2008年06月06日

ほんとうのイビチャ・オシム

*2008年6月4日(水) オシム会見前文/スポーツナビ*

生きていれば当然のように出会いと別れがあるもので、時としてそれは、互いに予定せず、不意打ちのように突きつけられる現実すらあることを思えば、こんな別れであっても、せめて心の準備期間だけは与えてくれた、この運命に感謝したいと思う。

会見の全文を見る限り、JFA側としては“日本代表が欧州に遠征した際にはお世話になりたい”との意向のようだ。実質的にこのEUROを期にオシムには欧州へ帰還してもらい、あとは残り半年の契約の範囲内で、日本のサッカー界への助言なり忠告を乞う…とのことなのだと思う。この現状であれば、それは双方にとってきっと良い選択なのだろうと思う。

会見で語られたひとつひとつの言葉。

冗談や隠喩、そして意地のワルい皮肉や箴言…またこれまで決して語ることのなかった、その心に秘めた夢や感傷のかけら…のようなもの。
僕のようなものが、それに手垢をつけて汚してしまうことは躊躇われるので、ここではその一切に触れずに、自分自身の心に仕舞い込んで封をしたいと思う。皆さんも、どうかこのオシムの惜別の言葉をそれぞれの胸に深く刻んでください。


僕らはここでひとまずイビチャ・オシムと別れるのかも知れない。
確かにこれは別れなのかも知れない。
心は晴れ晴れとしていても、鼻の奥をツンとつく痛みがあるから、きっとそうなんだろうと思う。

けれども僕はふとこんなふうにも思うのだ。
僕らが、本当のオシムに出会うのは、きっとこれからなんだろうと。

10年先、20年先、いや、もしかしたらもっと先に、僕らはこの国で本当のイビチャ・オシムに出会う。
ピッチを駆け巡る子供たちの、その楽しげな躍動するサッカーの中に、年老いた僕らは再び、オシムを見出すのだ。

子供たちは絶え間なく走り、強く弾き出されるボールは、さらに、回る。ボールを奪うことに腐心する前に、ボールを渡さないことにサッカーの純粋な、普遍の喜びを見出す。そして、自陣ゴール前をガラ空きにしてでも、先を競って敵ゴール前になだれ込んで行く。
何度でもトライする。失敗をおそれない。負けを負けと認めない(笑)。そしていつだって夢と希望を見失わない。この国のどこかの街のデコボコの土のグランドの上に、陽光に照らされた輝く青いピッチの上に、いつか僕らは、ほんとうのイビチャ・オシムに出会うだろう。

僕はその日を楽しみにしている。
その日までずっと、サッカーを好きでいようと思っている。


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posted by 桐谷 |11:32 | オシムJAPAN | コメント(43) | トラックバック(0)
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★この6月はユーロ、WCアジア予選などのエントリーに注力するため、しばらくコメント欄へのレスをお休みさせていただこうと思います。
時々ブラリと訪れる事もあるかも知れませんが、皆さんには変わりなくご自由にこの場をご活用いただければと思います。


ここでのルールは1つだけです。
他者に対する“思いやりと敬意”を忘れない…という事です。それが遵守されないコメントについては表示せず削除します。

長文である必要はありませんし、挨拶や賛辞を強制するものでも決してありません。サッカーの知識などなくても構いませんし、本文との脈絡も問いません。

皆さんでご自由に言葉を交し合ってください。僕自身はここでの議論を辞退いたしますが、皆さんはそれを気兼ねなくお楽しみください。

皆様のご協力に感謝いたします。

posted by 桐谷 | 2008-06-06 11:48

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

 オシム語録最後の言葉と受け止めました。
私は草サッカーチームの監督をしておりますが、
優秀な人材を発掘し、配置する事が監督と
思い、ゾーンプレスだの、サイドアタック等と、
勉強してきました。
しかし、不安定な結果。サッカーは何が起こるか
分からないとは言いますが、
その原因が我チームに多くあったのも事実、
しかし、オシムから聞いて試してみて
チーム内に変化が現れました。
上手下手に関わらない、味方を信頼する気持ち。
とでもいいましょうか?
追い詰められないと分からない人間の本性と
いう部分まで、お互いを知りその上で尊重する。
ボールはFWのものでもファンタジスタのものでも
無くチームの物だと。
だから、簡単に相手に渡すなどあってはならない事。
実力が上の敵には、まったく歯が立たなかった
チームが、敵を苦しめるまでに成長しました。
オシムのサッカーには、報道されているのとは別の
部分が存在している事を認識しました。
残念です。もっと教えてほしかった。
桐谷さん、オシムのサッカーを僕は伝えていきますよ。

posted by 星人 | 2008-06-06 12:38

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

仰るとおりですね。
イタリアのサッカーは「カテナチオ」。
オランダのサッカーは「トータルフットボール」。

そして日本のサッカーは?と聞かれたときに、
「考えて走るサッカーだよ」
と、胸を張って言えるようになりたいです。

次のオマーン戦の戦評も楽しみにしております。

posted by ぴょん | 2008-06-06 12:39

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

桐谷さん

今回のエントリーは、あなたが望んだ未来への憧憬を、一度、胸にしまわれるという大事なケジメなのだと理解しております。

あなたが、このブログで綴り続けてくださったオシム氏への想いは、私も含め沢山の方々へと伝わっていきました。

あなたと共に我々が望む未来への希望には、まだ続きがあると信じておりますが、オシム氏同様にあなたにもこの場でお礼を述べさせてください。

ありがとうございました。

近い将来に、オシム氏が『もっと大きな希望』に関与できる状況を祈りながら。

プーアール

posted by プーアール | 2008-06-06 14:16

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

【キリタニさんへ】
小生がガキンチョの頃、重たいボ-ルと戯れていたのは、小さな石ころだらけでデコボコの土の運動場でした。そして今、孫にするには随分早いけれど半世紀近く年の離れた後輩達が一丁前の格好をして球遊びをしているのは、小石こそ見当たらないけど、昔ほどひどくはないけどデコボコの、まったく同じ場所にある同じ広さの運動場です。ボ-ルを追いパスやシュ-トに弾ける笑顔は昔も今も変わりません。それを時には叱咤しながらも屈託のない笑顔で見守るコ-チ陣や保護者達も同じ道を辿って来た「我ら蹴球人」です。そんな奴らが守り続けてきたこの場所から、日の丸を背負った後輩達が巣立っていき、ガキンチョ達は彼らを追いかけて成長していきます。このガキンチョ達を見ていると、キリタニさんのコメントがイメ-ジとダブってきます。大丈夫ですよ、キリタニさん。以前にも書きましたが、オシムと関わったこの短い時間の間に、「我ら蹴球人」は、何よりも大切なサッカ-ゲ-ムの楽しみ方に気がつき、実践していこうとする意識が身に付いてきていますから。
貴殿のおっしゃるように『子供たちは絶え間なく走り、強く弾き出されるボールは、さらに、回る。ボールを奪うことに腐心する前に、ボールを渡さないことにサッカーの純粋な、普遍の喜びを見出す。そして、自陣ゴール前をガラ空きにしてでも、先を競って敵ゴール前になだれ込んで行く・・・・』、サッカ-て楽しいですよね。どうかずっとサッカ-を好きでいてください。小生もずっと離れずにいたいと思います。
何時も小生の堅苦しいコメントを読んでいただきありがとうございました。プ-ア-ルさんの言葉をお借りして、【近い将来に、オシム氏が『もっと大きな希望』に関与できる状況を祈りながら】、オシムへの想いを共感できた貴殿に心から感謝いたします。

posted by 蹴球爺 | 2008-06-06 18:34

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

桐谷さん

いつも楽しみにしています。訳有って名前を変えさせて
頂きました。
私は星人さんみたいに指導者でなく、いちサポーターなので直接的には何も出来ませんが、星人さんみたいな指導者がいることにオシムさんの偉大さを感じますし、影ながら星人さんを応援させて頂きます。
でも、私はまだ未練がありますし、オシムさんもやり残した事に対して多くの未練を抱えたままだと思います。
オシムさんが担当医に現場復帰の意志を伝えたそうです。
まだ、承諾を得るレベルに達していませんが、早ければ
協会との契約が切れる来年にはどこかのチームで指揮を取る可能性があります。私は今までオシムさんの健康上を心配して現場復帰には反対でしたが、本人に復帰の意志が見れるのでもう反対しませんし、応援します。がんばれ と。
私は来年以降、オシムさんが指揮を取る姿がみたいです。
それがJクラブである事も望みます。

posted by リベリー | 2008-06-06 18:57

【キリタニ】さんへ

まったく驚きです。貴殿が私のところへ寄っていたなんて!驚きというよりも感激に近いかもしれません。新しい出会い、新しいトモダチとして見ていただいたことにも感謝です。ここに来られる方々の見識の広さや洞察の深さを思うとき、管理人という立場から見ても羨ましくも思います。同じ熱き心を持ったものどうし、是非私も今後は皆様の中の末席にお邪魔させていただければ・・・と思っております。これからもよろしくお願いします!

さて、オシム師の将来をそう読んだわけですか・・・。なるほど。

しかし、私はどうしても「日本人を日本化する=何か日本にいい変化を与えたいと思っています」という言葉を信じたいという気持ちが強いんです。

協会が体よく日本から「お暇」を出したと思っていようが、オシム師自身は違う視点で見ているのではないか?と。
「オシムに去って欲しくない」「オシムと別れたくない」という一点で冷静さを失くしていると言われればそれまでなんですがね。

貴殿が寄られていることを知ると、私お得意の「おちゃらけ・おふざけモード」を書く手が鈍りそうで、それが心配です(笑)

posted by 読裏クラブ | 2008-06-06 19:37

【キリタニさんへ】~あきら@です

 こんにちは、またお邪魔します。

 オシム翁のメッセージ、私達もしっかりと受け止めて(翁からすれば、本当にわかっているのかな?と問われてしまいそうですが)、これからのサッカーを見て行きたいです。

 彼のボキャブラリー、知性、人間性、それだけではない沢山の要素・・・。本当に手の届かない偉大な存在が、サッカー発展途上の日本に立ち寄り、そして尽力してくれたこと、改めて感謝と敬意を。

 そして、彼が畑を耕したくなった日本を見せてくれた方、草の根のところで耕作を手伝っていらっしゃる、ここのコメント欄のような方々にも、感謝と敬意を。

 オシム翁の素晴らしさを、読解力に欠ける私にも、よくわかるように伝えて下さったキリタニさんにも感謝と敬意を表したいです。

 おっしゃるように、オシム翁の考えていた未来、ここからが本当のスタートなんでしょうね。彼の考えが、各所で体現されていって、日本のサッカーが創られていって。

 私のようなサポーターの端くれも、そのスタートに力を、そう考えています。

posted by あきら@ | 2008-06-06 21:34

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

【キリタニさんへ】
たとえば仕事であったり、恋愛なども含めた生活のことであったり、
結局は人と人との関係の中で生きている。‥ということを、どのように
感じとれるか、感じとったものをどのように生かしていけるのか、
ということが、ずっと私にとってのテーマでした。
言い換えると、殆どのことは”関係性”の出来事で、そこを自分が
どのようにとらえられるのか、ということが大事なことだと思って
います。

かつては野球や相撲などと同じレベルで見ていたサッカーで
オシムさんがやってきました。その時から自分の中でのサッカーの
位置付けががらりと変わりました。

また、オシムさんの言葉を深読みや(勝手な)解釈をすることで、
自分の人生観を少しだけですが、広げることができたと思っています。
サッカーそのものの見方に関してだと、TVではとらえきれない、ボールの
ないところで起きていることに興味を持つようになったり、セリエAが
あまり面白くなくなってしまったり、等々です。

少し拡大してしまった見方だと‥色々あるのですが、今はうまくまとめられ
そうもありません。

オシムさんが今後どのような選択をするのかについては、個人的には
願望もありますが、反面、びっくりするようなこともして欲しいという
気持ちもあります。

はっきりしているのは、オシムさんがいたからキリタニさんのブログにも
出会えたので、これも”関係性”の妙だな、などと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。&がんばってください。

posted by くまお | 2008-06-06 22:19

星人さん、そして皆さんへ

>★この6月はユーロ、WCアジア予選などのエントリーに注力するため、しばらくコメント欄へのレスをお休みさせていただこうと思います。

↑上記は紛れも無く僕のコトバですが、心をこめていただいたコメントにどうしても一言お礼をいいたくてノコノコと出てまいりました。
もう前言は撤回させていただき、かえって失礼にあたるかも知れませんが、一言ずつでもレスさせていただきます。

>ボールはFWのものでもファンタジスタのものでも
無くチームの物だと。
だから、簡単に相手に渡すなどあってはならない事。
実力が上の敵には、まったく歯が立たなかったチームが、敵を苦しめるまでに成長しました。

オシムさんに限らずセカイを見渡しても、良いサッカー、見ていてオモシロいサッカーというものは、ことごとく“シンプル”なんですよね。
ただし、それは時に無残な“結果”を生むものでもあると思います。けれども、だからこそ、そこに立ち向かう事で得るものも大きいのだと思います。
そして様々なプレッシャーの中で、指導者の方々がそこに子供たちを導く、解放することはカンタンなことではないものと思います。

これからも子供たちに楽しいサッカーを伝えてください^^僕達のこの国のサッカーへの夢は、星人さんたちに預けましたので、子供たちをよろしく!

posted by 桐谷 | 2008-06-06 23:12

ぴょんさんへ

>そして日本のサッカーは?と聞かれたときに、
「考えて走るサッカーだよ」
と、胸を張って言えるようになりたいです。

そうですね。
“考えて走る、楽しいサッカー”
それが理想ですね。アウェイのオマーン戦、その片鱗だけでも見せてくれればと思います。
明日から怒涛のようにサッカーのツナミが押し寄せてきます^^ぴょんさん、準備はOKですか?

posted by 桐谷 | 2008-06-06 23:15

プーアールさんへ

>今回のエントリーは、あなたが望んだ未来への憧憬を、一度、胸にしまわれるという大事なケジメなのだと理解しております。

あなたからいただいた膨大な論文^^;僕もそれに感化されて大人になりました。あなたが僕に影響を受けて子供になったように、僕はあなたに感化されて理性というものを嫌々学ばされました^^
しかし、これでようやく同じ目線に立てたのかも知れませんね。僕もズルい大人になれそうです。本当にありがとうございました^^;

『もっと大きな希望』
僕もそれを願いながら今後もサッカーを見続けてみようと思ってます。今後ともよろしく^^

posted by 桐谷 | 2008-06-06 23:24

蹴球爺さんへ

僕もこの国のある片田舎の、小石と砂が混じったボコボコの土のグランドで、ずっとボールを蹴り続けていました。田舎にはもう何年も帰っていませんが、今日も子供たちは同じ土のグランドでボールを追いかけているのでしょうネ^^
僕にとってもそれはとても愛おしい風景なのです。

>サッカ-て楽しいですよね。どうかずっとサッカ-を好きでいてください。小生もずっと離れずにいたいと思います。
何時も小生の堅苦しいコメントを読んでいただきありがとうございました。プ-ア-ルさんの言葉をお借りして、【近い将来に、オシム氏が『もっと大きな希望』に関与できる状況を祈りながら】、オシムへの想いを共感できた貴殿に心から感謝いたします。

なんか別れの挨拶のようではありませんか?
僕もいずれここを閉じますが、まだ止めませんよ。もう少し粘って、自分なりの意地を見せてから皆さんとお別れをするつもりです。

なので蹴球爺さんももう少しお付き合いください。
ここであなたのコメントに出会うのが僕の楽しみでもありますので^^

posted by 桐谷 | 2008-06-06 23:35

リベリーさんへ

>いつも楽しみにしています。訳有って名前を変えさせて
頂きました。

リベリーさんが、どなただったのかとても気になりますが^^もし過去に僕から失礼があったならば本当にすみませんでした。気を取り直して、ここからまたお付き合いいただければ幸いです。

>でも、私はまだ未練がありますし、オシムさんもやり残した事に対して多くの未練を抱えたままだと思います。
オシムさんが担当医に現場復帰の意志を伝えたそうです。
まだ、承諾を得るレベルに達していませんが、早ければ
協会との契約が切れる来年にはどこかのチームで指揮を取る可能性があります。

僕も新聞報道でいくつか見受けましたが、あなたに改めてそう言って頂いて、またあらたな希望を見出した気分です。日本代表での未来…はあきらめましたが、彼がまた現場へ戻ること、そしてそれが日本の、Jリーグの舞台であるとすればこれほど嬉しいことはありませんね。
その時は男同士、肌と肌を合わせて^^;その喜びを分かち合えればと思います。

また寄ってくださいネ。
リベリーの活躍も楽しみにしていますネ。

posted by 桐谷 | 2008-06-06 23:43

読裏さんへ

>ここに来られる方々の見識の広さや洞察の深さを思うとき、管理人という立場から見ても羨ましくも思います。同じ熱き心を持ったものどうし、是非私も今後は皆様の中の末席にお邪魔させていただければ・・・と思っております。これからもよろしくお願いします!

ずいぶん褒めますね^^
でも、僕もここで皆さんのコメントを見るのが日々の楽しみなのです。そして一日の仕事を終えて、ベットで犬と横になりながら寝ぼけ眼でここでこうしてコメントを返すのが目下一番の趣味であり楽しみなのかも知れません。明日からの狂熱の日々…が少し恐ろしくもあるのですが^^;
読裏さんもまたここに集ってくださいネ。

>貴殿が寄られていることを知ると、私お得意の「おちゃらけ・おふざけモード」を書く手が鈍りそうで、それが心配です(笑)

僕はただ身勝手に“書きたいがまま”に自省無く思いの丈をぶちまけているだけなのですが、あなたはそれを見る方の立場に立ってユーモアを交えて書いているじゃないですか。僕には持ち得ない才なので、いつも尊敬を持って眺めさせていただいています。昨日も“師”についてのエントリーを早速読ませていただきましたよ。いつも楽しい文章をありがとう^^これからもいつもの調子で軽快に筆をふるっていただけると嬉しく思います。

今後ともよろしくお願いします。

posted by 桐谷 | 2008-06-06 23:55

あきら@さんへ

>彼のボキャブラリー、知性、人間性、それだけではない沢山の要素・・・。本当に手の届かない偉大な存在が、サッカー発展途上の日本に立ち寄り、そして尽力してくれたこと、改めて感謝と敬意を。

 そして、彼が畑を耕したくなった日本を見せてくれた方、草の根のところで耕作を手伝っていらっしゃる、ここのコメント欄のような方々にも、感謝と敬意を。

おっしゃる通り、この幸運とそこに尽力してくださった方々、そしてこれからもこの希望の種に水をやり、光を当てていってくださる方々、この場を借りて、僕もそんなすべての方々に感謝したいと思います。

そして啓太や闘莉王、阿部勇樹や達也にも深く感謝です。それを快く送り出してくださった(…だよネ?)あなた方にも^^;

オシムさんと浦和の選手達との“妙”な絆に、僕はとても感動させられました。ここへ来てたくさんのけが人を出してしまい、またご迷惑をおかけしていますが、後半戦が始まったらまた応援してゆきますので勘弁してください^^;

これからもよろしくネ!

posted by 桐谷 | 2008-06-07 00:04

くまおさんへ

>結局は人と人との関係の中で生きている。‥ということを、どのように感じとれるか、感じとったものをどのように生かしていけるのか、ということが、ずっと私にとってのテーマでした。
言い換えると、殆どのことは”関係性”の出来事で、そこを自分がどのようにとらえられるのか、ということが大事なことだと思っています。

僕自身、他者との関係性にいつも一定の距離を置いてしまう性質なので、あなたのその前向きな感受性と価値観にはとてもある種の尊敬を抱いたりもします。
僕は損をするのが嫌いなんです。他者の存在によって自分なりの計算ができない状況も嫌い。そしてあらゆるものを自分自身で支配したい。だからある時点から、他者に背を向けてここまで生きてきたような気がします。

ここで知らない人たちと出会って、そして言葉を交わして、他者という存在の煩わしさと、そして思いもかけない温かみや共感に触れて、僕も少し気持ち的に変わった部分もあるような気もします。人と関わる事に、新しい発見と喜びを見出せたのかも知れません。
それについて、オシムさんとともに、あなた方に今とても感謝しています…。

…ちなみに…恋愛してる…の?
羨ましいな。

さあ、明日からまた一緒にサッカーを愉しみましょうネ。
EUROの自分なりの見方とかも書いてみたかったのですが、もう始まっちゃうし試合見ながらボチボチ書き進めてみたいと思います。また絡まってネ^^

これからもよろしく!

posted by 桐谷 | 2008-06-07 00:24

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

 桐谷さん少し前の投稿に、もったいほどのコメントをいただきましてありがとうございました。今回、桐谷さんはオシム前監督の記者会見をどう受けとめられるか気になっていましたが、日本人に別れの言葉を語っていると読まれましたか。

 こういう記者会見の場合のスポーツナビの丁寧で忠実な記事の掲載の仕方に感謝しているのですが、私は読んでいて涙が出てきました。オシム監督が倒れた後、驚異の回復が進むなかで、川淵氏は事あるごとに「オシムの記者会見」を口にするのですが、なかなか実現しない。サッカー協会は、オシムに自由に語らせたくないのだ、と思わざるを得ませんでした。待ち続けてやっと実現した記者会見です。
 読んでみて、オシムはこれだけ多くの語る必要のある思いと言葉を持っていたのに、そしてオシムの回復を気にしている多くの人たちに感謝の言葉を伝えたかったのに、公式の機会が与えられなかったのだと知ったのです。
 
 私は、田嶋さんの契約の範囲を説明する部分を読んで、協会は注意深く代表チームへの関与を避けているなと思いました。それでも、こちらのオシムと別れたくない願望が強いから楽観的に読んでしまうのか、オシムはそんなのに関わらず率直に日本のサッカーに痕跡を残したいって表明しているじゃないですか。だから、私はまだまだ日本のサッカーはオシム監督(いつまでもオシムは監督ですから)とつながりが持てそうだと期待しているのです。
 ただ生活の場は、日本じゃなくてヨーロッパになるのかなぁ・・・と、グラーツ・サラエボがオシムの故郷ですから当然といえば当然ですが悲しくもなるのです。日本で、オシムが監督として活躍できるサッカーの現場を提供できないのが、本当に残念です。でも、これから先まだどうなるか分りませんよ、と期待との間で揺れ動いています。

 いずれにしても桐谷さん、オシム・コールは続けましょうね。千葉の選手だけでなく、代表を大量に送り出した浦和やガンバの選手たちにも深く慕われた監督じゃないですか。オシムが別れを告げているなんて悲しいことを言わないで!

posted by Osimファン | 2008-06-07 04:29

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

「サッカーは何が起こってもおかしくない。人生の様に。」
と、オシムさんはいつも言っていました。今年が終わるまでまだ半年あります。何が起こるか判りませんね?ご本人は「ベンチに又座りたいが、それで命を縮めたくもない」と言っている様に、健康さえオーケイなら、彼のことだから、又どこかでサッカーを始めると思いますよ。それが、日本か、ボスニエか、又オーストリーか判りませんが。そうしたら、又「オシムのサッカー」を追いかける積もりです。例えば、ボスニエの監督になって、2010年のW杯で岡田ジャパンと当たって、コテンパンに叩きのめしたら、、、、、。
等と夢を見ています。昔の、千葉ーマリノス戦のように。
まあ、サプライズは結構ですが、昨年の11月の様な、ネガティフなサプライズは勘弁してほしい。日本サッカー協会も2度とこういった判断のミスはしないでほしいですね。
それでは又。

posted by ロージックな思考 | 2008-06-07 05:21

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

【キリタニさんへ】
餞別の詩のようにセンチメンタルに読めますね、済みません。本人はその様な繊細な奴ではないのですが・・・。小生も貴殿の言葉に気がつかされたのです。これからは「オシムだったら」とか「オシムがいたら」は封印しようと。岡田氏には、彼の言うように、彼のサッカ-があります。協会は今それを選択しています。だったら岡田組を見てオシムを語るべきではない、それはオシムに対する冒涜にも繋がると。なら止めよう、我が想いと共感することができた貴殿が、またオシムを語る時が来るまで、封印しようと決めたのです。
それでもガキンチョ対応のコ-チ研修会(別名”長幼の序を逸脱した飲み会”)では、如何にガキンチョ達に苦しいけれど楽しいサッカ-ゲ-ムをやらせるか、自分たちは正しくオシムがくれた感動と彼の持つAssociation-footballの学び方、伝え方を理解出来てるかが肴になり、熱く本当に熱くなるとともに酒量が増え、事も夜が更けるのも忘れるのです。たかがサッカ-されどサッカ-、でもこんな奴らがいる限り、近い将来貴殿に、貴殿のそして小生と小生の周りがイメ-ジする「蹴球」を見せることができると思います。楽しみにしていてください。

posted by 蹴球爺 | 2008-06-07 09:36

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

桐谷さんへ

>何度でもトライする。失敗をおそれない。負けを負けと認めない(笑)。そしていつだって夢と希望を見失わない。この国のどこかの街のデコボコの土のグランドの上に、陽光に照らされた輝く青いピッチの上に、いつか僕らは、ほんとうのイビチャ・オシムに出会うだろう。

素晴らしいエントリーでした。まさにその通りです。

私は何度も会見を読み直しました、少しでも意図を読み取ろうと(機会があれば日本の監督をやる意思があるのかどうかと)。
しかしオシム氏は日本的な「何か」に戸惑っている風にも感じられました。それは「体面」だったり「事の収め方」だったり「体裁」のようなものです。
一体アドバイザーとは何か、田嶋さんでも説明できるのでしょうか。健康を害するまで頑張ってくれた功労者に「報償」を与えているかのようにもとれてしまいます。

私はしばらくサッカー紙やサッカーブログから遠ざかろうと思っています。「世界と戦うための戦術」みたいな記事を見つけた時の胸の奥のツンとした痛みと空白感は失恋にも似てとても切ないだろうなと、ちょっと辛すぎるな、時間が必要だなと感じています。

桐谷さん、何度も駄文でブログを汚してしまってすみませんでした。丁寧にレスも頂き感謝しています。
これからも活躍楽しみにしています。

ありがとうございました。

最後に、アウェイのオマーン戦は日本のテレビ曲の放映時間の関係でクソ暑さが残る時間帯に変更されたって本当なんでしょうか。

posted by CHUE | 2008-06-07 12:41

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

桐谷さん

コメントさせて頂くのは初めてですが、いつも拝読させて頂いております。素晴らしい記事の数々を、今まで有難うございます。

この度は、迷いましたが、失礼を承知の上で、でも、貴ブログに対する尊敬の念を、この、私の真摯な気持ちに置きかえさせて頂ければ、幸いです。

桐谷さん、貴殿の、この、日本代表に対する、日本のサッカーに対する情熱は、一体、どこから湧き上がってくるものなのでしょうか。的確な文章力と非常に豊かな感情表現。鋭い着眼点と観察眼。その行間を流れる、ヒステリックでありながら、美しく、それでいて、いつも、どこか、せつなく感じてしまう、音にならない声の数々。

そこまでなさらなければならない、貴殿の中の「何か」に、私は大きな関心を持っています。

記事とはかけ離れたコメントになってしまい、大変申し訳ありません。私もサッカーを生き甲斐にしているような人間の一人です。でも、貴殿の記事を拝読させて頂く度に、「どうして、ここまで・・・?」と、まるで宗教の教祖、又は求道者のような貴殿の情熱に、ひたむきさに、そして、一抹のはかなさに、いつも驚かされています。そして、期待してしまうのです。

失礼致しました。

posted by 地球の反対から | 2008-06-08 09:07

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

 キリタニサンへ 
 はじめまして。いつも、興味深く読ませていただき、唸ったり、憤ったり、また涙したりしております。
 私は、子どもがサッカーを始めたことによって、サッカーと出会いました。そして、今ではサッカーなしの人生など考えられないほど、その魅力の深みに嵌ってしまいました。彼らが私にもたらしてくれた数々のもの・こと・人のなかでも、サッカーに出会えたことは、恩幸これに過ぎたるはありません。そして、サッカーに出会えたことで、オシム監督に出会う幸運を得ました。本当に感謝してもしきれません。 
 オシム師のふるさとの人たちは彼のことを「神からのプレゼント」と言っているそうですが、私にとってはもちろん、サッカー界のみならず日本というこの社会にとっても、まさしく「神からのプレゼント」であると思います。
 私はキリタニさんのように大人にはなれないようです。どうしても、このプレゼントをもっともっと味わい尽くしたいという思いが、心から離れません。諦めることができません。オシムが蒔いた種を、オシム自らの手で育て、美しい花を咲かせてほしい。その花を愛でたいという湧き上がる思いを抑えることができないのです。だから、お別れの言葉だなんて、思いたくないんです。オシムの下で、俊輔が、啓太が、トゥーリオが、遠藤が、健剛が、羽生が、巻が、勇人が・・・日本代表が、輝く姿が見たいのです。そして、その花々からこぼれた種が風にのり、日本という社会に根付いていく様子を見ていたいのです。
 オシムとともに、私たちも闘わなくてはいけない。座していては、願いはかなわない。走らなければ。

posted by 森と太地と夢の母 | 2008-06-08 09:38

Osimファンさんへ

また一言ずつですが、皆さんのコメントにレスさせていただきます。

Osimファンさん、お久しぶりです。
やはり見ていてくれたこと、深く感謝します^^

ある意味では僕が、このエントリーによって皆さんの儚い希望…に水を差す結果となったかも知れませんネ。

ただ、もし今何らかの事情で日本代表監督が交代するとしても、新監督はオシムになることは無い。自分なりにそれを悟ったんです。

川渕さんは日刊スポーツでこんなふうにコメントされてました。

『役者が舞台の上で死にたい…ってのはあるけど、本人は本望でも周りは困るよね。(そんなことがあったら)非難されるのは協会』(苦笑)

これはオシムさんの『ベンチには座りたいが…』発言を受けてのコメントです。少し意地悪い抜粋かも知れませんが、日本人の情緒…の中にそのような概念が根を張っていることは僕もこのブログのコメント欄において知ったのです。要するにこれはJFAの問題ではなく、僕達日本人の情緒・価値観に由来するものなのだな…とそう悟りました。

いつかオシムさんには現場復帰して欲しい。他国でWC出場にトライするオシムさんも見たいですし、また日本のピッチで大げさに選手を叱り飛ばすオシムさんも是非見てみたい。その希望を僕は捨てた訳ではありませんよ。日本代表という夢は確かに潰えたのかも知れませんが、きっとオシムさんはサッカーの現場に戻ってくる。僕はそれを信じています。

posted by 桐谷 | 2008-06-08 12:34

ロージックな思考さんへ

>それが、日本か、ボスニエか、又オーストリーか判りませんが。そうしたら、又「オシムのサッカー」を追いかける積もりです。例えば、ボスニエの監督になって、2010年のW杯で岡田ジャパンと当たって、コテンパンに叩きのめしたら、、、、、。
等と夢を見ています。昔の、千葉ーマリノス戦のように。

確かに彼のジェフにはこっぴどくヤラれていた事がありましたね。ガンバや浦和もそうだったような気がします^^

ボスニアVS日本
そんなことが現実になったら僕は日本を応援しますよ^^;
オシムは裏切れてもこの体内を流れる赤い血は裏切れませんからネ。
けれどもそんな試合がもし実現するなら、その時は痛む足腰を引きずりながら、アフリカでも南米でもあなたにお供しましょう^^

オシムさんの現場復帰、僕も楽しみにしています。

posted by 桐谷 | 2008-06-08 12:41

蹴球爺さんへ

>それでもガキンチョ対応のコ-チ研修会(別名”長幼の序を逸脱した飲み会”)では、如何にガキンチョ達に苦しいけれど楽しいサッカ-ゲ-ムをやらせるか、自分たちは正しくオシムがくれた感動と彼の持つAssociation-footballの学び方、伝え方を理解出来てるかが肴になり、熱く本当に熱くなるとともに酒量が増え、事も夜が更けるのも忘れるのです。

とてもおもしろそうなイベントですネ^^
サッカーについて朝まで語り明かせる…なんて本当に仲の良い友人同士でしかできないことだと思います。僕も他人のことは言えませんが、ついついヒートアップしてしまうものですからネ。
ちなみに僕は、政治とサッカーについてだけは、拳の飛んでくる位置で他人とは話さないようにしております^^;

いつか“僕らのサッカー”を見せてください。
そして気持ちよくあの世に旅立ってください^^僕も随分後になってから伺いますので。その時は一緒に“僕らのサッカー”を朝までと言わず、転生まで語り明かしましょうネ。

posted by 桐谷 | 2008-06-08 12:49

CHUEさんへ

>しかしオシム氏は日本的な「何か」に戸惑っている風にも感じられました。それは「体面」だったり「事の収め方」だったり「体裁」のようなものです。
一体アドバイザーとは何か、田嶋さんでも説明できるのでしょうか。健康を害するまで頑張ってくれた功労者に「報償」を与えているかのようにもとれてしまいます。

あなたとは最初から仲良くやってたんだっけ?
なんか少し憎たらしかったような記憶もあるのですが、今こうして“一方的な別れ…”を告げられて、年頃の婦女子のように切ないキモチになってしまいました^^;

共感できる仲間がまたやっと増えたと思っていたのに、そう思った途端に消えて行かれるとは残念です^^

>私はしばらくサッカー紙やサッカーブログから遠ざかろうと思っています。「世界と戦うための戦術」みたいな記事を見つけた時の胸の奥のツンとした痛みと空白感は失恋にも似てとても切ないだろうなと、ちょっと辛すぎるな、時間が必要だなと感じています。

『私の心を返して…』とすがりつきたい気分でもありますが、『きっと帰ってきてね』と、オシムさん共々あなたを外のセカイに送り出そうと思います。

新潟が勝ったときはあなたの事を思い出すでしょう。
CHUEっていう生意気なヤツがいたな…と^^

またいつか戻ってきてね。
またニッポンのサッカーを一緒に語ろうね。

posted by 桐谷 | 2008-06-08 12:59

森と太地と夢の母さんへ

森と太地と夢の母さん、残念ながら僕には子供がいないので、そんな子供たちを通じてサッカーや、オシムさんに出会えたあなた方をとても羨ましく思います。どうかこれからも、彼らにとってサッカーが楽しいものであり続けられるように、サポートしてあげてくださいネ。

あなたと同じように、或いはそれ以上に、僕は怒っているんですよ。ホラー映画で見るような、ドス黒い、黒すぎる憤怒…をこの胸に抱え込んでいたりもします^^;

けれどもそれとオシムさんの事、岡田さんの事とは、分けて考えなければならない。感情が理を越えて君臨してしまってはいけない。それを自分に許してはならない…そう思ってこれまでも生きてきたし、これからも生きてゆきたいと思っています。

けれどもどこかの街角であなたと会って井戸端会議などすれば、それだけで人間何人か呪いころす事ができるぐらいパワーでいろんな事を語れるでしょうネ^^;
それはいつかの機会に披露出来ればと思います。

そしてあなたよりも遥かに僕はまた“子供”でもあるのですよ^^
今のような状態でオシムさんの日本代表への未練…を繋ぎとめておく状況を継続させること…それはここでキレイさっぱり諦めます。が、彼が現場へ、そしてこのニッポンという国へ戻ってきてくれることをどこまでも期待し続けますし、夢見続けてゆこうと思います。
そのキモチは、あなたとまったく同じです^^

これからもニッポンのサッカーを一緒に見守ってゆきましょうネ。ぜひまたここへご参加ください。そしてお子様達によろしくお伝えください。誰だか知らないでしょうが…^^;

posted by 桐谷 | 2008-06-08 13:31

地球の反対からさんへ

人並みはずれて謙虚な僕は、あなたからいただいたこのコメントが、賛辞なのかあるいはホメ殺しなのか皮肉なのか…判別つかない部分もあるのですが、何について書かれたかはともかく、ただ文章としてとても“美しい”あなたのそれに、単純に感動してしまいました。

“音にならない声の数々…”

これメモらせていただいたので、いつかどこかで使わせてもらおうと思います^^;その時は見逃してやってください。

地球の反対から覗いた“ニッポン”は如何ですか?
僕は海外で見聞を深める度に、そして年を取る度に、ニッポンにムカつき、そしてニッポンを好きになるんです。
きっとあなたも同じ思いで居られる方なのではないかと想像します。またこの国のいろんなことについて、あなたのご意見が伺えれば嬉しく思います。

たくさんのお褒めのコトバをいただいて本当に恐縮なのですが、きっと僕にとってはサッカーだけが、唯一の“良心”なのだと思います。“良心”だけですべて語れる都合の良い場所なのかも知れないし、便利な道具なのかも知れません。

けれどもだからこそ、こんな自分にとっては絶対に必要なものであり、欠かせない心の拠り所なのだと思います。きっとオシムさんを通して、皆さんとここで出会えたのでしょうね。そういった意味でも、オシムさんに対する感謝は一生忘れられません。

ここではクソミソに貶す輩はクソ頭にくるほど居りますが、なかなか褒めてくださる方が居なくて不満なのです^^;
だからこうして褒めてくださり、本当にありがとうございました。是非またここへご参加ください。そして時々でいいから褒めてくださいネ^^

posted by 桐谷 | 2008-06-08 13:41

ほんとうのイビチャ・オシム 【キリタニ】

【キリタニさんへ】
了解しました!楽しみが、夢がある、夢がもてることは幸せなことだと思います。ありがとうございます。楽しみに待ってます。因みに今週は、話題集めに国立まで長駆行ってきます。

posted by 蹴球爺 | 2008-06-08 15:14

蹴球爺さんへ

>了解しました!

てっきり『先にころすんじゃねぇ!』と怒られるかと思っていました^^;
国立まで行かれるという事は東京近郊にお住まいなのですね。お疲れ様です。

せっかく今生でこうして出会えたのですから、もしオシムさんが再び日本で、Jで指揮を取られるような事があれば、その時はスタジアムで一緒になって応援しましょう^^
その日が訪れるのを信じて待ちたいと思います。

明日、昨日のオマーン戦について戦評をまとめたいと思っています。ぜひご覧下さい。

posted by 桐谷 | 2008-06-08 22:44

桐谷さんへ

いよいよ怒涛の6月が幕を開けましたね。
きっと桐谷さんも、多忙を極め、でも、それでいて幸せな時間を過ごされているのだろう・・・と想像しております。

実はここ数年間、仕事が忙しかったこともあり、自分自身のプレーも、子どもたちへの指導からも遠ざかっていました。サッカーに触れるのは、年に数回のJ観戦程度でした。「商業化されたサッカー」、「消費されるサッカー」に嫌気がさしていた・・・ということもあります。

そんな「凍ってしまった情熱」を溶かしてくれたのは、「考えて、走る」、あのサッカーでした。
スタジアムへ足を運ぶ頻度が増え、サッカーに思いを巡らす時間が本当に楽しいものとなり・・・。

・・・11月のあの日から、ずっとずっと喪失感に苛まれてきました。気持で動く男にとって、魂の躍動しない日々は、本当に苦痛で苦痛で・・・。
そんなときに、「キリタニさん」という存在を知ったのです。
そして6月6日・・・。

キリタニさん、本当にありがとうございます。
父親のように(失礼・・・)、あたたかく大きな手に、背中を押してもらえた気がします。
僕はもう一度、「オシムと出会うため」にスタートを切ります。

手始めに、我がホームタウン大分の選手たちに、「もっと走れ!」、「戦え!」と叫んできます。

posted by reckless | 2008-06-09 10:22

recklessさんへ

>手始めに、我がホームタウン大分の選手たちに、「もっと走れ!」、「戦え!」と叫んできます。

地元に素晴らしいサッカーがある場所じゃないですか。僕も大分の試合はよくスカパーで見ていますよ。ずっとジェフを見てきたものですから、大分というチームにはある種の切ないシンパシーのようなものを感じてしまうんですよ^^;
シャムスカさんも次期日本代表の有力候補ですね。
金崎夢生くんや森重真人くんの成長も楽しみにしています。もっと走れ!もっと闘え!僕も遠くから彼らに激励の念を込めたいと思います。

これからもサッカーの近くで生きていってください。そして変わらず愉しんでいきましょうネ。
高校サッカーでの活躍も楽しみにしています。大分というと大分鶴崎とか情報科学とかだったでしょうか?近隣の強豪に負けないよう大分の子供たちが育っていってくれるように祈っております。

>父親のように(失礼・・・

ちなみに↑これはいけませんよ。
そんな年離れてないでしょうが…^^;今回は黄紙にとどめておきましょう。

またお付き合いください。今度はJについてでもじっくり語り合いたいものですネ。

posted by 桐谷 | 2008-06-09 12:18

ほんとうのイビチャ・オシム

返信を有難うございました。

>あなたからいただいたこのコメントが、賛辞なのかあるいはホメ殺しなのか皮肉なのか…判別つかない部分もあるのですが

私も少々真剣に考えてみましたが、この、どれにも該当しないようです。でも、はっきりしているのは、貴殿に対する、いわゆるネガティブな感情は、一滴も含まれていない、という事です。むしろ、その正反対です。美しいものを、良いものを見つけた時にこみ上げてくる〈嬉しさ〉に近いものがあります。

>年を取る度に、ニッポンにムカつき、そしてニッポンを好きになるんです

私は、ようやく、好き嫌いのステージを卒業して、そのままの、ありのままのニッポンを、私の母国を、息を吸うのと同じ感覚で受け止められるようになりました、時間はかかりましたが。

私は、褒める、という行為と、リスペクトする、という行為では、後者のほうがはるかに尊く、はるかに難しく、はるかに相手について理解しようとするエネルギーを必要とする行為であると考えております。ですから、私は 「キリタニブログ管理者」の貴殿を、今後も絶対に〈褒める〉事は無いと考えます。

大変失礼致しました。

posted by 地球の反対から 2 | 2008-06-09 19:24

ほんとうのイビチャ・オシム

【キリタニさんへ】
 先日は、ご丁寧な御返事ありがとうございました。
 オシムが、ヒデの試合の観戦後のインタヴューに応えて、「もっとJリーグを見に行ってほしい」と言ったとか。
 私にできるのは、まずはスタジアムで応援すること。昨日は、仕事を途中でうっちゃて、広島ビッグアーチへ駆けました。2週間の中断で、どんなプレーになるか少し不安でしたが、小気味の良いリズムにのった、生き生きとしたサンフレのプレーに、長距離運転の疲れも吹っ飛びましたよ。何より嬉しかったのは、久々の久保の登場。わくわく、どきどき。で、あの久保ならではの素晴らしいシュート。至福のときでした。(シュートの後の、久保のひょっとこ顔、キリタニさんにも見せたかったわ。)寿人もゴールできたし。ベテランと若者のコラボが絶妙なゲームでした。(終盤の失点は本当に悔しかった。)これで、最後まで集中が切れずに戦えるようになると、J1復帰は確かなものになると思います。来年をお楽しみに。

posted by 森と太地と夢の母 | 2008-06-09 20:10

地球の反対から 2さんへ

>私は、ようやく、好き嫌いのステージを卒業して、そのままの、ありのままのニッポンを、私の母国を、息を吸うのと同じ感覚で受け止められるようになりました、時間はかかりましたが。

そうですか。
僕も早くそうなりたいものですが、もしかしたら一生その境地に達することは無いのかも知れません^^;


>私は、褒める、という行為と、リスペクトする、という行為では、後者のほうがはるかに尊く、はるかに難しく、はるかに相手について理解しようとするエネルギーを必要とする行為であると考えております。

本当にその通りですね。あなたのような方に読んでいただけるということを励みにして、また書き進めてゆきたいと思います。
実は今日の今日まで、ブログだからいいや…っていういい加減な気持ちで書いていた部分もあったように思います。
これからは大切な人たちに思いを届ける気持ち…で書き綴ってゆくつもりで頑張ります。

今後もご覧いただければと思います。
そしてまた時々は降臨してやってくださいネ。ありがとうございました。

posted by 桐谷 | 2008-06-09 20:44

森と太地と夢の母さんへ

>先日は、ご丁寧な御返事ありがとうございました。

いいえ。こちらこそありがとうございました。

広島の近くに御住まいなのですね。サッカーとはまったく関係ないのですが、僕は広島の街が大好きなんですよ^^またおいしいお好み焼きと久保竜彦のひょっとこダンス、そしてストヤノフの“黒いプレー”を見に近いうちにビックアーチに出かけたいと思います。

TV観戦していないのですが、素晴らしい試合になったようですね。今年はこれから五輪や何やらでサンフレッチェにはかなりの負担をかけてしまう事と思いますが、なんとかこのまま昇格を決めてくれるよう祈っております。
さっそく寿人が召集されたようです^^;ケガなく頑張って欲しいですね。

posted by 桐谷 | 2008-06-09 20:54

ほんとうのイビチャ・オシム

キリタニさんへ

ご無沙汰してます。
オシム氏に対してあれほどコメントしていたにもかかわらず、完全に乗り遅れてしまったことを残念に思います。

アドバイザー就任会見をみて、田嶋氏のコメントがずっとひっかかってました。
「今回のユーロを見ていただいて、U-18やU-16などいろいろな世代の日本代表チームがヨーロッパに行った時に会う機会があればコメント頂きたいです。」
キリタニさんブログをみて、ああそういうことかと・・・。

ですが、今回のオシム氏の件は非常に大きな節目だと思っているので、結論は急がずもうしばらくは成り行きを見守りたいと思います。

オシム氏のコメントからも感じるのですが、協会との間には、これまでも様々な軋轢があったのでしょう。それでもなお彼が見続けた夢の大きさを、いずれ私たちは知るのでしょう。そんな未来につながる今を私たちで作っていかなければと思います。

自らの信念に人生を懸けた人間の一生はきっと戦いの連続なのでしょう。そして彼がその信念を持ち続ける限り、彼は死ぬまで戦い続けるのでしょう。
今はひとまず、首の皮一枚ではありますが、彼と共に見た夢に続きがあることを喜び、彼が存分に戦いきれるよう、健康であり続けることを願います。

posted by スナフキン | 2008-06-10 11:24

ほんとうのイビチャ・オシム

 キリタニさん、もう少し睡眠不足の日が続きますね。クロアチア敗退、悔しいです。明日はバーレーン戦、寿人のゴールを楽しみにしています。                                                     ところで、先週の土曜日、遅まきながら「サラエボの花」を観る機会を得ました。オシムの故郷やオーストリアをこの目で見たい思いが日毎募ってくるこのごろ。ふとしたことで、隣の市の名画シアターでこの映画が上映されることを知り、勇んで駆けつけました。昨年見逃してしまい心にかかっていた映画でしたので、観るチャンスを得た幸運本当に嬉しかったです。
 忙しい日々、事前にほとんどチェックもせず、ただボスニア紛争を背景にしたサラエボが舞台の、女性が主人公の映画というくらいの知識しかないまま、会場に飛び込みました。 
                                             映画が終わって、エンドロールが消えても、会場が明るくなっても、しばらく立ち上がることがでjきませんでした。主人公エスマの疲れた霧のかかったような眼差しが心から離れません。サラエボの痛々しくも健気に感じられる街のたたずまい、イスラム風の音楽、そして彼女を襲った戦争というものの狂気(本質)、いろいろなことが渾然となって頭の中をぐるぐる巡り、衝撃の中から起き上がることができませんでした。
              
                                             感想を安っぽい言葉で表して終わりたくない、そんな思いでいます。
 帰って、検索すると、なんとオシムの推薦のことばがある。それも、倒れる前日に書かれたものだとか。また、名状しがたいショックを受けました。これまで読んだ彼のサラエボに言及した言葉と相俟って、重たく胸に響きました。何度も読み返しました。彼の悲しみと愛、人としての深さ、大きさ、強さの拠って来るところを、また少し感じ得たように思います。必ずサラエボに行きます。    

posted by 森と太地と夢の母 | 2008-06-21 16:00

森と太地と夢の母さん、そして皆様へ

森と太地と夢の母さん、そして皆様、ご無沙汰しております^^

今回のEUROはいかがですか?
僕はこれまで見てきた大会の中でもベストではないか…と思えるほどサッカーのおもしろさと、熱い感動を味わっています。

ベスト4が出揃ったところで一度今回のEUROについての感想を書き記してみたいと思っているところなのですが、応援していたクロアチアが敗れると共に、大会途中からぐいぐいとそのサッカーの魅力に惹きつけられてしまったトルコ、ロシアの2チームがベスト4まで勝ち進む快挙を成し遂げてくれたことを心から嬉しく思っているところです。

今日のスペインVSイタリアはどうでしょうか?
GLで散々苦しみながらも決勝に辿り着いたチームを見ればドイツとイタリアだった…なんとなくそんなオチのような気がしないでもないのですが、今現在のスペインの爆発力に期待して明日の朝の試合を見たいと思っています。

また今日はバーレーン戦、昇格を争うJ2広島から、この消化試合のタイミングで主力選手を抜いてしまうことには、正直大きな抵抗を感じますが、すでに選ばれてしまった以上、佐藤寿人の活躍に期待したいと思います。

また「サラエボの花」をこの場で紹介してくださり、ありがとうございました。オシムさんの推薦文があったのですね。まったく知らなかったです。DVDをレンタルして必ず拝見させていただきたいと思います。その際にはまた100法の方で批評を書かせていただきますネ。

今日のバーレーン戦についての批評を書き終えたところで、EUROのこれまでの感想、その後で再びJFA・川淵会長についての思いを立て続けにアップできればと考えています。

森と太地と夢の母さん、そして皆様、残り少なくなったEURO、そして今日のバーレーン戦を一緒に愉しみましょう。

*コメントの投稿について説明不足で申し訳ありませんでした。他にも混乱されている方々がいるようですが、ここでいただいたコメントは、数時間置いて僕が認証した段階ではじめて掲載されることになります。
よって皆さんがコメントを書き込んだ段階で即座に表示されないのは故障ではありませんので、ご了承ください。

何度も書き込みを投稿させてしまい本当にすみませんでした。こちらもなるべく早く、確認するよう心がけたいと思います。これからもよろしく。

posted by 桐谷 | 2008-06-22 11:00

ほんとうのイビチャ・オシム

【キリタニさんへ、森と太地と夢の母さんへ】
お早うございます。齢をとると朝が早くても・・・等々揶揄されながらEuroに浸っておりますが、流石に月曜の朝は辛いものがあります。然しながら西-伊戦は見応えが有りました。やはり伊の閂は固いし、無敵艦隊の攻めも絵になっていました。楽しいですね、サッカ-は。個人的にはHendrik Johannes Cruijff以来の蘭贔屓なのですが、ヒディングに裏切られ涙を飲んでしまいました。実にヒディングは良くサッカ-を、敵の押さえ処を知ってます。ロシアのメンバ-がそれを良く理解して動けたのが驚きでもありましたが、Edwin van der Sarには無念の代表最終戦となってしまいました。
 さて日本のバ-レ-ン戦ですが、将にこんな時期に招集するのかと大いなる疑問を感じた佐藤寿人ですが、コンビネ-ションが今一つでしたね。彼自身のパフォ-マンスは良かったと思いますが、周りが理解出来てません。合宿に呼ばれてないこともあり、仕方が無いのかもしれませんが、彼の動きをイメ-ジできるパッサ-が必要です。U23のOAに適任かもしれません。どうでしょうか。

posted by 蹴球爺 | 2008-06-23 09:30

ほんとうのイビチャ・オシム

 今さらながら、酷い試合でしたね。寿人のよさなんて活かしようもない試合でした。サンフレの試合のほうがはるかにおもしろかった。(と言ったら言いすぎでしょうか)選手が可愛そうとさえ思えます。
  
 ところで、キリタニさん。同じコメントを何度も送ってしまって、申し訳ありませんでした。文明の利器に疎くて、上手く送れたのか自信がなく、不安になってはまた送ってしまいました。これからは気を付けます。お忙しいのに、お心を煩わせてしまい、本当にごめんなさい。
  
 引き続き、キリタニさん・蹴球爺さんほかのみなさんのお考えを拝見できることを心待ちにしています。そして、悲しみを、怒りを、希望を分かち合いたいと思います。

posted by 森と太地と夢の母 | 2008-06-23 19:08

森と太地と夢の母さんへ

こちらこそわざわざありがとうございます^^

そして寿人…たいへんな状況の中お借りしたにも関わらず、まったく彼の良さを活かせずに本当に申し訳ありませんでした^^;サンフレが勝利してくれたことだけが救いでしたね。これからの夏場、広島の暑い夏の厳しい時期を一緒にまた支えてあげてくださいね。

僕もJ2広島と甲府の試合だけはよく見ているのですが、今の広島ならJ1でも真ん中より上に来るのではないか…と真剣に思っています。

今こんなことを言ったら広島サポの方に怒られると思いますが、僕は昨年広島がJ2へ降格し解任が噂されたとき、オシムさんが無理ならば、ペトロヴィッチさんにやってもらいたいな…って本気で思っていました。それぐらい彼とオシムさんのサッカーには、相通ずる“哲学”を感じるのです。

これからも広島応援していますね。
EUROとともにJ2も共に楽しませていただきます。

ぜひまたお付き合いください^^

posted by 桐谷 | 2008-06-23 23:33

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