2009年08月03日

サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評

つい一月前に、2010南アフリカへ向けての推奨メンバーを発表したばかりなのだが、やはり…というか、当たり前のように、もうすでに心変わりし始めている。石櫃洋祐や石原直樹、山瀬功治など何人かの選手にパフォーマンスの物足りなさを感じる…。そしてその逆に、彼こそは…と思う選手が次から次へと出てくるのだ。

それは香川真司(セレッソ大阪)であり、前田遼一(ジュビロ磐田)であり、深井正樹(ジェフ千葉)であり、そしてやはり見切ることのできなかったこのサンフレッチェ広島の佐藤寿人であり、青山敏弘である。

若手選手の成長が実感できる試合は、いつ見てもとても楽しく心踊るものである。この試合の青山敏弘のプレーは、バルサ時代のデコのそれのように僕の目を楽しませてくれた。皮肉なことに相棒が森崎和幸から中島浩司に代わったことで、逆に彼の持つ攻撃的スキルとアイディアがさらに自由に、奔放に、解放されつつあるように見受けられる。またこの試合では一枚黄色をもらったが、ここ最近はディフェンスにおけるプロフェッショナルファールの類も、ほとんどカードをもらわず、スマートにピンチの芽を摘めるようになってきている。すでにこの半年で、充分なフル代表候補の一角となってきたな…と、僕は高く評価している。

一方、前半35分、その青山敏弘からの縦パスを、素晴らしいボディシェイプとトラップからの一瞬のターンで、見事にサイドネットへ流し込んだ佐藤寿人。当たり前のように見えて、すべてのエレメントをほぼパーフェクトな次元で備えたゴールは、ある意味で彼の最も彼らしいゴールのカタチだったのではないかと思う。疲れの見えた高柳一誠の前に、選手交代を告げられたところを見ると、彼自身この時期かなりの疲労か、或いは故障を堪えてのプレーなのだと思うが、ゴール前の一瞬に、ありったけの集中力とスキルを本能でスパークさせる彼の能力は、やはり日本人ストライカーの中では傑出したものである。1チャンスを決め切る能力…といった点で、これ以上調子を落とさない限り、彼はやはり日本代表になくてはならない選手なのではないかと改めて思った。

ゲームに関しては、ナビスコの川崎戦から中二日ということもあり、序盤の30分を広島が気圧されず、慌てずに戦えれば、広島ペースの試合になるのではないか…と、思っていた。実際に、前半先に足が止まったのは鹿島であり、広島がゴールをあげた瞬間の鹿島は、いつもの鹿島ではない10分間を戦っていた。おそらく興梠慎三の故障(あれは捻挫ではないだろうか…)の影響もあったのではないかと思う。しかし、後半の後半は鹿島らしい圧力と攻撃を見せており、またそれに対して最後までゴールだけは割らせなかった広島は、ここへ来てチームとして1段ステップアップしつつあるのではないだろうか。ただ面白いだけのサッカーではなく、勝てるサッカーを体得しつつある段階なのではないかと僕の目には映っている。

鹿島にとっては、やはり前戦のナビスコ川崎戦ジュニーニョの一撃が、非常に大きなショックを残していたように思う。その戦績とは裏腹に、今年の鹿島は、ここまで決して好調ではなかった。勝った試合も、僕が見る限り楽な試合よりも、苦しい試合の方が多かった。しかし、あそこで踏ん張れるのが鹿島だった。そんな自信が打ち砕かれたショックは、やはり彼らの心理に大きな衝撃を残したのではないだろうか…。ここで中断が入るのは彼らにとっては良いタイミングである。身体と気持ちをリフレッシュさせて、後半戦へ挑んでほしい。痛そうな足を引きずりながら長時間プレーした興梠慎三の具合が気になるところではあるが、大きなケガになっていないよう願いたい。

試合後オリベイラ監督、ペトロヴィッチ監督が抱き合っているシーンがとても印象的であった。優れた選手、優れた監督たちの、優れたサッカーによる、素晴らしい試合であったと思う。1-0の面白い試合とは、互いに高い質なくしては成し得ないものである。この日両チームの見せてくれた試合は、まさにそんな試合であったと思う。

次回は、ポスト岡田への推薦状:後編を書きたいと思っている。


キリタニマニフェスト、発表!

posted by キリタニ |11:06 | サンフレッチェ広島 | コメント(12) | トラックバック(0)
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posted by キリタニ | 2009-08-03 11:26

サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評 【キリタニ】

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ご無沙汰しております。
深井ウォッチャーとしては嬉しい限りです。タグにまで登場じゃないですか。
試合は負けましたが、広島ってあんなにミスの少ない守備だったんですね。ミスの少なさもカバーリングもほぼ満点じゃないですか。なにも鹿島戦でそんな守備発揮しなくても、とは、ちょっとだけ。
次のエントリも楽しみにしています。

posted by 怪獣アントラ | 2009-08-03 13:03

怪獣アントラさんへ

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先生、お久しぶりでごさいます。

君のちょっと気になる記事が、俺もすごく気になっている今日この頃、総選挙を一ヵ月後に控えて、いかがお過ごしでしょうか^^

もしジェフに今年深井がいなかったら…と思うとゾっとします。そのぐらい彼に救われた試合が多かった。

鹿島はきっと今が一番苦しい試練の時だね。広島はここ数試合で一皮向けつつあるのです…。俺がこの半生をかけて為しえなかったことを、彼らはたった半年で為そうとしているのだ…。

posted by キリタニ | 2009-08-03 13:15

サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評 【キリタニ】

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ということは結局、日本人選手の能力は団栗の背比べのようなものだとも言えます。青山敏は素晴らしい中盤のコンダクターであり、私も以前から成長を期待している選手ですが、世界と戦うにはもう少しほんのもう少しの何かが足りない。
他にもそんな選手がJには一杯いませんか。

本田圭佑や石川直を見ていると、結局サッカーに対する気持ちや環境の変化で劇的に変わってしまうこともあるということを感じます。
強い気持ちを持った選手。こういった私達のような外野からあれやこれや言うだけの人間を見返すような、または気にしない、我が道を行くような日本人らしくないメンタルを持つ選手がこれから化ける可能性を高くもっている気がするし、そういう選手が出てきて欲しいし、海外に羽ばたいて貰いたい。

家長がプリマスに行ってたら活躍していたかも知れないと考えると、非常にもったいない。
若いうちにチャンスがあったら海外に行くべきだし、そういう土壌がない日本は、国内リーグの外国人枠を増やさなくてはいけない。
世界トップ10の国なら未だしも、日本レベルの国が常時11分の8を国内選手が出場保証されているような微温湯リーグを運営していて、果たしてスーパーな選手が生まれるのか。
グッズ収入や放映権も含め、経営面でも本当の競争がないJリーグはいつまで続くのか。
報道も浦和におんぶに抱っこでいつまでも続くと思ってるのか。
W杯を逃して二十年の前のサッカー人気レベルに戻ってしまった頃に気づいても時既に遅しである。

posted by キリタニさんへ | 2009-08-03 14:26

サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評 【キリタニ】

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表現は難しいですが、確かに日本人は技術があり上手いけど、小さくまとまってしまう選手が多い気がしますね。
それに比べて海外組(俊輔や本田、長谷部など特に)はなんとなくそこから一皮剥けた印象があります。
小笠原なども、海外に行ってればまだ代表に残れたかもしれないなんて思いますが。
それと青山のプレーは素晴らしかったですね。まだ年齢も若い方ですし、海外挑戦してほしい。
柏木・槙野・高萩・興梠・内田、この辺りはどんどん海外に出て欲しい。
そうすればその下の年代がJでも出場機会が増えるし、ニュースターが現れるはず。

posted by 砂 | 2009-08-03 16:27

Re:サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評 【キリタニ】

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こんばんは。
いや~まさか勝っちゃうとは(^^;)
鹿島にとっては中二日によるコンディション面の不安や、ナ杯のジュニーニョ選手の有り得ん一撃による敗退の後遺症などなど…堂本剛よりも正直しんどい状況だったとは思います。
んがしかし、おっしゃるようにサンフレッチェは今まさに「オトナ」の一歩を踏み出してるのかもしれません☆
思春期とでも言うか…ひと頃のナイーブな負け方からすると信じられない様な逞しさを感じさせてくれますね。
前節の0-0も決してフロックではない!…かもしれません(弱気)

なるほど、青山選手がデコに見えたんですか~。
個人的にはレドンド…とまでは言わないものの、マスチェラーノやガゴのようになってもらいたいですね(それにしても何故アルゼンチンのいわゆる「⑤番」はあんなに素晴らしい選手ばかりなんでしょうか)。
本文で触れられてた様に「さり気ない」ファールがかなり増えてくれましたよね♪
確かに森崎兄弟が戻って来たら青山選手の役割は変わるとは思います。
しかしそれこそシャビ・アロンソとマスチェラーノの様に共存出来るハズなので(和幸選手はストヤン選手の代わりも出来ますし)、そこはペドロヴィッチ監督に頑張ってもらいましょう(丸投げ)。

ところで…怪獣アントラさんへの返信の中に
『広島はここ数試合で一皮向けつつあるのです…。俺がこの半生をかけて為しえなかったことを、彼らはたった半年で為そうとしているのだ…。』とありましたが、これってまさか「ひとつ上野オトコ」なアレですか?
意味がお分かりにならないならすみません…
でももし私の憶測通りなら、こういうコトをサラッと(しかもイヤラシさを感じさせずに)表現される管理人さんはやっぱり素晴らしいです(笑)

正直言って前回のスレッドへの皆さんのコメントは私には難しくて目が痛くなりました(>_<)
低俗な雑誌ばっかり読まずにもっと勉強しなければ!

posted by 三本の矢 | 2009-08-03 19:02

サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評 【キリタニ】

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FWの、佐藤は、から玉より、いいFWだ!広島にいる双子の選手は、どうなったの?

posted by スパイク | 2009-08-03 21:10

サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ戦評 【キリタニ】

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キリタニさん、はじめまして。
一昨日に王者すぎる王者を撃破した事で気分が高揚し続けている為、コメント欄に手を出してしまいました。

10年前はアルディレスに「広島のドン引きサッカー最低だな!」とけなされたモノですが、今やうちのミシャが「千葉のマンマーク戦法ひでーな!」と怒ってる…

監督の志向するサッカー(もしくはフロントの方針、思いつき)が変わる事で、サッカーの性質がガラッと変わってしまう様を今まで沢山見て来ましたが、いちファンとしては結構な虚無を感じたりもします。
幸いにも今はその変化を大変喜んでいますが…

私は広島人なのでサンフレッチェが地域リーグまで落ちぶれようともこのチームを応援し続けますが、一フットボールファンとしては監督や首脳陣が変わる度に、魅せられたモノが奪い取られ、新しいフィロソフィーが強要される…
クラブの台所事情まで含めた話をすれば仕方のない部分もあったりしますが、その部分がファンや選手のクラブに対する愛着であったりする場合もあるので、そういった際にはどのクラブも今ある財産を大切に考えて欲しいものです。

オシムさんが志半ばで構築を完遂する事が出来なかった日本サッカーの日本化…
今、日本人が目指すべきサッカーだと言われている(ミシャが自らそう吹聴しているだけなのか?)のが、サンフレッチェ広島のサッカーですが、この広島サッカー、熊サポである事を差し引いてもやっぱり観ていて面白い。
機動性に富み、様式美と機能美にやかましく、事あるごとに和という名の連坐を問い正す日本人にとっては、やるのも見るのも断然ハマるサッカーかもしれません。

多くのライターの方が広島のサッカーのどこがどう興味深い。という事を書かれているのをよく見かけますが、リーグの節を経過していく毎に各々が面白い!と言っている事柄と試合の内容にギャップが生じているように思うのです。

先日のFC東京戦。
試合後、東京サポのみならず、相手選手や監督にまでドン引きだの縦ポンだの罵られる始末。
しかし広島のサッカーをずっと見てきた者としては確かに引き気味だったけど、いつもと変わらない広島らしい面白いシーンも幾つかあったし、選手はよく頑張った。そう思うのです。
鹿島戦でも引き気味とか言われたけど、どう考えても広島の方が「らしい」サッカーをしていた。というのが試合後の感想です。

ここでいう「らしいモノを垣間見た」「らしいプレーがあった」…「らしい」???
広島サポの満足度を満たす項目において「勝つ」事は当然重要事項ですが、広島サポが広島のサッカーに対して抱いている「広島らしさ」が試合の中で観れたかどうか?
今、広島サポにはこの事が重要な事項として芽吹きつつあると思うのです。

その「らしさ」はポゼッションサッカーだとか、「ずっとずーっと俺の番」的な攻撃力だとか、パスサッカーだとか…
各々の色んな表現を見る度に「なるほど、それあるわ。」と思うのですが、選手の組み合わせの変化や試合を重ねる度に印象が違ってくるのです。

そんな中で東京戦や鹿島戦を経て、やっぱりこれこそ広島サッカーの魅力だ!と確信したのが、美しいコンビネーションプレーの存在です。
コンビネーションの多彩さと美しさ…それによって作り出される相手守備網の綻び。
どんなに押し込まれようが、ハイプレスで圧倒されようが、相手チームより広島の方が流麗で面白かった。
そう思えるような質感の高いプレーがあったかどうか?
理詰めのようで非常にクリエイティブなプレーの連鎖が試合中により多く観られる事が広島サッカーの魅力だと思うのです。
レッズや東京と違い、広島にとってボール支配率云々は今や然程重要事項ではないのかもしれません。
ピッチ上のあらゆる局面で展開される切れ味鋭いコンビネーションこそが広島サポが他者に対して誇りに感じる部分になりつつあるような気がします。(人によっては違うかもしれません。悪しからず。)

J2降格の危険についてはもうほとんど心配していません。
守備については完璧に穴熊戦法を体得しました。
心無い人はドン引きサッカーと揶揄しますが、それは今やリトリートスタイルととてもオシャレな語感で表現される類のモノです。
そしてGK陣の足元のプレーが最近急激に上達してきている点も見逃せません。
日本では考えられない危険なゾーンで、キーパーを交えた繋ぎを対王者戦でも敢行していました。
いつもの王者でなかった事を差し引いても、王者相手に果敢にチャレンジ出来る彼らはもっともっと繋ぎが上手くなるでしょう。

広島サッカーの魅力を適切に表現出来ない自分がもどかしいのですが、キリタニさんはその点如何ですか?
広島サッカーの魅力を総称して要約すれば一体何と言えば良いモノでしょうか…
という事が聞きたかったのですが、思いのままに書き連ねているうちに大変長くなり申し訳ありません。

posted by ミリキタニの熊 | 2009-08-03 22:01

キリタニさんへ さんへ

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キリタニさんへ って、誰だアンタ^^;

>若いうちにチャンスがあったら海外に行くべきだし、そういう土壌がない日本は、国内リーグの外国人枠を増やさなくてはいけない。
世界トップ10の国なら未だしも、日本レベルの国が常時11分の8を国内選手が出場保証されているような微温湯リーグを運営していて、果たしてスーパーな選手が生まれるのか。

旅へ出るなら若いうちに…っていうのはその通りですね。何かを得て、糧にしたいのであれば若いうちに行った方がいい。けれども日本のサッカー界は、その“若いうちに”輝ける場所、その実力を表現させる場所を与え切れていない…要するに若い選手の可能性を充分に引き出しきれていない部分もあるでしょう。僕はそれをJ1ではなくて、J2やJFLに担ってもらうべきだと思っています。

そして下部にJ3なんかを創るよりも、むしろ外国人枠を取っ払ってアジアのプレミアリーグ、Jプレミアなんて感じで超Jリーグのプランニングを企ててみては…と思います。日本国内で本当の意味でのスーパーな選手を育む環境を創ってゆくべきだと思います。

posted by キリタニ | 2009-08-03 22:19

砂さんへ

コメント投稿者ID :

>それに比べて海外組(俊輔や本田、長谷部など特に)はなんとなくそこから一皮剥けた印象があります。

海外組みのストロングポイントを一言でいうなら、『逞しさ』ですよね。精神的にも肉体的にも『逞しさ』を感じる。残念ながらその部分で、彼らに対抗し得るJリーグ選手はなかなか出てこないのが現状だと思います。そういう意味では、Jの環境はまだまだヌルい部分があるのだ…と言えるのでしょうね。

posted by キリタニ | 2009-08-03 22:35

三本の矢さんへ

コメント投稿者ID :

>いや~まさか勝っちゃうとは(^^;)

俺は勝てるんじゃないかと思って見てましたヨ。ただし、あなたもおっしゃる通り、鹿島の状態が厳しかったことも否めません。彼らがナビスコのジュニ弾に心を砕かれたように、逆に言えば広島は前節のFC東京戦で、自分たちのディフェンスに大きな自信を得る事ができた…。そんな互いのチーム状況も大きかったのだと思います。

ただし、最近の広島も決して良い状態ではないですね。これは浦和なんかもそうなんですが、やはり運動量が減り、ボール回しとゴール前へのつめにスピードと迫力がなくなってきています。だからこそまた、こういうゲームができた…ということに、大きな価値があるのだと思います。

0-0の広島は、Jでも間違いなく最強の部類のチームなのですから、1-0の戦い方を体得するということは、いずれは直接優勝に絡めるチームになる…ということだと僕は思っています。

>でももし私の憶測通りなら、こういうコトをサラッと(しかもイヤラシさを感じさせずに)表現される管理人さんはやっぱり素晴らしいです(笑)

何言ってんだ、アンタ^^;
『ひとつ上野オトコ』ってなんのコトだよ。俺のポチョムキンを侮辱するなっ。

posted by キリタニ | 2009-08-03 22:50

ミリキタニの熊さんへ

コメント投稿者ID :

>今やうちのミシャが「千葉のマンマーク戦法ひでーな!」と怒ってる…

言っちゃってましたネ^^;
やはりオシムさんに対する尊敬や敬慕の気持ちが、ある意味で彼にああ言わせてしまったのではないかと僕は思います。僕も千葉のサッカーをずっと見てきましたから、
なぜこうも簡単にあんなにも尊いサッカーが捨て去られなければならなかったのだろうか…と、何度も空しい気持ちにさせられましたから。教え子であるペトロヴィッチさんの目から見れば、そんな空しさもひとしおだったのではないでしょうか。

常々ここで語ってきたことですが、サッカーというスポーツは90分の時間の中で、その時々に無限の対応を迫られるスポーツなのだと思っています。
よく4-2-3-1だとか、ポゼッションだとか言う…けれども、いつ4-2-3-1だったの?いつポゼッションだったの?90分ずっとそうだったの?と問われれば、そんなことはないですよね。
そしてリーグは90分では終わらない。それが34試合あって、一番強かったチームがチャンピオンとなる…。あらゆるスタイルの相手と、あらゆる状況の中で戦って、そしてそれに一番うまく対応し得たチームが王者になる。
結局勝つ…ということは、サッカーのすべてに対応し得ることなのだと思います。そういう意味で、いま広島は正しくそういう道へ踏み出しつつあるのだと思う。僕はそれを喜んでいます。

0-0の広島。
1-0の広島。

まだまだ不完全ながら、彼らはその二つの戦い方を会得しつつあるのかも知れません。しかし、もっとも難しいのは

0-1のサッカーだと僕は思います。鹿島やガンバは、常にその状況をキックオフと同時に迎えている訳です。そしてその状況を打ち破って、チャンピオンの栄冠を手にしてきた。広島もいずれその巨大な壁に挑まねばなりませんね。

広島サッカーの魅力を、僕がここでカンタンに言葉に置き換えてしまうのは僭越です^^;なので申しません。
でもあなたと僕はなにも言葉を介さなくても、心で通じ合っている。

『あんなに面白いサッカーは他にない』ってカンカク…。
僕もまったく同感です^^

posted by キリタニ | 2009-08-03 23:24

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