2009年07月06日

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策

皆さんはポーカーというゲームをご存知だろうか?
フルハウス、フォーカード、ロイヤルストレートフラッシュ…といえば、耳になじみがあることだろう。要するに確率の中で、人の心理の機微を探りあうトランプゲーム、いわゆるギャンブルの一種である。

僕はあらゆるものの中に、サッカーや人生に共通する『要素』を感じ取ってしまう人間なのだが、このポーカーにも非常に似通った、合い通じる『要素』があると思っている。

サッカーのアクチュアルタイムが大体60分程度であるとするならば、その間何度のインターセプトがあるだろうか?僕は根気のいる作業は嫌いなので数えた事はないが、概ね15秒に1度ぐらいのものだとすれば240回。要するに各々に1試合120回程度のボールロストとボール奪取があるものと考えよう。

たとえばそれがポーカーだとするならば、120回の“場”であり“ゲーム”があるということだ。

日本のサッカーを見ていて、僕は常々不満に思っていることがある。それはポーカーに見立てた場合の、フォルド(あるいはドロップ)ができていない。要するに“賭ける”“降りる”の判断が極めて曖昧でいい加減であるということである。

5枚のカードが配られた時点で、すでに確率的にはかなりの限定と制約を自ずと受けているのだ。サッカーで言えば、ボール奪取の瞬間に、その“場”における得点の確率というものはかなりの限定と制約を受けている。そこでさらにリスクを犯して“レイズ”(掛け金の吊り上げ)をしていくのか、或いはチャンスとリスクのバランスをとって“コール”(掛け金を維持する)するのか、或いは“フォルド”(勝負を降りる)して敵のチャンスの確率を限定してしまうのか?サッカーとは攻守が入れ替わるたびに、チームとしてのそんな決断を迫られるゲームなのだと僕は思う。

敵のパスをカットする。
その位置。相手の体制。ボールから敵ゴールまでの距離と数的不利、有利。フリーで呼び込んでいる前線の選手の有り無し。またそこへ1つのパスでボールを繋げる可能性と、通った際の数的状況。

可能性の低い“場”であると見なすならば、そこで無理に得点を狙って、低い確率を追い損失のリスクを膨らませるよりは、リスクを限定して、敵に汗をかかせ、時にブラフをかませて、揺さぶるのみに留めておいた方が良い。また逆にこれを千載一遇のチャンスと見なすならば、必要なチップを惜しみなく用いて“レイズ”すれば良い。そして何よりも大切なことは、そんな認識を11人の選手がひとつになって共有する…ということである。11人の共通認識と機を逃さない連動によってそれを為すこと、為せること、それが強者のサッカーであり、試合巧者のサッカー、賢いサッカーなのだと僕は思っている。

賢く走るということは、愚かには走らない…ということと同義である。
そんなことをしていては、本当に必要なときに走れないからだ。

そしてまた賢いサッカーとはムダなリスクを負わないということであり、同時に必要なリスクを恐れない…ということでもある。

何よりもボール奪取時の正しい判断力が必要であり、僕なりに考えるその正しい判断に基づいた2つの選択肢が、来るべき2010年WCにおいては攻めのカウンター(コール)と守りのポゼッション(フォルド)であり、さらにその先の3つ目のカタチであり挑戦…それが残り20分からの勝負の時間帯の、攻めのポゼッション(レイズ)という戦い方なのである。

相手の強さによって、こちらの得点の確率というものは大幅に制限される。WC本大会ともなれば、そのたった120回の“場”の中で、確率1/250の“ストレート”や同じく1/500の“フラッシュ”を狙う事に等しいことであると僕自身は思っている。重要なのはその奪い取った“場”が、果たして通常の1/250なのか?或いは1/25なのか?1/2500なのか?正しく嗅ぎわけ判断することである。自らの背負うリスクを最小に抑えながら、与えられた数少ないチャンスに最大限の“チップ”(チカラ)を集約することである。

残りあと1年。
僕がこの岡田ジャパンに望むことは、一言でいえば賢くなることである。この1年、チームとしてできることは、せいぜい賢くなること…ぐらいのものであると思っている。いまある武器を冷静に評価し、限られた時間の中で最適に配置し、ゲームにおける意識と狙いを徹底する。それが少しばかり強くなるために、チームとして成熟するために、もっとも重要な要素になるのではないかと思っている。ただひとつ、意義ある強化の方向性なのではないかと。

岡田武史が日本代表を創造するわけではないのだ。誰にだってそんな魔法のチカラはない。この1年で、進むべき正しい道をその指先と言葉で指し示し、そのためにチームをひとつにすること、すべての選手の意識を取りまとめること。それが代表監督の仕事であると、僕自身は思っている。

賢い判断、無理やムダのない判断を、チーム全体に共有させ、そしてゲームの中で実践させること。それがいま岡田監督にできる最善の施策であると僕は思っている。


最後に、下記が僕が考える2010年南アフリカWCにおいて、岡田ジャパンに期待するフォーメーションである。図1でボールを奪い、カウンターのチャンスがあるならばフリーロール(自由な役割)の★Bへボールを預け、2トップの攻撃に両SHを絡ませる。また、そのチャンスが無いと見なせば、図2のフォーメーションに移行しボールを展開する。最終的には後半残り20~25分から、この図2のカタチのまま、引かずに前でプレッシャーをかけることで得点を狙うサッカーを期待している。このフォーメーションの攻撃の核となるのは、★Bであり、そして★Fなのだと思っている。次回はこの★に自分なりの選抜選手を当てはめ(どうしてもキリタニジャパンになってしまうのだが…)、『岡田ジャパンの可能性 番外編』としてまとめたいと思っている。


【図1】4-4-1-1カウンターシステム【図2】3-6-1ポゼッションシステム
・・・・・・・・・・★A・・・・・・^o^・・・・・・・★A・・・・・・^o^
・・・・・★B・・・・・・・・・・・^o^・・・・・★B・★F・・・・・^o^
・・★C・★D・★E・★F・・^o^・・★C・・・・・・・★J・・^o^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・^o^・・・・・★D・★E・・・・・^o^
・・★G・★H・★I・★J・・・^o^・・★G・・★H・・★I・・・^o^
・・・・・・・・キーパー・・・・・・・^o^・・・・・・キーパー・・・・・・^o^
※図案はP氏より拝借

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posted by キリタニ |11:22 | 岡田JAPAN | コメント(25) | トラックバック(6)
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ここでのルールは1つだけです。
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長文や短文である必要はありませんし、挨拶や賛辞を強制するものでもありません。サッカーの知識などなくても構いませんし、本文との脈絡も問いません。

皆さんでご自由に言葉を交し合ってください。僕自身はここでの議論を辞退いたします。

皆様のご協力に感謝いたします。

posted by キリタニ | 2009-07-06 11:37

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

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 私も岡田ジャパンが続くなら強化点はそこかなと思います。というかそれ以外無いというべきか。あと単純にやれるとすれば、スタミナのフィジカル強化ですかね。無駄プレスに耐えられるだけの。
 あとシステム論ですが、私は4-4-1-1だと引きすぎるので、4-1-4-1がいいかなとか思っています。次に出るでしょうが、俊輔を使いたいならそうするしかないかなと。
 
 それにしてもジェフ対大分は勝ったけど切なかったですね。なんて言うんですか、気持ちだけではどうにもならない部分を見せられたようで。こういうのを見るとやっぱり戦術って大事だなと思います。出来る出来ないは別として帰る場所ってのが。いまの代表にはたして帰る場所はあるのでしょうか…

posted by ペン太郎 | 2009-07-06 12:41

失礼します。

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こんにちは。
なるほど、以前もちょっと触れられてましたが「ポーカー」ですか…
スポーツが勝負事である以上、必ず何かしらギャンブル性を帯びてくるのは事実でしょうね。
そしてサッカーの場合は特にギャンブル性≒国民性となる場合が多いのかもしれません。
特にポーカーは他のギャンブル以上に人と人との駆け引きが強いゲーム、「運」だけでは片付けられない要素が数多く入り込むゲームと思うんで例えとして素晴らしいと思います。
日本代表はツーペアを作るコトを優先するあまりスリーカードが出来ちゃうと急に慌てる(フラッシュなんかも出来るチャンスなのに)→ポーカーフェイスが出来ない…って違いますかね^^;
要はアドリブが効かないのかなとも思います。真面目にやり通すコトは大事ですが90分の中でどこかしら「遊び」の部分を持って欲しい…それがいい意味で「余裕」に繋がるかと…
「マリーシア」なんて言葉が使われるのも(最近はあんまし聞かないですかね)つまりはバクチにおける「引き出し」の要素のひとつなのかもしれませんね。
そういう意味でやはりブラジルなんかは最強のギャンブラーのひとり(国)なんでしょう。
個人的には管理人さんがおっしゃる「判断」とはつまり「勝負勘」と思うワケで…日本代表がこれを養うためには短いスパンで言えば一人一人の選手がトップレベルでの経験値を高めるコト(いわゆる「海外組」の増加)、長いスパンで言えばやはりより多くの(「ひとつのチームが何回も」でもいいんですが)JのチームがACLを制し、欧州や南米の強豪と真剣勝負の機会を作るコトかと思います。
ポーカーフェイスの出来ないヘタレギャンブラーのひとりとして日本代表は他人に思えません(笑)。
それにしてもフォーメーションB…これってサンフレッチェじゃないですか?(勝手に喜ぶな)
さしずめ★Bが柏木選手、★Fは青山選手?まさかミキッチ選手?…ケータイからだと見づらくて間違ってたらすみませんm(__)m
とするとやはりストやん選手のポジションに鹿島の伊野波選手が欲しいです☆あっ千代反田選手でも(←しつこい^^;)
長々と失礼しました。

posted by 三本の矢 | 2009-07-06 14:02

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

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>賢い判断、無理やムダのない判断を、チーム全体に共有させ、そしてゲームの中で実践させること。それがいま岡田監督にできる最善の施策であると僕は思っている。

まさに、その通りですね。

もう読まれたと思いますがnikkansports.comの記事でのオシムさんのインタビューに素晴らしいコメントがありますね。
オシム氏 「(前略)監督がいつも選手よりよく知っていると考えるのは間違いだ。選手の方が監督よりアイデアがあることがよくある。でも、日本では選手が監督よりもアイデアがあることは許されない。これは問題だ。個人的に選手からいろいろと学んだ。選手がやっていることを見ているとアイデアがわいてくる。」
是非、岡田さん読んで欲しい。

以下は前エントリーのレスです。

矢野が残留を決めましたが(ちなみに新潟のローカルTVでは全局ヘッドライン扱いだった)私は微妙でした。彼は欧州に行くべきだったような気がするからです。更に言えばACLには新潟より広島やFC東京に行ってもらいたいと思っています。(みんなゴメン!)
どちらも質の高いサッカーを獲得していますが、きっと苦戦するでしょう。でも挫けずに今持っている美しいサッカーの上に逞しさを身に付けてくれたら素晴らしいと思います。
運、不運や「勝負強さで負けた」というエクスキューズが間違いだったと気付いてくれたらいいなと思います。

posted by CHUE | 2009-07-06 14:52

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

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キリタニさんいつも楽しみに拝読しています。
いつも有難うございます。そしてご苦労様です。
サッカーに対する(膨大な)知識や情熱にはいつも驚いています。
また投稿される方々も知識が豊富な論客で私の様な素人には敷居が高かったのですが
意を決して投稿してみます。
読まれる前に思いっきり素人考えですので一般論しか言ってないかもしれません。
最初に謝っておきます。《すみません》

私は岡田監督を評価していますがあまり期待はしていません。

評価しているのはオシムさんの後をつぎワールドカップへの出場を決めたこと。
それは実は非常に難しいことであり岡田さんの持ち味は戦術や戦略ではなく
選手の健康管理やモチベーションの管理にあるのではないか、そしてそれもまた非常に大事なことでそれをやれている岡田さんは過小な評価を受けているのではないかと思います。
またベスト4を目指すといったのはそのぐらいの意気込みでやるという意味で決して日本が世界のベスト4の実力になるという意味ではないと思います。
また体力を強調している点とアジアと世界での戦い方を変えようとしている点も賛成します。

(そりゃそうだ。今の実力と戦い方のままじゃあね)

で、期待しないのは岡田さんが世界を知らないからです。
つまり海外から見た日本を実感としてもてないだろうと思うからです。

私はいつか日本がベスト8に残り世界から『まあ運がよかったんだろう。でも確かに侮れなくなってきたなあ』と認められるには黄色人種のサッカーの確立が必要だと思います。
そして黄色人種のサッカーのキーワードは『体力』『規律』『献身』で特に大事なのが『体力』だろうと思います。
ただ体格や力・個人技に対抗するにはその『体力』をどのように使えば相手に嫌がられるのか勝ちにつながるかを考える必要があります。(素人考えですがキリタニさんのいわれる賢さが答えのひとつなのかなあ オシムさんの考えて走るという事なのかなあ)
それこそが一番大事ですが前記の理由で岡田さんには無理かと

かって成功した黄色人種のサッカーは韓国のヒディングさん
今回日本に対して体力と言われたのも成る程と思います。
そしてオシムさん 彼なら日本人に出来ること出来ないことを見極めて世界の中の日本のサッカーを見せられたかもしれない、たとえ予選を突破できなくてもこれからの日本のサッカーの指針が見えただろうと思います。(泣き言・・本当にもうオシムさん日本でやらないのかなあ? 来てくんないかなあ? 代表がだめなら U18とかオリンピックとか Jは無理かなあ? なんでもいいんで誰かにオシムさんの夢の中の日本のサッカーを継承してくんないかなあ?)

もし今回のワールドカップで予選突破出来るとしたら
相手は必ず勝てると思ってくるので、守りに守って向こうのあせりや隙をついてカウンターで
運良く言った場合

でもそれは弱者のサッカー
運良く勝てば何か残るかもしれないけど負けたらなにものこらない
出来れば日本の体力がどこまで世界に通用するのかどういう動き方が有効なのか
答えを探せてほしいです。
勇気を持って攻めてほしい。

戦術では私より100倍サッカーを知っているキリタニさんに賛成です。
図2を前半の終わり5分とか試してみるのも面白いかもと思います。

次回キリタニジャパン楽しみにしています。
ここまで読んでいただいた方 ど素人のつたない文章を読んでいただき有難うございました。

posted by kt | 2009-07-06 17:13

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

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リスクを恐れるな、とはよく言われますが、なんでもかんでもリスクをとればいいわけではない。
リスクとチャンスを天秤にかけて、冒すべきべきリスクと、冒すべきでないリスクを、見定めるのは重要ですよね。
これは言い換えれば合理性を追求する、ということです。
その点ポーカーという例えは的確だと思います。

ただポーカーの場合は(イカサマが無い限り)配られるカードに恣意は入り込まないのに対し、サッカーの場合、ボールが無いところで周りが動いたりすること等によって、自らの意思で有利なカードを引き寄せることも可能です。

オシムさんはその有利なカードの「たぐり寄せ方」を教えるのが上手かったのでしょうね。

両指揮下の試合内容を見る限り、岡田さんとはその点にも差があるように感じます。

posted by ねむ | 2009-07-06 17:34

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

>僕がこの岡田ジャパンに望むことは、一言でいえば賢くなることである。この1年、チームとしてできることは、せいぜい賢くなること…ぐらいのものであると思っている。いまある武器を冷静に評価し、限られた時間の中で最適に配置し、ゲームにおける意識と狙いを徹底する。

私が以前どこかのブログにこのような方向性のコメントを残したのを覚えています。ここは同じ感覚で嬉しびっくり。
そしてこれからの新たな追加代表候補者はほんの数名になる可能性が高いのではと考えています。もっとも私が予測、期待する岡田監督の考え通りにいけばの話ですが。
ポーカーの例えは面白くわかりやすかったです。こういう例えを使ったサッカーの表現の仕方は楽しいですね。非常に勉強になります。

キリタニさんの考えるフォーメーションについてですが、個人的にはCのポジションに入る選手選考にとても注目したいと思います。
私の中ではほぼ決まりきった20人弱の代表選手の中からフォーメーションを考えています。
そして個人的に選手選考をするのが一番難しいCのポジションの選手を決定してからその後、DFから前の選手の組み合わせを考えていくという流れです。
次のキリタニさんの記事で誰がそのCのポジションに入ったとしても、私にとってはその選考理由を考えるという大きな楽しみになります。
最後に前回の返信コメントありがとうございました!

posted by エイティ | 2009-07-06 20:31

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

キリタニさん、先日は返信コメントいただきましてありがとうございました。調子に乗ってまた来てしまいました。

『ポーカー』の喩え、めっちゃ分りやすいです。いつもその文章力に感服します。

私も思っていることを一言。
W杯アジア最終予選の最近3試合ですが、前へ前へ「急ぎすぎ」な部分が気になりました。
何か、強迫観念に駆られているかのような感じ。
しかも、崩しきれてないのに前へフィードして、結局パスカットされて守備に追われる・・・
という悪循環に陥ってしまった印象を受けました。

『攻守においてポゼッション率を上げる』ことが命題だったと思うのですが(間違ってたらごめんなさい)、これでは自滅ではないか・・・と思っていました。

キリタニさんのおっしゃっている『賢く』、この場合は主に状況判断力でしょうか、これが日本はもう一つ足りないのかなと思います。

次回、再度『キリタニジャパン』が見られるとのこと。心待ちにしてます。
駄文失礼しました。

posted by ヘビースモーカー | 2009-07-06 22:40

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

桐さん、こんばんわ。新作あがりましたね。^^

>何よりもボール奪取時の正しい判断力が必要であり、僕なりに考えるその正しい判断に基づいた2つの選択肢が、来るべき2010年WCにおいては攻めのカウンター(コール)と守りのポゼッション(フォルド)であり、さらにその先の3つ目のカタチであり挑戦…それが残り20分からの勝負の時間帯の、攻めのポゼッション(レイズ)という戦い方なのである
★(フォルド)方法は守りのポゼッションを目標としながら、状況によっては更に柔軟性のあるものでも構わないと想いますが、2つの切り替えと3つ目のカタチへの意識を持って戦うというサッカーに関しては全面的に同意します。そして、3つ目のカタチに関しては、僕はまだイメージを膨らまし、整理するといった作業の途中です・・・。やはりそのヒントはJリーグにあるのだと想いますが、ギリギリのゲームコントロールに挑み、その後の勝負どころで日本人が仕掛けられるカタチ。これについては今秋ぐらいまで愉しみながら煮詰めていきたいと想います。^^;

>そして何よりも大切なことは、そんな認識を11人の選手がひとつになって共有する…ということである。11人の共通認識と機を逃さない連動によってそれを為すこと、為せること、それが強者のサッカーであり、試合巧者のサッカー、賢いサッカーなのだと僕は思っている
★そうなんですよね。これができるかどうかがサッカー文化の高さなんですよね。日本や韓国が無尽蔵な運動量に舵を切る事は、世界を嫌がらせる突破口には成り得ますが、それだけでは真の意味でのサッカー文化の成長には繋がりませんからね。既にハードワークが大前提の現代サッカーにおいて、運動量の差で違いを見せるのは難しいですから、やはり高めなければならないのは、動きの質といった合理性と戦術性なのでしょう。
では、どうやって11人の共通認識を高めていくか。10年後にJリーグの更なる発展と共にピッチ上の選手達が以心伝心の共通認識を感覚的に持ち得る可能性は充分にあり得ますが、2010年に関してはまず無理だと言い切れます。未熟ながらも選手達がたどり着く精一杯の感覚的な共通認識で玉砕する事を現状の必要なステップと受け止めるのも1つの結論なのかもしれませんが、それは僕の望むものとは少し違ってきます。
2010年のピッチで共通認識を高めるには明確なオートマティズムが必要になる筈です。一般的な方法は2つ。1つ目は判断を担うスイッチ役の選手をピッチ上に置く方法。2つ目は判断基準となるチームの約束事をできる限り高める方法。勿論、2つの併用も一般的な方法だと想います。
岡田ジャパンは3月のバーレーン戦までは俊輔をスイッチ役とした前者の方法を用いて、その経験を積み重ねる事で後者の効果も高めていこうとしていました。さて、世界との戦いを前にして、理想と現実の狭間でこれをどう修正していくのか。どうしましょうかね、桐谷さん。これを1つの問題定義として挙げさせていただきます。
僕個人としては、役割分担や約束事をもっとチームとして整備していかなければ、共通認識を図るどころかペース配分すらできずに崩壊していくと感じています。もっときめ細やかにやれる筈ですし、やらねばなりません。そして、その約束事をギリギリのプレッシャーの中でコントロールする役目を担えるのは、やはり特別な経験を持つ選手ではないかと想っていたりもします。

>概ね15秒に1度ぐらいのものだとすれば240回。要するに各々に1試合120回程度のボールロストとボール奪取があるものと考えよう
★うーむ、恐ろしい数ですね・・・。この240回のターンオーバーを180回程度に減らす意識も必要なんでしょうね。『岡田ジャパンの可能性 番外編』も楽しみにしています。

>学生時代某ファーストフードのバイトをしていて、代々木のY野I子の美容専門学校の派手なお姉さまがたに可愛がってもらったステキな経験があります。それ以来、美容師さんと看護婦さんが特に好きです^^;
★僕も美容師さんと看護婦さん、それに歯科衛生士さんが好きです。代々木・・・Y野I子・・・。うーむ、エリアもかぶってるかもしれない・・・。^^;

posted by プーアール | 2009-07-06 23:18

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

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私自身、シンプルに攻めることが必要だと思います。
ヨーロッパのサッカーはシンプルに速い。

今、4-3-3のフォーメーションですが私としては、4-4-2で攻めることが重要だと思います。

しっかり守ってボールを縦へ出し、シュートへ持っていく。

このコンセプトをきちっと守ればベスト4への道が開けると思う。

なぜ、岡田武史はこのようなシステムを使い始めたのか。不思議でならない。

彼なら3-5-2、もしくは4-4-2システムを得意としているはず。

やはり裏で操られているような気がするのは、私だけ?

posted by 横浜のヒグマ | 2009-07-07 14:28

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

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キリタニさんへ

非常にわかりやすいたとえですね。
まさにそうですね。代表のサッカーって行くのか止めるのか?の判断がわかりずらく常に同じペースで漫然とボール回しをしている感じですよね。
次元は違いますが私が所属している草サッカーチームでも同じ問題ようなが生じているのでものすごく共感しました。

一応このところのエントリー・皆さんのやり取りを拝見させていただいたつもりですがおそらくその中にはなかったと思うのでお聞きしたいのですが、4-4-1-1にせよ、4-4-2にせよ、DFラインの設定、及びプレスに関してはどうお考えですか?
現状の岡田ジャパンはかなり高い位置からプレスを開始しています。その理由はおそらくゴール前に引きこもってもやられる可能性が高いからだと思っています。
押し込まれるのは仕方ないですが、リトリートしたとしてもある程度高い位置でボールを取らないと攻撃に出られない気がしているのですがいかがでしょうか?

ちなみに私は現状のプレス開始位置を少し下げ、DFラインは下げてもペナルティーアーク付近にとどめないと豪州戦のような放り込みにやられてしまうような気がしてなりません。

posted by xiao | 2009-07-07 16:00

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

 ポーカーの例えはもう少し心理面からのアナロジーかと思いましたが,予想がはずれました^^;

 しりうまにのると,根本的に日本はもちチップが少ないですね.さらに悪いことにこのゲームにおいては他のプレーヤーにそのチップの少なさがばれているという点です.ブラフをはるにもこれじゃ効果が少なすぎます.やはりここは手堅くいくしかないかもしれませんね.ただし,相手のブラフを見破る必要はあります.フォルドしっぱなしじゃジリ貧です.うーんアナロジーの中でさえも困難な状況ですね^^;

 あっそれとxiaoさんより更にシロート的な質問します.自分はこのへんのフォーメーションについて全然知らないので,良ければご教授ください(プーアールさんでも誰でも歓迎です).3バックと4バックのディフェンス面の機能的な違いって何でしょう?せっかく詳しい人々がいそうなので甘えることお許しいただけるとありがたいです.

posted by \alpha | 2009-07-07 23:04

CHUEさんへ

コメント投稿者ID :

>オシム氏 「(前略)監督がいつも選手よりよく知っていると考えるのは間違いだ。選手の方が監督よりアイデアがあることがよくある。でも、日本では選手が監督よりもアイデアがあることは許されない。これは問題だ。個人的に選手からいろいろと学んだ。選手がやっていることを見ているとアイデアがわいてくる。」

これは知りませんでした。
よくオシムがシュートを打つことを怒った…なんて話がまことしやかに言われていましたが、あれはなんだったのでしょうね。オシムは良い判断、最適な判断を望んだのであって、シュートすることや一対一で仕掛けることを拒んだのではないはず。世界中にそんな監督など一人もいないと僕は思っています。
選手の自主性を育てること。それがもっとも困難で、そしてもっとも尊いことなのだと思います。指導者にとって。

それにしても強いですね。矢野の移籍への考え方は立派だと思います。今の調子をキープできれば、またさらに望ましいオファーも転がり込んでくるでしょう。南アのメンバーからはじき出されないよう、頑張って欲しいですね。

posted by キリタニ | 2009-07-07 23:06

ktさんへ

コメント投稿者ID :

>かって成功した黄色人種のサッカーは韓国のヒディングさん今回日本に対して体力と言われたのも成る程と思います。

岡田さんのベスト4発言も実はここから来ているのじゃないかと思うのですが、僕はあの時の韓国にできたことが今の日本にできるとは思わないですし、日本と韓国を同じレベルと考えるのは少し違うかな…と思っています。岡田さんも、日本のサッカーファンも。

2002年のヒディンクは、日本からのオファーであれば引き受けなかったと思いますし、また引き受けたところで同じ成果をあげることはできなかったでしょうね。

勇気を持って攻撃して欲しいのは僕も同じです。亀のようにただガードを固めて270分を寝たまま過ごすようなサッカーは見たくない。けれども勝負をする瞬間はよく見定めて、一番良いタイミングを狙って仕掛けなければならないのだと思います。ただ漠然と攻撃的に…というサッカーであれば、逆に何も得るもの無く180分にして大会を終えることになるかも知れません。

posted by キリタニ | 2009-07-07 23:28

エイティさんへ

コメント投稿者ID :

>キリタニさんの考えるフォーメーションについてですが、個人的にはCのポジションに入る選手選考にとても注目したいと思います。
私の中ではほぼ決まりきった20人弱の代表選手の中からフォーメーションを考えています。

そうですか。それは楽しみですね^^
僕はトップ(★A)と両サイドハーフ(OMF)には、かなりの運動量を求めますから、交代枠含めて2つの役割を求めたいと思っています。特に★Cには。

今週中にアップさせていただきますので、その時にまた離しましょう。あなたのメンバーもぜひおしえてください。楽しみにしています^^

posted by キリタニ | 2009-07-07 23:36

ヘビースモーカーさんへ

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>W杯アジア最終予選の最近3試合ですが、前へ前へ「急ぎすぎ」な部分が気になりました。
何か、強迫観念に駆られているかのような感じ。
しかも、崩しきれてないのに前へフィードして、結局パスカットされて守備に追われる・・・
という悪循環に陥ってしまった印象を受けました。

これは僕もここで口を酸っぱくして指弾してきたポイントで、自陣深くに引かされた状況で、無闇に前へ急いで縦パスをカットされると、またそのまま自陣ゴール前で敵の攻撃を受け止めなければならない状況となる。
これを回避するために、守りのポゼッションを用いて、相手を一度敵陣に押し返しましょう…という話なのです。

ボールの取り方、取られ方、その時点の状況判断と共通認識。それを高めて賢いサッカーをしましょう…という、自分なりの提案なのです。

次回は具体的なメンバーに触れてみたいと思います。

posted by キリタニ | 2009-07-07 23:46

プーアールさんへ

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>★(フォルド)方法は守りのポゼッションを目標としながら、状況によっては更に柔軟性のあるものでも構わないと想いますが

もちろんです。
“場”を捨てるわけですから、躊躇わずタッチへ蹴りだす判断もあって良いし、敵陣奥深くにとりあえず蹴ってDFラインの押し上げを促してもいい。そこで一番安全であり、お得な選択をして欲しいと僕も思っています。敵に汗をかかせられるならそれが一番望ましい…ということですね。

>そうなんですよね。これができるかどうかがサッカー文化の高さなんですよね。

親善試合だったけど、ウルグアイの選手たちってすごく賢かったでしょ。僕はああいう知性を日本代表にも求めたいんですよね。

>1つ目は判断を担うスイッチ役の選手をピッチ上に置く方法。2つ目は判断基準となるチームの約束事をできる限り高める方法。勿論、2つの併用も一般的な方法だと想います。

この1つ目は中村俊輔を念頭に置いた発言なのかも知れませんが、ここ1年ぐらいの彼の代表における評価はどうなんでしょうか。まだここで深く語り合ったことはなかったですよね。僕は代表における俊輔のリズムでは、WCは少しキツいかな…と思っているところです。これについては、次回話しましょうネ。

>この240回のターンオーバーを180回程度に減らす意識も必要なんでしょうね。

おっしゃる通り、そのために守りのポゼッション、割り切りのポゼッションを巧みに用いて欲しいと思っているのですけど。

>僕も美容師さんと看護婦さん、それに歯科衛生士さんが好きです。代々木・・・Y野I子・・・。うーむ、エリアもかぶってるかもしれない・・・。

そうなんだ。
じゃあきっとどっかで会っていたな…あの辺り(渋谷、原宿、代々木、青山)一体を毎日のようにブラブラしている時期があったから^^;

posted by キリタニ | 2009-07-08 00:05

xiaoさんへ

コメント投稿者ID :

>まさにそうですね。代表のサッカーって行くのか止めるのか?の判断がわかりずらく常に同じペースで漫然とボール回しをしている感じですよね。

特に先日のカタール、オーストラリア戦などはまったくチームの意思統一ができていませんでしたね。あれでは互いの選手がかわいそうだと僕は思いました。闘莉王の怒る気持ちもすごく良く分かるし、それ以外の選手達の気持ちも判る。

あれでは、監督がなんのために居るのか判らない。改めて、そのへんの意思徹底とチームとしての共通認識が必要なのだと強く思いました。


>現状の岡田ジャパンはかなり高い位置からプレスを開始しています。その理由はおそらくゴール前に引きこもってもやられる可能性が高いからだと思っています。

これまでのアジアとの戦いでは、それが功を奏していた部分もあるかと思います。バーレーンDFなどには、あんなプレスであってもはっきりと効果が現れていたように思います。

しかし、これからの相手はそうはいかない。逆に勝ち気にはやって前からデタラメなプレスをかけに行けば、手痛いしっぺ返しを喰らうものと僕は思います。実はここでも前々から提唱していることなのですが、勝負をかけるその時間帯までは、プレスゾーンはハーフより手前に設定したほうが良いと僕は思っています。WC本大会ともなれば尚更そうあるべきだと思っています。

その上でしっかりボールにプレスさえかかっていれば、ラインを上げ下げすることはできるはず。一番マズイのは、自陣においてフリーで前を向かせることなのだと思います。

また次、メンバーについて意見交換しましょう^^

posted by キリタニ | 2009-07-08 00:18

\alphaさんへ

コメント投稿者ID :

 3か4の違いは、ものすごく簡単に書くと最終ラインで1人余すか余さないか、かなと。これは相手フォメにもよりますが、分かりやすく相手が4-4-2だと仮定します。

 全選手がサボらないで走ることを前提に足し算引き算だけで考えると、最終ラインに1人余せば、ボールを奪った後2対3 もしくは局面で1対2になります。自陣最終ライン3枚に対し相手は2トップなので。
 つまり自陣内で数的有利が作れると。なので、ビルドアップして持ち上がった場合、3バックだと前に人が足りなくなります。自陣内で余らせるので。ここに相手SHとかボランチの飛び出しとかの条件作るとややこしくなるので単純な部分だけ書きました。
 
 ただしやり方として、押し込まれた場合、片側のWBだけが下がり変則4バックになったりするやり方もありますので、ここで書いたような単純な話にはなかなかなりませんがね。

 あと単純に考えれば、前に人が1人足りないので、プレスのかける位置が低くなり、必然的に押し込まれます。まあ、1対1で均衡することが前提の話ですがね。

 結局どこからプレスをかけるかの考え方で変わってくるのかなと。相手のCBとSBに対しプレスをかけるなら4-1-2-3とかにして3トップがあたってプレスをかけて2列目が狩る感じでしょうが、運動量が必要ですしラインを高くしなければなりません。中盤あければ、簡単にいなされるので。その分攻撃に移った時に高い位置から始められるメリットはあります。
 じゃあ4-4-2、あるいは4-4-1-1にすればどうなるかですが、相手のSBに対し高い位置でのプレスはかからないので必然的に押し込まれます。ただし自陣内にリトリートしてからラインをコンパクトに保っていられるので上記の4-1-2-3とかよりは消耗が抑えられます。しかし攻撃に移った時の位置は低くなります。
 3バックになったら、更に前に人が足りません。
 ちなみに上記で書いた4-1-4-1にすると、アンカーがいる分若干ラインを高く設定できるかなと。両SHが相手SB見れますので。
 
 とまあ、簡単に書くとこうなるかなと。ただし日本の場合1対1が=になりませんので、そこをどうするかを考えないと駄目だと思います。その分を後ろに余らすのは方法の1つであると思います。

posted by ペン太郎 | 2009-07-08 05:56

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

キリタニさんの

>岡田さんのベスト4発言も実はここから来ているのじゃないかと思うのですが、僕はあの時の韓国にできたことが今の日本にできるとは思わないですし、日本と韓国を同じレベルと考えるのは少し違うかな…と思っています。岡田さんも、日本のサッカーファンも。

日本のサッカーファンはわかりませんが、岡田さんは、韓国を意識してのベスト4発言であろうし、走れサッカーなのだろうとやはり思います。さすがに、韓国に出来たから、日本も出来るというような単純な発想ではないと思いますが・・・・ でも、ベスト4は別として、走れは単純に韓国に出来たから日本も出来るという発想の可能性もありかもですね(苦笑)。

あと、ktさんのいわれているヒディンク監督が日本に体力サッカーのススメというのは、つい最近日本に来てのこちらの記事のことだと思います。

ttp://sports.yahoo.co.jp/news/20090623-00000018-sanspo-socc.html
ヒディンク監督、日本に“体力サッカー”のススメ

posted by パン | 2009-07-08 07:53

岡田ジャパンの可能性 たった1つの強化策 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

読んで頂いて有難うございます。初めての投稿でかなり勇気をふりしぼって出したので・・・・・・・大変感激しています。

バンさん読んで頂いて有難うございます。
〈あと、ktさんのいわれているヒディンク監督が日本に体力サッカーのススメというのは、つい最近日本に来てのこちらの記事のことだと思います。〉
その通りでございます。

posted by kt | 2009-07-08 11:18

ペン太郎さんへ

コメント投稿者ID :

 条件を設定しない答えづらい質問に丁寧に答えていただき,ありがとうございます.

>3か4の違いは、ものすごく簡単に書くと最終ラインで1人余すか余さないか、かなと。

 なるほど,一般性としては3バックより4バックの方が1人多いわけですからまったくその通りですね.

>つまり自陣内で数的有利が作れると。なので、ビルドアップして持ち上がった場合、3バックだと前に人が足りなくなります。自陣内で余らせるので。

 前からの流れだとこれは4バックのことと理解すればよいですか?

>ここに相手SHとかボランチの飛び出しとかの条件作るとややこしくなるので単純な部分だけ書きました。

 こちらが条件設定しなかったのが悪かったです.すみません.今までの話から再度自分の疑問を顧みると3バック,4バックの比較だけでなく,中盤も含めたときのことが頭にあるようです.つまり3-5-2と4-4-2のディフェンス面での3バック,4バックの機能的な違いに注目しているようです.
 自分はたいしたプレーヤーでなかった上に,前しかやったことないのでこのあたりのDFの考え方がさっぱりわからないのです.崩す側からすると3バックのほうがやりづらかったんですよね.これはよくオフサイドを取られた経験からです.この経験から3バックだとラインコントロールがしやすいのかなと漠然に思っていたんですよね.実際のところはまったくわからないのですが^^;

 プレスについてはよくわかりました.というより以前からペン太郎さんが言っているようにプレスをするなら型が必要だと自分も思っています.つまり奪うためのプレスであれば,どの位置からプレスするにしても奪う型を整えてから仕掛けなければならないし,遅らせるためのプレスなら前線の選手はそこを意識してパスコースを限定し,他の選手は素早く型を整える必要があると考えています.

 またアドバイスがあればぜひお願いします(他の方でも).

posted by \alpha | 2009-07-08 23:20

\alphaさんへ

コメント投稿者ID :

 いや~図無しで説明するって難しいですね~。分かりにくくてすいません。

 1人あまるって言うのは3バックの方です。上の仮定で行けば、守備時に3バックはCB3人で2人の相手FWを見ますが、4バックは2人のCBで2人のFWを見ます。このため、数的に余らないって事です。オシムジャパン当初、阿部がスライドして4から3に移行し1人余るって言ってたのはこの事です。
  ○相手 ●自陣
 
 ○   ○   ○   ○
      ●  ●

    ○      ○
        ●(足りない)   

 ●            ●
     ○    ○
     ●    ●

     ○    ○
     ●    ●
        ●(余る) 
      
 図解してみましたが、ちゃんと表示されなかったらすいません。4-4-2ボックスと3-4-1-2で書きましたが、これで行くと見てもらうとおり後ろを余す分、相手ボランチを見る選手が1人足りません。なのでプレスがこの位置でかけづらくなります。これを桐谷さんの言う3-4-2-1にすると、相手ボランチにもチェックできるので中盤では均衡します。

 要はゾーンだろうがマンマークだろうが誰が何所(誰)を受け持つかで変わってくるって事です。
 で最近の日本代表の試合で守備が良くないのは、前から闇雲に追いかけ回すから守備字の形が崩れて、結果的に相手SBを見る選手がいなくなり、そのSBをボランチがケアしに行くから、ただでさえラインが間延びしているのに更に中盤があいて、セカンドボールが拾えず延々押し込まれると。だからこれはボランチの選手の問題ではなく、チームとしての構造的欠陥なんですが、阿部、橋本使えね~ とかやっぱ長谷部じゃね? みたいな選手の話になちゃうんですよね。常に押し込める格下相手やキリンカップの時みたいな、やる気の無い相手ならいかにも機能しているように見えますが、実情は守備戦術が無いと私は思っています。

 あと、オフサイドの関係は多分ルール改正じゃないですか?俗に言うフラット3がある程度全盛を極めてた時じゃないですかね? 確かに4と3を比べれば3の方がラインコントロールしやすいでしょうが、上記の通り余る守備をやるとオフサイドってあんまり取れないですよ。

posted by ペン太郎 | 2009-07-09 05:16

ペン太郎さんへ

コメント投稿者ID :

 こちらの理解不足すみません.さらに図入りでわかりやすくしてもらって理解しました.そこでそれを元に考えてみると4バックでも余ることも考えられますよね.例えば,
 
   ○   ○   ○

      ●  ●

 ○   ○    ○ ○
           
 ●   ●    ●   ●

   ○   ○   ○

 ●   ●(余る)●   ●

(フラットすぎますが)このような形だと4バックでも一人余ることが理論上は考えられます.もちろんペン太郎さんが言っているように

>要はゾーンだろうがマンマークだろうが誰が何所(誰)を受け持つかで変わってくるって事です。

 ということや,相手の形にも依るというのが結論になるのでしょうか.つまりどのような状況でも本質的な差になるような3バックと4バックのディフェンス面での機能的な違いはないということなのでしょうか.

 番外編でキリタニさんたちが具体的な選手を当てはめているのを見ると3バックか4バックかというよりも誰がどの位置にいるかということや,ペン太郎さんが代表の例で述べているように各位置での効率的な役割という方がフォーメーションの本質ということのような気がしてきたのですがどうなのでしょうか.

 ペン太郎さんが真摯に答えてくれるのをいいことに図渦しく質問して申し訳ないのですが,ご指導いただければと思います.
         

posted by \alpha | 2009-07-09 22:59

\alphaさんへ

コメント投稿者ID :

 余るの考え方は相手のFWの人数に対し、拮抗した人数で応対するのか、一人余すのかの違いであって、それは3でも4でもやりかたによるのかなと。ただ、極論で言えば、ボールホルダーは1人なので片方がアタックして片方がカバーすれば余ってるとも言います。この辺は守備だけではなく、攻撃も含めて考えないと余るの考え方が説明難しいです。
 あと違いをDFラインだけを考えれば、3だと受け持つゾーンが4より広いって事でしょうか。でも、これもやり方なので、チームとしてどうやってスペースを埋めるかによって違いますしね。
 重要なのは中盤でボールの出所をいかに押さえるか、限定するかであって。これが出来ないと3でも4でも5でも6でも失点します。今期のジェフなんか6バックでも失点してますし(涙)

 システムありきで選手を配置するのか、選手ありきでシステムを考えるのか、相手チームにあわせてシステムを変えるのか、アプローチの仕方はいろいろあるので、結局はチームとして有効かそうでないかの判断になるのではないでしょうか。広島なんか逆に最終ラインに余らせてストヤンにゲームメイクさせてますしね。一番悪いのは今の代表みたいに決め事なくて選手の個人技量に依存しているってことだと思います。

 最後に番外編の人選は
  1.押し込まれる
  2.ポゼスできない
 の前提で守備的に考えてると思うので(桐谷さん違ったらごめんなさい)この条件の下での選手選考になってるのかなと。だから前提を無視して、選んだ選手個人に対しあーだこーだ言っても意味は無いのかなと。それを踏まえて上での議論となれば後は個人の好みなので、千差万別で答えは無いと思いますが、多分タイプ的に同じような選手の名前が出るのかなと。私も考えましたが似たり寄ったりでしたし。
 一番悪いのは上と被りますが、今の代表のように戦術から見れば選手がミスマッチだし、その逆もしかりと言った状況かなと。

posted by ペン太郎 | 2009-07-10 07:24

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