップさせていただきます。


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posted by 桐谷 |08:31 | Jリーグ改革案 | コメント(36) | トラックバック(1)
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ついでだから、カレンダーについても考えよう〜天皇杯の話 【フィールド上の些事争論】

おかげさまで、こないだの前編・後編に加えておまけまで書かせていただいたネタにはたくさんのコメントを戴きました(後編ばかりですが)。 あれは前々から書きたくて仕方がなかったネタなので、たくさんコメントを戴いたことは正直に嬉しく、またありがたいと思っています。 で、件のネタで言及した天皇杯のネタで、またしてもコメントを戴きたいというこの企画……。 件のネタで戴いたコメントにもあったように、天皇杯の日程面については様々な批判があります。 今季の場合、その日程のうち、4試合がリーグ戦が終わった後に組まれています。

2007-08-02 19:54 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
コメントについてのお願い

*今後僕自身のコメント欄への登場は、しばらくお休みさせていただく事になるかも知れません。この場が多くの方々の有意義な議論に支えられている状況には本当に感謝しているのですが、昨今、一部の不毛な議論に付き合わされることに多少疲労を感じてきました。であれば、少しでも本文の執筆の方にその労力を注入したいと考えます。

また、いつもご愛顧いただいている方から、ご意見やご感想があれば、メールにて対応させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


ここでのコメントには、

1.実生活における常識的な礼節と言葉遣い(敬語を使えない文章は否)

2.本文の主旨を踏まえた感情的ではない意見や提案(一部の言葉尻を捉えた曲解や論理展開は否)

この2つを厳守の上でお願いいたします。

*また一度退場を宣告された方の書き込みは以後二度とお断り致します。

サッカーにルールがあるように、人との交流や議論においてもおのずとルールはあるはずです。敵であれ味方であれ、そこに敬意や配慮の無いコメントには掲載や応答の義務も無いものと考えます。
また明らかに論理性のないものもそれに加えさせていただきますし、残念ながらそれを裁くのは僕です。ここから外れるものは僕の主観でためらいなく削除させていただきます。

posted by 桐谷 | 2007-08-02 08:44

桐谷さんへ

Jの話題嬉しく思っています。

私はセレッソ大阪の『ファン』です。理由は大阪市の隣の堺市在住で、長居までは自転車で30分位で行けるからです。

なぜ『ファン』と称するかというと、やはり『サッカー素人』なので、おこがましく『サポーター』と言える代物では無いからです。

sportsNaviブログでも『J』の話題極めて少なく『ナゼ自国のリーグに興味が薄いのか?』疑問に思ってました。

以後のブログ楽しみにしており、また感じること有れば『しろーと』目線で書き込みさせて頂きたいと思っていますので、よろしくお願いします。

posted by しろーと | 2007-08-02 09:10

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

桐谷さんへ

思い返すと、J創成期はだいぶプロ野球を意識していたように思います。延長戦があったり、チャンピオンシップも日本シリーズを意識したものだったのではないでしょうか。そして、今度行われる恒例のオールスターもしかり。
個人的にはこのオールスターは必要ないと考えています。地域密着がそれなりに浸透し、各地域で自分達が応援できるチームができた事で、そのチームへの思い入れが増す。そして他チームに対する対抗意識が生まれる。そうなってきた今はサポーターもどうオールスターを見ればよいか、戸惑いが生じてきているように感じます。
僕は夢の競演とは思えないし、意味合いも薄まってきていると思うので、いっその事チャリティーマッチという形で開催すればよいのではないかと思います。
(ちなみに僕はガンバファンです。)

posted by 河内屋 | 2007-08-02 10:30

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

はじめまして。興味深く拝見させてもらいました。

Jリーグの秋~春制ですが、私は賛成です。
現状の春~秋制ではプロ野球とかぶってしまい、マスコミの扱い方が小さすぎるからです。

私の家で取っている日経新聞のスポーツ面では、1ページのうち半分がプロ野球、半分が朝青龍問題で、昨日の浦和対広島戦やU-22代表の試合はページのほんの片隅にわずか数行、スコアだけを伝えるというひどい扱いで、サッカーに関心が無い人は気付くこともないでしょう(日経だけかもしれませんが)。

その点、秋~春制ならばプロ野球もないので各マスコミもサッカーにより多く紙面を割いてくれるでしょうし、そうすれば今まで関心が無かった人もスタジアムに足を運んでくれるようになるでしょう。むしろ観客は増えるのではないでしょうか?

降雪地にあるクラブは、ホームゲームを秋と春にのみ行い、雪が積もってる間はアウェーのみとすれば、雪が降っても大丈夫だと思います。


以上長々と失礼しました。

posted by 零点 | 2007-08-02 11:06

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

野球って視聴率すら取れないのになんで過剰報道されるんですかね?

野球なんて所詮マイナースポーツなんですから、いくら報道しても人気なんて上がらないんですけどね(笑)
これからはサッカーの自体でしょうね!!

posted by 野球(笑) | 2007-08-02 11:20

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

>零点さん
>降雪地にあるクラブは、ホームゲームを秋と春にの>み行い、雪が積もってる間はアウェーのみとすれば
>、雪が降っても大丈夫だと思います。

試合はいいとしても普段の練習とかはきついのではないでしょうか。
その期間だけ合宿のような形にするのもクラブ、選手に負担がかかりすぎ無理があると思います。

新人獲得においては日本の学制の問題もあります。

マスコミへの露出は捨てがたいと思いますが・・・。

posted by 無明 | 2007-08-02 12:04

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

>無明さん
>試合はいいとしても普段の練習とかはきついのではないでしょうか。
>その期間だけ合宿のような形にするのもクラブ、選手に負担がかかりすぎ無理があると思います。

ご指摘のとおりです。
正直私も解決策が浮かびません。

しかし、ヨーロッパでも降雪地にクラブはあるはずです(たぶん・・・)。
だから解決策はあるはずです!(たぶん・・・)

憶測ばっかですいません。

>マスコミへの露出は捨てがたいと思いますが・・・。

芸能人の離婚も政権の存続も、そして戦争までマスコミのさじ加減ひとつですから、そんな彼らのちからをなんとしても利用したいところです。

posted by 零点 | 2007-08-02 12:21

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

野球の露出が多い理由は、
「年寄り(と言うと失礼かもしれませんがあえて)がサッカーより野球好きが多いから」に終始するのではないでしょうか。
現在の境目は35歳くらいでしょうか(もちろん、40台のサッカーファンも大勢いますよ?)

で、こういうネットでブログ書いたりコメント書く人間って言うのはそれよりも下の年齢の人間がメインだとおもうのです。
なので、こればかりは時間が解決するのを待つのみと言うところでしょうか。

「事実上」いくつかのクラブに対する負担が大きすぎて導入は不可能な秋~春シーズン制ですが、それを度外視した場合、「どっちでもいいんじゃない?」と私はおもいます。

そんなことよりもっと改革するべき部分はあるはず。
たとえば、サテライトリーグを廃止して、サテライトチームをJFLや地域リーグに放ってみたらどうかなとおもったり。
欧州の形を真似るのであれば、こういうところからスタートするべきだとおもいますが…。

posted by みずは | 2007-08-02 12:26

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

 私は欧州にスケジュールを合わせたほうがいいと思いますね。
 日本人選手がJリーグ発足と同時にレベルが上がった一因としては、バブリーだったこともありますが、世界の中でも当時はかなりの高年俸だったので、極東のサッカー未開の地であったにもかかわらず、海外から有力選手が集まってきたため、それらに引きずられるように、日本人選手の力が底上げされたためと思います。やはり、低いレベルよりは高いレベルの中で揉まれた方が、限界値が上がりやすいと思いますので。(現状のレベルが低いといっているわけではありません)
 こうやって考えると、現状ではそれほど金があるわけでもなく、ましてや、移籍について、期間が違うため、おのずとハードルが高くなってしまうという欠点があり、有力選手獲得がますます困難になるのではないでしょうか。

 この点においての解決方法としては、1~2月をウィンターブレイクとして、9月開幕6月閉幕程度の日程で組めばと思います。ヨーロッパも寒いし雪振るので、それほど日本だけが冬厳しいというわけではないと思います。まあ、移籍の問題だけの観点ですがね。

posted by ペン太郎 | 2007-08-02 12:37

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

欧州リーグは氷点下でも試合してます。
芝(地面)が凍っているので大変みたいです。
雪の場合は端っこに除けてるだけでやってました。
(特にスイスやドイツは寒そうです)
大雪の時はやらないと思います・・・

フランス中部,イタリア北部が北海道と同じ位
北に位置するのでフランスより北の国では
どこも寒そうです。
但し、ヨーロッパの大西洋側の国は暖流の関係で
雪はそんなに降らないはずです。

ちなみにイギリス国内は雪が少ない為、スキー場が
2個所しかなくスキーの為にスイスまで行ってると
イギリス人の友達が言ってました。
(冗談か本当かは確かめようがないので信じてます)

posted by サッカー見るだけの男 | 2007-08-02 12:55

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

先程のコメントに書き忘れましたので追加します。

欧州の今の日程は南半球(南米)に合わせた為に
冬にやる事になったと聞いた事があります。
(事実を知ってる人がいたら教えて下さい)

スペインのサッカー協会ではJと同じ日程にする
計画があったはずです。(つい最近)
今その計画が進められているかは不明ですが。


posted by サッカー見るだけの男 | 2007-08-02 13:22

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

コメントで秋~春制へ移行の議論が出てますが、
私は、欧州スケジュールに合わせる事は止めるべきと思います。
(その点、天皇制ずらしてのOFF期間確保に賛成です)

理由は、「豪雪地帯」「集客」です。

日本は、世界でも有数の豪雪地帯です(≠寒さ)
昨年、コンサドーレ札幌が天皇杯準決勝に進出しただけで
「練習場の確保等で数千万の経費が余計に掛かるジレンマに陥った」
と報道されたように、負担(ハードル)は想像以上と思います。

また試合も、寒い中ではスタジアム集客はかなり落ちるはずです。
経営面だけでなく客にも、スタジアムで生観戦が楽しみづらくなれば損です。
(厳寒時の観戦は底冷えして非常に辛い&降雪時は来場自体が厳しい)
Jが夏休みに週2回やるのは家族等でも気軽に来易く、集客が良い&女性や子供も楽しみ易いからでしょう。
欧州は、治安などの事情で女性・子供は少ない所の方が多いかと思います。

札幌など既存だけでなく日本各地に地元チームを作る「百年構想」と言う理念自体は素晴らしいと思うので、日本は日本にあった流儀で良いのでは、と思います。

posted by vB | 2007-08-02 13:52

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

欧州リーグに対抗すべく、アジアリーグの力の拡大が出来れば理想ですね。(本文記載のメキシコなどのように)

サッカーの歴史的な部分もあるでしょうけど、中東、東アジアという2つの勢力のリーグ拠点を作れればそれが理想かな・・・UEFAではEU圏内の移籍のしがらみをとっぱらって巨大化したわけですし。


なかなか理想と現実は、違いますが、アイディアは多くの方が持っているので、遠くない未来に実現出来ればなと・・・

posted by JFK | 2007-08-02 14:01

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

プロ野球は万遍なく、どこでも報道されていますが、スポーツで『専門番組』が毎週あるのは、サッカーだけではないでしょうか?
※CSでは『プロ野球ニュース』ありますが、地上波ではないです。

プロ野球は週に5~6日ありますが、サッカーは週に2回あったらいいとこなんで、一見報道少なく思えますが、試合数と報道の割合はサッカーの方が上ではないでしょうか?


野球もサッカーもすばらしいスポーツです。
地域的にも、ジェフ千葉・千葉ロッテマリーンズの応援団がお互いを行き来したりして非常に良い事だと感じています。
(ワタシはマリーンズファンです)

地上波での野球中継が減少していますが、それ以上にJリーグの中継が少ない(ほとんど無い)状態です。
個人的には、くだらないバラエティー番組するのであれば、Jリーグ・プロ野球中継をもっと増やしてほしいです。
『野球ファン』を取り込むより『バラエティーファン』を取り込むような『Jリーグ』に、今はムリかもりれませんが、遠い将来、そんな国になればいいなぁーと漠然と思っています。


posted by しろーと | 2007-08-02 14:25

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

桐谷さん、こんにちわ。
ようやく本編のJリーグ改革案になりましたね。お疲れ様です。
僕は以前にも書きましたが、欧州のカレンダーに合わせた開催を望んでいます。
国際Aマッチデイや選手の移籍マーケットの件(Jに来るにも時期が悪い)もあります。
確かに大きな国際大会では夏に開催される事が多く、暑さに慣れる事も重要な対策の一つでしょう。
さらに言えば、欧州主要リーグが終了して実力の80%前後のコンディション状態とリーグ中盤のほぼ100%に近いコンディションとの戦いと想定すれば、今のママの開催時期でも良いのかもしれません。

しかし、本来持っている実力が十二分に発揮出来ない環境でゲームをする事が、能力の向上に寄与するとは思えないんですよね。

一番重要な事は、桐谷さんがすでにおっしゃってます。

『現行の真夏のゲームがプレーの質を落とすことは間違いのない事実ではある』

ここですよね。大切な事だと思います。
10の力があっても、それをフルに発揮出来ない環境。おのずと7~8の力で戦う事になる。選手達は10の力を出そうと頑張っていてもです。
10出し切っての戦いを続けていけば、それが10以上に向上していくと期待できますが、毎回8の力で戦っていても10以上になるのは、非常に難しいと思います。正直無理があると思います。
下手をすると、8が10になってしまう怖れさえある気がします。

良く言われる言葉ですが、「練習で出来ない事は試合でも出来ない」。
ならば、「Jリーグで出来ない事は国際大会でも出来ない」って事も言えると思います。
暑さ対策などは、協会が代表戦を優先した日程を組み、早期に現地入りさせるなどで多少補える事なのではないでしょうか。
問題は、日頃から力が出し切れ切磋琢磨できる環境を整えてあげる事だと思います。
抽象的すぎてわかりづらい文面でスイマセン。
以後のエントリーも期待してます。頑張って下さいね。

posted by うm | 2007-08-02 15:07

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧【キリタニ】

日本は、縦長の列島です。
四季があり、地域による寒暖のさが激しい。
冬には、東北、北海道、日本海側の地域は雪がふります。 いわずと知れてますが...

どなたかも書かれていましたが、Jリーグの理念は地域密着。であるならば、冬にサッカーをする事は、豪雪地域の切捨てになりかねない。
雪の中でサッカーをするには、ありとあらゆるリスクが付きまといます。会場、試合自体もそうですが、選手、観客の移動手段もそうです。しかも、当日になってみないと開催の有無も判断しかねる状況では運営にはならない。

そのような地域をほっておいて、他の地域のみで開催すると言うのは、Jリーグの理念に反するし、あまりにお粗末な気がします。

その様な状況を考えれば、天皇杯の様な、地域別の代表が、雪の少ない首都圏へ集まり雌雄を決する。と言う現状がベストな選択に近いと思われます。

それよりは、桐谷氏も仰る通り、ACL、クラブワールドカップ等を含めたリーグ自体の「質」を追求した方がよいと思う。

posted by うう | 2007-08-02 15:34

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

ここに書き込んでる方々はスタジアム観戦してるのでしょうか? 冬の観戦は相当つらいですよ間違いなく観客は減ると思います もう少しJリーグを支えているサポーター目線で考えてほしいです

posted by 判定者 | 2007-08-02 21:26

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

桐谷さん

>欧州クラブへの選手供給機関であってはいけないと考えている。むしろメキシコのように、欧州中堅国に負けないだけの実力と経済力で、自国選手を繋ぎとめ、周辺国からの羨望を集めるようなリーグに発展させていかなければならないと考えている。


小さい頃から野球にはまったく興味が無かった私が、野茂、イチロー、松井といった選手の影響で今ではMLBにけっこうはまってますし、反対にテニスで松岡や伊達が引退してからはプレイする事も少なくなりました。
どんなスポーツでも同じだと思いますが、目を向けさせるという意味ではスター選手の存在が絶対必要だと思います。
自国選手をどうやって繋ぎとめるかがJの発展の鍵って事になるのでしょうかね。
しかしながら、実力も人気もある選手は最高峰でプレーしたいという欲求も当然持つわけで…結局鶏が先か卵が先かって事になりそうだなぁ。

”今にも卵を産もうとしている鶏”は居ないのでしょうか?。

posted by lionheart | 2007-08-02 23:20

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

桐谷さん コンバンハ

桐谷さんの意見にほぼ賛成ですね。

まず、Jリーグを向上させることが日本サッカー全体、代表だけじゃなくて下の世代にも波及して結果「優秀な選手を絶え間なく産み出す土壌」桐谷さんのいうこれができるんだと思いますので。
そして、他国からも来たいと思わせるリーグが経済的にも可能な国だと思います日本は。
一番近いのはメキシコですね。確かに。
あのリーグは面白いらしいので、
Jも見習って欲しいかなと思います。
(一度は見てみたいです)

日本代表の中心はJリーグ戦士であるべきだと思っています。
理由は言葉ではあまり上手くいえないんですが。。。
地域的なもの、そしてなにより
活躍した地元の選手が代表に呼ばれて、代表で活躍した方がより日本人にはあってる気がするからです。そっちの方が嬉しいですしね。

日程に関しては、
欧州にあわせたらそっちの方が問題が山のように出てくるんじゃないかと。
ただ、カップ戦に関しては1年間くらいかけて予選~決勝をやったほうがいいとおもいますね。
J発足当初は今のままでも良かったけど、
A3・ACL・クラブワールドカップが創設されて、過密日程になってますから。

posted by ヒヨコ | 2007-08-03 00:49

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

Jリーグが代表の土台であり、Jリーグの発展が代表の強化につながるというご意見、全面的に賛成です。

アジアの端っこという地域性への考察もまさしくその通りだと思います。

カレンダーに関するみなさんの活発な議論も興味深く観察させていただきました。
もっと欧州賛歌にあふれるのかと思っていたのに、そうでない意見が主流であることを頼もしく感じました(わたしも基本的に冬開催反対ですが、夏開催のデメリットもあるわけで、長く慎重な議論の必要なデリケートな問題であると思っています)。


気になったのは天皇杯に関してです。
Jリーグに関してのみ言うなら、リーグ終了後の契約更改時期の開催であり、確かに微妙だと思います。

ただ、天皇杯は地域リーグどころか高校のチームまでもが参加できる、日本唯一にして最大のオープントーナメントです。
欧州に同じような形式の大会があるのかどうかわかりませんが、誰にでも元旦に戦う権利を与えているオープントーナメントという形式は、とても素晴らしい伝統であると思います(アマチュアチームが、Jリーグのチームと本気で対戦できる可能性があるのです。すごくないですか?)。

代表の土台にJリーグがあるように、Jリーグの土台は地域のサッカープレイヤーたちであるはずです。
天皇杯は彼らのための大会でもあります。

彼らの予選は秋におこなっています。
現行の日程がベストであるとは思いませんが、日程を組みなおすにしても、Jリーグ最優先ではなく、地域リーグの実情なども考慮した形になってほしいですね。

posted by baron | 2007-08-03 01:44

しろーとさんへ

自転車で30分かけて長居へ向かうあなたは真のセレッソサポーターだと僕は思いますよ^^

柿谷曜一朗や森島康仁をはじめ、セレッソには未来のフル代表を担うべきタレントが少なくないですよね。今のこの困難な時期と痛みに共に耐えて、またJ1のトップを狙う位置に返り咲くことを陰ながら祈っております。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:30

河内屋さんへ

おっしゃる通り、オールスターは開催を継続するのであればもう少し意義ある枠組みに変革して欲しいところですね。代表の強化とJとの交流を両立させるような形であれば、さらに新規のJサポーターの獲得も見込めると思うのですが…。

河内屋さんはガンバサポーターでしたか^^
ここからが正念場ですね。ぜひガンバらしいサッカーでJリーグ終盤戦を盛り上げていってください。

またこの間の韓国戦、つっけんどんなコメントになってしまって本当にすみませんでした。またこうしてコメントいただけた事でとても救われました。本当にありがとうございます。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:35

零点さんへ

メディア露出の面から見れば確かにそう言えるでしょうね。

ただ欧州の極寒冷地については日本同様春開催のリーグもいくつかあるようです。

これは白黒ではなくどちらもメリット・デメリット両方あるでしょう。ただし優先すべきはJクラブのメリットが一番に来るべきだと僕は考えています。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:40

ペン太郎さんへ

はじめて意見の相違が出てきましたね^^

僕はどのような形にしてみたところで、欧州から日本への良質な選手の流れがそれほど促進されるとは考えていないんですね。
あの当時とは欧州の選手移籍金・年棒の金額がケタ違いに高くなっていると思いますし、またユーロ高とJ自体の経済的余力にも黒字化は進んでいるとはいえ、昔日の勢いは感じられません。

また僕は雪国出身なので、1月~2月のみのウインターブレイクでは北国は辛いぞ…というのが嫌になるほど分かります。温暖化が進んだとはいえ北国では11月~3月まで東京の真冬を凌ぐ寒さが続きますから…。

選手獲得にメリットがある事は認めますが、現状期待するほどのメリットかどうかは僕は疑わしいと考えているんですよネ。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:49

サッカー見るだけの男さんへ

その通りですね。
欧州の問題はおもに“酷寒”の問題であり、日本にはそれプラス“雪”の問題も大きいのだと思います。まあどちらにしてもスタジアム観戦者の目線で見れば、快適にサッカーを楽しめる…というレベルにないことは間違いないことですネ。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:52

vBさんへ

僕自身の意見を代弁していただいたようで助かりました。

いつも真摯なコメントをいただきありがとうございます。

>日本は日本にあった流儀で良いのでは、と思います。

僕もそう思っています。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:55

JFKさんへ

いつも熱心なコメントいただきありがとうございます。ひとつのアイディアとしてとても共感できるものをいただきました。

>・・UEFAではEU圏内の移籍のしがらみをとっぱらって巨大化したわけですし。

この点について、選手枠・外国人枠のエントリーで触れるつもりでおりましたので、今後ともご覧いただければ光栄です。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 07:57

しろーとさんへ

>地上波での野球中継が減少していますが、それ以上にJリーグの中継が少ない(ほとんど無い)状態です。

これについては本当に残念な結果ですね。
後に続くエントリー【Jの徹底した競争意識】のところでこの問題についても私見を述べさせていただきたいと思います。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:00

うmさんへ

コメントありがとうございます。
実際にどちらが多くのメリットを有するのか、僕はこの結論を出す立場にはありませんし、それはいずれ現実の中で必ず良い方向性に帰結してゆくことを望んでいます。

ただ一番に考えるべきは代表ではなく、Jクラブのメリット。そこだけは自分の信条の中で譲れない部分ですね。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:04

ううさんへ

とても簡潔な言葉で本文のいたらなさを補足していただいたような気がします。

クラブワールドカップの在り方についての私案を提議させていただきました。こちらのほうもご覧頂ければ幸いです。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:08

判定者さんへ

僕も北国育ちですのでその視点にはとても共感いたします。言うまでもなくサポーターの目線で考えることは大切ですね。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:11

lionheart さんへ

>自国選手をどうやって繋ぎとめるかがJの発展の鍵って事になるのでしょうかね。
しかしながら、実力も人気もある選手は最高峰でプレーしたいという欲求も当然持つわけで

最高峰でのプレーを目指す選手の自由は保たれるべきですし、そこにかけるファンの夢も充分理解します。
そしてだからこそ目標はメキシコリーグなのだろうなと思います。
ラファエル・マルケスのようなその枠に収まりきれないタレントを繋ぎとめておくことは不可能でしょう…けれども日本の場合Jには収まらないが欧州には足りない…というケースがとても多い。それはやはりJの質がメキシコのそれに比べて低いからだと思うんですよね。

その為の私案をこれから一つずつ語っていくわけですが、とりあえずスケジュールの欧州化については現状これが僕の意見です。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:20

ヒヨコさんへ

いつも拙いブログをくまなく拝見していただきありがとうございます。

ヒヨコさんと意見の相違があるとすれば天皇杯のスケジュールでしょうか?この点については僕も何が正解なのかは分かりません。ただしあの時期に勝ち残ったチームだけがいつまでもダラダラとオンシーズンを継続させられる…という不条理だけはここらへんで決着つけた方が良いような気がするんですよね。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:25

baronさんへ

>気になったのは天皇杯に関してです。
Jリーグに関してのみ言うなら、リーグ終了後の契約更改時期の開催であり、確かに微妙だと思います。

ただ、天皇杯は地域リーグどころか高校のチームまでもが参加できる、日本唯一にして最大のオープントーナメントです。
欧州に同じような形式の大会があるのかどうかわかりませんが、誰にでも元旦に戦う権利を与えているオープントーナメントという形式は、とても素晴らしい伝統であると思います(アマチュアチームが、Jリーグのチームと本気で対戦できる可能性があるのです。すごくないですか?)。


これは僕にとっては貴重なご意見でした。
この天皇杯の意義は僕も重々承知しています。市立船橋の高校生達が横浜マリノスと真剣勝負の場で戦える…なんてシステムは僕も非常に意義あるものだと思います。その点でナビスコカップとは比較にならないほど重要な大会であると考えています。

ただアマチュア側のスケジュールとプロ側のスケジュールのどちらを優先させるのか…と問われれば、アマ側のスケジュールも把握していない状態で意見する不遜を承知の上で、やはり僕はプロ側の立場がより尊重されるべきなのではないか…と思います。

勿論合意点は可能な限り追求してゆくべきなのは間違いありませんが、最低でも僕はすべての公式戦はは12月の頭には終了し、選手達には例外なく一定期間のオフを提供しなければならないのではないか…と考えます。
その為に一刻も早くこの天皇杯のスケジュール問題はJリーガーの視点から改善されることを望んでいます。

posted by 桐谷 | 2007-08-03 08:36

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

 おはようございます。少し(大分?)乗り遅れましたが、欧州シーズン制の論議。現行でも欧州制でもメリット・デメリットがあるかと思うんですが、豪雪地帯における「練習場の確保」「集客」のクラブの運営を考えたら現行のシーズンが合っているんだと思います(リーグ以外のカップ戦のカレンダーは再考の余地があると思いますが)。

 「欧州への移籍」について触れた意見もありましたが、リーグで実績を残した限られた選手のことよりも、まずは高校・クラブ・大学を卒業しこれからプロに入る選手たちのことを考えたら春開幕の方がよいかと思います。リーグも終盤になってから新卒選手の加入・・・となっても選手もチームも戦術的な積み上げのない戦力として中途半端な扱いになると思われ。

 果たして欧州制に合わせたからといって劇的に移籍選手が増えるのかといったら私は疑問です。欧州への移籍が現実的な選手の数と新卒でプロになる選手の数との違い。どちらのことを考えるか。クラブの理解があって向こうシーズンに合わせJの途中からレンタルで海外移籍が果たせれば問題は無いですが、途中加入のデメリットを含むけど、それでも海外でチャレンジするんだという気持ちを持って海外移籍を考えてもらいたいです。長文、失礼しました。

posted by カタヤマ | 2007-08-03 09:38

Re:Jリーグへ 序章~欧州シーズン制への危惧

Jリーグを秋~春開催にすべきとおっしゃっておられる方々、問題は気候だけではないと思います。その問題というのは、12月の上旬にリーグ戦が終了すると、次に開幕するまで半年以上も待たなければならない、ということです。カップ戦などを開催するにしても、選手はさらに翌年のリーグ戦終了まで休み無しです。1年以上も休み無しでやるのは非常にきついと思うのですが・・・。もう一つはACLの問題です。ACLって春~秋に開催されますよね。そうなってくると、ACLに出場するクラブはオフがないことになります。毎年のように出場するような強豪クラブならなおさらです。これも一つ目と同じように非常にきついと思います。

秋~春開催を言っておられる方々はこの問題についてどのようにお考えでしょうか。

posted by ken | 2007-08-04 10:10

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