2008年07月23日
西川周作とフェアプレー
『イエローカードをわざともらった』 という西川周作のブログでの発言が物議をかもしているそうだ。 テーマとしてはさほど惹かれるものではないのだが、ある種奇妙な“現象”にも見え、一言問題定義してみたい感情に囚われた。 一部には、故意にイエローをもらう行為が非である…という方も居られるのだろう。 『サッカーというスポーツはフェアープレー精神に則り、不可抗力以外のあらゆる故意の反則をしてはいけないスポーツだからである…。当然、反則覚悟、イエロー・レッド覚悟のスライディングやタックルもしてはいけない。WC出場を賭けた1点リードのロスタイムにも、選手は全力で走り、急いでスローインを投入しなければならない…』 という方々たちだ。誰かがそう言うのならば、現実のサッカーの有様はともあれ、その思想自体を僕は否定しない。 しかし、現実のサッカーをよく認識したファンであれば、今回のゲーム中の行為そのものを否定する…という方々はあまり居られないのではないか…と、僕は思う。なぜならWC最終予選で、同じようなシチュエーションがあれば、闘莉王に、阿部勇樹に、大久保嘉人に、サッカーファンの多くはぼんやりとでもそれを期待するだろうし、僕のような不埒な者であれば、逆にそんな選択を回避する一選手をみて“甘い”となじるのかも知れない。 であれば問題は、これを“公言”してしまったことにあるのだと思うが、その“行為”自体にさしたる非がないと認めるものであれば、果たしてそれを言ったか言わなかったか…というその選択に、これほど目くじらを立てたり、罰則を振りかざしたりするべきものなのだろうか? これが助長するものとは、いったい何だろうか? 世の中には表と裏があり、タテマエとホンネがある。正直は美徳ではなく、黙することがこの世の得なのだ…。メディアやサポーターの前でホンネを曝け出すのは得策ではないな。これからはタテマエとホンネを上手に使い分けよう。ブログなんか書くの損だな…面倒くさいし。 西川君がそうでないことを祈りながら、僕ならば間違いなくそう思うだろう。 それが“善悪”の本質を、そしてその規準を彼に教えるのだろうか?“フェアプレー”の精神とは…果たしてそういうものだろうか? ルールに不備があれば、先にそれを正せば良い。Jリーグが、今回の顛末を『フェアプレーに反する。けしからんっ!』と憤るならば、Jリーグ独自で“代表召集時においては執行を延期し、復帰時に出場停止を適用”と一言規約に添えれば、同じ問題(これを問題とするならば…の話だが)は起こらない筈である。 それもしないで、選手の口だけを封じて“フェアプレー”の是非を論ずる…。それも文化といってしまえばそれまでだろうが、それがサッカーの子供たちに教えるものはいったい何なのだろうか? 政治家や官僚たちは、確かに頭の良い人たちだ。 『ごめんなさい。私がズルをしました』とは、絶対に言わない。そして誰も責任を取らない…。 プロ野球選手や芸能人たちは、或る意味気の毒な人たちだ。 『ラブホテルに入りました。モチロンやりましたヨ』とは、絶対に言えない。けれども痛烈な批判と罰が待ち受けている…。無名という安全地帯に居て、僕らはそれを笑ったり囃したりして日々の退屈をやり過ごす。 勝った負けたのように、言った言わない…は、確かに明確な基準ではあろう。が、果たしてそれが物事の本質なのだろうか。 僕もまた賢き一人の“無名”である。 そして出来得ることならば、いつか“正義”の番人…の仲間入りをしたいと思っている。“正義”の基準…を、いつの日か持ち得れば…の話ではあるが…。 最後に、 西川周作くん、がんばれ! 北京五輪、きっと見せてくれる…と期待しています。 ★サッカーブログランキング…応援のクリック、いつも本当にありがとうございます★ ⇒⇒⇒人気blogランキングへ キリタニ100法『 この苦しみの正体 』掲載いたしました。こちらもよろしくお願いします。 *現在このエントリーは、コメント欄に認証システムを導入しております。参加を希望される方は、ご面倒をおかけ致しますが【スポナビ、そしてサッカーに集うすべての皆様へ】にて当ブログのコメント欄に対するコンセプションを一度ご確認のうえ、コメントをお寄せください。
posted by 桐谷 |17:21 |
Jリーグ |
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皆様のご協力に感謝いたします。
posted by 桐谷 | 2008-07-23 17:33
西川周作とフェアプレー 【キリタニ】
失言の借りはプレーで返せ。そして結果を出せ。頼むぞ、西川くん。五輪代表の守護神よ。そしてフル代表へと昇華してくれ。川口、楢崎、川島、この3人の争いに加わる資格は十分にある。
posted by 失言妄想 | 2008-07-23 18:11
キリタニさんへ
キリタニさんは行為自体に問題が無いのなら言った言わないはそれほど問題ではないのではないかと仰っていますが、それはどうかと思います。
これを機会にというのも月並みな話ですが、実際常々私はJリーグもしくは各クラブには各選手に主にメディア対応などのいわゆる「外交」の指導をもっとしてほしいと感じています。これは将来海外に出て行くような選手のためにもなると思います。
欧州のサッカー選手やアメリカのプロスポーツ選手たちは本格デビュー前からコーチらにそういった指導を受けています(特に組織的なのは後者だと感じます。そういう関係担当のコーチがいますし。)。たかがタテマエ、されどタテマエと思います。
今回のケースも「あれはわざとカードをもらったという意味合いもあるのですか?」などと意地悪な質問をされたわけでもないのに(Jでこの手の質問をする記者もあまりいなそうですが)、自分から言って何の得もないのに、と思います。仮にそういう質問をされても、
「それはないな、僕は試合中そんなことを考えられるほどクレバーじゃない(笑)。僕はいつも試合中チームのために貢献することだけを考えているからね。」
とか優等生的に受け流しとけばいい問題と思います。
今回の発言(ではないか)は公にしたから罰則などという問題ではないという部分には同意ですが、まさか本人が公にしたからといって「なるほど、そういう意図があったのか。ナイス判断♪」と称賛されると思ったわけでもないだろうに無用な・・・と思います。
posted by コルッカ | 2008-07-23 18:55
西川周作とフェアプレー 【キリタニ】
はじめまして、初めてコメントさせていただきます。
今回の件はある種プロレスと一緒のような気がします。
プロレスガチンコで試合をせずに、八百長をしていると。
プロレスファンからしてみれば何をいまさら・・・というのと一緒のような気がします。
審判が見ていなければユニフォームを引っ張ったり
足がかかっていないのにあたかも引っかかって転んだように見せかけてファールをもらったり
痛くもないのにしばらく痛がって時間を稼いだり
わざと遠くへボールを投げて、味方のプレーヤーが自陣へ戻る時間を稼いだり
それらの行為は、サッカーにおいては賢いプレーとして賞賛されるわけですからね。
今回の件はみんな知っているのに、一部の人が騒いでいるだけにしか感じません。
posted by だよね | 2008-07-23 19:05
西川周作とフェアプレー 【キリタニ】
自分もルールの不備だと思います。但し執行延期ではなく逆方向、つまり「代表召集によりクラブの試合に出場不能となった場合、それ以前に累積していたカードは帳消し」とすればよいと思います。
こうすれば代表への選手差出しによるクラブの負担感が多少なりとも改善しますし、代表の価値も若干上がるように思います。該当選手のファンにも嬉しいでしょうし、選手本人にとっても問題ないでしょう。
posted by kuku | 2008-07-23 19:25
西川周作とフェアプレー 【キリタニ】
行為自体はプロとして当然だと思います。
それを公言したからといってここまで騒ぐ事はないのではと思っています。
フェアプレーをして負けるぐらいなら、汚くても勝てばいいと思っているサッカー観ですので。
posted by しん | 2008-07-23 22:37
西川周作とフェアプレー
西川くんは良い経験をしましたね。
何もなく過ごしてきた人間よりも、何らかの問題を突きつけられた経験のある人間の方が逞しく成長する事もあります。
今後の彼の活躍を楽しみにしたいですね。
桐谷さん、それにしても暑い日が続きますね~。^^;
話題を変えていいものか、少し悩みましたが、お約束通りに前々回エントリーの返コメで頂いていた下記の件についてお話させてください。
>実はまたプーアールレポをちびちび読み始めているところなのですが、犬飼さんのJFA会長就任についてあなたがどう感じているか、非常に興味深いところですね。またどこかのエントリーででもぜひお聞かせいただければと思います。
会長選の在り方については割愛させていただいて、新会長犬飼氏についての雑感という事で少し長くなりますが、新会長就任時に書き留めたメモを簡略化したものになります。
実は、犬飼氏個人には非常に高い期待を持っております。
しかし、それは信頼の上で成立しているものではなく、まだ何も始まっていない時点でネガティブな懸念を抱くよりは、希望的観測を持っていたいという脆弱な願望でもあります。
成功を収めた浦和でのビジネスモデルが、チーム強化→集客・回収力強化→地域密着・貢献という理に適った構造プロセスであった事から、優先順位を見極める才は間違いないでしょう。
そして、その構想には地域・環境・社会といった未来への建設的な配慮が見えた事から、大局を見る志自体は健全であると推測しております。
これらは、ドイツ・オランダ・イギリスでの良質のクラブチームのビジネスモデルや社会とスポーツの関係性を経営者の立場として学ぶ機会に恵まれた事が大きかったのではないでしょうか。
つまり、組織のトップとして手腕を振るう権限を与えられた場合の実行能力や経営手腕に関しては期待をしております。
しかし、JFAという魑魅魍魎の巣窟で、どの程度の活動巾を持って行動が許されるか、あるいは行動する為の環境を切り開いていけるかどうかといった懸念もあります。
JFAでの経験が浅く、FIFAやJOCとのパイプもまだ弱い犬飼氏にとっては、独自色の強いアイデアを実現させる為の根回しがスムースにできる環境であるかどうかは重要な問題になります。
そして、ここでは割愛しますが、犬飼氏も癒着や縁故に関しての黒い噂が無い訳ではありませんので、弱みで取り込まれて傀儡化したり、新たな権力に溺れる懸念も無いとは言い切れません。
しかしながら、元来は、リーダーシップを発揮する事に異常なまでの生甲斐を見出している方なので、もし院政狸が圧力を掛けてきた場合には衝突は免れないと予想しております。
そして、衝突するからには、中途半端な抑止力を互いに持った均衡バランスに落ち着くのではなく、必ずはっきりとした形で院政狸の無力化を計ってもらわねばなりません。
それは、前任者を負の独裁者として糾弾してきた我々にとっては非常に皮肉な事なのですが、犬飼氏が良い仕事を行える条件の1つは、極端に言えば、自由に手腕を振るえる独裁者に近い環境が整った時であると推測しているからです。
前任者は院政への足掛かり、あるいはAFCやFIFAへの尽きぬ自らの野望の為に、他のカードの擁立が困難であったとは言え、かなりリスキーなカードを新会長として選択したと想います。
そして、我々にとっては大きな絶対値を持つカードが提示されたと想っております。
正に振れた場合には大きな改善が施され、負に振れた場合には大きな混乱を呼ぶ事になるでしょう。
日本全国の地域とのインフラが整いつつある現状のJFAにおいては、トップダウンの政策が浸透しやすい土壌ができている為に、今後は正負のどちらかに大きく振れていくと推測します。
我々にとっては、またもやリスクを負う状況にはなりますが、前任者と違うのは、犬飼氏がデシジョンメーカーとしての権利と共にその義務や責任についての理解もしっかりしているという事でしょうか。
いずれにしても、現状のJFAのままで良い筈はなく、そういう意味では変革への大きなパワーを持つ犬飼新会長の就任は、事無かれ主義者の就任よりは改善の可能性を秘めているでしょう。
しかしながら、どうしても拭い去れない懸念の1つに期間調整の為の短期政権ではないか、という考え方があります。
亡き長沼氏が敷いた暗黙の会長就任期間は、W杯後に就任した新会長が次のW杯と共に勇退するという2期4年制でした。
しかし、それをドイツの惨敗がありながらも、私欲のために3期6年という中途半端な任期を前任者が強引に勤めたために、現在66歳の犬飼氏にとっては既に選択の難しい未来が待ち受けております。
犬飼氏が最長任期を勤めたとしても2期4年であり、そうなるとまたしてもW杯とW杯の間の中途半端な時期に次の新会長を迎える事になる為に、後継者次第ではありますが、1期2年という短命政権で勇退する可能性も捨て切れません。
私個人としては、間違いなく強引にでも2期4年を務めるであろうと推測しておりますが、もし1期2年での勇退が規定事項であれば、決して何もできないとは言いませんが、何かを大きく変えていくには短すぎる任期でしょう。
そんな付帯状況を考えると、浦和でのビジネスモデル同様に初動としてのチーム強化プロセスを早急に始めるだろうと予測しておりますが、代表チームの強化や価値向上への動きが既に見え始めましたね。
最後に、桐谷さんや私も含めここに集う人達にとって、希望を感じる話をします。
犬飼氏は、昨秋のオーストリアで開催された3大陸トーナメントに参加したオシムジャパンに帯同して、大会での戦いぶりを見終えた後にこう言われたそうです。
『今、日本サッカーの究極がここにある。目指す方向性は間違っていない。あとはその方法だけだ。』
スパッと言い切れない緩い見解で申し訳ありませんが、今は確信にまで至らない期待を込めて、犬飼新会長の船出を見つめている状態です。^^;
間違いなく何かを打ち出さずにはいられないタイプのトップですので、我々はそれが良策であるのかどうかを慎重に見極めなければならないでしょう。
特に、組織運営におけるトップダウン思考とともに中央集権的な考えが少し強いように見受けられますので、地方の自治体を中心とするJクラブチームとの温度差や軋轢のようなものが生まれるのではないかと懸念しております。
ニーズとトレンドをよく弁えた有能なブレーンを傍に置く事が犬飼氏には必要であると感じますが、自己顕示欲というか、自主性が強い為に、あまりブレーンも機能しないかもしれません。
いずれにしても、良策が続けば、有言実行型の強いリーダーとして称えられるでしょうが、悪策に転じる事が多いようであれば、新たな独裁者の誕生となります。
ただ、なんとなくサッカー観だけは合いそうな気がしますがね。^^
以上が私の犬飼新会長に対する印象ですが、桐谷さんや皆さんはどのように想われますか?
posted by プーアール | 2008-07-24 00:36
西川周作とフェアプレー
>Jリーグもしくは各クラブには各選手に主にメディア対応などのいわゆる「外交」の指導をもっとしてほしいと感じています。
僕もそれ思ってました。確かプロ野球は全チームのプロ入り1年生を集めて研修みたいなことやってますよね。問題児だったダルビッシュも今や日本を代表するプロ野球選手に成長しましたもんね。(実力だけじゃなく)
Jは、インタビューの受け答えが下手な(嫌いな)選手が多すぎですよね。毛嫌いされるメディアにも一因はあるのかも知れませんが。ピッチの上だけがプロサッカー選手の仕事ではないことを、カズやゴンがこれから後輩達に教えていってほしいですね。
桐谷さん、先日、セレッソが負けて八つ当たりのような取りとめのないコメントを書いてしまったのは、私です。HN間違いました。すみません。。
posted by hiro@cerezo | 2008-07-24 00:37
失言妄想さんへ
>川口、楢崎、川島、この3人の争いに加わる資格は十分にある。
日本代表のGKもそろそろ新しい時代に突入してゆかなければなりませんね。
西川周作、川島永嗣、そして菅野孝憲、僕もこの3人の中から次の10年を背負うGKが出てくるような気がしています。
posted by 桐谷 | 2008-07-24 06:52
コルッカさんへ
メディア対応のスキルを学ぶべき…という部分はその通りなのでしょうね。僕もそれは否定しません。
しかし、そういう枝葉の問題と、本質の問題があって、僕がここで語らせてもらったのは本質の部分なのです。
メディア対応をうまくすることと、“善悪”の問題、“フェアプレー精神”の問題とは、僕の観念からすれば関わりがない。
彼は会見で自分自身のおそらくは“真実”であるところを否定して、“うそ”を語ったと謝罪しましたね。そこに本当の反省が込められているかいないかは別として、そうやって強要された“フリ”を演じる事が、果たして“善”であるか“フェアプレー”であるか…?ということなのです。
そしてそれを強要するこちら側の世界が、果たして本質的な“善”を“フェアプレー”を教えることになるのだろうか…という疑問を僕は提示したのです。
>優等生的に受け流しとけばいい問題と思います。
そうすれば最初から問題にはならなかったのは確かでしょうね。けれども事ここに至って、西川くんを加害者にしたのみで終わらせてしまっていいのか…?問題の本質を、僕らも考えるべきなのでは?と僕は思っています。
posted by 桐谷 | 2008-07-24 07:21
西川周作とフェアプレー
桐谷さん
毎度、御無沙汰のしろーとです。
今回の件、私的にはTOTOという【公営ギャンブル】の対象になっている【Jリーグ】であるが故、この発言は許してはならないと考えています。
純粋に【プロサッカー】として見た場合、【代表戦】として見た場合、この様な想いで行動に出ることについて賛否するつもりはありません。ただ公表してしまったことについては『もうちょっと大人の対応しないと・・・』とは西川選手に対しては思っています。
しかしながら【J】は公営ギャンブルの対象であること、選手は忘れてはなりません。そしてクラブもそのことはしっかり選手に教育しておくべきであります。日本は平和な国なので、おそらくそんなことはないと思いますが、世界レベルの視野で見れば、過去WCでDFのオウンゴールで負けた後、ギャンブルの腹いせで該当選手が射殺された選手だっているのも事実ではないでしょうか?
(ちょっとハナシ飛躍し過ぎな解釈かも知れませんが・・・。)
Jリーグの事情聴取・注意も『フェアプレー』は建前であって、『TOTOもあるんやから・・・』が本音ではないでしょうかね?
この件、私もつたないブログ主として考えるトコありますね・・・。
本音をストレートに書けば炎上するし、言葉が足りなくても炎上する・・・。一言一句を全てとして炎上する。
『なんだかなぁ~』そんなコトもチラチラ考えたりしてしまう自分も居てますね。
もうちょっと【文章の全体観】で何かを感じてくれればなぁ~なんと思ったりするのは甘えでしょうかね・・・?
西川選手は、考え改めるトコは改める。気持ち切り替えてヤルことはヤル。それで良いと思います。
和製チラベルト?(最近誰も言わないですね)
彼のFKゴールが見たいJファンのオッサンでした。
posted by しろーと | 2008-07-24 11:31
西川周作とフェアプレー
私は非常に問題にすべきと思いますね。出場停止くらい課してもいいと思います。
桐谷さんの言うとおり、わざとやった行為が悪いというのか、それを公言したことが悪いのかという考えですけど、私はやることは全然問題ないと思うんです。計算して出来るだけ自分達に有利に働くようにするのは問題ないと思うんですが、それを公言する事が非常に問題だと。
なぜか? そもそもイエローカードは反則を行なったから提示されるものですよね。つまりわざとルール違反をしましたと自ら公言したと。これは管理する立場から言えば、どう考えても許されることではないと思うんです。ルールは守るためにあるわけですから。(あくまでタテマエですけど。)これを見過ごせば、今後わざとやってもいいという事を認めたと同じになってしまうと思うんですよ。こうなってくるとルールは何のためにあるのかと言う事になってしまう。ですから、管理する立場としてはそれなりの処分をするのは当然だと思いますし、しなければならないと思います。でなければ示しが付かないと。
結局西川が軽率だったといわざるをえません。なにも表面上は何でイエロだよー! とか言いながら心で舌出してりゃいいのに、わざわざ公言するから問題になるんだと。暗黙の了解だから言ってもいいという油断があったんでしょうね。まあ、正直といえば正直ですがね。
posted by ペン太郎 | 2008-07-24 12:19
西川周作とフェアプレー
世間一般の良識とプロスポーツ界の良識とでは若干ズレがあると思っています。
しかしながら、プロである以上、対世間を相手にしなければなりません。
そこで、必要になるのが良識のズレを埋める暗黙のルールだと思います。
もちろん、キリタニさんがおっしゃるように、ある程度サッカーを認識しているファンは今回の件に対して寛容であり、罰則を与えるのはおかしいと思うかもしれませんが、西川選手の行為は対世間を想定した暗黙のルールを犯したと考えています。
暗黙のルール故に罰則を加えることは疑問ですが、プロとして十分反省すべき行為だったと思います。
この暗黙のルールの明文化というのは、やはり反対です。
明文化する際必ず世間一般の常識に合致するようになり、プロスポーツの良識を機微に感じるファンの楽しみを奪うことになると思うからです。
posted by Kuni | 2008-07-24 17:56
だよねさんへ
>今回の件はみんな知っているのに、一部の人が騒いでいるだけにしか感じません。
これが『アンフェア』である。
と断じるのであれば僕は理解するのです。
が、やってもいいけど言ってはダメ…のシステムをそのままに、西川くん一人を加害者扱いにするサッカー界の『フェアネス』とは一体何なのか?そしてこのままでいいの?
ということを問題定義したかったのですけどネ^^;
posted by 桐谷 | 2008-07-25 00:04
kukuさんへ
>但し執行延期ではなく逆方向、つまり「代表召集によりクラブの試合に出場不能となった場合、それ以前に累積していたカードは帳消し」とすればよいと思います。
おもしろいアイディアですネ。
僕も現状の矛盾を抱えたまま、何事もなかったかのようにこの現実を看過し、口だけを封じるシステムを存続するならば、その方がずっと良いと思います。
ただし僕は意外にモラリストの面もありますから^^;恩赦のような法の在り方はキライなのです。罪は罪としてキチンと裁かれることが望ましく、やはりそれは事後に執行されるべきものだと考えます。
posted by 桐谷 | 2008-07-25 00:11
しんさんへ
>フェアプレーをして負けるぐらいなら、汚くても勝てばいいと思っているサッカー観ですので。
僕はフェアプレー礼賛も勝利至上も、現実のところではそんなに大差があるものとは思っていないのです。
言葉にすれば、白と黒、是か非かの議論になりがちですが、実際のピッチ・グラウンドで両者のイデオロギーが見せるその現実の姿はどちらも『グレー』であり、その姿からどちらのイデオロギーかを図り知ることは非常に難しいものだと思っています。
けれども言語の上では、皆がそれを自在に振りかざすことができる…。そしてこのルールも、玉虫色のまま放置されようとしている…。そこに問題はないの?という疑問がどうしても拭えないのです^^;
posted by 桐谷 | 2008-07-25 00:20
しろーとさんへ
>今回の件、私的にはTOTOという【公営ギャンブル】の対象になっている【Jリーグ】であるが故、この発言は許してはならないと考えています。
では、逆に質問したいのですが、【公営ギャンブル】の対象となる【Jリーグ】が、このような現実を半ば黙認してきた。ここまで見過ごしてきながら、ここからもまたさらにそれを口に出さぬ限りは黙認する、せざるを得ないシステムを存続させる…西川は許さないが、これは許されるのでしょうか?
また今回彼は勝敗に関与する部分での八百長を試みたわけでは決して無い。誰が見てもTOTOの結果に影響を与えるような“故意”では決してなかったはずです。
今回の問題にはおっしゃる通りさまざまな“視点”がある筈です。そのすべての視点において、西川君が正しい、悪くない…と、僕は言いたい訳ではないのです。実際大分のフロントの方々はいい迷惑でしたでしょうしネ。
が、西川君がある程度の処罰を受けるだろうことは予想した上で、
『それで?このままでいいの?Jリーグにもできること、しなければならないことはあるのでは?そして本当の善悪を、フェアプレーを子供たちに教えるならば、もっと本質的な部分で議論するべきなのでは?』
という事を僕は本文にて語ったつもりです。
なかなか伝わらなかったのかも知れませんが^^
>この件、私もつたないブログ主として考えるトコありますね・・・。
本音をストレートに書けば炎上するし、言葉が足りなくても炎上する・・・。一言一句を全てとして炎上する。
おっしゃる通りですね。僕もこのエントリーの結びの部分、ネット上で振りかざされる“正義”というものに対しての皮肉をこめて綴ったつもりですが『まったく意味が判らなかった…』という感想をいただきました。説明させられるのも辛いのですが、多くの方に通じていない…とすれば、自らの力不足を認めながら、それもまた辛いな…と悲しみでいっぱいです^^;
またブログがんばってください。一緒に西川くんの活躍を期待しましょう。
posted by 桐谷 | 2008-07-25 00:39
ペン太郎さんへ
>ルールは守るためにあるわけですから。(あくまでタテマエですけど。)
では、罰は、ペナルティは何のためにあるのでしょう?
当然想定される、そのサッカーのルールを護れなかった、あるいは護らなかったものに罰を与えることで教育し、護らねばならないものだと教えるためにある…手前味噌ですが僕はそう思っています。
そして今回の件で言えば、そこに“抜け穴”があった訳です。その“抜け穴”の問題をまず論ぜずに、言った言わないのタテマエ論を振りかざすのは本末転倒ではないですか?
ルールがルールとして機能していない…罰が罰としての意味を成さない…。
プロとは言え、二十歳そこそこの男の子がブログで何か書いて消した…という事実よりも、そちらの問題を議論し正すことの方が、遥かに有意義なのではないでしょうか?
言葉足らずもあるでしょうが、僕が言いたかった事はそういう事なのです。
言わなければ良かった…。
それは確かに、明確に、世俗の正解なのは認めます。
が、大人の僕らが、子供たちに聞かせる答えとして、善悪やフェアネスを説く論理として、果たしてそれは正解なのでしょうか?
僕はこれをフェアである…とは、やはりどうしても認められませんネ^^;
posted by 桐谷 | 2008-07-25 01:04
Kuniさんへ
>この暗黙のルールの明文化というのは、やはり反対です。
明文化する際必ず世間一般の常識に合致するようになり、プロスポーツの良識を機微に感じるファンの楽しみを奪うことになると思うからです。
あなたの論理はある意味とても興味深いですし、共感する部分もあるのですが、
“代表召集時においては執行を延期し、復帰時に出場停止を適用”
今回これを明文化することで奪われるあなたの“楽しみ”とはなんでしょうか?そしてその楽しみとはサッカーというゲームにおける“フェアネス”“公平さ”に勝る喜びなのですか?
想像力というものが僕には多少欠落しているので、今回の件に対するあなたの“それ”が、実感として僕には判らないのです。また違う話題であれば、大いに共感し得るのかも知れませんがネ。
まあこれに回答するのは大儀でしょうから僕もそれは望みませんが、あらゆるものが『シンプル』である事が僕の理想なんです^^
『複雑なもの、不合理なもの、難解なもの』これが性に合わない僕には、あなたの言う“暗黙と機微”を楽しむことは不可能なのかも知れません^^;
posted by 桐谷 | 2008-07-25 01:23
プーアールさんへ
プーアールさんは、後回しにしました^^
エントリーがアベコベになってしまい失礼いたしました。二度手間をさせちゃいましたネ。
こっちはまとめて次エントリーのコメント欄にて手早く一括レスさせていただきますネ。
明日にでも^^
posted by 桐谷 | 2008-07-25 01:26
西川周作とフェアプレー
桐谷さん
連投すみません。
キリタニさんからの御指摘受け、私のコメント読み返しましたが、誤解される書き方になってますね。
『許してはならない』と書きながら『大人の対応を・・・』と綴っており、誤解受けるコメントになってますね。
私自身の本音としてもわざとイエローもらうプレーをしたってこと、西川選手個人の善悪を論議するつもりはないですよ。
やっぱり文章ってムズカシイです・・・。
口外したから処分、口外しない限り不問ってのもおかしなことですが、したことうんぬんより、【西川選手がブログで公表してしまった】ことは、やっぱマズかったと思います。
Jリーグが【公営ギャンブル】の対象である以上、今回のことは【八百長】とは全く質の異なるものであるのは確かではありますが、今回の件は【J】として西川選手個人の問題ではなく【今後】にむけ『toto対象』として論議しルールを決める必要があると判断します。
そして【フェアプレー】についてもキッチリ論議し、
>『それで?このままでいいの?Jリーグにもできること、しなければならないことはあるのでは?そして本当の善悪を、フェアプレーを子供たちに教えるならば、もっと本質的な部分で議論するべきなのでは?』
同意いたします。
このコメント書きながら改めて感じたことですが、西川選手自身もブログ主であるので、恐らく私たちと同じ様な感覚で文章にしたことが、有名人であるが故、ここまでの問題となり論議されてしまう。
キリタニさんが私のコメントに対し頂いたアンサーの最後の文
>多くの方に通じていない…とすれば、自らの力不足を認めながら、それもまた辛いな…と悲しみでいっぱいです^^;
こんな気分ではないでしょうかね?
余談ですが、私のブログにて昨晩upした記事でもそうなんですが、対戦相手も多大な評価をするに値する活躍だったので、そこも称賛したにも係わらず、些細なコメントに対し反論が入り【ややアレ気味・・・】です。
『そんなつもり毛頭ないのに・・・カンベンしてよぉ~』って感じです(涙)
posted by しろーと | 2008-07-25 09:33
しろーとさんへ
あなたの本意…を、僕はよく理解しているつもりですよ。
『西川やっちゃったな^^まあ、めげずに頑張りや!』
ってとこでしょう^^
問題の本質に向かわずになあなあで済ませるニッポン人特有の価値観を僕は否定しますが、あなたのような方の意見が、そういう“生暖かいやさしさ”をも含んでいること、多くの方々が一方でそういうおおらかな寛容の精神を併せ持っている部分は、僕はとても好きなのです^^
言論においては時に対立するかも知れませんが、ここで交わし合うコメント以上に、僕はあなたの人となりを理解しているつもりですので、あなたの本意はなんとなく判りますヨ。
ケンカをすれば、コワモテのあなたに、おそらく僕は10秒でしばき倒されることでしょうが^^;理屈をこねくり回せばシブといですからネ。カンタンに『ギブ』はしませんよ^^
また何かの機会にやりあいましょうネ。
posted by 桐谷 | 2008-07-25 19:56
hiro@cerezoさんへ
ご、ごめん^^;
完全に君のコメント見逃してた…。
>Jは、インタビューの受け答えが下手な(嫌いな)選手が多すぎですよね。毛嫌いされるメディアにも一因はあるのかも知れませんが。
確かに野球選手の方がソツなく対応できている気はしますネ。Jも入団時にまとめて“研修”のようなカタチで指導していたとは思いますが、まだまだ充分ではないのでしょうね。サッカーの場合は、インタビュアーがヒドイ…って場合も多々ありますがネ。僕であれば中田英寿や小笠原満男よりも、冷たい反応を返してしまうかもな…と、時々思うことがありますから^^;
セレッソの新助っ人DF取ったんだね。
前の選手を育てていこう…っていうクラブ・クルピさんの意志は立派ですね。塁くんにもさらに頑張って欲しいですネ。
posted by 桐谷 | 2008-07-25 20:27
西川周作とフェアプレー
相変わらず情報早いですねぇ、桐谷さん。てっきりカイオのことかと思ったら、その次でしたか。^ ^;
DFの方は見たことないですが、カイオはセレッソには珍しくど派手な外人さんで、目立ちたがりな感じで、何かやってくれそうな感じなので、フィットすれば楽しみです。
>サッカーの場合は、インタビュアーがヒドイ…って場合も多々ありますがネ。
なぜでしょうね、プロ野球はメディアも含めて一つのエンターテインメントって感じですが、サッカーは『メディアに邪魔されたくない』っていう空気を感じます。
若い頃の中田ヒデの、メディアを嫌う態度はサッカー少年たちに少なからず悪い影響を与えたと思えてなりません。もちろんそれ以上に大きな功績を残してくれましたが。
posted by hiro@cerezo | 2008-07-25 21:47
西川周作とフェアプレー
言葉で表現するのは難しいですね~
私は管理する立場であれば、わざと反則したことを認められない状況になってしまうと思うんですよ。俗に言う『聞かれたら答えざるを得ない』状況に。だから暗黙の了解で処理するしかない部分があるわけで、それを公言したのはやはりまずかったなと思います。
私は落とし所としては、出場停止1~3試合課しておいて、表面上のつじつまを合わせるのが妥当と思ってます。結果的に西川選手はオリンピックに行ってるので実害がないし、管理するJリーグ側も処罰した、ルール違反は認めないという事を示した事になるので。実際効力がないとか言われるでしょうが、タテマエ上、たまたま西川がオリンピックに行っただけで、通常の選手で考えた場合、出場停止には変わりないので。
う~んホントはこんなややこしいこと考えないでスパッと西川いいぞ~~ とか言いたいんですが、何か起きた時に対処しておかないと、後々言い訳出来ないので、実際やってる事は協会のアリバイ作りなんですがね…
posted by ペン太郎 | 2008-07-26 10:17
hiro@cerezoさんへ
ジョインビレ所属のDFジウトン(19)
僕が言いたかったのはこのジウトンっていう若いDFですね。ジョインビレって聞いたことないし、きっとクルピさんの意向を汲んでの契約でしょうから19歳という若さもあり、どんな選手なのか今からとても楽しみなんですよ^^
今週はセレッソはお休みなんですね。
山形は手堅く勝ったし、今日は仙台や鳥栖の試合が気になるところですネ^^
posted by 桐谷 | 2008-07-26 17:31
ペン太郎さんへ
>う~んホントはこんなややこしいこと考えないでスパッと西川いいぞ~~ とか言いたいんですが、何か起きた時に対処しておかないと、後々言い訳出来ないので、実際やってる事は協会のアリバイ作りなんですがね…
しろーとさんへのコメントもそうなのですが、ペン太郎さんの場合もその心のうちは僕にも理解できているのです。現実のサッカーを知るものであれば、これをもって西川を窮地に陥れよう…なんて人は一人もいないはず。
ただ、“しきたり”というものに重心を置いてこれを考察するペン太郎さんのような方と、そもそも“しきたり”なんてものの不合理な部分は尽くぶち壊したい僕のような不埒な者との間に、若干のアプローチの違いがある゛けなのだと思います。おそらく現状の組織論としては、あなたの言う方が世論のコンセンサスなのでしょう。
ペン太郎さんに“管理する立場”という視点を提示されて、僕もJリーグチェアマン・キリタニになったつもりで考えてみました^^;
1.“代表選出時の出場停止執行”にまつわる条項を速やかに改変する。
2.TOTOやスポンサーも含めた関係各位に、今回の事態を“平謝り”する為に赴く。
その上で、これまでルールに明らかな“抜け道”があったことをファンやサポーターに対してメディアを通じてお詫びし、その足で大分の西川周作くんに会いに行きたいと思います。
おいしいだんご汁や鳥天を食べながら、
『今回、経緯はどうあれ君のおかげでルールの不備をひとつ正すことができました。ありがとう』
と、僕ならば彼にお礼を言いたいと思います。
僕は貧乏なのでできれば勘定は高給取りの彼にお願いしたいところですが、『いや、それはちょっと…』と彼が言うのであれば、その時は気前よく僕がご馳走しましょう…リボ払いで。そしてほんわか打ち解けてきたところを見計らって、『僕のブログにリンクを張ってもらえないだろうか…』と懇願してみたいと思います。ありったけの情熱を込めてネ^^;
彼に罰則を与える代わりに、最高責任者としての自らが自らに“けん責…”ではまったく意味不明ですから、給与の何割かを返上というカタチで償いたいと思います。
そして今現在さらにルール上の不備はないのか…、審判部も含めて徹底的に洗い出し、速やかに対策を講じていきたいと思います。
奇麗ごとと言われるかも知れませんが、僕ならば迷い無くそう行動するでしょう。そしてそういうJリーグ、サッカー界であって欲しいと僕ならば思います。
またいつか議論しましょうネ^^
posted by 桐谷 | 2008-07-26 18:07
一応突っ込みます。
サッカーくじはtotoです。
TOTOは便器です。(笑)
posted by hiro@cerezo | 2008-07-29 00:27
hiro@cerezoさんへ
こ…こざかしいヤツめっ^^;
日曜日の試合、スカパで見させてもらうね。
横浜も必死だろうけど、ここは勝とうな…サクサクっと。
posted by 桐谷 | 2008-07-29 01:08


