2010年02月12日

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

まずはじめに、協会も、岡田監督も、選手も、ファンやサポーターも。
この東アジア選手権という大会をどのように位置づけているのだろうか?

事前に僕はこう考えていた。
本戦に比べれば相手の力量は多少劣るとはいえ、既定の試合の中では、相手が本気で臨んできてくれるだろう、ほとんど最後の試合である。ここでWC本大会に通用する攻撃の仕方、点の取り方、ゲームプランの組み立て、そしてバックアッパー・新戦力のテストを、しっかりとしておくべきである……と。

ところが実際はどうだろうか?

そんなこととはまったく違う次元で、協会も、岡田監督も、選手も、ファンやサポーターも、中国にしか通じない、香港にしか通じないやり方で、イケイケドンドンの派手な勝利ばかりを求めてしまっている。

岡田監督が残り4ヶ月の任期において集中すべきことは、WC本戦において如何に日本の良いパフォーマンスを引き出すか……である。そしてその為に必要な攻撃、ゲームプランとは、前掛りの敵に対するカウンターでの速い攻めと、敵がバテるだろう残り20分、15分にリスクを限定して総攻撃に出る戦い方なのだろうと僕は思ってきた。

要するにそれは、今ここで中国や香港に気持ちよく勝とうという戦い方の対極にあるのだと。

ところが、まるでこの期に及んで、この東アジア選手権が岡田監督是か非かの期末試験のような捉え方までされている。果たしてそれがこの大会の位置づけとして合理的なものだったのだろうか?

東アジア選手権なんて、どうしても勝たねばならない大会ではなく、4カ月後のWC本戦の為に、頭から、徹頭徹尾利用してやればそれで良かったのだ。そもそも、あってもなくても、どっちでも良いレベルの大会である。そこで、これまで通りなんら変わらず、工夫も無く、対アジアそのままの構図の中、一本調子で戦っている。僕はそれを、一番残念に思っている。これでは、WC本戦にまったく繋がらない……と。

僕がこの2つのゲームに求めていたものは、強者にも通じるリスクを限定した上での素早く無駄の無いカウンターのテストであり、またポゼッションの優位によって、敵を縦横に揺さぶり、プレスを無力化してやった後に、内から外から、残りの20分、30分間で蹂躙してやる……といった、真綿で首を絞めてやるような狡猾な戦い方であった。であれば、この中国、香港ともに1-0のスコアで充分だと思っていた。

ちなみに、この香港戦において日本にカウンターのチャンスが巡ってきたのは5回。要するに香港の攻めが、こちらの1/3までボールを運んだ回数=カウンターのチャンスが5回である。それを、しっかりカウンターのカタチとして成立させていたのは、開始5分の遠藤のドリブルからのチャンス一度だけ。その他はアタッキングゾーンに進入する前に、つまらないトラップミスや、出し手と受け手との意思疎通のなさ、明らかなオートマティズムの欠如によってチャンスを逸していた。

要するに、WC本戦を占える攻撃のカタチが、この試合ではほとんど試されることさえなかったということである。ただ香港相手に、気持ちよく勝ちたい、大量得点で勝って安心したい、安心させられたい。そんな協会や、監督や、選手や、ファン、サポーターのナイーブすぎる願望によって、この1試合を浪費してしまった。もしこれを問題と捉えるならば、やはりこれは誰か一人の問題なのではなく、この国全体の問題なのだと僕は思う。

その一方で、香港は良いゲームをしたと思う。

充分に低い位置までリトリートして、攻撃に人数をかけてこない、いや前でキープできずに、実際には押し上げることも人数をかけることもできないのだが、その分だけ、逆に中国よりも守りは堅かった……と言える。

しかし、それができたのも90分のゲームのうちの60分まで。
前半の40分頃からは、危うげな体制から繋ぐ意識、攻撃への色気を出し始めて、低い位置で悉く日本にボールをプレゼントし、徐々に自らで墓穴を掘っていった。少なくとも前半は、遮二無二0-0で凌ぎ切ることだけに集中していたならば、さらにもう一段日本を苦しめ、追い詰めることができていた事だろう。

4-4-2の綺麗な3ラインでの守備も、後半15分、2トップの一人がサボリ始めるまでは本当によく機能していた。このゲーム内容を見る限り、僕の中の香港サッカーに対するイメージを、少し改めねばならないと感じている。今後各種予選、むしろ攻めを放棄してくるだろう、こちらのホームでの戦いにおいては、充分に心して臨まなければならない相手になってくるのかも知れない。セットプレーでの守備はまだまだ拙いが、キム・ボンゴン監督は規律ある良いチームを作り上げつつあるように思う。

次戦、おそらく中国に苦杯を喫した韓国は、この日の日本のように、ナイーブにも頭から勝ち気で攻めにくるのだろう。それをいなして、中国がやったようにカウンターを繰り出す。或いはリスクをかけずにボールを回しながら、70分間目が回るほど走り回らせてやり、残りの20分で地獄を見させる、計算づくでキッチリと仕留める。この東アジア選手権、来るべきWCの為に、1試合でも活かそう、活かしたいと、本気で考えるのであれば、僕はそんなゲームこそして欲しいと願っている。

いずれ世界と互角に戦いたいと願うのであれば、いつまでも対アジアの構図の中に埋没し、アジアの純真を謳歌してばかりもいられない筈である。それはきっとピッチの外で、それを見守る僕らにも突きつけられている課題なのではないだろうか。僕はそう思っている。

※関連エントリー
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日本代表監督論【ポストオシムへの提言】
オシムの戦い ~リターンズ~
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初めての愛車~車オンチの車批評~ 

posted by キリタニ |11:17 | 岡田JAPAN | コメント(13) | トラックバック(0)
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posted by キリタニ | 2010-02-12 11:45

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : moneru01

キリタニさん、こんにちは。

なんでしょうね、この居心地の悪い空気は。
東アジア選手権、過去に優勝できてなくて悔しい気持ちは大いにあるんですけど、
W杯前で、しかもシーズン前のこの大会はもっと大切なものがあるだろうと思うわけです。

ここまで来たら腹すえて大切なものを考えようよ、と個人的には思うわけですが
更迭云々という方々や多きに乗っからないととやっきになるマスコミに対して
君ら違うんちゃうの、というのも違う気がして落ち着かないです。
キリタニさんの前回の“4ヵ月後の日本より、40年後への想いの差でしょうかね。
おしりもぞもぞしながらも一人腹すえながら見守る所存です。

posted by moneru01 | 2010-02-12 20:15

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : japon

初めましてです。
アジアレベルの相手にあの程度の試合にしかならないのであれば再構築の道も考えるべきなのでは。
戦術において国のカラーが出るのは良いことと思いますが、現状岡田監督が選んでるものは支持しかねます。というよりも岡田監督のやり方が支持できないと言ったほうが正確かも。
チームとして末期的な感じを強く受けます。これは監督の責任であり、この空気(迷子の選手とサポーター)を変えられないままW杯に突入するくらいなら。そして万が一間違った勝ち方をして問題点をうやむやしまうくらいなら。ここで一回整理したほうがいいのでは。
そうおもいます。

posted by japon | 2010-02-12 21:44

皆さんへ

コメント投稿者ID : kiritanishin

もし僕が岡田監督の代わりに、この東アジア選手権で日本代表を率いていたとするならば、きっとこんなふうにこの3試合を戦ったでしょう。

中国戦
○おそらくは引いてくるだろう相手に、前田遼一をポストに据え、楔を入れながら、小笠原を中心にできるだけ速く、大きく、ボールを動かしながら敵を疲弊させ、最後の20分で香川、石川などのサイドアタッカー陣を総動員して、仕留めにゆくゲームプランで望んだ。

香港戦
○DFラインのバックアップメンバーのテストと、DFラインからのゲームメイク、組み立てを意図して今野、阿部勇樹、或いは吉田麻也を最終ラインに。またシーズン前の大事なこの時期に召集したからには、この試合で金崎や香川、佐藤寿人などを90分使い、彼らに充分なアピールのチャンスを与える。

韓国戦
○日本相手に前からプレスをかけて、真剣に勝ちに来てくれる相手である。これだけの貴重な試合は、日本における親善マッチではほとんど考えられず、国内組のベストメンバーで真剣勝負の戦いを挑む。ゲームプランは、後半70分まではサイドアタッカーのドリブルを駆使したカウンターと、敵を疲弊させるためのポゼッションを使い分けメリハリをつけながらゲームを支配する。そして中国戦同様、残り20分でDFラインを上げ、討ち死に覚悟の壮絶な殴り合いを挑む。


ところが日本の戦い方は……というと、性懲りなく同じメンバーに固執し、戦い方にも工夫がなく、まるで監督は監督で、選手は選手で、4ヶ月後の本戦になどほとんど寄与しないような戦いぶりで、勝つ事にのみ汲々とし、自らの立場を守ろうとするようなプレーばかりが目に付く。

また協会やファンやサポーターも、アジア相手に大勝することが、まるで対カメルーン、対オランダ、対デンマークに勝利するための条件であるかのような姿勢である。僕から見れば、香港に5-0で大勝する事と、カメルーンやオランダ、デンマークと0-0、1-0の試合をすることとは、まったく次元の違う別問題である。仲良く四者四様で、どこかフォーカスする部分が間違っているのではないだろうか?

誤解している人もいるかも知れないが、僕は岡田武史監督の就任を喜んだことなど一度もないし、支持か不支持かといえば、内心ハッキリと不支持の立場の人間であると思う。
監督、岡田武史氏への評価
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kiritanishin/article/211
岡田武史との訣別
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kiritanishin/article/102

しかし、オシムが目を覚ます前に、JFA川淵三郎会長は岡田武史氏を選んだのである。しかも暫定でも、一時的にでもなくて、オシムに対しては問答無用で、南アフリカへ向う監督として決定してしまったのである。その決断は重いし、岡田武史氏には一切の責任はない。それも含めて、この4年という時間とそこでの出来事は、WC本戦の場において適正な審判を受けるべきだと思っている。

僕はこの決断には断固として反対ではあったが、それが決断された以上は、カンタンに翻されるべきものではないと思っている。組織というものはそうあるべきである。だからこそまた、その決断と云うものは慎重に、熟慮に熟慮を重ねた上で、下されるべきなのだ。

あの決断以来、僕はほんとうの問題とはなんなのかを強く意識し、また確信しました。そしてやはり思うのは、必要なのはこの4カ月をどう取り繕うかなどではなくて、40年先を考えて、どうやってこの根源的な問題と戦い、それに打ち勝つのか……という事なのだと思っています。

posted by キリタニ | 2010-02-13 00:11

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : NID00000900

こんにちは。
「要するにそれは、今ここで中国や香港に気持ちよく勝とうという戦い方の対極にあるのだと。」
というご意見に全面賛成です。

日本と同等以下が前提のアジアと、日本と同等以上が前提のW杯本大会とで、戦い方が異なる、ぐらいのことは、いい加減、気づくべきだ、と思います。

岡田さんに対して期待しているのは、私も、いわば「身も蓋も無い結果だけのサッカー」です。
いろいろプレッシャーもあるんだろうけど、全部無視して、そこに邁進して欲しいなぁ、と。

満男君にはそこに期待しているんだけどねぇ。
残り20分でゲームを殺す。これは俊輔にはできないからねぇ。

posted by OMA同盟参上 | 2010-02-13 13:00

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : NID00000916

キリタニさんこんにちは。またおじゃまします。

岡田監督には「コンセプト」に拘泥せず、現有戦力に100%の力を発揮させることのみに集中してほしい。具体的な戦術とか戦略は私はしろーとなのでわかりませんが、なんかうまくいっていないことくらいはっきりわかる。ならどうすればよくなるか、その解決策(戦術の見直しなり、選手起用なり)くらいプロなら考えつくのではないかと。もっと柔軟になってほしいです。また、監督を任命した協会も、監督をしっかり評価できるくらいにサッカーを日々勉強する必要があると思います。監督をかついだらかついだっきり、あとは丸投げで、結果だけ出せってのもおかしな話だと思いますが。

だからマスコミも、今監督の去就について論じるなら、「岡ちゃんやめろ」じゃなくて「岡ちゃんをどうされます?JFA?」というのが筋だと思うんですが・・・。

最近よく耳にする「自分たちのサッカー」なんてものはそれこそしろーとにはじぇんじぇんわからない(笑)選手たち自身がサッカーをしていて楽しそうだったり、躍動感があったり、輝きを放ったりした試合なんてもう長いこと見ていない気がするのです。私が本番で見れたらいいなと思うのはこれだけなんですが。

posted by えぬえぬ | 2010-02-13 16:19

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : snow-white

香港は完全に涙目状態だったかなと思う。何しろひどい雨だった。あれだけ降るとよっぽどうまくないとまともにトラップもできない。そして彼らはあまりうまくなかった。
パスもドリブルもクロスもキープも何もできなかった印象。ある意味やけくそでボールを奪ったら何でもかんでも前線に放り込んで何かが起きればよし、ぐらいが彼らにできる精一杯だったのではないかと思う。まあ実際はそれをせず攻撃はほぼ何もできていなかったし、日本のほうも普通に雨で苦労していたし、本当に強化という点では無意味な試合だったかなと思う。
もうちょっとコンディションがよければ日本も香港も互いのやりたかったことが出たであろうに・・・。

冷静に見てひどい試合であったのは事実だけど、この試合で評価することは何もないと思う。いわば真夏の猛暑時のサッカーと同じだ。そのような状況で見せたサッカーで何かを評価することはできない。せいぜいがんばった選手に拍手する程度だろうと思う。

ところで韓国戦の展望だけれど、これはおっしゃることはまずありえないと私は思う。理由はいくつかあるが、そもそもきっちりしとめるということができない、もしくは期待できないというのが日本の大前提であり、だからこそ、きっちりしとめなくても戦えるサッカーを構築する必要があるのだと思う。無論それでは世界の頂点には立てないが、確率的に勝利を目指すという観点でたてば、そのようなサッカーでも一つ二つは勝つ可能性が出てくる。日本の立ち位置はまずそこであり、間違ってもきっちり決めなければ勝てない戦い方などしてはならないし、きっちり決めたからといってそれでこれからも大丈夫ということにもならないだろう。サポとしては決めてくれると安心だが、それは本番にはまったく関係ないこと。監督にできることはチャンスをふやす方法を模索することであり、点を決めるのは選手の仕事だ。そしてそれは本番になるまでわからない問題。今われわれが求めるべきことは確立の高い選手の起用とチャンスの数、質の向上。きっちり決めるのは本番まで待てばいいのではないだろうか。

ここまで書いて「きっちりしとめる」の意味が若干違うのではないかという可能性を感じたのだけれど、まあそこまで離れていないだろうとごまかしてコメントを終わらせていただきます。

posted by ねこだいすき | 2010-02-13 17:36

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : japon

岡田監督>微妙な結果が続いているが前向きな発言が多く現状をそれほど危惧していない、それほど問題視していない。
選手>結果が出ない現状に不安を感じている、焦っている。

私は選手達の焦りは当然だと思うし気の毒だと思う。
どうすれば勝てる?
点が取れる?
希望が持てる?
自信が持てる?
サッカーがこんなにも感動できるスポーツだってことをピッチ上で描ける?
みんな考える。

今、岡田監督の解任で何か大きく変わることはないのもわかってる。

我慢を強いられるサポーター。
我慢を爆発させるサポーター。
我慢とサッカーを捨て去るサポーター。

何でこんなことになってしまったのか。
ただ、感動するサッカーを観たかっただけなのに。

posted by japon | 2010-02-14 00:28

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : NID00000900

> 我慢を強いられるサポーター。
> 我慢を爆発させるサポーター。
> 我慢とサッカーを捨て去るサポーター。
>
> 何でこんなことになってしまったのか。
> ただ、感動するサッカーを観たかっただけなのに。

こんにちは。確かに苦しいよね。
要するに、W杯に出るって事に苦しんできたけど、その先はもっと大変だった、ってことじゃないのかな?

コンスタントに3大会(日韓は予選免除だから)予選突破はすごいことなんだよ。

でも、その先はもっと苦しい。未踏の大地に踏み出して、名だたる強豪を相手にしなければならない。
まさに総合戦でさ。

じゃぁ、やめる?ってことですよ。
やめられないんでしょ?私もいまさら退けませんよ。
だから歯を食いしばって耐えましょう。
W杯本番前だけでなく、日々のサッカーのある生活を大切にしましょう。
日本がなぜW杯に挑み続けるのか、みんなで考えましょう。
そうすれば、きっと何かが見えてくる、と思います。

posted by OMA同盟参上 | 2010-02-14 10:45

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : NID00001079

桐谷 様

こんばんは。
最近は、トラバのみのコンタクトばかりで恐縮です。
韓国戦は、・・・・・・・・???
明日以降のサッカーブログは、大荒れでしょうね。
Upを楽しみにしています。
先日、小説書きの為のメルマガ情報をメールで送りました。
今後とも宜しくお願いします。

posted by ロベルト・ジーコ・ロッシ | 2010-02-14 22:18

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : japon

桐谷 様
OMA同盟参上 様

単純に悔しいんです。
自分以上に選手たちは悔しいでしょう。
それだけです。

わたしは日本の力はこんなもんじゃない、と強く思っています。

下らない感情を吐き出してしまい、申し訳ありませんでした。

posted by japon | 2010-02-15 01:08

皆さんへ2

コメント投稿者ID : kiritanishin

japonさんへ

>わたしは日本の力はこんなもんじゃない、と強く思っています。下らない感情を吐き出してしまい、申し訳ありませんでした。

とんでもない。あなたの意見は感情的だとも思わないし、ひとつの見識だと思います。

確かに僕は、あなたの意見とは少し異なり、今ここで監督交代することが必ずしも正解ではない…と考えますが、それが正しいともあなたが間違っているとも、強弁したいわけではないのです。

それぞれがそれぞれに見えるもの、現実にある材料の中から、何が正しいのかを真剣に考えて見ましょう。僕が提案しているのはそういうことなのです。あなたと僕のサッカーに対する考え方はさほど違わないのだと思っています。


OMA同盟参上さんへ

>日本と同等以下が前提のアジアと、日本と同等以上が前提のW杯本大会とで、戦い方が異なる、ぐらいのことは、いい加減、気づくべきだ、と思います。

僕も今回の大会で一番残念に思ったのはその部分ですね。協会は協会の、岡田監督は岡田監督の、そしてそれに選ばれる選手は選手の、それぞれの利益と保身の為の大会になってしまっていたような気がします。


えぬえぬさんへ

>だからマスコミも、今監督の去就について論じるなら、「岡ちゃんやめろ」じゃなくて「岡ちゃんをどうされます?JFA?」というのが筋だと思うんですが・・・。

まったく同感。協会や岡田監督もそうだけど、メディアやファン・サポーターにとってもこれは単なる他人の非、他人事じゃないのだと思う。
自分たちのサッカーなる陳腐な表現も少しずつ是正されてゆくべきものなのかも知れないと僕も思います。サッカーは、あくまで相手のあるゲームですからネ。


ねこだいすきさんへ

>本当に強化という点では無意味な試合だったかなと思う。

この香港戦に関してはそういう位置づけになるんじゃないかと思う。そしてだからこそ、呼んだ選手のアピールの場、新戦力の発掘の場にしなければならなかったのだと思う。しかし、現実はそうはならなかったししなかった。それが残念。

>ところで韓国戦の展望だけれど、これはおっしゃることはまずありえないと私は思う。理由はいくつかあるが、そもそもきっちりしとめるということができない、もしくは期待できないというのが日本の大前提であり、だからこそ、きっちりしとめなくても戦えるサッカーを構築する必要があるのだと思う。

『きっちりしとめる』というのはどっからの引用?
俺は韓国戦でそれができるとは思ってないよ。勝負どころを自らで定めて、そこに向けて90分のゲームをマネージメントしてゆくべきってこと。これはサッカーの基本中の基本。でありながら、今の岡田ジャパンに一番欠けている問題。そういう認識です。


ロベルト・ジーコ・ロッシさんへ

>こんばんは。
最近は、トラバのみのコンタクトばかりで恐縮です。

どうぞどうぞ。別にお断りなんて必要ないから^^こちらこそいつもありがとうございます。あとで覗いてみます。

>先日、小説書きの為のメルマガ情報をメールで送りました。

あ、昨日見ました。P氏への伝言のヤツですね。今日送っておきますネ。

posted by キリタニ | 2010-02-15 12:23

【東アジア選手権】vs香港 戦評【キリタニ】

コメント投稿者ID : snow-white

申し訳ありません。まあおそらくニュアンスが違うんだろうなとは思ったんですが、もう書き終えてしまったし、いいかなと思ってしまいました。一応引用は

>>或いはリスクをかけずにボールを回しながら、70分間目が回るほど走り回らせてやり、残りの20分で地獄を見させる、計算づくでキッチリと仕留める。

です。私の感覚では、たとえどのようなゲームプランを立てようとも、またそれがたとえどれほどうまくいこうとも、最終的にゴールがなければそれはきっちりと仕留めたとはいえない、と思うので、あのような解釈になりました。その上でゴールよりもチャンスに関して注目したいと思ったしだいです。個人的にはゲームプランより選手自身の決断力と臨機応変さに期待してましたが、残念ながらいつもどおりということで、期待はずれに思っています。

posted by ねこだいすき | 2010-02-15 19:36

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