2008年10月22日

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

2007.11.16 オシム急性脳梗塞で倒れる。

2007.11.17 川淵会長「脳が異常な形で腫れており、寝たきりの状態。この状態が続けば次の治療に進めるのか…」「命だけはとりとめて欲しい…」と涙。(livedoorrスポーツ)

2007.11.26 深夜よりオシムの意識が回復しはじめた…と家族がJFAへ連絡(その時点では非公開)

2007.11.27 田嶋専務理事、小野技術委員長が、会見で岡田武史氏に正式要請することを明らかにする

2007.11.27 田嶋専務理事、オシムの意識回復をプレスにはじめて明かす。「少し反応した。話をしたというほどではないが、コミュニケーションがとれたと聞いている」と説明。(産経)

2007.12.07  岡田新監督就任会見 川淵会長「オシム監督が元気になった時、こういう決断もやむを得なかったと理解してもらえると思いますし、そうした日が早くくることを心から願っています」(スポーツナビ)

2007.12.27 川淵会長、会話に問題なく歩行するまでに回復したオシムと面会も、監督交代の件には触れず。川淵会長「今年中にこんな(回復した)状態で会えると思わず、夢のよう。早くカムバックして、どんな形であれ日本サッカーの発展に貢献してもらえれば」。

2008.10.17 オシム、J監督への復帰を熱望(サンスポ.COM)

2008.10.21 川淵Cはオシム氏現場復帰に慎重。「オシムさんが来日したら一度会いたい」と明言し、契約延長へ向けての話をする予定。犬飼会長も「オシムさんの意思を尊重する」と話したが「第一線でやるのは健康的にどうだろうか」と現場復帰には慎重な姿勢を見せた。(スポニチ)

2008.10.22 イビチャ・オシム来日


ここに何を見、何を読み取るのかは、それぞれの立場、感性、洞察力、価値観によって、さまざまでしょう。ここからどんな意図を読み取り、それぞれのどんな都合や思惑を推察するかは、受け取る側のリテラシーの問題なのだと僕は思う。そしてこの経緯は、ここからのオシムの身の振り方にも、もしかしたら深部で、僕らの目の届かない暗部で、絡んでくるものかも知れない。もし、JFAとの関係が今ここで断ち切られようとも…である。

手前味噌な抽出であり、編集だといってしまえばそれも正解。…ほんとうの真実など、きっと人の数だけ存在する。それぞれが自らの考察により、ほんとうの真実を掴み取ればいいし、掴み取らなくてもいっこうに構わない。ただ、それだけのことです。

『めんどくせえーーーーーーーっ!』
と何度も思いながらも、こうして僕がここに踏みとどまってこれたのは、オシムさんのサッカーをどうしてももう一度見たかったから、そして皆さんのオシムさんへ対する強い思いに支えられてのことです。今一度、皆さんに感謝するとともに、今こうして再び同じ希望を共有する日が訪れてくれたことに対して、すべての方々にお礼を言います。ほんとうにありがとう。

余白があるようなので、最後に僕の好きなこの言葉を。

束縛があるからこそ 私は飛べるのだ、
悲しみがあるからこそ 高く舞い上がれるのだ、
逆境があるからこそ 私は走れるのだ、
涙があるからこそ 私は前に進めるのだ。
                           マハトマ・ガンジー

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posted by 桐谷 |11:46 | オシムJAPAN | コメント(13) | トラックバック(3)
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素晴らしい試合とサッカーの真実 【キリタニ】 【キリタニブログ】

素晴らしい試合だった。 JFA、岡田監督、選手、そして僕達ファン・サポーター。これでやっと、それぞれが本当の意味でのスタートラインに立つことができたのだとすれば、これまでのどの試合よりも価値があった。僕はそう思っている。 一言でいえば、これがワールドカップ挑戦者と、ワールドカップ参加者との違いである。 この日の韓国のデキが良かったとは僕はちっとも思わないが、球際の勝負ひとつひとつ、それぞれの背中に背負った覚悟のようなものひとつひとつ、そしてチームとしての目的意識、プラン、それを実践するためのゲームイ

2010-02-15 11:46 | 続きを読む
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2010-02-15 11:47 | 続きを読む
Jリーグ歴代監督ランキングTOP 10 【キリタニ】 【キリタニブログ】

前回のコメント欄にも書きましたが、僕の評価基準は、 与えられたチーム戦力を、如何にして育み成長させながら、サッカーの結果と内容に結びつけたか……になります。 よって、結果それ自体が絶対の価値基準とはなりませんし、さらにサッカーの好悪といった個人的な趣味の部分も当然のように加味しております。今回もそれを御理解のうえで、この独断と偏見に満ちたランキングをお愉しみください^^(評価対象はJリーグでの活動期間のみとなります) 1位 イビチャ・オシム(元ジェフ市原・千葉) 僕はあまり夢見がちなタイプのニンゲ

2010-04-14 11:29 | 続きを読む
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posted by 桐谷 | 2008-10-22 12:11

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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こんにちわ、いつも楽しみに拝見しています。

キリタニさんのオシム論を読むと、その中に沢山の愛情があるのを感じます。
オシム・サッカーに対して、
イビチャ・オシムという人間に対して、
深い、深い愛情を持っていらっしゃるのでしょうね…。

オシムさんがもう一度、Jクラブの指揮を取ってくれたらどんなに素晴らしいでしょう。
それは確かに、私たちサッカーファンの夢です。
でも何よりも今は、彼自身の健康をことを思いやりたいですね。
脳梗塞は簡単な病気ではありません。
後遺症もあるでしょうし、100%元の状態に戻らないかもしれません。
今の彼にとって無理のない環境で、サッカーに関わってくれたら…。
彼自身が楽しめる環境に行ってくれたら…。
それで満足すべきなのかもしれません。

また重責を担わせて、同じようなことが起こらないように。

posted by ごえもん | 2008-10-22 12:37

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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桐谷さん、こんにちは。
コメント書いてない時も相変わらずこっそり拝見してますw

オシムさんについては、みんな様々な思い、見方がありますよね。
今回の来日後の会見においても意欲的やら消極的やら…
いかようにも解釈できるような表現で、それだけでもオシムさん健在だなあとうれしくなります。

「これで今日のリハビリは終わりです」
何気ない一言で幸せになれる自分がいます。
愛すべき師が今後いかにサッカーに関わっていってもらえるのかが楽しみ。
欲を言えば…日本で。

posted by moneru01 | 2008-10-22 13:36

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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オシム、キターーーー!!inJAPAN!!
だだただ、もうそれだけで嬉しすぎます。。。

何度も何度も思い、言いすぎてますが、
オシムが日本を選んでくれていることに、感謝の言葉しかありません。

キリタニさんやオシムを慕う僕らの未来に、一体どんな結末が待っているのかまだ分かりませんが、今はただ、オシムと桐谷さんのブログに感謝せずにはいられません。
ありがとうございます。。。

(いつもこんな感情論ですみません。。。サッカー知らないもので。。。)

posted by ゴロー | 2008-10-22 14:53

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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桐谷さん、同感です。

>犬飼会長も「オシムさんの意思を尊重する」と話したが「第一線でやるのは健康的にどうだろうか」と現場復帰には慎重な姿勢を見せた。

オシム氏がそれを(現場復帰)望み、オファーする側が瑕疵のリスクを把握しているならば、回復が遅れようと寿命が縮まろうと医師が反対しようと他人が介入するべきではないのではと思うのです。
哲学めいた話になって申し訳ありませんが人間はすべていつか必ず死にます、死を敗北と捉える限り勝利は存在しません。
わたしもオシムサッカーの信奉者です、できることならもう一度あの鮮烈な記憶が本当だったことを確かめたい。でもオシム氏にお願いすることが許されるはずもありません、あくまでも本人と家族の問題であるはずです。
QOLなどとのたまうつもりはありませんが、人生から目的が失われた時、その人の心情を思うと察してあまりあるものがあるような気がするのです。

posted by CHUE | 2008-10-22 16:40

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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オシムだ~
い 生きてる 
う 動いてるぅ~

「祖母力」の一節を思い出します。
祖母井さんが苦労の末やっとオシムとの契約を取り付けた時にオシムに問い掛けた質問です。
「ジェフだけじゃなく必ず日本サッカー界にとって必要になる時がくる、その時はお願いしてよろしいでしょうか」という問いに、曖昧に笑ってどちらとも付かない返事をしたそうですね。
オシムは今も、あの時の祖母井さんの問いかけに答え続けているのかな。なんて勝手に想像(妄想?)して目頭を熱くしています(苦笑)
まあ、涙腺が緩むにはまだ早いのでこれは男泣きです。

とにかく、今後の動向を息を潜めて見守りたいと思います。
そして遠くグルノーブルのあの人はどう動くのか・・・。

今回のコメントってやっぱり著作権に引っかかるのでしょうか、その時は記載しなくて結構です。

posted by スナフキン | 2008-10-22 20:50

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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オシムさん、写真で見る限り元気そうでしたね。
コートジボワール対パラグアイ戦で見た(距離にして10m弱)オシムさんは階段降りるのもしんどそうにしていましたから。帰りの地下鉄で誘ってくれた知人と
『監督復帰なんてありえないね。』と寂しく言ってたのを思い出します。
今は元気な姿を確認出来ただけで十分です。これからの動向を静かに見守ります。勿論見守る先には皆さんと同じ事を考えつつ。

posted by リベリー | 2008-10-22 22:47

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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私はあの恐ろしく鋭い眼光が好きです。
その奥に見える優しさと悲しみ...

オシムが倒れたという一方を聞いたとき、
ウソだろ。
と思い、川渕...(えっと今の肩書きなんだっけ?)の会見で私も涙しました。
そして、再び自分の足で歩き、言葉をしゃべるの見て、
意識不明の状態だったの?と疑ってしまうほど。

私は何でも疑い症でテレビのバラエティも結局“ヤラセ”なんですよね。某氏はそれを“演出”といってますが。
そんな番組にも“アドリブ”の場面があり、売れっ子芸人や便利なタレントの腕の見せ所。
互いの特徴やネタを理解した上で、様々な振りをして、流れるように落ちへ持っていきます。期待したとおりの(笑)
逆に裏をかいて落とさないバリエーションも。
分かっていても実に面白い。

ある面、見習って欲しいところです。肩の力を抜いて...

posted by 1234 | 2008-10-22 23:19

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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キリタニさま、はじめまして
いつも拝見させていただいています

左手が思うように動かせない身体のままで
いつ病が再発するかも知れないリスクを負いながら
故郷からみれば地図の果てにある島国へもう一度向かう心境って・・
どんな思いで家を出てきたんでしょうね

本当に生きることとサッカーが重なる人
権力やカネや思想よりサッカーに生きる人

決して諦めず戦い続けるオシムさんの生き方が
いろんなしがらみをすべて取り払った後に残る
「真実」なのだと思います

posted by yonda | 2008-10-23 02:18

Re:イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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見当違いかも知れませんが、長年サッカーと野球をボーッと見ている自分には、オシム氏と楽天・野村監督が重なって見える時があります。
オシム氏は異国の人であり、タイプも違うのですが、両氏共 非常に人間的魅力に溢れています。

私はオシム氏のファンでありますが。

願わくば再び日本で、オシム氏にタクトを…と思いつつも、

日本を想ってくれる以上に故郷を愛しているであろうオシム氏、

終演(終焉)の地は、畳の上でなく 故郷で、と願うのもまた真実であります。。

posted by 小石 | 2008-10-23 09:20

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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キリタニ先生、おはようございます。
浦和負けてしまいました・・・・・号泣2号
ガンバに頑張ってもらいましょう・・・・・爆笑2号
それを踏まえての書き込みです。
先生、何があってもどっちのブログもやめないでくださいませ!
一生に一度のおねがいです。(10月23日限定かきこ)

posted by Fuming | 2008-10-23 10:11

イビチャ・オシムと真実 【キリタニ】

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桐谷さんへ。

こんにちわ。
ヨーロッパの映画を見ていると、その映画のストーリーやテーマ等とは関係なく「その人がその人であること」をつきつけられることが多いように感じます。
そのひとがその人であるために引き受ける覚悟、責任、孤独の重さや、だからこそ手に入れられる自由、というもの価値。個人主義、ということなのかもしれませんが、私達日本人が同じ重さ深さを体感することは難しいのかもしれませんね。

どのような選択であっても、まずオシムの自由が最大限生かされて欲しいと思います。そして長い年月あらゆるものを引き受けてきた彼の選択を心から尊重したいと思います。

posted by 夜長姫 | 2008-10-23 11:22

皆さんへ

コメント投稿者ID :

体調も悪く、気力も萎えてしまっているオシムさんを、強引にこの国のサッカーの現場へ引きずり出し、クラブチームの指揮を取らせろ…と、そんな思いでオシムさんの復帰を望んでいるニンゲンなど一人も居ないはず。
僕自身その一人であるし、オシムさん自身、そんな考など毛頭ないはずです。

ただし、病気以来、そのキツイいリハビリに彼を向かわせたものは何だったのだろうか?何が、彼をこうしてまたこの国に舞い戻らせ、サッカーとの関わりを繋がせようとしているのだろうか…と、考えたとき、僕は僕らニッポン人の、もしかしたら不理解に基づいた表層の解釈が、そんな彼の夢や希望の芽を、無意識のうちに摘んでしまわねば良いな…と思っています。それがたとえ“無知なる良識”や“善意なる自粛”等といったものであったとしても。

そしてまたそのような状況を、自らの体裁のために醸成しようとするものがもし居たとするならば、己の“無力”を知りつつ、何かできことを、でき得る限りの事をしていこうと思っています。

何ものにも邪魔されず、オシムさんはオシムさん自身の選択をし、その人生を全うする。たとえそこに日本のサッカーとの繋がりが保たれずとも、僕はそれが彼自身の選択であり、誰からも束縛や制約を受けぬものである限り、心から祝福したいと思っています。それが一番大切なことであり、お世話になった彼へこの国ができる最大の恩返しであると。

今回もたくさんのコメントをありがとうございました。この月末は少し忙しくて、またここに書き残しておきたいこともいくつもあるので、失礼ながらこのまま先に進ませていただきたいと思います。

しばらくオシムさんには久しぶりの日本でゆっくりくつろいでいただいて、その後の彼の言葉や動きを待ちたいと思います。希望を持ちつつ、一緒にそれを見守ってゆきましょう。

posted by 桐谷 | 2008-10-23 17:06

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