2008年07月30日
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニ】
岡田ジャパンと反町五輪代表。 机上のコンセプトやイデオロギーの部分に違いはあったとしても、僕から見ればこの2つのチームは似ている…。いや、少しずつだがよく似てきている…と思う。 こう言うと反町監督を、或いは岡田監督を貶すか、あるいはその両方の意を含んだ皮肉のようにも受け取られるかも知れないが、僕が言いたいのは良くも悪くもこれがありのままの日本サッカーの実像、現在地であり、この国の頂点に在るべきサッカーのカタチとして、この実像に対して、どのような方向性を指し示し、未来への橋渡しをするのか…という部分こそが、本来日本のような発展途上国の代表監督にとって、一番大切な、不可欠な要素なのだと思う。 まずこの五輪が終わったら、次の五輪代表監督の選出に取り掛かる前に、2014年に向けた方向性を仮にでも明確に定め、そのノウハウを持ちピッチ上に表現し得る次期A代表監督の人選と双方のコンセンサスの擦り合わせに着手して欲しい。五輪代表監督の人選は、それに没交渉で進められるべきではなく、原則としてそれに倣うべきだ。僕自身は、A代表と共に五輪代表をも同時に指揮してくれる指導者が望ましいと思うし、A代表に対するB代表のような位置づけでこのカテゴリーを活用することが望ましいものと考える。 本心を言えば、WCアジア最終予選が終わったならば、速やかにそんな新体制へと移行してゆくのが妥当な選択なのではないかと思っている。 このアルゼンチン戦、勝利への執念、接近戦での闘争心といった部分で、やはり万全の構え、高いモチベーションで対戦相手が向かってきてくれたゲームとは言えなかったとは思う。が、それでもこれだけの相手に対して、リトリートした陣形で大きな破綻を見せずに1失点で切り抜け、また恐がらずに後ろから繋ぎ、流れの中からいくつかの得点チャンスを生み出せたことは、高く評価されて良いものと思う。 本番であればきっとこうはいかないだろうし、またこれに積極的に勝ちに行こうとすれば、この内容も結果もまったく参考にならぬ“大惨事”に見舞われることになるとは思うが、少なくとも勝ち点1を狙いにいく戦いをすれば、大きな破綻なく戦える…本番前に、その自信、その手応えを得られたことは、チームにとって非常に大きかったのではないかと思う。 細かな点を幾つかあげれば、速攻と遅攻の使い分けの判断にまだまだ“甘さ”があると思う。 そしてこのチームの攻撃における一番のストロングポイント、右サイドを攻めあがる内田篤人を徹底的に活かす為にも、本田圭佑の左右の大きな動きと、ドリブルでの積極的な仕掛けを、 もっともっと意識付けて取り組んでいって欲しい。そしてさらにできることならば、シャドーの谷口博之のポジションに入る選手に対しては、時間ごと状況ごとに、トップのサポートに入るのか、それとも中盤と連動すべく下がってパスコースへ顔出しするのか…これは速攻と遅攻の使い分けに直接関わる要素なのだと思うが、そこにメリハリをつけてポジショニングを取れれば、苦しい状況のチームにもっともっと貢献できるものと思う。もっともこれはトップに李忠成や森本貴幸が入れば、自ずとその構えも違ってくるのだろうが、この試合においては豊田陽平を孤立させ、彼の持ち味を活かす事ができていなかった事も確かだと思う。グループリーグの相手を見れば、やはり前線で身体を当ててボールに絡んでいける谷口博之への反町監督の期待は非常に大きいのだと思う。難しい役割を担う事になるだろうが、僕はこのポジションが北京五輪におけるひとつの見所、キーポイントになるのだと思っている。戦略的にも谷口博之の健闘に期待したいところだ。 海外サッカーには疎く、特にリーガエスパニョーラもポルトガルリーグもほとんど見る機会がないので、ディマリアもアグエロもガゴも、ほとんど名前ぐらいしか知らなかったが、強豪国にはやはり素晴らしい選手たちが無尽蔵に産み出される土壌が在る…という事を改めて思い知らされた。 特にガゴは素晴らしい。クリスチャン・ロナウドやリケルメを11人集めても世界一のチームは作れないと思うが、ガゴならば作れるかも…そう思わせる選手だった。 アルゼンチンの側から見れば、この日のパフォーマンスは大いに不満であり、北京五輪に向けて若干の不安を抱えることになったかも知れないが、メッシがいようがいまいが、結果どうあれ、この国が今現在世界のトップにあることは間違いないと思う。 リケルメのパスではなく、その2つ前のボールを受ける動きと状況認識・察知力。 そしてディマリアの、ドリブルの前の、ペナルティエリアを意識したムーブとポジショニングと駆け引き。 さらにマスチェラーノの、危機察知力と躊躇のないファール、イエローカードの活用。 ひとつずつあげてゆけばキリがないが、いつか日本が彼らのように強くなるのだとすれば、今より一階級上の技術と共に、当たり前のようにそんな要素さえ身につけて戦うことができていることだろうと思う。 久しぶりに、非常に有意義な、代表強化試合が見られたと思う。 純粋に、楽しい試合だった。 ★サッカーブログランキング…応援のクリック、いつも本当にありがとうございます★ ⇒⇒⇒人気blogランキングへ キリタニ100法『安心実現内閣という喜劇』 *現在このエントリーは、コメント欄に認証システムを導入しております。参加を希望される方は、ご面倒をおかけ致しますが【スポナビ、そしてサッカーに集うすべての皆様へ】にて当ブログのコメント欄に対するコンセプションを一度ご確認のうえ、コメントをお寄せください。
posted by 桐谷 |11:44 |
2008 北京オリンピック代表 |
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posted by 桐谷 | 2008-07-30 11:49
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニ】
いや~楽しい試合でしたね~ 日本の守備面で自陣に引いてブロックしそれなりに機能していたのはよかったと思います。
それにしてもそれなりに出来れば出来るほど、決定的な差が如実に分かるってのが面白いですね。特にトラップ。基本的なことなんでしょうけど、プレスにいっても引っ掛けられないのは、パスだしが早くシンプルにアルゼンチンがはたいてるから以上に、トラップから出すまでが早い。ここが日本と決定的に違いましたね。同じくワンタッチ、ツータッチで出すにしても、受けてからの時間がまったく違うからこそ差が出るんでしょうね。
いずれにせよ世界との差がどこにあるのか分かるのって面白いです。それだけ日本も成長してるってことなんでしょう。
posted by ペン太郎 | 2008-07-30 12:25
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニ】
久しぶりにテレビ見入ってしまい、アルゼンチン選手の細かい技術の高さに感嘆&楽しい試合でした。出来れば生観戦したかった。。。アルゼンチンサッカーが好きなんで、もちろんアルゼンチンを応援しますが、、、
日本も良かったと思います。
posted by ★ | 2008-07-30 13:41
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニ】
行ってきました。国立。
桐谷さんがおっしゃるとおりガゴ、昨日の試合では一番眼に止まりました。それでもレアルではポジション取れていないのですね。今後に期待です。
ペン太郎さんの指摘にもあるようにトラップですかね、それと判断力と判断の早さですかね。ボールが来る前に次のパスコースを想定して蹴り易いところに落とし、ルックアップしてパスコース消されてたら、切り返して次の選択肢に。
やってる事単純なのですけどそこに明確なプレーの意志と動作の美しさを感じるアルゼンチンの選手。そんな事考えながらあっという間の前半終了でした。
後半は暫くしたら豪雨、先に非難した隣の席の小学生に
『また後でな』と声を掛けるとにっこり笑顔で返されるも二度と席に戻れませんでした。
まあ、貴重な経験ということで。
posted by リベリー | 2008-07-30 14:16
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニ】
感慨深い試合でした。
調整段階の強化試合とはいえ、多くの成長と共に、多くのポジティブな課題が見えた試合でしたね。
何故そう想ったのか解らないのですが、過去10年の日本サッカーの歩みを思い出し、今後10年の日本サッカーへの想いが溢れてきました。
きっと、やっとここまで来れたという気持ちと、まだまだ大きな壁を幾つも越えて進まなければならないという気持ちがそう想わせたのでしょう。
五輪以降により明確になっていきますが、2010年までは、岡田-反町ラインでの共同体制が日本代表チームのスタンダードになります。
2人の連携を示唆するかのように、今の五輪チームもあるタイミングを境にA代表と色濃く連動してきました。
2000年を越えた頃から、私の望む代表チーム体制は、桐谷さんの仰るような核となる指導者をメインに据えて、その世界観を共有できる指導者をサブに据える構成で、A代表や五輪・若年層を指導する2頭体制を理想としてきました。
今回、皮肉な事にそのシステムだけが似たようなカタチで実現していきそうです。
私の中では、岡田氏は勿論、反町氏もまだ実力・経験共に日本代表チームを預けるに足る指導者ではありませんので、2人の共同体制に抱く期待感は薄く、依然として、良質の指導者を求める想いは強いです。
しかしながら、次世代の為に、2頭体制のような同質の強化・継続を目的としたシステムだけでもしっかりと根付いてくれればというパラドックスが生まれているのも事実です。
急遽、国立での観戦ができなくなったのが残念でしたが、何か多くの雑感を得た試合でした。^^
posted by プーアール | 2008-07-30 17:22
桐谷さんへ
ご無沙汰いたしております。
EURO 露―西戦あたりから急に忙しくなってしまい、約1ヵ月間、ROMだけで失礼させて頂いておりました。
いくつか重要なトピックス、エントリーがあり、皆さんのコメントも含め、一時の休息を潤わしていただきました。
実はまだまだ多忙さは続いており、アルゼンチン戦も見ていないのですが、かなり期待できる内容だったようで、「早く見たい・・・」とデスクに向かいながら、気もそぞろにソワソワしております(^^;
落ち着いたら、約1か月間の「録り貯め」を一気に見るつもりです。
そう言えば、我が教え子を探してみて頂いたようで、ありがとうございます。
が、もう少し勿体ぶらせて頂き、答えはばらさないでおきます(笑
現在のトリニータは、2人の優れたブラジル人ボランチコンビが機能しており、彼が割り込む隙はそうそうないと思いますが、目の前の「良い教材」から、少しでも多くのことを吸収してほしいなぁ・・・と思っています。
無論、金崎選手や西川選手らによる「良い刺激」も励みにしながら。
何か、完全に独り言のような私信になってしまいすいません。
表示頂かなくて大丈夫ですので、お気になさらず。
「無駄なスクロールを増やさない!」
・・・これも「エコ」ですかね?
posted by reckless | 2008-07-30 21:23
ペン太郎さんへ
> いや~楽しい試合でしたね~ 日本の守備面で自陣に引いてブロックしそれなりに機能していたのはよかったと思います。
なんか昨今のジェフのゲームを見るような展開でしたね。こういう我慢のゲームも僕は嫌いではないんですヨ。ジェフが現状Jクラブ相手にさえあれほどうまく繋げない事を考えれば、五輪代表は七八分の状態のアルゼンチンといえども、よくあれだけのボール回しができたものだ…と高く評価したいと思います。
おっしゃる通りトラップ・ボールコントロールの部分で彼らの実力は際立っていたと思います。
日本の選手も“正確”にボールコントロールできるようにはなりましたが、彼らにはそれに加えて“速さ”がある。同じツータッチでも球離れの“間合い”が圧倒的に早い。
それだけ、ボールを受ける前の“準備”ができているということだと思います。特にガゴのそれ、リケルメのそれは際立っていたように思います。
それにプラスして個々の“キープ力”ですね。この相反する2つの要素を最高の水準で併せ持つからこそ、常に世界最高のサッカーを展開し得るのでしょうね。
日本の成長とともに、本当に良いものを見せてもらいましたネ。
posted by 桐谷 | 2008-07-30 23:28
★さんへ
>アルゼンチンサッカーが好きなんで、もちろんアルゼンチンを応援しますが
北京では日本を応援してくださいヨ^^
これにバネガもいれば、メッシもいれば、テベスも、カンビアッソもいる。世界一の選手層かもしれませんね。
posted by 桐谷 | 2008-07-30 23:38
リベリーさんへ
>ペン太郎さんの指摘にもあるようにトラップですかね、それと判断力と判断の早さですかね。ボールが来る前に次のパスコースを想定して蹴り易いところに落とし、ルックアップしてパスコース消されてたら、切り返して次の選択肢に。
ペン太郎さんのところでも書きましたが、あなたがおっしゃるように技術プラス“準備”の問題なのだと思います。要するに身体もそうですが、頭も常に働いているんですよね。またキープもできちゃうことで、日本選手より常に1つ多くの選択肢を持ち得ている…そういう部分が一寸の余裕と精度を生むのだと思います。
またパス&ムーブの基本も誠実にこなしていますね。しかもハーフスピードとフルスピードのメリハリが効いている。日本人選手のフリーランニングがダラダラしたものに映ってしまう…それは南米選手独特のメリハリの効いたフリーランニングとの対比でそう見えてしまっているように思います。リケルメがボールを持って前を向いたときの前線の動きなどは、本当にスピード感と迫力に満ちていました。敵ながら思わずゾクゾクとした興奮を感じました^^;
>後半は暫くしたら豪雨、先に非難した隣の席の小学生に『また後でな』と声を掛けるとにっこり笑顔で返されるも二度と席に戻れませんでした。まあ、貴重な経験ということで。
あの雨の中、観戦を貫徹した訳ですネ。素晴らしい根性じゃないですか^^僕ならば絶対にできませんネ。
あれだけの集中豪雨はなかなか経験できるものではありませんよね。くれぐれも風邪を引かないように。良いゲームが見れて何よりでした^^
posted by 桐谷 | 2008-07-30 23:52
プーアールさんへ
>感慨深い試合でした。
調整段階の強化試合とはいえ、多くの成長と共に、多くのポジティブな課題が見えた試合でしたね。
何故そう想ったのか解らないのですが、過去10年の日本サッカーの歩みを思い出し、今後10年の日本サッカーへの想いが溢れてきました。
このゲームがたいそう気に入ったようですネ^^
本文を見ればなかなか素直に表現されていない気もするのですが、僕もこのゲームとても気に入りました。反町さんの五輪代表は、本番を前にしてひとまず及第点のつけられるチームに仕上がったように思います。
>今回、皮肉な事にそのシステムだけが似たようなカタチで実現していきそうです。
私の中では、岡田氏は勿論、反町氏もまだ実力・経験共に日本代表チームを預けるに足る指導者ではありませんので、2人の共同体制に抱く期待感は薄く、依然として、良質の指導者を求める想いは強いです。
僕もそう考えています。
僕にとって一番自然な、理想的な流れは、オシムさんとそれを支える城福、大木体制…のようなカタチだったのですが、JFAにオシムを復帰させる意志もなく、また城福さんは新たな冒険に踏み出してしまった以上、完全にその夢が断たれてしまった格好です^^;だからこそまた城福さんには、この挑戦を必ず成功させて欲しいのですけどネ。
とにかくこれで北京は少し期待をもって観戦できる気がしております。個人的にはグループリーグ突破うんぬんよりも、今現在の日本の実力を不足無く出し切ってくれれば大成功であると思っています。
楽しみに見守りましょう。
posted by 桐谷 | 2008-07-31 00:08
recklessさんへ
お久しぶりでした^^
お忙しい中書き込みありがとうございます。
アルゼンチン戦はとても良い試合ができたと思います。勿論強いアルゼンチンですから互角の攻防が見られた…とは言いませんが、そこそこ勝負できた試合…ではあったと思います。ただし、これは見る人によって感想は異なるでしょうが。
大分、本当によく頑張っていますね。
金崎くんもA代表に召集されましたし、森重真人も西川周作も、この試合で非常に良いパフォーマンスを見せてくれました。大分の皆さんもさぞ北京五輪を楽しみにしていることでしょうね。
recklessさんの秘蔵っ子のデビュー、僕も楽しみに待っております。その際は【未表示希望】のコメントでこっそり教えてください。二人でお祝いしましょう^^
まだしばらく忙しい日々が続かれるという事で、夏バテしないようにお仕事頑張ってください。北京五輪が始まったらまた一緒に盛り上がりましょう^^
posted by 桐谷 | 2008-07-31 00:21
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニ】
キリタニさんへ
いよいよオリンピックですね。地上波を試聴しない(できない)私はしばらく蚊帳の外
状態となってしまいますが、やる以上は良い結果を期待します。
で、蚊帳の外なんで、というわけでもないですが、失礼して全く違う話を。
前のエントリーでプーアールさんが書かれていらっしゃった;
>そして、たった1つの解決策とは、これらの立場の違うJFA(Jリーグ)・各クラブ
>チーム(自治体)・選手会・サポ有識者の全てが同じテーブルについた議論以外には有
>り得ないと想っております。
これを実現する方法はないでしょうかね?
色々考えていたのですが、鹿島のオリヴェイラ監督の退席のこともあり、まずはじめ
に手をつけるべきなのは、「審判問題」のような気がしています。
人違いカード事件なんてのも、再度起きていますね。もし人違いで、2枚目などで退場に
なっていたらどうするのでしょうか?J2では確か退場になったのでは?
で、サポ有識者としてやるのは、審判員の方への直接的な非難や判定への異議を前面に
立てるのではなくてですね;
「結果的な誤審はサッカーの要素である」
ということを、プレイヤー側にもオーディエンス側にも納得できるような、言葉の真の
意味で確立することを目指すべきだと考えています。
それは、方法論的には、実は意外と簡単なことだと思うのですよね。
・試合後に審判員の会見を設け、カードが出された点の説明をしていただく。
・試合中でも退場に関しては場内へアナウンスか表示をする。
・後からVTRなどで見直して明らかな誤審の場合は謝罪し、カード等処分は検討する。
・得点の取り消しはさすがにできないので謝罪するしかないと思われるが、それでも
現状よりはまし。そこまでの決定的な誤審の場合は、審判員への罰則もあって良いかも
しれない。
・そこまで審判に要求する以上、試合中の選手側からの抗議は、抗議するほうも覚悟
してね、という規則も必要かもしれない。
・審判・判定への発言規制・報道規制を解除する。
等々、ざっとですが、もっと良いプランはあると思います。要するにオープンにしようと
いうことです。
もちろん”保護”がなくなるので審判諸氏は切磋琢磨していただかなければなりませんが、
案外とオープンにすることを歓迎される審判の方も多いのでは?とも推測しています。
是非審判員の方のご意見を伺いたいものです。
よく吟味していただくとわかると思うのですが、審判の価値・地位・権威を今より
本質的に高くしよう、というのがポイントです。要するに”尊敬される審判像”を
確立して、そこへ近づけることが大事かな、と思います。
最後のやつなんてのは、突き詰めると憲法違反になるのでは?‥などと大げさですが、
ここが改善されるだけでも、かなり変わるはずなのですけどね。
ざっと見てオリヴェイラ監督の言わんとしたことに触れた記事は、後藤健生さんの書か
れた文章しか見つかりませんでした。
ttp://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2008072818404602.html
と、いうか現状の報道姿勢は戦時下の”翼賛報道”と本質的に同じことをしていると
いうことがわかっているのでしょうか?
報道人としての姿勢やプライドを問いたいところです。
そうでもしないと、いつまで経っても同じことが繰り返され、サポーター同士のいがみ合い
の一因にもなり、ケガをさせてしまうようなプレイと単なるボディコンタクトの差異も
明確でなく、日本選手のボディコンタクトは強くならず、外国人選手にも嫌気をさされ、
観客としても嫌気がさして‥
まず、こういうことで風穴が開けられると劇的に変わってくると思うのですが、JFA主導
では期待できそうもないので、サポ有識者という視点で何かできないものでしょうか。
とても困難なこととは思いますが。
しかし隠蔽することで、JFA側に一体どのようなメリットがあるのか、非常に疑問なのです
けど、これはどなたかに教えていただきたいところです。JFAの人とか投稿してくれない
でしょうかね?
posted by くまお | 2008-08-01 07:26
【キリタニさんへ】~あきら@です
ご無沙汰しております、昨日浦和-バイエルン戦に行っていました、あきら@です。
さすがにEUROシルバー(やはり本命というのは、は勝てない宿命なのか?)2トップ、いとも簡単にスキをつき、ウラをかき、そして決める。少なくとも前半は本気だったバイエルン、堪能できました。浦和選手は、もっと挑むプレーをして欲しかったな。そんな試合でした。
さてさて、アルゼンチン戦、代表戦では久しぶりの「ワクワクする感情」があった試合でした。勿論相手は「流している」様子で、こちらはいっぱいいっぱいに見えました。
それでも、強いチームへの対処(方法はキリタニさんが本文に書いてらっしゃるとおり)、という「目指すもの」は感じられた試合でしたね。
反面、甘さはまだまだ感じられました。例えば攻撃なら、仕掛けかキープか。守備なら、当たるかディレイか。動きにしても、どこへ動くか、あるいは待つか。この辺はアルゼンチン、個としても、チームとしても整っている様子でしたね。
メンバーを見ると、リーガを席巻する面々も(ガゴ・アグエロは、OAでない)、しかもOAも強烈なメンバー。
同組ではないとはいえ、こういう相手と対戦するのに、この人選で大丈夫かな?という不安はあります。
ただ、現状そこまで候補メンバーの能力差は歴然としていないでしょうし、選ばれたメンバーは、「引き金を引いた後、もう戻れない」そう思って本番に臨んでほしいですね。
posted by あきら@ | 2008-08-01 19:04
くまおさんへ
実は今年の春に
“審判問題の本質と佐藤隆治氏の成長”
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kiritanishin/article/115
というエントリーを上げているのですが、それと少し関わりのあるコメントかなと思って自分のそれを読み返してみました。そしたらその際もくまおさんはこの問題についてコメントして下さっているんですね。僕も同様に非常に重大な問題だと思っています。“秋春”をゴリ押しする以上にずっと。
そしてそろそろ具体的な何か…を打ち出すべきタイミングなのだと思います。現状をただ看過しているのは明らかな怠慢であると僕も思います。
審判の問題は、今現在互いに抱え込んでしまっている“負”の感情をどうやって解消するのか?そして新しい信頼関係をどうやって育んでいくのか?
スキルの向上と共に、その感情の修復という要素も絶対に必要なのだと僕は思っています。
たとえば僕がこのブログを立ち上げたとき、それはそれはたくさんの批判や中傷を受けたのです。そして今にして知ったのですが、そのコメントを追ってみるとたくさんの“匿名”の中に混じって、同じくこのスポナビのブログを執筆していた方々も少なくなかったのです。
確かに僕の文章に“生意気”な部分があったのかも知れませんが(それはまったく今も変わらない訳ですが^^;)、投げつけられたコメントの内容をつぶさに見れば要するに、
『おまえのようなド素人が知ったかぶって何を偉そうに語るか…。とっとと止めてしまえ、目障りな』
という趣なのです。それぞれに話題は異なっても、感情的にはそういうことなのだ…と僕は読み解きました。そしてそれが集団心理に火をつけたように…憎悪の塊となって一斉に投げつけられる。
まあ、まるで次元の違う話かも知れませんが、僕がここで何を言いたかったかと言うと、良くも悪くも日本人には付和雷同の気質、村八分の気質があるように思うのです。ワイドショーにも良く見られるような集団ヒステリー、集団リンチのような、そういう負の要素が、この審判問題にもすでに生じてしまっているのではないか…と僕は思います。いわばすでに理を飛び越えて、感情が先走っているような感が…。そしてその関係修復の案を、今こそ真剣に考え、実行に移さねばならぬ時期なのではないか…と。そうすることによってしか、協調・共生に足る信頼関係は構築されてゆかないのではないか…と。
そしてその取り組みの中で、オリヴェイラ監督のような方々、異国人・異文化からの視点が、示唆してくれる事こそ、真摯に耳を傾けてゆくべきだと僕は思います。良薬が口に苦いように、耳障りな忠告こそ役に立つものだと僕は思います。
力量の足らない審判に怒りをぶつける前に、僕はその過ち自体を、庇護し、放置し、さらに隠蔽さえしようとする協会・Jリーグの体質にこそ、もっともっと僕たちは怒るべきなのだと思います。そこが変わらなければ、ここから前へ進むことはできない…僕はそう思っています。
posted by 桐谷 | 2008-08-01 23:23
あきら@さんへ
> さすがにEUROシルバー(やはり本命というのは、は勝てない宿命なのか?)2トップ、いとも簡単にスキをつき、ウラをかき、そして決める。少なくとも前半は本気だったバイエルン、堪能できました。浦和選手は、もっと挑むプレーをして欲しかったな。そんな試合でした。
僕もスカパで拝見しましたよ。
浦和の選手もハッチャキになって戦える状況・モチベーションではなかったようですね。お客様の入りももう一つに見受けられましたし、そろそろこういう企画モノは終わりなのかな…と僕的にはそこに目が行きました^^;
バイエルンは他所の集金遠征クラブに比べれば、そこそこやってくれてましたネ。ただしTV観戦ながら僕の見積もりでは前半も六分の頑張りだったように思いました…浦和サポの皆さんには怒られるかもしれませんが^^;
五輪代表については、仰るとおり『勝ち点1、我慢のゲーム』というタスクに対しては、ある程度の見通しが立ったように思います。もしアメリカに勝利する事ができれば、GL3試合のうち2試合はそういうケースの戦い方になるでしょうから、これは大きな自信、武器になるかも知れません。
ただしその逆の展開になってしまえば、ありありと実力差が暴かれるでしょうネ。ビンタではなく往復ビンタを立て続けに喰らうような展開も充分にあり得るものと思っています。
結局、攻撃は誰が出てもなかなか苦しいでしょうから、やや守備的な編成になったのも致し方ないことなのかも知れませんね。この試合のように、数で守っている分攻めに回ったときが最大のピンチですから、少ない人数でいかに効率よく攻め切るか…要するに下手なカウンターをどう構築するか…を、残された一週間でしっかりと磨いて欲しいと思います。
楽しみに見守りましょう^^
posted by 桐谷 | 2008-08-01 23:51
【キリンCC】 対アルゼンチン 戦評 【キリタニさんへ】
7/29 アルゼンチン戦 僕なりの感想を言えば、1998年フランスワールドカップの時から彼我の差は変わっていないんだな・・・という事です。
守備はそこそこ抑えられるが、後半30分前には1点取られてしまいこれで負ける事はないと相手に安心感を与えてしまう。これが後半30分過ぎ欲を言えば後半35分過ぎまで0点に抑えられれば相手の焦りを呼べるのですが。
点数を付けると40点の試合だったと見ています。
僕の戦前の予想では、守備は大きく破綻する事はなく抑えられるだろうからどれだけ攻撃の形を作れるかがポイントだと思っていましたが、それなりに出来ていたので攻撃面には60点を付けています。
いずれにしても、予選トーナメント突破の為には、アメリカ戦で2点ナイジェリア及びオランダ戦で1点以上点を取る必要でしょうから(3試合とも0点に抑えきるのは難しいと予想しています)攻撃陣のがんばりに期待しましょう。
ベスト8でメッシがいるアルゼンチンと対戦出来るように応援するつもりです。
posted by ロベルト・ジーコ・ロッシ | 2008-08-05 22:09


