2009年09月07日
【親善試合】 対オランダ 戦評
競馬には『テレビ馬』というものがある。 大きなレースになると、2000Mのレースの前半だけを、1000Mのレースのようにペース配分も考えずに先頭を切って駆け抜け、テレビ画面に映りこもう…という馬である。 当然のように、勝負どころの最終コーナーから直線、最後の600Mでは影もカタチもなく後方に置き去りにされる。おそらく大レースのTV中継で、騎手や厩舎や馬主の名前が発信されることを目的とした、ある種の自己満足の類なのだろうと思う。 どのみち勝てないのであれば、勝負を捨てて名前を売る…そのことに対して彼らはきっと自覚的なのであり、よく己を知ってこそ成せる業…なのかも知れない。 この日本代表…いや、岡田ジャパンの闘いぶりも僕からみればそのテレビ馬の類と同一である。 『前半は良く戦った。プレスが機能していた』 という観戦者の方々も多数居られるのだと思う。折り返し地点まで、オーバーペースで遮二無二頑張って、後半バタバタと失速する。マラソンの愛好者・視聴者であれば、おそらくは誰も褒めることのないこの失敗を、積極的によく頑張った…健闘した…と、褒め讃えているうちはこの状況はなかなか変わらない。 前半30分からの残り15分間。そして後半20分からの残り25分間。 この残り40分間の『破綻』を、ポゼッションのためのポゼッションでどれだけ短縮させて、また的確なポジショニングでどれだけ誤魔化しながら戦っていくか…が、アジアにおける戦いの中では露呈することのなかった、ずっと以前からの、このチームの課題である。 僕はこのペース配分を逆転させて、前半の時間帯をどうセーブしながら、後半の勝負の時間帯を設え、そこに全力を注入してゆくか…というゲームプランニングについての考え方を、『岡田ジャパンの可能性 2つのオートマティズム』や、『岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策』、さらに『岡田ジャパンの可能性 番外編キリタニジャパン』のメンバー選考の中で示したつもりであるが、やはり岡田さんの思想は僕の考え方のその対極に在るようで、今のままのオーバーペースを90分間貫徹することにこそ勝機がある…ということなのだろう。僕はそこに、あまりに懐かしい日本的精神の風土と、無策ゆえに行き着いてしまう妄執…のような、ある種の危うさを感じたりもするのだが、その点で彼に迷いはない…ということなのだろう。 フレンドリーマッチであればいつも言う事であるが、この日のオランダも、オランダであってオランダではなかった。日本の前からのプレスが機能していた…というのも、僕から見れば少し眉唾な見方であって、彼らのボール回しは安易にタテへ急ぎすぎで、これがWC予選の真剣勝負であれば、両サイドバックのゾーンで丁寧にボールを落ち着かせた上で、真綿で首を絞めるようなポゼッションを展開してきただろう。それだけこの日本戦に対する準備を彼らは怠っていた、日本をナメていた…という証左であると僕ならば考える。 そしてそのオランダではないオランダの、オランダらしきものを一瞬垣間見せてくれた瞬間が、ファン・ペルシーのトラップからシュートまでの0.1秒の速さであり、デ・ヨング、スナイデルのある意味度を越した意地…だったのだと思う。ただ、それだけである。 最後の20分間はオランダを本気にさせた…と、誰かが言うのであれば、僕はその論も頭から否定させてもらう。あれは日本の自爆であり、さらに言えば岡田ジャパンの自縄自縛である。あの残りの25分であれば、WC出場国である限り、別に相手がオランダでなくともいいようにやられていたことだろう。要するにこれは、ただゲームマネージメント、ペース配分の“未熟”である。彼らが本気のオランダに出会った訳ではない。 アジアでの戦いをくぐり抜けて、これから世界とどう戦っていくか…の指標となり、試金石となるこの一戦において、岡田監督のその姿勢から透けて見えてきたものは、僕が期待していた革新やモデルチェンジへの意志ではなしに、アジアを勝ち抜いたこじんまりとした調和の保守と、自らが振り上げた無二無三のロジックとプライドへの固執でしかなかった。 その選択自体を僕は否定しようとは思わないが、正直残念に思っている。僕は対アジアから対世界へのドラスティックな変化であり、革新を求めていた。 あれほど走れ、走れ…と、叫び続けていたオシムは、実は守備戦術の中で選手たちをムダに走らせ、ムダに消耗させることは絶対にしたくないタイプの指導者であったと僕は理解している。それでは、攻撃を楽しむことに、サッカーの可能性を拡げることに、エネルギーを投入できなくなるからである。根本的な理念の部分において、岡田ジャパンのそれは似て非なるものである。ボールを奪うまでにエネルギーを浪費し、その前で奪うという過分にエネルギーを支払った部分の利益を活かすための、タレントのチョイス、オートマティズムの構築、そして効率化は未だ整備されてはいない。これでは意味がない。 何ゆえ前でボールを奪うのか? その意味をもう一度問い直すべきである。 おそらくいたるところで『中村俊輔vs本田圭佑』論争というものが巻き起こっていることだろう。実際僕も、この試合一番興味深く眺めたところは後半17分のFKのシーンだった訳だが、いずれにせよ岡田監督がこの戦い方を変えず、貫徹して、さらに追及しようとするのであれば、どちらの選手もミスマッチであると僕は思う。このカタチに固執するのならば、なおさら中村俊輔ではなく、石川直宏こそを選択するべきだろう…。前でボールを奪うことのメリットを最大限活かそうとするのであれば、前線サイドの位置には一対一で勝負し、そこで独力で前進し得るスピードと思い切りを持った選手こそを起用すべきである。であれば、FWの選択もまた少し変わってくるはずだ。 ゲームプランニングや戦術を変えていくのか、或いは選手を取り替えていくのか、またはこのまま純粋に、そして一途に突き進んでいくのか…。きっと3つ目の選択になるのだろうが、いずれにせよ来年の6月、それを『日本代表』と認められる自分でいられること、一緒に熱くなれる自分でいられることを期待しながら、今後の岡田ジャパンの行く末を見守ってゆきたいと思っている。 映画批評『花とアリス』 ★★
posted by キリタニ |11:02 |
岡田JAPAN |
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岡田JAPANへの最期の希望 【キリタニ】 【キリタニブログ】
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posted by キリタニ | 2009-09-07 11:33
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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キリタニ様
先日のオランダ戦は「ひょっとしたら…」少し期待をもって見ていたのですが、結果は「やっぱり」予想通り。
このままではベスト4どころか3戦全敗で終わるような気がします。
サッカーの内容は変わってるとは思いますが、そこから出てくる結果は98年のW杯と同じレベルじゃないでしょうか?
98年から相対的に日本のサッカーがどれだけ強くなったかっていうと…かなり懐疑的になってしまいます。
頑張ってほしいですが、「あのプレーを90分続ける」って言い切る指揮官ではいささか無理がないでしょうか?
選手自身も「あのプレーを90分続けるのは無理」的な発言してますし。
監督だけの問題ではないですが、今ならまだW杯に向けて方向性を再確認・修正ができる時期ではないかな?と思います。
posted by ももんが。 | 2009-09-07 11:55
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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もう岡ちゃん、俊輔はいいです・・・
日本のマスコミも・・・
平山、前田、石川、柏木、見たいですね
これほど絶望したのは久しぶりでした。
posted by こん | 2009-09-07 11:57
岡田サッカーに適さない選手にとっては罰ゲーム
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今の代表は、岡田監督の戦術に仕方なく中村俊輔を組み込んだもの。「俊輔」という名前で、何とかして注目を得たい周りからの圧力も、多分に影響していることでしょう。
仰るとおりで、この戦い方を変えず、貫徹して、さらに追及しようとするのであれば、俊輔も本田もミスマッチです。
確かに、今後石川直宏を使うのかは注目ポイントですね。
ただ、この試合から一つだけ分かった事は、ほんとうに森本は来なくて正解だったということ。現代表に入ったところで、罰ゲーム以外の何物でもありません。
どうせ、訳の分からない日本人や、どうしようもない日本のマスコミに叩かれて終わりです。
そういう人に限って、森本がどういう選手でも構わないから、日本代表に選ばれたのなら、しっかり走り回って守備して、ゴールまで決めろとか勝手なことをいうのです。
彼はセリエAでプレーしてる選手ではありますが、宇宙人ではありません。笑
本田や森本にクラブのような活躍を期待されても、それはあまりにも酷です。
今の代表は良くも悪くも「岡田武史のチーム」であり、俊輔をどうにかして使うことで、彼は手一杯なのです。
監督の力量をみて、そこで活きるような選手を我々も推すべきですよ。今の監督である以上、夢を語るのは現実的ではありません。それも嫌なら、協会に解任を訴えるしかないでしょうね。
最後に、『テレビ馬』の表現はツボでした。笑
posted by キリタニさんへ | 2009-09-07 12:10
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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自爆・玉砕。
相手チームがあってのサッカーなのに。
相手はどこであってもやり方は一緒。
機械的に鬼のようにプレスに行って
誰かが動かなくなると。ピースが欠けた扱い。
相手が嫌がる、疲れるようなアイデアをもった
走り方。ポゼッション。
どれをとっても特化したものもなく・・。
オシムが今の日本を見て。
あれは私が目指すサッカーとは違う。と言った事が
よくわかりますよね・・。
みんなマラソン選手を選考すればいいのに・・
posted by たしかに・・ | 2009-09-07 12:27
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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おそらく岡田さんは、
セーブする時間帯を作る事よりも、
90分走りぬくことをやり抜く事をさせる方が、
実現性が高いと思っているのではないでしょうか。
セーブしていたら、やられる。
それは、日本人の性格的なのか能力的なのか、
誤魔化しながら遣り繰りすることは無理だ、と。
僕としては、90分ガス欠起こさず、
フルスロットルも同じくらい無理だと思っていますけどね。
ようは、不可能を可能にしないと、現在は勝てないと。
もう負けた時の言い訳のような期がしています。
走る走る俺たち
流れる汗もそのままに
いつかたどり着いたら
君にうちあけられるだろう
こんな曲があるんですけど、
やっぱムリなんて打ち明けはしてほしくないですね。
posted by 迷鳥。 | 2009-09-07 12:42
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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確かに、途中まで0点に抑えたサッカーを90分やれればベスト4になれるかもしれません。
でも、日本がそのレベルに達する頃には、強豪国は90分出来てるサッカーをもう一、二段階レベルアップさせてることを、岡ちゃんは忘れてるんじゃないかなーと思います。
posted by もち | 2009-09-07 12:42
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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アプローチや見方が今まで違っても、結果的に意見が同じになるってのが面白いですね。テレビ馬はナイスな表現です(笑) 私はイケイケ神風無駄プレスと書きましたが言いたい事は一緒なのかなと。
攻守の切り替えを早くするのに高い位置で奪うのはいいとして、奪った先の攻撃の形が無いし、ハードワークを目指すのはいいが、それを支えるフィジカルに裏付けが無くてただ単に無駄に消費するだけではどうにもなりませんね。言うとおり前半後半併せて試合であり、前半だけ良くても何にも意味は無いですよね。
結局何にも変わってないってのだけ分かった試合であり、変わらなければ全く通用しないと言うのも分かった、それが収穫だった試合でしょうか。
posted by ペン太郎 | 2009-09-07 12:44
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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玉田選手が言ってたのを読みました。
「90分もたない。もたないものはもたない」
オランダ選手もいってました。
「あれを90分するのは不可能だと」
僕もずっと以前から思ってました。無理じゃないかと。
肝心なところでの駆動力と爆発力がなくなるだけだと。
なんの為のプレスか?
90分する必要があるのか?
ドリブルできる選手。本田選手、玉田選手。石川さんも。
せめて二人はプレーさせて常に力を残しドリブルで攻める
。その武器がないとプレスからボール奪取の意味がない。
それと、攻めさせない為のポゼッション。それもものすごく大事なのはわかります。
ならばキープ力のある選手がMFに必要。遠藤はだめだ。ドリブルできないし、キープ力では俊輔のほうが上だし。
長谷部選手が中央左寄りで一度ドリブルしました。遅攻の際の突破口。あれが必要。ボランチは長谷部選手と小笠原選手。
速攻、カウンターねらい持は前線からのプレス。
それ以外はどうせ点取る可能性低いから、相手のバックラインは捨てて思い切って下がろう。そして勇気をもって後方からボールをつなぐ。ポゼッション、遅攻の時間帯はキープ力、テクニックのある選手ががんばる。(両サイドと中澤選手が心配。もっと技術がないと。)
せっかくの欧州遠征。国内での試合よりはるかにいい。
だからこそ相手に二度と言わせたくない。
「日本は全然怖くなかった」と。
posted by タイ好き | 2009-09-07 12:57
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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子供にサッカーを教える立場にある大人にとって、子供たちに今の代表の試合を「よく観て勉強してね!」とか「夢や希望をもって欲しい」とか言えないのが辛いですね。
どこの国でも自国の試合を楽しみにしてみている子供たちがいるはず。
「テレビ馬」や「神風」などと呼ばれている代表の試合。
悲しい現実ですね・・・。
posted by pengin | 2009-09-07 13:11
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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そもそも論ですが、オランダと親善試合を組むこと自体が戦略的でないと思います。
親善試合を真面目にやったためしが無いという点では、オランダ代表はずば抜けていると断言できます。
ファン・マルヴァイクになってから大分選手の意識も変わったと言われていますが、まだWC出場が決まっておらず、次のスコットランド戦が正念場だったとしても、大して変わらなかったでしょう。
ベスト4を目指す上で自分たちの現在地を知りたいというのであれば、位置を図る尺度をきっちり設定して、それを実現できる最も効率的な対戦相手を慎重に選ぶべきだと思います。
またぞろドイツだスペインだという話が浮上しているようですが、目的は何なのでしょうか?
やはりベスト4発言は大変な間違いだったと感じます。
「予選突破に向けて、自分たちの現在地を知りたい」という視点で強化戦略を想像してみると、ずっとリアリティーがあって希望に満ちた気持ちが湧いてくるような気がします。
岡田監督は勇気を持ってそう宣言してくれませんかね。
お願いします。
posted by ファンデル猿 | 2009-09-07 13:16
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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期待のし過ぎは良くないことだ。この”フレンドリーマッチ”におけるミッションは、三つだったと思う。①アウェーで少しはオランダに真剣にサッカーをしてもらう②新戦力のテスト(主に本田・森本)③いままでの戦い方がどこまで通じるかを計る。この中で、一番難しいのは、①のオランダを少しは真剣にさせるだったと思う。①が成功してこそ、②も③も意味が出てくるのだから。よってオランダに少しは慌てて貰う為、前半からペース度外視でアタックせざる得なかったのではないかと思う。後半ばてたのは、想定内と岡ちゃんもいっていたが、その通りだろう。結論として、①は、ある程度成功したと判断していいのではないかと思う。後半は60%くらいではやってくれたかな?②についても、本田を一応試す事はできた。③についても、90分あのサッカーが出来ればある程度できるだろうとの認識もできた。また、90分続けるなんて無理というのもわかった。その他の課題といわれている点は、セットプレーで失点、ゴール前での精度などなど、やっぱりねってとこだったと思う。予想通りというか。相手は、始めから勝てる相手ではない、数段上のレベルにいるチーム。少しは本気でやってくれたことを感謝するくらいがちょうどいい。
posted by 無名 | 2009-09-07 13:23
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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南アフリカワールドカップでは,たしか高地での試合があるかもといっていましたが,今の戦術ではえらいことになりますね。
一戦大敗したらもうグループリーグは無理でしょうね。
posted by オレンジ軍団大好き | 2009-09-07 14:07
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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キリタニ様
大変ご無沙汰しております。
数年前にちょくちょくコメントさせていただきました
ガンバファンの河内屋と申します。
覚えておられますでしょうか?
一時期コメント欄を封鎖されてとても残念でした。
この間、僕も転職等色々ありまして(^^;)
またこうしてキリタニさんのブログに出会えて
とてもうれしいです。
さて、今回のオランダ戦ですが、
僕が特に気になったのは試合後の岡田監督のコメントです。
交代枠を2つしか使わなかったのは、選手の特徴は分っているから試す必要はなかった・・・
本田を後半から投入したのは試したかったから・・・
という旨のコメントをしています。
まぁこれらは言い訳なのかもしれませんが、
この貴重な強豪との試合で何か得るものはあったんでしょうか。
このオランダ戦は今の日本がどのくらいやれるのかという位置付けだったはずです。
岡田監督にもそれなりの意図はあったのでしょう。
しかし、運動量が落ちてきたところでフレッシュな選手を投入して流れを変えるといった実践的な試みを今やらないでいつやるんでしょうか。
それに、監督自身のアイデアの引き出しを試そうとも思わなかったんでしょうか。
「ハードプレスを90分続けろ、きつくても続けろ、それが出来ない選手はいらない」
と岡田監督が本気で思っているとすれば
それは大げさに言えば采配放棄といってもいいような気がします。
次のガーナ戦、楽しみと懐疑の念が混ざった複雑な気持ちです。
岡田監督にひとつお願いがしたいです。
あなたもチャレンジして下さいと。
posted by 河内屋 | 2009-09-07 14:39
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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本田が大批判されてますが、失点は全部右サイドからでしたね。
相手の監督は右サイドの選手が中央に入るために
右サイドにスペースが開いて、そこを狙えと言ってました。
結局SHなのに縦にいけない中村を強引に捻じ込んだ結果、チームのバランスが崩壊してるように思えます。
posted by ゴリ子ちゃん | 2009-09-07 15:02
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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本気を出したころには日本がへばってんじゃん。
それじゃ意味ないでしょ。
posted by hokuro | 2009-09-07 15:29
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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選手選考と戦術の矛盾点。全くこれに尽きると思います。
選手のコメントを見ていると内心違和感を覚えてる選手も若干見受けられます。岡田さんには、そのシグナルを察し一度ご自分のチームを客観的に見てもらいたいものです。
posted by りょう | 2009-09-07 15:32
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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キリタニさま、はじめてコメントします。オランダ戦をみてて感じたのは、いつものように走り回ってへばって終わる。運が良けりゃ得点できるみたいな、テレビ馬まさにその通りですね。ホント監督はどこを見ているのでしょうか。スタイルはスペインなど参考にしているのでしょうけど。次の日のアルゼンチン対ブラジル戦をみてて感じたのは今の日本の攻撃の究極はアルゼンチンだったりするのではないかと思いみていると華麗なパスワークをして攻め込み楽しかったですが、ブラジルにカウンターであしらわれてしまったアルゼンチン。我が日本国は守備が出来ない、だから数人でプレスする、疲れる、やられるの繰り返しではないでしょうか。ベスト4と口に出すのは監督たるもの志高く掲げてるのでしょうけれども、守備的な戦い方、カウンターも是非選んでいかないとベスト4には厳しく、善戦マンで終わりそうです。今現在のシートパスはパススピードの遅いのではショートにする事でパスカットされるリスク回避になるのでしょうが、余りにも毎回同じようにやられてては投稿もしたくなる今日この頃です。
posted by ECO | 2009-09-07 15:32
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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ファーガソン曰く“ノンストップ・スタイル”の朴智星のような選手が7~8人いたら岡田戦術具現と見る。日本人にいるかなあ。羽生、佐藤勇、明神、鈴木、山岸、それと石川とか。俊輔、遠藤、小笠原はキツイ。オランダ戦見て前後左右の敏捷性に陰りが見えてきた感の中澤も…。あと監督が日本人なんだから、日本人のメンタリティを尊重できる選手いうことかな。本田は代表では気持ちを切り替えないと。岡田さんには心を鬼にしてそろそろ自身の戦術に実効性のある選手を選んでほしいね。
posted by chabo | 2009-09-07 15:33
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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代表親善試合から十数時間以内に、
南ア予選のアルゼンチン対ブラジルをTV観戦、ポルトガルvsデンマークをチラ見。予選通過に苦しむアルゼンチンとポルトガルを観て、アジア枠の幸運をこういうサッカーでしか表せない日本が、ただただサビシかった。
日本人が創る日本らしさは、是が非でも勝て無理と言う言葉はないぞ。
クレバーな外国人が創る日本らしさは、ハンディをプラスに換え、優れた特徴を引き出し、チャレンジャーとしての醍醐味、適切なレンジで味わえる達成感が自信に繋がり、
観る人によってはそこに感動が生まれる。
ブラジルの話で恐縮ですが、
スタープレーヤーのつわもの達を時間をかけチームとして創っている。組織と個のバランス、また相手国によって
異なる戦術。ドゥンガ監督は、想像以上のお方です。
さて日本は、このまま南アに行くとしいたら、前半のプレス隊作るにも交代枠が3(実質2)。反対に後半20分からのメンバー交代を、運動量が落ちミスが出てくるスタメンの補強を真剣に考えなければならないか…。最低限決めた時間枠内に得点を確実にあげること、そいて必要になる俊輔の交代要員が見えてこない。
プレスは相手のサッカーをやらせない意味では重要だけど、自分達の攻撃はどうしたいのか?
攻守の流れ、90分の時間配分、オーストラリア戦から顕著にみえ(前からそうだけど)この試合運びでWCUPリーグ3戦、絶えられるの?、本当にトーナメント進出するならば、過密日程につきキリタニさんが言われている省エネサッカーが必要なわけです。
子ども頃からサッカーっを愛し、平坦な道などなく、今にたどり着いた代表選手達。
南アフリカでたとえ負けたとしても、90分を誇りに出来るサッカーを見せてほしいと1ファンとして願っています。
観戦し感動を貰ったもの達は、勝敗に関係なく語り継ぐでしょう。
そして、子ども達は奮い立つでしょう。
アジア枠の幸運を得て、選手達が心に描いた夢を実現して欲しいと祈ります。
そのために彼らは、ケガや国籍や様々な壁を乗り越えてきたのでしょうから…。
posted by チャアヤ | 2009-09-07 15:33
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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オランダ戦の日本代表、昔どこかで見たことあるサッカーだなと懐かしく見ておりました。
もう10年以上前にユーロ96で見た、アリーゴ・サッキのイタリア代表そっくりじゃないでしょうか。
posted by jocool | 2009-09-07 15:36
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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90分プレスをかけつずけるためには,どこかで休む時間をつくればいいと思います。相手が最終ラインで回してるだけのときとかは無理して追わなくてもいいんじゃないでしょうか?今はキーパーまで追っているので・・・・・
それとこっちもできるだけ最終ラインでボールを回すだけの時間を増やすとか・・・・
posted by ポリー | 2009-09-07 17:01
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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俊輔は左サイドの方がいいのではないでしょうか。高くてうまいFWがいるなら右サイドの方がいいかもしれませんが,低くて速いクロスをいれるには左サイドの方がいいと思います。FWが後ろから来たボールを後ろにトラップしてしまう場面を見たのは一度や二度じゃないです。(三度?)実際俊輔は試合中左に移ったりしてますし。
posted by yousuke | 2009-09-07 17:30
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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1つのピースが欠けても成り立たない戦術って・・・
万一レッドカードでも出たときには、試合を捨てるん
ですかね・・・
posted by ユーシン | 2009-09-07 17:36
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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もう、南アフリカは治安も悪いことだし、みんな無事で帰ってこれればいいやって気がしてきた…。本当に、上位が狙いたければ、南アフリカは捨ててネクストW杯を狙いに行った方が現実的な気がしてきた。今から、準備すれば国際経験も積めるだろう。年齢逆算して、チームコンセプトとそれが体現できる監督、メンバーを選抜すれば、BEST8ぐらいは狙えるかも。今から世代交代の準備しないと、W杯終わってから考えているようじゃ次も間に合わなくなるな…。それぐらい、今の代表って魅力がないし、単にJリーグの試合のパフォーマンスを邪魔する存在にさえ見えてくる…。試合は、90分ってルールで決まってるんだから、どうやって誤魔化して90分持たせるか考えられなければ、愚か者呼ばわりしても仕方がない。上手に、手を抜いて緩急つけないと効率が悪いだけで、無駄に体力だけを浪費する。競馬の逃げ馬だって、強い馬は途中でペースダウンしていかに後続馬の追撃を振り切るかを実践しようとするもんだ。戦略もなく、やみくもに全力でいけるとこまで行くってのは、素人の下手くそが考えそうなことだ。一流を目指そうとする人間がやることじゃない。
posted by 夏神 | 2009-09-07 17:58
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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試合後の長谷部選手のコメントから神風プレスでいけるところまでいけと監督からいわれて選手はこの試合にのぞんだようですね。(まあ試合見れば明々白々なんですが(笑))
選手間でも、『神風プレスを90分間出来るようになんとかしないと・今回は無理だったけど可能性はある』派と『いやいや今回でわかったでしょ無理なもんは無理 監督考え直してくださいよ』派に分かれるているようにインタビュー記事からかんじました。
今年の6月オーストラリア戦前のインタビュー記事で、岡田監督は試合後半のスタミナ切れを指摘され、今回の試合後コメントと同様『90分間走れるようにするしか我々の目標であるベスト4を達成する方法はない。最後まで走るための科学的なトレーニング方法を実践している。』と述べています。
この科学的なトレーニングはおそらく韓国代表がヒディンク監督時代に行ったものを参考にしていると思います。ベスト4もヒディンクを意識してのものだと思いますし。
ヒディンク監督、岡田日本にエール「走れ」
http://www.sanspo.com/soccer/news/090623/scc0906230505000-n1.htm
8月のNHK『サッカー日本代表監督 岡田武史 W杯ベスト4への挑戦』内で(JFA全面協力番組。コンフェデ視察帰り直後にインタビューは収録してました)、おそらく上記科学的トレーニング方法だと思われる、『今後各選手が、各クラブにもどって、実践してほしいこと』を記したレターを6月予選召集メンバーに手渡したと述べています。
今回の試合後の犬飼会長のコメントからやはりなにがあろうと(笑)岡田監督でいくという感じですし、岡田監督は今後も戦術を変えない(変えるとしたらW杯98やマリノス時代のカウンター?)感じですし、科学的トレーニングの経緯から6月召集メンバーからのメンバー変更も本選までおそらくほとんどない感じです。
posted by パン | 2009-09-07 17:58
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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キリタニさんが過去のエントリーで提言した「賢くなる」事を、岡田さんは放棄してしまったのでしょうか…。試合内容と試合後のコメントから、そう感じてしまいました。
オランダ戦の様な戦い方を90分通して続ける。交代枠3つを全て「それ」の維持に使って何とかできるのかな。
観る人はきっと「クレイジーだ」と思うでしょうね。
先人達が誰も成し得なかった(やろうとしなかった)事を、もしやり遂げる事ができれば多少の敬意や好意を持った「クレイジー!」になるかもしれませんが。
「賢くなる」と「クレイジー」
もし自分に息子がいてサッカーをしていても、クレイジーな日本代表に選ばれてほしいと思うかな…。
今の代表選手の半分くらいには岡田さんの考えは浸透(洗脳?)しているようですね。
でも疑問を抱いている選手は外した方が良いですよ。
(玉田を名古屋に返してください。)
posted by コディーノ | 2009-09-07 18:37
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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この試合、90分間走り続けるというのが無理だというのは素人目に見ても明らかだと思います。
それは仕方ないとして、キリタニさん仰る所のテレビ馬の時間帯にどうやって点を獲るところまで行くのかがむしろ気になりました。
相手にプレッシャーを掛けてボールを奪うまではできても、そこから素早くゴール前に運んでフィニッシュに繋げる…という部分について恐ろしいほどにイメージが湧かないんですよね。
点が入れば、そこからの戦い方も変わるでしょうに…。
テレビ馬だと思われていた馬が二枚腰を使って逃げ切ってしまう…それこそ岡田監督の言う「世界を驚かそう」なのかも知れませんね。
テレビ馬…言い得て妙ですね。とても気に入りました(^^
かなりご無沙汰のラッシュでした。
posted by ラッシュ | 2009-09-07 19:30
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
「テレビ馬」だけ気になりました。
「テレビ馬」は、馬がそう呼んでほしかったわけじゃないです。競馬している方は真剣でした。そう呼んだのはテレビ局の方です。
ハイプレスの日本代表をそう呼んだのも、自分たちが走らない傍観者の方です。
そこだけ気になりました。本当にそこだけです。
posted by かりむ。 | 2009-09-07 20:00
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
岡田監督がやろうとしているサッカーでは、中村俊輔も本田圭祐もミスマッチで、石川直宏こそ選択すべきとはなかなか興味深い意見です。やはり前線に近いところでスピードと突破力で前にボールを運べる選手を一人置きたいところです。
それにしてもオランダと日本では最後のところの精度(フィニッシュ、アシスト)が違いますね。
あのレベルのチームが相手なら、現在の日本の精度だとちょっとお話にならないんでしょうが、ああいう技術の差ってのは今更どうにもならないんですよね。
一方でプレスが機能してる時間帯は、オランダといえどそう簡単に精度の高いプレーを連続して出来ないというのがわかったのが収穫でしょうか。
あとはいかにしてあのペースを持続させるかということですが、僕的には、岡田監督は、あのオーバーペースを90分間やらせようなんて思っていないと思いますよ。
これについては、そのうち岡田監督が選択した答えが見えてくるでしょう。
あとはいかに世界レベルでフィニッシュまで持っていって、点を獲るかなんですが、精度の問題ってのはどうしようもない・・・・・石川みたいな槍を配置するのはいい案だと思いますが・・・・。
posted by くりお | 2009-09-07 20:19
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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ほんと迷っていらっしゃらないですよね、あのお方。
マスコミもファンの期待も動揺されない。
ぶれない心というのは一流の監督に必要な素質なんだと思います。
残念なことに素質があっても全員が一流ではないわけですが。
半分は冗談ですが、半分は本気です。
否定することができるのは、本気でチャレンジしたものだけだと思うと、
昔から個人的に思ってきた「90分間勤勉であり続けたら世界に通用するのだろうか?」
という問いに対する解は得られる気がします。
正解である確率は今のところ低そうですが、中途半端に挑んで何も得られないよりは
答えを得てまたチャレンジすればいい…と思うのは前向き過ぎですかね。
マイナーチェンジは絶対に必要だと思います。
ただしここまで来て中途半端になられても困る。
最後に言い訳されるくらいなら、突き通して答えを出してもらおう…と思ってる少数派です。
posted by moneru01 | 2009-09-07 20:21
あえて岡田監督を弁護すると
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まず考えたい、一般に言われている「普通のペース配分」で戦ったら日本はオランダに勝てたのか?勝てると考えるなら指揮官としては甘すぎる。ならば「普通に戦ったら勝てない」から戦術を組むことになるのは不思議ではない。 普通のペース配分で普通に0-2、0-3で負ける試合ではなく、うまくいけば1-0勝ち、1-1引き分け(だめなら0ー5負けもあるが)の戦いを選択したのだ。
オーバーペースのプレスによって相手を0に押さえた前半、もし日本が1点取り、1-0で後半を迎えれば、ガチガチヘロヘロ守りとしても1-0勝ち、1-1引き分けの「可能性」がなくはない。普通では勝つ可能性のないオランダに…。
考えて考えた結果、日本チームに「時々うまく流しながらオランダに勝とう、引き分よう」と言わなかったということだ。日本にその力はないと判断すれば当然そうなる。もし岡田がオランダチームを率いていたならば、あのような戦術は選択しないだろう、日本という格下相手にもっと普通に戦術を組んだだろう。
補足として、果たして前半1点取るチャンスが日本にあるのかについて言えば、普通のペースで自陣からであったらオランダからの得点は不可能に近い。
しかし、中村のフリーキック、誰かのシュートがディフェンダーにあたる。キーパーのはじいたボールに詰める等、そちらには可能性がある。高い位置で奪ってすぐ打つなら相手に混乱や隙間はある。高い位置でファールもらえばゴールへ届くフリーキックにつながる。その意味で高い位置でのプレス、世界レベルのフリーキッカー中村の起用には意味はあるのだ。 岡田は愚かではない。普通に戦って世界ベスト4の実力のない日本というチームでベスト4を取るという不可能を超えるために「限りなく不可能に近い90分続ける」を選択しているのだ。
結果は悪いほうに出た。前半無理しても1点取れなかった。運動量の低下は予想していたが、突然の大雨で予想以上落ちた。そこには90分続かないという限界があった。そのことに言い訳はない。
※ あえて弁護するとです。ご容赦を
posted by O2 | 2009-09-07 21:05
予想どおりとはいえ・・・
コメント投稿者ID :
90分間に渡るハイプレスを10人全てが足並み揃えて続けられるのであれば、世界中の監督がそれをしてますね。^^
それが無理だから、監督達はチーム設計に工夫を凝らしているんですよね。
岡田さんの性格には、『実際に見たものしか信じない』という頑固さがあります。
しかし、それを続けていては、『想像力を基にチーム設計をスピーディに進めていく』という代表監督に必要な能力は決して高まりません。
今回得られた“今のサッカーでは90分持たない”という結論は昨秋には判っていた事で、W杯までの時間を逆算すると、6月末からこの問題の改善に取り組まなければならなかった筈ですね。多分、このままのペースだと山の頂上が見えていたとしても、カメの歩みでゆっくり登り、時間切れの時点での中途半端な状態でW杯に臨む事になりそうです。
ただ、『前半のサッカーを90分間続けられるようにする』という見当違いの目標が岡田さんの口から漏れている事を聴くと、その山の頂上さえ見えているのかどうかも不安になります。^^;
『後から入ってきた選手が頑張らないと、チーム機能は維持できない』という俊輔のコメントは正論ですが、そろそろチームリーダーとしての大局を見据えたチーム設計の改善に繋がるコメントも残してほしいものです。
昔、組立式の車のラジコンが好きで、よく造りました。
箱を開けて、バラバラのパーツを見ながらまず一番初めにするのが、2つに分かれた車のボディを組み合わせて、全体の形を見る事でした。
現状の岡田ジャパンはその状態ですね。
そりゃあ、完成形は見えますよ。誰が見たって、車なんだから。
ただし、そこから実際に走る車に組み立てるには相当な手間が掛かるし、実際に走らせてからの調整には相当な試行錯誤が待ってます。
多分、そんなプロセスまでは辿り着かないでしょう。
ただ、今の日本を代表する選手達を抱えている責任があるのだから、やれる事はやってほしい。
方法は大別すると2つありそうです。
1つ目は、鹿島アントラーズモデルの攻守ともに緩急をコントロールして、基本的にはスタメンで90分戦い続けられるチームを目指し、穴の開いた部分を3人の交代枠でしっかりと修正していく方法です。これは合理的な省エネスタイルで、相手をじっくり見据えて勝負する戦い方ですね。遠藤や俊輔などで突き詰めていくとこのスタイルも可能でしょう。
2つ目は、FC東京などが顕著に取り入れている、ピッチ上の選手達の中に交代を前提とした消耗役の選手を据えて、決められた時間帯にそれらの消耗役の選手達が計画交代を行うことを前提としたチームパフォーマンスを引き出す方法です。役割分担を明確にする事で、消耗役の選手を中心とした積極的な守備やエリアやゾーンを超えていく大胆な攻撃方法が可能になりますが、それには単独で仕掛けられるキーマン的な選手が必要であり、間違いなく先制点を奪って勝負を優位に進めていくスタイルですね。石川や山瀬や柏木が活きそうなスタイルですね。
間に合うかどうかは全く別の問題ですが、個人的には後者の計画交代を取り入れた方法の方が全てにおいてセーブの下手な現在の代表チームには合っているような気がします。ネガティブに捉えれば、岡田さんの能力では前者は無理という消去法にもなるのですが・・・。^^;
とにかく、岡田さんは瞑想にばかり耽ってないで、早くメカニズムの組み立てに着手すべきですね。メカニズムというものは、組立段階と同じくらい調整段階に手が掛かるのですから・・・。
posted by プーアール | 2009-09-07 21:48
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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サッカーニワカの私には、この試合にはむしろ良い印象がありました。
たとえ後半すぐに息切れするとわかっていても、自分たちはこういうサッカーがしたいんだ、という今までにない意図を感じました。世界に対してはそれで十分。
誰が率いたとしても、当面、まあ20年くらいはオランダのような強豪相手に頭を使って工夫をすれば勝てるとも思えません。仮に勝ったとしてもそれは幸運であって、ホーム開催以外のトーナメントを登っていけるとは思えません。オシムでも誰でも、その点では大差はないんじゃないでしょうか。
私が代表の試合を見るのは、勝負はともかくはっきりと意図と気持ちを見せてもらいたいから。今後とも昨日のような試合を期待しています。
posted by ビシクレッタ | 2009-09-07 23:03
忘れてはいけないこと
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忘れてはいけない大事なことがひとつあります。
それは、日本の多くの選手たちはスタミナが無いということです。それは岡田監督以前からの代表の問題点であり、現在のJリーグ各チームの問題でもあります。
日本代表は試合終盤に足が止まることをヒディングは知っていて、そこを狙ったのだと来日時に彼は言いました。
現在もそれは変わっていません。
Jリーグは試合終盤の点の取り合いが多いですが、それもやはりお互いの運動量が落ちるからです。足が止まり、相手の攻勢を受け止めきれない。両チームとも中盤がなくなりカウンターの掛け合いに。そして疲労による集中力の低下。
監督が誰であろうと、選手を誰にしようともスタミナアップは至上命題です。
とは言え、90分間ダッシュし続けようとするのはクレイジーです。そのときの状況によって緩急を付けなければならない。
戦術論はまた別の問題ですね。
しかし、06年のオーストラリア戦で、前半にリードを奪い、終盤に足が止まり逆転された。あの試合をもう忘れてしまったのでしょうかね。それとも実はあの試合を未だにちゃんと分析していないのか?あの時の解説者の言葉「この暑さの中、先にバテるのは相手です」。あの言葉の根拠はなんだったんだろうか?と未だに思います。
posted by K | 2009-09-08 00:59
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
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キリタニさん、お久しぶりです。
指揮官の目指すあのサッカーが出来たとして、グループリーグ3試合、ベスト4までにトーナメント2試合必要です。さらには本番(?)となる準決勝、さらにはもう1試合(決勝か3決)と計7試合です。中4~6日じゃ2試合目の途中でスタミナ切れです。これじゃグループリーグの突破すら怪しいです。
対戦する相手の順番次第では1勝1分1敗なら達成可能かも知れませんが、、、
1試合限定なら出来るかも知れない。ってのが妥当な評価だと思います。
例えば、「失点しない限りは、前半20~30分と後半15~25分まではプレスしない」とか決めてしまって、体力の温存を実施するのも手段かと思います。
ゴールまでの距離が遠くなるので、前田や巻、矢野のようなターゲットになりうる選手を投入するか、寿人や森本のように裏を狙い続ける選手を入れるとかにすれば、後半の厳しい時間でも手段だけは確保できるかと。
(一発頼みな部分は否めませんが)
で、俊輔のコメントが数年前にヒデが言っていた内容と似ているような気がしてなりません。(間違っているかもですが)
なんか、あえてメディアから言っている感じもしたし。
posted by rosso | 2009-09-08 02:32
皆さんへ
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オランダに対して0-3のスコアで負けた…。
それ自体はまったく恥じることではないし、妥当な結果であると思っています。中には誤解している方もいるかも知れませんが、僕がここで論じているのは『こうすればオランダに勝てた』…なんてことではないし、『こうすればWCグループリーグを突破できる』…なんてことでもない。
この岡田武史体制において、本番で、日本の力の最大限を導き出すためには、どうすれば良いのだろうか?いま何が障害となっているのだろうか?僕がここで書き連ねてきたことは、すべてそれに対する自分なりの考察です。
岡田じゃダメだ。俊輔いらね…ってハナシでもない。僕自身の監督の好悪や選手の好悪…なんてまったく関係ない。
サッカーは相手あっての結果であり、内容ですので、単に勝った負けたでもないし、同じオランダであっても韓国に5-0で勝った1998のオランダと、一昨日のオランダではまったく違う。おそらくつい三ヶ月前、WC予選でノルウェーと戦ったほぼ同じメンバーのオランダとも一昨日のオランダは違うでしょう。そこで日本のパフォーマンスを評価するのであれば、相対的な視点が必要になるのであって、僕から見れば一昨日の試合は、60%のチカラのオランダに、ペース配分もわきまえず遮二無二オーバーペースで戦いを挑んだ120%の日本が、最後には自ら疲弊消耗して、ゆるいモッサリとしたオランダに、終盤片手でタコ殴りされた…。そんな非常にもったいない試合に映りました。
このオーバーペースが90分持つか持たないか…そんなことならわざわざオランダまで出向いて、この貴重なテストマッチで試すまでもないこと…であったと僕は思います。
このゲームで分かったことは、例え60%のチカラのオランダに、岡田ジャパンが120%のオーバーペースで挑んで前でボールを奪えたとしても、現状ではほとんど攻めがカタチにならない…ということ。
崩しきるまでにはいかない…ということ。
何か事故的な得点しか期待できない…ということ。
そしてすなわち皮肉にも、相手が動けているうちは前でボールを奪うことがほとんど意味をなさない…ということ。
ではなかったかと僕は思います。
そして60%のオランダ相手にではありますが、幸いにもポゼッションに関してはだけは、僕がみる限りある程度の光明を見出すことができた。落ち着いて、前へ急がなければ、ある程度ボールを持ち、敵の圧力をいなすことだけは相応にできるんじゃないかな…という気がした。だからこそ、そのアドバンテージを活かして、前がかりになる相手の隙であり、後半相手の足の止まる状況をどうやって作り出してゆくかに、知恵と意識を傾けてゆくべき…あらためて僕はそう思いました。
本番でこの相手から…、一昨日より3テンションぐらい高いオランダから、事故ではない得点をあげるのだとすれば、前述したように、相手が前がかりに攻めにくるスキをうまく突けた時か、或いは相手が先に疲弊して足が止まった時ぐらいのものではないかと僕は思っています。悔しいですが、今の日本のチカラというものを、僕はその程度と理解しています。
そしてこれはオランダに限らず、日本と対戦するポット1からポット3に入る、おそらくほとんどの国に対して言えることなのではないか…と。
要するに日本にとっての勝負どころは、後半にこそ訪れるのではないか…と。
そのへんの考察については、『岡田ジャパンの可能性』の5編で触れているつもりですので、興味のある方はご覧いただければと思います。
また後でコメント欄に現れるかも知れませんが、とりあえず今回はここまでとさせていただきます。たくさんのコメントありがとうございました^^
posted by キリタニ | 2009-09-08 07:54
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
オランダ戦についてはブログが乱立していますね.コメント数も多いところばかりのようですね.
さて多くの方が不安,不満をもつ部分は,サッカーの方向性と選手選考の間の関係性についてだと思います.
サッカーの方向性については岡田監督が退任して,ロングインタビューでも行われるまではその内容が明確になることはないので,現在の試合内容と現在の岡田監督の発言から類推するしかありません.この類推が人それぞれで異なるのは普通なのですが,岡田監督の発言がその異なり方を悪い意味で助長していると個人的には思います.結果的に試合内容を重視して類推する人と監督発言を重視して類推する人の間で反発するような異なり方になっているように感じます.
とは言っても自分も試合内容と監督発言を結びつけられないし,試合内容からの類推からだと選手選考に不満がある部類です.監督発言の方も「今までやろうとしたことを90分やり切る」という今までやろうとしたことがどうも試合内容からはよくわからない状態です.このあたりはガーナ戦やW杯本番までには試合内容から類推できるようになればよいなとは思いますが,フラストレーション溜まりますね^^;
ファンにとっての良い監督の条件には試合内容と監督発言にズレがなく,かつ方向性が妥当だということがありそうです.これは客観性とも関係あるのでぜひ本番までにはなんとかしてほしいものです.
posted by \alpha | 2009-09-08 17:11
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
中村憲剛はいい選手ですね、ファーストタッチのセンスは本当に素晴らしい。遠藤保仁が守備陣に与えた落ち着きも見逃せない。いつでもパスが受けられるように細かいポジションを絶えず繰り返していました。そしてその他の多くの選手が本当によく戦っていました。彼らの何人かはこれが最後のW杯になることでしょう。少し胸が痛みます。
岡田監督がこのエントリーと幾つかのコメント(特にプーアールさん)を見てくれたらいいのにね。多分キレるだろうけど^^;
posted by CHUE | 2009-09-08 20:54
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
キリタニさんのブログたびたび拝見させていただいています。
さてオランダ戦、いろいろ皆さん思うところはあると思います。僕もいろいろ思うところはあってこうしてはじめて書かせていただきました。
自分的には、90分間プレスをかけ続けるのは正直無理なんじゃないかと。バルサが試合を通してプレスをかけられる(90分ぶっとおしはやっていない)のは攻撃の時間が長い+ボールを超絶トラップ・キック・ポジショニングで効率よく回せるからです。超絶テクニックがない日本が試合を通してプレスをかけるには全員がケニアのマラソン選手ばりの体力を手に入れないと無理ではないかと・・・それでも無理かも・・・(オランダは6~7割ぽかったし・・)。
なので最初からフルパワーで勝負しているのはアウェーで全力でやり続けたらどれくらい持つのか図っているんだなと思ってました。それでそこからじゃあ90分間通じて効率よくやるにはどうしましょうかをガーナ戦でトライかと思っていました。
そしたら岡田監督の「70分間しかもたないのを90分もたせるしかない」との発言を聞いて、正直心が沈んでしまいました。
たとえ1試合できたとしてもW杯のような中3日とかの短期決戦であの特攻プレスをやり続けるのは不可能ではないかと思います。FWとOMFはあれだけ走ってさらに点をとれ!!!なんて言われたらちょっと可哀想かなって思ってしまいました。でもとらないと勝てないので言ってしまうのですが・・・
そこで監督がもっと綿密なプランをもって闘ってほしいと思ってしまいます。2トップとか、個人的にはケンゴウの代わりに稲本を遠藤と長谷部の下においた形を見てみたい(でもケンゴウは良い選手ですよ)!
個人的にはコンディションが同じなら海外の選手を使ったほうがよいのではないかと思います。なぜなら日常的に外国人の強烈なフィジカルに接している選手のほうが慌てないからです。日本人はテクニックがあると言われていますがそれはスペースがあるという条件付きです。
あと稲本を押すのは外国人に一人でタックルでボールをとれる選手だと思っているからです。あとパサーがちょっと多いかなと思います。俊輔にボールの受け手にもなれとはもう言えませんしうまくできないと思います。ケンゴウがいなくても遠藤がいますし俊輔もゲームメイクしてくれるのでケンゴウはいなくても大丈夫かなと思います。
それよりももう少し長谷部を攻撃的にさせた方が良いと思いました。器用+真面目なのでディフェンスもできてしまうのですが長谷部はケンゴウのようなスルーパスはないかもしれないですが、ドリブルで前に進める数少ない選手でまたクロスが結構正確(少なくとも長友や内田よりは正確だと思ってます)だと思います。
本田と俊輔についてはいろいろありますので省略します。
海外でJリーグのディフェンス陣だけでは欧州・アフリカ・南米の攻撃を跳ね返せることができない、また個人で打開できる選手がほとんどいない(本田や松井はトライしている)以上前線からのプレスは世界で勝てるかもしれない戦術の一つなのは分かります。だけどそれだけで勝てるほどW杯は甘くないと思います。
もっといろいろと言いたいことは山ほどありますが、ガーナ戦があるのでそれに一縷の望みをかけて以上で終わりにしたいと思います。
でもなんだかんだ応援してしまうんですよね笑
posted by soccer好き野郎 | 2009-09-09 01:38
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
頑張るぞ!!
すこし涼しくなりました。
毎年ですが、暑い夏でしたね。
いろいろありました。
うちの回りでは夜になると鈴虫がなきます。
3歳になった長女は、パパとボールキックに
行く!!って大変です。
そんな所です。
さて、オランダ戦。
1回だけ見ました。
分析は出来てません。
1つだけ気になる事を。
オランダの攻撃がすごい。
日本代表のペナの中でのパス回し!!
パスの全ての意図がゴールゲット!!
途中は力を抜く(汗)。
日本がトーンダウンするのタイミングを凝視している。
反対に日本は、テストするのが目的で、
自分のチームを立ち上げている最中。
とてもサッカーに集中できない。
メディアもネットも
フリーキックだの本田と俊輔の確執だの、
サッカーの解説は無し。
もっとオランダをみましょ。
サッカーをしたオランダと自分を見つめている日本
その差が出たと思いました。
サッカーは武道では無い。もっと言えば『道』などでは
ありません。
ゲームです。
自分が好きなナルシストは、サッカーにはあいません。
『回りを見ろ』って基本ですよね。
鈴虫ぐらいいるかもね。
posted by 星人 | 2009-09-09 12:32
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
WCの優勝候補にも挙げられるオランダ相手に
前半から後半の序盤まで互角以上の戦いが出来たのは事実。
世界との距離を体感できただけで大きな収穫。
オランダ戦、日本が全然歯が立たなかった訳では無い。
前半惜しいチャンスがいくつもあった。
一度のチャンスを決められるか決められないかが世界との差なんじゃないでしょうか?
posted by 朴 | 2009-09-09 18:01
皆さんへ2
コメント投稿者ID :
河内屋さん
ラッシュさん
久しぶりっ^^お元気そうでなによりです。
今日の試合もきっとご覧になったでしょうね。これについては、明日にでも書いて、遅くとも夕方頃までにはアップできるかな…。また暇なときにでも覗いてみてください。時々はこうして話をしましょうネ。
もしかしたら明日のネタとかぶってしまうのかも知れませんが、今日は少し中村俊輔vs本田圭佑の論争について。
何か大騒ぎにしたい向きと、騒ぎにしたくない向きと、どちらかに肩入れしたい向きとで、おもしろおかしく喧伝されているようですが、多くの人たちが家庭内でさえ人間関係に行き詰まるのと同じように^^30名近い、それも国を代表するスター選手たちの集りともなれば、考え方や意見が一致しないのは至って当然の事ではないでしょうか?
ケンカなんてどこにでもあることで、とても自然なこと。今回のそれがそういう類のものなのか、或いはそうでないものなのかは僕には判りませんが、所帯を持って、『永久に共に…』ってハナシではないのですから、互いに落としどころを見つけて我慢できるレベルで強調するか、或いは周囲の人間の協力によって解決するか、さらにはどうにもできないようであれば、敗れた方が去るかすればよいハナシなのだと僕は思っています。
ただし、両者を呼んだ岡田監督には公平な態度が求められる。最後に決断しなければならないのであれば、その力量によって公平な視点で選択してくれることを願いたいと思います。どちらもすばらしい選手であることは間違いないのですから。そして本田圭佑には2014年の活躍も期待される。この機会が彼にとっての挫折になるのだとしても、可能な限り納得のゆく公平な“機会”だけは与えて欲しい。そう思いながら今日の試合を観戦させていただきました。
そのへんについて明日の本文で触れるかどうか…僕の場合は実際に書いてみなければ何が出てくるか分からないので、今はまだ判断しかねますが、今日のガーナ戦について例によっていい加減な戦評をまとめてみたいと思います^^;
それでは皆さん、おやすみなさい。
posted by キリタニ | 2009-09-10 00:02
【親善試合】 対オランダ 戦評 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
お久しぶりです。
コメント欄も拝見して、同じものを見ても、見ている部分、思う事は人それぞれと改めて考えさせられました。
W杯本番でのプレービジョンについてキリタニさんほどはっきりと道筋が見えていない身としては、さまざまな示唆を与えてくれるたいへん参考になる試合でした。
オランダ戦は、親善試合(テストマッチ)を言葉通りテストに使ったという印象なので、そんなに下を向く必要はないと思います。
オランダも、ゆるめに試合に入った、ボランチから後ろの繋ぎは以前より落ちる等ありますが、前線はかなり強力なメンバーでしたから。
試合についての意図は、soccer好き野郎さんの『最初からフルパワーで勝負しているのはアウェーで全力でやり続けたらどれくらい持つのか図っているんだな』という見方とほぼ同じです。さらに現代表の主要メンバーは、アウェーで海外の本当のトップクラスとの経験がほとんどない選手が多く、経験があるといえるのは中村俊輔、中澤、遠藤~ぎりぎり玉田までなので。
就任後の岡田監督は、選手に実際に体感させて考えさせるというやり方を好む傾向が見えますので、今回もそのスタンスだったのでは?
時期的にも、W杯まで間があるこの試合しかなかったのだと思います。もしコンフェデに出場できていたら、この試合の意味も違っていたでしょう。
本当は今年中に、スペイン、イングランド、ブラジル級の相手ともう1~2試合できたら良かったのですが、現在の予定では望めないようですね。さまざまな見切りを済ましての変化は、秋までの一連の対外試合中に徐々にと見ています。
話題になっているプレスに関しては、ラインの高さは別として、最低60~70分はあれ位の強度のプレスをかけられないとW杯レベルでは厳しいのではないでしょうか。効率化、人選、ポゼッションなどで消耗を少なくする努力は当然として、強度は今より下では本番の第1、第2ポッド相手にはかなり厳しいと感じました。
特にスペイン、ブラジル、アルゼンチン、南米勢なら、おそらく現在のプレスでも技術ですり抜けてくる可能性が高いと思われます。
プレスの持続性については、以前のプレスはボールホルダーに向かってひたすらアタックを繰り返していましたが、オランダ戦ではパスコースの相手をマークで押さえた上で、一人がボールホルダーに向かってコースを限定 or アタックを状況によって行っている時もあり、工夫の跡は見えました。
岡田監督の「70分間しかもたないのを90分もたせるしかない」との発言も、具体的な方策については触れていないので、ラインの設定、前線の選手の追うエリアの限定などの効率面の調整、ボールキープの活用、回復力重視のトレーニング方法…など戦術・コンディショニングの総合的なアプローチの可能性もありますよね。その辺りはガーナ戦や今後の楽しみに。
どちらかといえば、攻撃の方に課題を感じます。密集地帯で近くの味方に一度はたいてから、パス&ゴーを繰り返すというやり方は手慣れて来ましたが、抜けた後ペナルティエリア近辺から先の展開に工夫の余地がまだまだありますね。
岡田監督の発言を追っていると、基本的にメディアに対して核心部分はほとんど言わない姿勢を貫いているので、表面的な発言自体であまり一喜一憂しなくても良いと思われます。
発言自体はあたり障りのない内容なので、それだけにとらわれず試合内容、人選に込められた意図、フランスW杯の頃からの岡田監督の志向の変化など総合的にあれこれ推測することを楽しんでいます。
個人的には、一見コンセプトと矛盾しているかのような人選に岡田監督のひとつの意思表示はされていると捉えています。
posted by Sig | 2009-09-11 00:53
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