2008年12月25日
サッカーの皮肉 サッカーの不条理
バックパス禁止のルール化やベストメンバー規定に関する発言はだいぶ後退してきたかのようにみえる犬飼会長であるが、秋春制に関しては断固として折れる気配は無く、自身の再選を見越して2012年までには、チカラづくでも強行突破を仕掛けるタイミングを探してくる事だろう。この状況において、本来大切なのは歳入の維持ではなく無駄な歳出のカットであるにも関わらずに…。これも国の政治と同じである。そして国とは異なり無尽蔵に国債を発行できるわけではないので、窮したとたんに先送りは効かなくなる。今のうちにスリム化を図るべきなのだと僕は思う。(2008.12.12) 今年のオフは、いくつか少し首をひねりたくなる監督交代劇が繰り広げられた訳だが、もしこのベガルタ仙台が、手倉森誠監督を解任して事前に噂された元五輪代表監督の招聘に向かうのだとすれば、同じように釈然としない疑問が残る。現状の戦力を踏まえれば、僕は充分なパフォーマンスを見せてくれていると思うのだが…。今シーズンの何試合かを見て、そして入替戦2試合を拝見して、僕は仙台のサッカーと、ベガルタのサポーターの皆さんにとても楽しませていただいた。来シーズンこそ良いスタートを切って、ぜひJ1に返り咲いてくれる事を期待している。(2008.12.14) 今回のアデレードは鹿島と戦ったときのあの強いアデレードだったように思う。この足元の技術のおぼつかない選手たちを率いて、しっかりと繋ぐサッカーにトライし、ここまでに創り上げたビドマー監督の手腕は、やはりなかなかのものであると思う。フェイエノールトやテネリフェなど欧州での経験も豊富な人材である。欧州を知り、日本を知り、そしてアジアをも知る若き有能な指導者。いずれJリーグにおいて、彼の創り上げるチームを見てみたい。(2008.12.16) 実際にマンUが、どのレベルの“本気”で挑んできてくれるのかは分からないが、ニッポンの、Jリーグの“スペースとリズム”で、プレミアの、マンUの“スペースとスピード”に、どこまでやれるのか、或いはどこまでヤラれるのか…を、個人的にはチェックしてみたい。彼らの“本気度”にもよるが、ガチンコならば、中盤でさえまず前も向かせてもらえない展開になるのではと予想する。アジアで見る遠藤保仁のキープ力も粉砕されるのかも知れない。僕なら予め彼を下げて、低い位置から前線に勝負のパスを出させたいところだが、今回は正攻法のぶつかり合いを見てみたい。(2008.12.18) CWC決勝戦。皮肉なもので、一人多くなって攻めざるを得なくなったキトと、それによって逆に得点のチャンスを拡げる事ができたマンU。もしもあのまま11対11のまま試合が進んでいたならば、キトはPK決着にまで持ち込む事もできたかも知れない。サッカーの不条理がまざまざと露になった試合であったと思う。GKカレロはこれで引退と聞いたが、幾つかすごい反応を見せられた。こんなGKをぜひJでも見てみたい。そしてやっぱりルーニー…。今が彼の絶頂期なのだと思う。この瞬間を見逃してはならない。(2008.12.22) 昨夜、やっとサッカー批評最新号のオシムさんのインタビューを拝見した。木村元彦さんとのやりとりということもあったのだろうが、彼にしては珍しく、ストレートに今後の協会での仕事、JFAにおける取り組みに意欲を見せているセリフもあり、アドバイザー契約の解除は彼からすれば意外でもあり、また辛い通告であっただろうことをうかがわせる。勿論インタビューがあったのは“通告前”の事である。彼はCWCのガンバを、遠藤保仁を見てくれただろうか…。彼の運動量と判断力、パススピードの意識と前へのトライを見てくれただろうか…。痕跡は確かに残っている。この国のいたるところに、それは息づいている。(2008.12.23) ★サッカーブログランキング…応援のクリック、いつも本当にありがとうございます★ ⇒⇒⇒人気blogランキングへ *今後ブログタイトルの下に日替わりの一言コラムを毎日更新させていだく予定でおります。
posted by 桐谷 |08:00 |
一言コラム |
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長文である必要はありませんし、挨拶や賛辞を強制するものでも決してありません。サッカーの知識などなくても構いませんし、本文との脈絡も問いません。
皆さんでご自由に言葉を交し合ってください。僕自身はここでの議論を辞退いたします。
皆様のご協力に感謝いたします。
posted by 桐谷 | 2008-12-25 10:09
サッカーの皮肉 サッカーの不条理 【キリタニ】
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さすがに組織からスポイルもしくスピンアウトした人の意見は違うね。
組織の意思決定をどう変えていくかの手法なら高い次元でいくらでもあるんだが、あなたには想像もできないんだねぇ。だから、こんなネットと言う暗闇から叫ぶことしかできんのだろう。
それじゃ、何も変わらないし、出来ないよ。
posted by 忠告 | 2008-12-25 10:57
サッカーの皮肉 サッカーの不条理 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
さすがに組織からスポイルされたか、組織が合わなくてスピンアウトした人の意見は違うね。よっぽど組織が嫌いなんだなぁ。
組織の意思決定をどう変えていくかという手法ならいくらでもあるんだが、あなたには想像もできないんだろう。だから、こんなネットと言う暗闇から叫ぶことしか出来ないんだな。そんな叫びなど明るみに居る権力者には絶対に伝わらないし、ましてや変えることなど出来ないよ。
大人の意思決定というものを学ぶことが出来れば、それからこのテーマに取り組みなさい。
それがせめてもの忠告。
posted by 忠告 | 2008-12-25 11:09
サッカーの皮肉 サッカーの不条理 【キリタニ】
コメント投稿者ID :
桐谷さん、メリークリスマス(って今頃かよ!)
CWC改革案。おそらく最高のプランだと思います。
またそれに対するコメントも見ました、みんな真面目に考えてるんですね。
この国のミライは明るい。かな。
FIFAにはもちろんアマチュアも加盟してる訳ですから単純に括って語ってしまってはいけないんですけど、プロスポーツは不公平で不条理で弱肉強食なものだと私は思っています。主催大会を見ても真の勝者を決めるという目的の他に興行の成功や今後の戦略のようなものが見て取れますがそれが間違っているとは思いません。興行が成立しなければプロは成り立たないですもんね。
マンUやミランが本気で「宇宙一」になりたくて日本に来たとはどうも私は思えないんですが別に責める気もありません。FIFAやUEFAとの関係を良好にしておきたいとか自分達にとってもビジネスチャンスがあると考えて不思議はありませんよね。
TOYOTAカップから続くCWCの流れはアジア戦略と世界的競争力のあるトヨタが目的としてあったのかもしれません。(日本には他にサッカーに理解のある大手飲料会社もありますしね)
ただ、これからアジア戦略は中国やインド、オイルマネーのある国へとシフトしていくのではないでしょうか。日本はアジアで最高にオーガナイズされた(一番ギャラも高い)自国リーグを持っていますが、そのトップチームは欧州に比べるととても貧弱です。FIFAが「そろそろ潮時、UAEにでも肩入れしちゃおかな」と思っても仕方ないでしょうね。
まぁFIFAがどうだろうと日本が(トップチームが)強ければ何の問題も無いんですから。そのための戦略が必要だろうと思う訳です。
日本代表を短期間に強くするのはとても難しい、不可能に近いかもしれない。
しかし一つのクラブチームが強くなっていくのは経済力があれば可能です。
この際欧州並みの規制緩和もやっちゃいましょう。少なくともアジア選手枠全廃しましょう。FIFAが苦言を呈してくる位のことやっちゃいましょう。
ね!犬飼会長。
posted by CHUE | 2008-12-26 16:16
CHUEさんへ
コメント投稿者ID :
>桐谷さん、メリークリスマス(って今頃かよ!)
蹴導さんにも言われたから、これで今年4人目の『メリクリbyオッサン』です^^;実際夢見も非常に芳しくなかった…;;これは来年のNGワード候補です。
CHUEさんもおっしゃってくれたように、僕自身Jリーグ改革は絶対に必要だと思っていて、その骨格はまさにあなたが前々回(かな?)言ってくれたものとほぼ同じものです。そしてこれはサッカー批評最新刊を見るとオシムさんも遠まわしに言ってくれているようですね。
去年書いたものとコンセプト自体は変わりませんが、もう一度少し練り上げた『理想』について書いてみたいと思っています。
前回のCWC改革の編もそうなのですが、この手の僕の『改革案』はアクセス数からみても、コメントから見ても本当に不人気なのです^^;
『戦評』と銘打てばたくさん見てもらえるんですがね。次回は『犬飼VSキリタニ (Jリーグカイカク案) 【戦評】』のタイトルにしようかな。そうすればアクセス数もかなり稼げるかも知れませんネ。
CHUEさんもこの部分は同じ主張を持ってられるのだと思いますが、僕は日本代表を強くするにはJリーグを強くする事が一番効果的だと思っています。
現時点で見れば、“どんな手を使ってでも…”です。
その点で外国人枠については言及されねばならない。また機会があればお付き合いください。
年末はどうやって過ごされるんでしょう。
僕は休めれば自宅でお笑いでも見ながら寝て過ごします。サッカー批評も3刊前からちゃんと読んでないし、少しパワーを溜めてまた来年“吐き出したいっ”と思っております^^
posted by 桐谷 | 2008-12-27 12:03
サッカーの皮肉 サッカーの不条理
コメント投稿者ID :
>年末はどうやって過ごされるんでしょう。
僕は休めれば自宅でお笑いでも見ながら寝て過ごします。
私も一番のリラックス法はお笑いです。今年のM-1グランプリには少し失望しましたが、まぁ吉本主催の大会ですから..
桐谷さんはどう感じられたでしょうか。小さな事務所の新しいスタイルの若手達にはポジティブなものを感じましたけど。
”800時間の邂逅”のエントリーも読みました。私には桐谷さんに何も強いる権利はありませんが、多くの人がいわゆるリードオンリーゲストとしてこのブログを楽しみにしているのだと思います。
私は「個人は元々対立している」という概念からスタートすれば他者とどう接すればいいのか分かり易いと思うのです。
他者と反対の意見を持つのは自然なことなので負のエネルギーをぶつけたりするのは意味ないことだと気付くはずです。
覚えているでしょうか、
”オシムに訊け ~小野剛技術委員長に告ぐ~”で私はあなたの意見や考察に真っ向からの反対意見を幾つも上げたコメントを書きました。桐谷さんは見事に論破し、私は降参宣言をしましたね。
それでいいんだと思います。何の遺恨も残る必要がないのです。意見は固有のものであって誰の干渉も受けない。人を傷つけたり不利益を与えたりしなければ発言の自由は誰にもあります。他者を打ち負かすことと意見を発することは全く違うものです。
私たちの大切なもの、大好きなものである日本サッカーを語り合える場があることはとても幸せなことです。
ありがとうございます。
posted by CHUE | 2008-12-27 13:05
CHUEさんへ
コメント投稿者ID :
>”オシムに訊け ~小野剛技術委員長に告ぐ~”で私はあなたの意見や考察に真っ向からの反対意見を幾つも上げたコメントを書きました。
覚えていますよ^^
僕はね、あの時あなたにおちょくられていると思っていたんです。あなたは全部そんなことお見通しで、しかも僕がどう返すのかも知っていて楽しんでいるんじゃないかと思った訳です。
で、実際にあなたの問いに答えてみると、僕が本文や他者とのやりとりで言い切れていなかった部分、明瞭に論じきれていなかった部分が、キレイに言い切れたようなそんな爽快感を味わう事ができた。
そしてすべて言い終えた後で、
“ああ、この人は俺の同志なんだな…”と素直に思えました。“応援してくる人だったんだな…”と。
あんなにいっぱい書かされてムカついたけど^^;
>私は「個人は元々対立している」という概念からスタートすれば他者とどう接すればいいのか分かり易いと思うのです。
確かになるほどそう思うわけです。
しかし、僕のようなものはバカだから時々それに脊髄反射してしまうんですよネ^^;
ヤラれてもヤリ返さない強い人たちがいる…。僕もそうならなければならないと思いながら、あの日のルーニーのように、そこで止まれずにヤッてしまいたくなる自分も居たりするのです。まあ皆さんに教えられながら、少しずつ我慢する事を覚えようと思います。これでも大分忍耐力は増強されたんです^^
>今年のM-1グランプリには少し失望しましたが
同感です。毎年その思いが強くなってまいります。
本日は“スベばな”の日ですヨ。久しぶりに腹の底から笑ってやりたいと思とります^^
posted by 桐谷 | 2008-12-27 13:40
サッカーの皮肉 サッカーの不条理
コメント投稿者ID :
あっ、今気付いたけど。
>他者と反対の意見を持つのは自然なことなので負のエネルギーをぶつけたりするのは意味ないことだと気付くはずです。
と
>他者を打ち負かすことと意見を発することは全く違うものです。
桐谷さんに向けた言葉ではありませんよ、ここでのコメントにたまに悪意を感じられるものがあるのでそちらに向けたつもりで書いたんですけど誤解し易い書き方でした。すみません。
>ヤラれてもヤリ返さない強い人たちがいる…。僕もそうならなければならないと思いながら、あの日のルーニーのように、そこで止まれずにヤッてしまいたくなる自分も居たりするのです。
私も同じなんです。だからCWCで舐められているのが我慢できなくて協会やビッグクラブチームにハッパをかけているつもりなのです。日本の中でだけなら今のJリーグに大きく不満がある訳ではないのです。
今夜のあの番組たのしみですね!
posted by CHUE | 2008-12-27 14:48
CHUEさんへ
コメント投稿者ID :
>私も同じなんです。
そうでしたか^^;
僕は何の信仰も持ちませんが、『右の頬を打たれたら…』よりは『目には目を…』の方が性格的にしっくりくる性質なのです。
だから車を運転していても、後ろから煽られればわざとゆっくり走ってやりますし、理不尽な事を言われたり要求されたりすれば1mmたりとも譲歩できない性分なのです。
お互い短気は損気です。
スベばなでも見て、年の瀬をまったり過ごしましょう^^
posted by 桐谷 | 2008-12-27 15:06
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