2009年01月19日

アジア枠はニッポンを強くする

アジア枠…の議論がかまびすしいようだが、概して否定的な意見が多いように思う。

韓国人選手ばかりじゃないか。

これではさらに日本人の若手の出場機会が減ってしまう。

といったものだが、韓国人選手に関しては折からのウォン安もたぶんに影響しているだろうし、1枠という中途半端な縛りによるものではないかと考える。これでは強化以外の、ビジネスとしての腰を入れたアジア展開は見込めないし、実際海外での放映を勝ち取った場合には、それにトライしたクラブが正当な果実を受け取れる仕組みは考えられているのだろうか?そこに明確なインセンティブがなければ、どこもタイ、ベトナム、マレーシアやインドなどにはトライしないし、実際する意義もないだろう。その点についていったいJリーグはどう考えているのだろう。

また日本人の若手出場機会については、FC東京監督の城福氏もエルゴラッソで言及されていたように思う。短い記述でもあり、実際氏がそれについてどう考察されているのかまではその記事から詳しく伺い知ることはできなかったが、アジア枠を増設すれば日本人選手の出場枠が減るのは確かである。
しかし、同時にそれによって即ち日本人選手のレベルが下がったり、向上しないのか…といえば僕は絶対にそんなことはないと思っている。

欧州主要リーグでは、ご存知のようにほとんどの場合EU加盟国であれば登録に制限などない。EU圏外の外国人においても試合出場枠としておおむね3人は認められているし、また、二重国籍や過去の歴史的関係性において規制は非常に緩やかなものだ。よってどの国を見ても実質ピッチ上には半数ぐらいの自国籍選手枠しかないことになるが、それらの国は弱くなっているだろうか?

僕はそうは思わない。
例えばイングランドには、ピッチ上ほとんど外国籍選手…などという構成が常態化しているクラブも少なくはないが、彼らがイングランドを弱くしているのだろうか?

やはり僕はそうは思わないのである。

彼らはイングランドを強くしている…と思っている。ご存知のようにイングランドにはEU内といえども他国に転出する選手はさほど多くはない。その1部リーグであぶれた選手は他国のトップリーグに転出する訳ではなく、自国の2部リーグで活躍している。しかしだからといってイングランド自体が弱くなるわけでは決してない。2部には2部の厳しい競争があるし、そこで磨かれた選手がまた1部に吸い上げられてゆく循環があるだけなのだと思う。

Jリーグにおいても、自国選手より実力的に劣る外国籍選手であれば、すぐに淘汰されるものだろう。彼らが試合に出場するとすれば、彼らがその試合のレベルを高めてくれている事に他ならない。そしてそこで日本の選手たちも磨かれるのである。

FWが外国人ばかりで、日本人FWが育たない…という話をよく聞く。

では、逆に僕はこう聞き返してみたい。
DFが日本人ばかりで、果たして日本のDFは育っただろうか?…と。日本のGKは育っただろうか?と。

僕に言わせれば、少しずつながらそのどれもが着実に進化はし続けているとは思う。突出してFWが育っていない訳でも、出場機会によってDFやGKばかりが育っている訳でもない。どのポジションにおいても成長はしている。しかしそれは、Jリーグのレベルなり…の成長でしかない…ということである。

どれだけ外国人FWが幅を利かせようと、プレミアリーグにおいてイングランド人FWがいなくなる訳ではないし、リーガエスパニョーラにおいてスペイン人FWが育まれない訳ではない。ルーニーやF・トーレスがそこから生まれてきたように。

もしJリーグがやがてプレミアのような実力を保持するリーグとなるのならば、僕はきっと日本人からルーニーやオーウェンのようなFWが誕生するものと思っている。そしてそんなJリーグにするためには、TV放映権料の増収が不可欠なのであって、そのためにまずは単に強化の為の外国人枠廃止ではなく、アジア枠の開放…という手順なのだと思っている。この道筋は正しい、しかし今の1枠ではまったく不十分である…と。

出場機会を“与える”ことは確かに意義のないことではないと思う。
特に18歳からの21歳ぐらいまでの若手有望選手にそれが欠けている事は間違いのない事実である。そしてそれはレンタル移籍の早い時期での活用や、移籍障壁を取っ払い、若手選手のステップアップを促す土壌をJに拵えればいいのだと思う。

また同時に、日本代表レベルの視点でJを見るのならば、その出場機会に“高いレベルの競争”が伴わなければ、実質的な意味はほとんどないのだとも思っている。ニッポン人だから…と、くれてやる出場枠をいくら確保してやっても、そこで高いレベルの試合が成立し得ない状態では、真のレベルアップには結びつかない。僕はサッカーとは、そういうものであると思っている。

これからのJリーグ改革論のキーワードとして、ダウンサイジングという言葉を僕は用いてみたい。

Jリーグは、いま無闇にクラブ数を拡大するべきではない。
複雑なシステムや規制は、速やかに廃止すべきである。
若手出場機会のためにも、経営の効率化のためにも、保有選手枠は極力絞り込むべきである。
そして組織としてのJリーグ、JFAも、この機会に抜本的にスリム化されるべきである。

それら1つ1つについて、今後改めて語ってみたいと思っている。

★サッカーブログランキング…応援のクリック、いつも本当にありがとうございます★
⇒⇒⇒人気blogランキングへ

*今後ブログタイトルの下に日替わりの一言コラムを毎日更新させていだく予定でおります。

posted by 桐谷 |11:04 | Jリーグ改革案 | コメント(17) | トラックバック(2)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kiritanishin/tb_ping/203
この記事に対するトラックバック一覧
01/19のおすすめ 【おすすめエントリー集】

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】【ブログ】キリタニブログJリーグのアジア枠導入で日本サッカーは強くなるのか? それとも…カカーのミランラストゲーム・・・【ブログ】NO CALCIO, NO FUTBOL, NO LIFE!どうなるカカのマンC移籍? 約1億ユーロといわれる移籍金の使い道は?イチロー、どうでしょう? その1(全10回) チームとイチロー【ブログ】MLBをだらだら愛すイチローの個人成績とチーム成績の関係をデータで分析ビジネスに例えた王朝【ブログ】スポーツと共に・・・NBAスパーズ躍進

2009-01-19 13:18 | 続きを読む
Jリーグに舞い降りた5人のニューヒーロー~確変ファイル~【キリタニ】 【キリタニブログ】

細貝萌(浦和レッズ) デビュー年から期待してきたし、厳しい結果に終わった北京オリンピックにおいても、一際輝いた彼の才能と成長の証に目を奪われたものだが、ここに来て更にもう1段ステージを上げてきたように思う。一瞬一瞬にすべてを出しつくすプレーは、見る者の胸を熱くしてくれる。日本のエドガー・ダーヴィッツといった印象。彼と阿部勇樹のボランチコンビは、今現在J最高のクオリティを見せてくれている。 技術  :★★★ 体力  :★★★★★ 戦略  :★★★★ メンタル :★★★★★ 評価  :★★★★☆ (満点は★

2010-05-06 11:30 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
コメントについて

コメント投稿者ID :

当コメント欄は認証システムを導入しております。

ここでのルールは1つだけです。
他者に対する“思いやりと敬意”を忘れない…という事です。それが遵守されないコメントについては表示せず削除します。

長文である必要はありませんし、挨拶や賛辞を強制するものでも決してありません。サッカーの知識などなくても構いませんし、本文との脈絡も問いません。

皆さんでご自由に言葉を交し合ってください。僕自身はここでの議論を辞退いたします。

皆様のご協力に感謝いたします。

posted by 桐谷 | 2009-01-19 11:42

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

そのためにはサテライトの試合数をリーグ戦と同数確保する必要がありますね。

posted by HI | 2009-01-19 16:17

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

>この道筋は正しい、しかし今の1枠ではまったく不十分である…と。

そうですね。僕もつい最近知ったのですが、今回のJリーグでのアジア枠+1は、2010年の日中韓でのアジア枠の導入を目指す上での先駆け的要素が強いとのことです。いずれではありますが、アジア全域にアジア枠についてのインフラが整備されていくんだと思います。そのスピードは速いのか?遅いのか?も人それぞれなのでしょう。

私も、日本自身の再整備が必要な時期なのだろうと感じています。特に、移籍のシステムについては、考えるところがあります。

posted by オクジョー | 2009-01-19 16:28

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

アジア枠いいですよね。もっと多くしてもいいと思ってるくらいです。
Jの国際的地位向上につながるんじゃないかと思うからです。
アジア選手増加→アジアのJファン増加→有望アジア人の更なる加入、となればいいですね。
最近はアジア人の欧州での活躍も目立ちますから、アジア地区(特に東アジア)における世界への登竜門的役割を担って、アジアの精鋭が集うようなリーグも面白いんじゃないですかね。
日本人の出場機会についてはそもそもJ1に18チームは多すぎると思ってたので丁度いいんじゃないかと思いますね。

posted by 通りすがり1 | 2009-01-19 16:46

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

私も賛成です。
Jのレベルアップというよりもアジアのレベルアップが必要だと思います。
アジアは広いですから、逆に日本人選手が様々な環境の国でプレイできる可能性もあるわけですし。

posted by yuu | 2009-01-19 16:53

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

桐谷さんこんにちわ^ ^

「世界の中のニッポン」からの流れを汲んで言えば、強いチームがさらに強くなり、Jのトップレベルが世界の強豪クラブと遜色ない力を持つことができれば、Jリーグ内に、選手を育てて高額で移籍させることで生き残っていくクラブも存在してくるようになると考えています。そうなれば、ヤングプレーヤーのクラブ選択肢にも変化があらわれるのではないかと思います。リーグでは中・下位ながらもそこで頑張れば出場機会がすぐにでも手に届くような若いチームがあるならば、そこで競争に勝ち試合に出ることができれば、世界にひけをとらないJのトップレベルと対戦できるわけですからね。
また、そんな若い選手がJ1から声がかからなくても、J2で頑張ってチームを昇格させれば…となりますよね。そうしたら今以上にJ2の存在意義も高くなるはずです。

僕はJリーグ内のクラブがそんなピラミッドで形成されることに期待しつつ、アジア枠の拡大にも大賛成します。仰られている内容すべてに感銘を受けています。

久しぶりのコメントゆえ、かなりかなり乱筆(いつもですが)になりました…
どうもすいません(T_T)

posted by もとぼう | 2009-01-19 16:56

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

キリタニ 様

まいどです。アジア枠は昨今の円高ウォン安の影響で韓国人選手ばっかりになってしまいましたね。
昨年末のサッカーマガジンだったかダイジェストだったかに韓国人Jリーガーのインタビューが掲載されていて、それに【韓国人選手にとってJリーグは『海外』と位置付けされている】みたいなコメントがありました。
韓国人選手から観て【海外】であり【高サラリー】で【チーム選択の自由】があるJリーグは彼等にとって魅力的なのでしょうね。
FWの件に関しましても、これも読みかじった【にわか】情報ですが、日本のゾーンディフェンスではFWとして成長出来ないみたいな記事もありました。

キリタニさん御指摘の通り、チーム数の多いJでは選手間競争が希薄になる傾向もあると感じることから、アジア枠に囚われず【ピッチ出場最小日本人数5名】くらい極端なコトしても良いのではないかと私は考えています。

名門ヴェルディもとうとう身売りの話題もあり、今季はかなり厳しい年になりそうですね。
シーズン途中に【クラブ解散】なんて事態が起こりそうな気すらしてます。
余談ですが、今季J2に昇格する、あるチームの大口スポンサーに私の会社の同業者の名前が・・・。
その御会社の規模考えたら【そんなコトしてて大丈夫なん・・・】なんて考えたりもしてます・・・。

リーグ秋開催とかJクラブ拡大とかお金の掛かる事ばかり考えずに、経営をスリム化でき、スポンサーを獲得し易い土壌を作ることを真剣に考えてほしいですね。

posted by しろーと | 2009-01-19 22:30

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

一点だけ。

>僕はそうは思わない。
>例えばイングランドには、ピッチ上ほとんど外国籍選手…などという構成が常態化しているクラブも少なくはないが、彼らがイングランドを弱くしているのだろうか?
>やはり僕はそうは思わないのである。

直近のEURO2008で、イングランド代表は予選落ちしてますが。
論旨全体はともかく、こういう例を引いてこられても説得力ないですよ。


posted by いちエンジニア | 2009-01-20 06:50

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

キリタニさん、こんにちは。
僕も、アジア枠は賛成です。
ルールの穴を突くと、浦和にいたエメルソンも入ってくるんですよね。カタール国籍ですし。移籍してくる可能性はほぼ0だけれども。
まあ、現状、特に1枠では即戦力となる韓国人選手、オーストラリア人選手に偏ってしまうのはしょうがないのかな、と思います。もう少し枠を増やして欲しいし、そもそも外人枠は必要ないものですよね。
一方で、ドイツでは自国民を一定の人数を入れれば外人枠を撤廃というルールがあるようですね。そういうルールを作っても面白いと思います。

posted by ポポンデッタ | 2009-01-20 09:39

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

いちエンジニアさんへ、

きっと一生懸命揚げ足を取る場所を探したのでしょうね。
あなたの論旨はイングランド代表が弱いということですか?EURO2008で予選落ちしただけで?EUROの歴史の中で本戦に毎回進めた国はドイツだけですよ。ということはフランス、イタリア、オランダ、スペイン代表も弱いということになりますね。それともEURO2008だけが代表のレベルを決める物差しなのでしょうか?
イングランド代表が南アフリカWC欧州予選で4節を終えて全勝で首位を独走しているという事実には見向きもせず?
またキリタニさんはプレミアリーグ、チャンピオンシップを含めたイングランド国内のピラミッドについて述べているのです。そこに代表云々の結果だけを持ってくること自体ナンセンスです。
いずれにしても、あなたのように断片的な結果だけにフォーカスした考えを持っている人にはキリタニさんの思想自体も理解できませんし、このコミュニティには相応しくありませんよ。

posted by TMN | 2009-01-20 16:26

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

アジア枠はプラス面の方が多いと思っているので私も賛成です。
桐谷さんの指摘した点以外に以下のメリットが考えられます。

●J2の競技レベル底上げあるいは維持
現状で、J2は競技レベルの格差がかなり大きいですが、アジア枠の導入でこれが減少すれば、若手の日本人選手のトレーニングの場としての質が向上するし、下位チームがいい勝負ができれば観客動員も期待できる。あるいは、J2の22チームへの拡大によるレベル低下を防ぐことができる。実は、アジア枠は当初からJ2拡大と連動していたのかもしれません。

●日本人選手の海外移籍にプラス
主力が海外移籍で抜けても代わりにある程度のレベルの選手をアジアから取れるとなれば、チームが選手を送り出しやすくなります。これは、特定の選手に依存しやすく、J1残留争いもしなければならないJ1中位以下のチームには特に影響があるでしょう。

●アジアでビジネスを展開する日本企業がJに金を出しやすくなる
放映権料が売れたとして、それが二束三文で収入の足しにならなくても、アジアに放送されるとなれば、Jクラブのスポンサーになることによる広告価値が高まります。具体的には、家電・車・バイク・食品関係などの会社が新たにスポンサーについたり、現状のスポンサーの契約金が上がることで増収につながることが期待できます。

なお、イングランドのユーロ予選敗退をプレミアリーグの外国人選手増加によるものとするのは説得力に欠けると思います。イングランド代表はこれまで常に好成績を残してきたわけではなく、ワールドカップでは94年に予選敗退、2002年も予選最後のギリシャ戦のアディショナルタイムでギリギリ予選を突破したわけで、現在特別に弱体化したとはいえません。それだけヨーロッパは競争が激しく、近年のロシア等の台頭がこれに拍車をかけています。

posted by ときどき読者 | 2009-01-20 19:14

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

韓国以外の地域からの選手獲得についてですが、Jクラブも何もしていないわけではありません。
ベトナム、香港、フィリピンなどから練習生を受け入れたクラブや、タイ人選手のいるJFLクラブもありますし、愛媛FCがベトナム代表FWレコンビンに興味を示すも断念したという経緯もありました。また今年、オーストラリア人選手が複数Kリーグクラブに入団しましたが、彼らが成功すればJリーグのクラブが引き抜きにかかるかもしれません。

■ベトナムのU17のサッカー選手、ジュビロ磐田へ2年間合流し育成研修へ
ヤマハ発動機が資金援助し、15人以上が来日予定(2006年の報道)。
http://www.thanhniennews.com/sports/?catid=5&newsid=17883
■香港からの練習生受け入れにマリノスが合意(2007年5月5日の報道)
http://web.archive.org/web/20070507092305/http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20070505-194175.html
■フィリピン・セブ島から鹿島が5人の選手を受け入れ、3ヶ月間日本でトレーニングさせる(2005年の報道)。
http://www.sunstar.com.ph/static/ceb/2005/06/17/sports/hiroshi.soccer.players.leave.for.japan.today.html
■日本とブンデスリーガでプレイし、ガンバのヘッドコーチも経験したガイナーレ鳥取のヴィタヤ・ラオハクル監督はタイ人で、チョンブリFCから21才のタイ人MFアドゥールをレンタルで獲得。
http://72.14.235.132/search?q=cache:http://www.gainare.net/site/page/gainare/player/
■愛媛がベトナム代表FWレコンビンに興味を示すも断念(2008年の報道)
Cong Vinh loses chance to play football in Japan
http://english.vietnamnet.vn/sports/2008/05/781675/

なお、Jリーグの海外放映は夢物語ではなく、既に放送されている地域もあります。
私が知る限り、去年8月からEurosport 2にてヨーロッパ全域で一週間に一試合が放送され、他に、中国、香港、インドネシア、カタール、ヨルダンなどでも放送があるそうですし、Jリーグを放送する中国の衛星放送BenSportsは中国、台湾、香港、マカオ、フィリピン、ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマーでサービスを提供しています。

下のサイトには、インドネシアで2002年にJリーグ放送の立ち上げに携わった日本人青年の体験記があり、読み物としても非常に面白いです。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Ayame/9701/110.html

また、AFCのサイトではJリーグの試合を有料でインターネット中継しています。
http://www.the-afc.tv/page/Home/0,,12620,00.html

他に、30分のダイジェスト番組もヨーロッパ全域とアメリカ、カナダ等で放送されており、下のサイトで無料で視聴できます。
http://uk.eurosport.yahoo.com/video/03122008/58/j-league-part-1-3.html

また、韓国では清水にチョ・ジェジン、名古屋にキム・ジョンウがいた2007年までJリーグの試合とハイライトが放送されていました。2009シーズンに放送が再開されるかもしれません。
http://www.channelj.co.kr/program/list.asp?block=0&gotopage=1&cate=4&sort=

ちなみに、Kリーグでタイ人が活躍したことでタイで放映権が売れた例があり、Kリーグはその再現を狙っているそうです。
http://web.archive.org/web/20080209173317/http://www.chosunonline.com/article/20080107000047

以上は、以前協会内でアジア枠の導入が話題になったときに調べて見つけた情報の一部ですが、全て貼り付けると長くなり過ぎてコメント欄を占領してしまうので、直接メールでお送りします(私はブログ等を持っていないので)。桐谷さん、もし興味がおありでしたら目を通してみてください。もちろん、目を通さなくても結構ですよ、時間の使い方は人それぞれですから。

posted by ときどき読者 | 2009-01-20 21:55

アジア枠はニッポンを強くする 【キリタニ】

コメント投稿者ID :

TMNさん。

>きっと一生懸命揚げ足を取る場所を探したのでしょうね。
>あなたの論旨はイングランド代表が弱いということですか?EURO2008で予選落ちしただけで?

違います。
キリタニさんが「外国人の台頭はイングランドを弱くしていないと思う」ということを書かれたので、「でも直近の(←ここが大事)イングランド代表の結果が悪くなってますよ」という反例を挙げただけのこと。ちなみに、イングランド代表のEURO予選落ちは24年ぶりらしいですよ。
10WC予選では確かに4連勝で首位ですけど、まだ4試合ですよ?安心するにはまだ早い、とイングランドのファンも思ってるんじゃないかな。

どうせ例を挙げるなら、EUROで優勝したスペインあたりを挙げれば良かったのに、なぜわざわざ結果の悪くなってるイングランドを?と思ったわけです。繰り返しになりますが、「例に説得力がない」と言ってるだけで、本論の是非には触れてません。念のため。

ついでに本論について自分の意見を書いておくと、アジア枠については、当面現行の1枠での施行に賛成です。1枠でもそれなりに外国へのテレビ放映権収入は見込めるだろうし、今後枠を広げるかどうかは様子を見て考えればいいでしょう。

posted by いちエンジニア | 2009-01-21 07:41

皆さんへ

コメント投稿者ID :

J改革案については、中途でコメント対応してしまうと今後書こうとしている部分と重なってしまうこともあるかと思いますので、ここでは口を噤んでおいて先に進めてしまおうと思っております。
アジア枠の自由化について僕がここではじめて語ったのは確か二年前の夏のことだったように思いますが、その際には多くの理解や同意のコメントと共に、

『まったくナンセンス…』

なんていう批判も少なくなかった気がします。やはり現実が動けば、それ自体が説得力となり、定見となり、共通認識となってゆく部分もあるのでしょうね。これが完全に自由化された時には、1枠…の踏み込みの甘さ、中途半端さが、その時になって広く理解されるのかも知れません。この無駄な規制は急いで取っ払うべきだと思います。慌てた韓国がAFC内の政治力で巻き返しをはかるに。

現状ここで僕が強調したかった部分を、 TMNさんやときどき読者さん、もとぼうさんが補完してくれていると思います。
AFC枠、外国人枠と、経済を拡げながら規制を廃していけるならば、J1でもいずれ高いレベルでの競争がなされるだろう。それによってJ1に踏みとどまる日本人選手の力は磨かれ、それは間違いなくJ2にも波及する。
そしてその最終的な手本はイングランドリーグのようなカタチであり、日本はアジアにおけるプレミアを目指すべきである…との論旨でした。きっとその最終的な姿が、ポポンデッタさんやしろーとさんの書き記してくれたドイツや日本人枠…というカタチになっていくのではないかと僕も予想します。すべてを完全に自由化したところで、日本人の価値観から、その辺に落ち着くのではないかと僕も思います。

たくさんのコメント、情報をいただきありがとうございました。

posted by 桐谷 | 2009-01-21 08:25

アジア枠はニッポンを強くする

コメント投稿者ID :

まず結論から、アジア枠の拡大は賛成!アジアに限り全面開放したいぐらいの気持ち

日本は世界のトップ10を目標にしているなら、今のアジアの選手に負けていては話にならない
確かに自国に選手に機会を奪うかもしれないが、実力が無いなら下位のリーグで精進するべきだ

日本のFWが国際試合で点が取れないのはGKに原因があると考える。Jリーグで唯一国際競争にさらされていないポジション。
JリーグのGKレベルが上がれば、FWは育つと思う。

posted by ken | 2009-01-21 12:15

アジア枠はニッポンを強くする

コメント投稿者ID :

イングランドの4連勝がまだ4試合と言いますが、EURO予選で敗退の原因になったクロアチアと再度同組になって勝っています。

ここ10年でリーグの予選が一番上がったと言われているプレミアを出すのは間違ってないのでは?

ヘイゼルの悲劇の影響で他国の一流選手がいない状況でイングランド代表のレベルが下がったのがリーグの国際化で上昇したと記憶してますがいかがでしょうか?

posted by FMTK | 2009-01-21 14:02

アジア枠はニッポンを強くする

コメント投稿者ID :

日本が強くなる可能性はありますが、韓国が日本からいろいろなものを吸収してもっと強くなる気がします。

パクチソンがたくさん出現したら・・・・

posted by 甘らお | 2009-01-22 13:42

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」