2007年07月07日
【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
中盤のプレスの希薄なスコットランドに完勝した時点で、これで浮かれていたらコスタリカ戦では痛い目に合うだろう…と考えていたが、多少押され気味ながらも拮抗した紙一重の展開の中から勝利を掴み取った。 この階級の相手にほぼ互角の内容で戦える現U20日本代表の自力は、決勝トーナメント進出に相応しいものであるだろうし、トーナメント表を見渡せばもう一歩前へ踏み出すチャンスも決して小さくはない。 ナイジェリア戦で一息抜けるのは他のグループリーグを戦う相手に対して非常に大きなアドバンテージであるし、コスタリカ戦最終盤のバタバタの時間帯における守備ブロックの在り方とそこから“繋いで”時間を消費してゆくボールキープのコンセンサスをしっかりと確認した上で、決勝トーナメントへの戦いに備えて欲しいと願う。 負傷のためかやや存在感に欠ける柏木陽介に変わり、梅崎司や田中亜土夢がその能力を存分に発揮している。守備では槙野智章と青山隼の頑張りもこの結果に大きな影響を与えている。そして本番に向けてここまでチーム力をアップさせた吉田監督の手腕にも高い評価が成されてしかるべきだろう。 この後の“結果”がどうあれ、日本代表のサッカーとして誇れる“内容”を世界に示すことができた。一時的な“結果”に囚われることなく、愚直にそれを追求してゆくことが、いずれこの国の地に足つけた自力となり他国からの確固たる評価となってゆくだろう。 コスタリカの攻守の切り替えの素早さ、そして前でボールを奪う…という闘志の猛々しさ、U20日本代表にはこの2つの要素をしっかりと彼らから学び、糧にして、これからの試合に臨んで欲しい。 そして今後、梅崎司の自由はどんどん制約されることだろう。内田篤人と柏木陽介の復調に期待して、彼らの戦いを見守ってゆきたい。 ★ブログランキング加入しました…応援のクリック心から感謝いたします★ ⇒⇒⇒人気blogランキングへ
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posted by 桐谷 |00:00 |
2007 U-20WCカナダ |
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グループリーグ2連勝で、決勝トーナメント一番乗りが決定!=U-20日本代表 【日本代表蹴球宣言(スポーツナビ編集部)】
■U-20日本代表の戦いについて、皆さんからのリポートやトラックバックを大募集! 7大会連続出場となる日本は、DF福元洋平(大分)、A代表経験もあるMF梅崎司(大分)、オシムも熱い視線を注ぐMF柏木陽介(広島)ら、タレントの質と数は充実。前回大会は1勝も挙げることなく、ベスト16で敗退しているだけに、何とか巻き返しを図りたいところだ。 追記 日本はスコットランド、コスタリカを立て続けに破り、グループリーグを突破。参加24カ国中一番乗りで、決勝トーナメント進出を果たした。 <日本の試合日程・結果> 7月
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1.実生活における常識的な礼節と言葉遣い(敬語を使えない文章は否)
2.本文の主旨を踏まえた感情的ではない意見や提案(一部の言葉尻を捉えた曲解や論理展開は否)
この2つを厳守の上でお願いいたします。
サッカーにルールがあるように、人との交流や議論においてもおのずとルールはあるはずです。敵であれ味方であれ、そこに敬意や配慮の無いコメントには応答の義務も無いものと考えます。
また明らかに論理性のないものもそれに加えさせていただきますし、残念ながらそれを裁くのは僕です。ここから外れるものは僕の主観でためらいなく削除させていただきます。
posted by 桐谷 | 2007-07-07 11:58
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
内容が良くても
横のスクロールがあるだけで、読む気なくなります
posted by mi | 2007-07-07 13:02
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
今回のU-20は、色々な意味で注目しています。試合内容以上に、彼らを取り巻く状況が、些細なことですが概ね日本サッカー界の推移が健全になりつつあることを思わせ、ささやかに喜んでいます。
①ユース出身が多数を占め、「高校サッカー出身のスター」は減ってきた。
高校サッカーを取り巻く環境は、高校野球ほど異常でも不健全でもないので高校サッカーを全 否定はしませんが、それでも「学校教育の一環」「高校生らしく」等という建前を掲げる学校部活には限界があります。ユース代表におけるクラブ出身者の著しい増加は、下部組織からの一貫育成というJリーグの理念の着実な成果であり、高く評価できると思います。
②多くが「高校サッカー出身のスター」でない為、全国的に無名で、日本の悪しき「スターシステム」の弊害から免れている。
メディアの注目が全て悪しき影響を生じさせるわけではありませんが、日本の場合、オシムが警鐘を鳴らすように、概ね人々を過大な幻想で洗脳し現実感覚を失わせる点で、大きなマイナスとして働いてきました。常識的にに見て、日本の若いタレント達を取り上げるワイドショー的宣伝は凄まじく異様な風景だと思っています。彼らは無名ですが、幸いにしてそれから免れています。
※但し、メディアへの露出そのものが悪である筈はなく、それはプロとして必須のものです。最終的には彼らも「サッカーにおいて」注目されてほしいと思います。
③下位、又は2部チーム所属であっても、トップチームのレギュラーが大半を占めている。
これもJリーグ全体の着実な成長の証でしょう。99年の所謂黄金世代も、今回ほどレギュラークラスが多くはありませんでした。高校サッカーのスターたちが揃っていた為に、名前は全国的に知られていましたが。今回の代表は概ね、J1J2のレギュラーを取っています。チーム数か増加し、若い選手達の活躍の場が増えました。後は、もっと国内間の移籍が活発化すれば更に良いと思っています。
④「世界に挑戦する」とではく「勝ちに来た」メンタリティー
ゴール後のパフォーマンスは、朝日新聞では「子供っぽい」と一刀両断され、「不謹慎」とかいう批判をあるようですが、私は「頼もしい」と思っています。金子達仁氏も高く評価していましたが、ポジティブな自己表現力は日本人に長く欠けていたものでした。
日本人の固陋な誤解、迷信として「個性を表現する力と組織の規律は両立しない」というものがありました。サッカーファンの間では既に、「それは違う。むしろ自己を殺すことを、個の責任を回避することをチームワークと誤解すれば、サッカーでは勝てない」という考え方が浸透してきましたが、まだ日本人一般の常識にはなっていないと思います。
posted by Juno | 2007-07-07 13:59
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
朝日新聞は読まないので知りませんでしたが、あのパフォーマンスを批判する向きがあるのですか!
批判そのものは自由なので構いませんが、あのパフォーマンスを見て私が思い出すのが前回大会でU-20日本代表がサッカーを楽しんでいないと残念がっていたオランダ人記者のコメントです。
今回2連勝して色々と嬉しいですが一番嬉しいのは選手達がイキイキとやっている事です。
プレーも判断もまだこれからですが今回は存分に楽しんでいると思います。プレーもパフォーマンスも。
本人達が自分のBestを尽くしたと思えるならどんな結果もOKです。
posted by iop | 2007-07-07 14:32
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
そうですね。私も前大会のそのコメントはよく覚えています。
日本のスポーツを取り巻く状況の一面を確かに表していて、非常に印象的なコメントでしたから・・・。
チームパフォーマンス、見ていて楽しいです。それを思いつく余裕は頼もしいです。
朝日新聞は高校野球の推進母体でして、「ガッツポーズは相手に失礼」とか、「アマチュアリズム理想論」を推奨する論説なので、そういう論調になるのかなと推察します。
※「子供っぽい」は朝日新聞の文章でしたが、「不謹慎」の出典は、他のブログでした。紛らわしい表現ですみません。
posted by Juno | 2007-07-07 15:10
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
Junoさん
たいへんロジカルな立論をしていただきありがとうございます。これだと議論のしがいがありますね。
総論として、
>概ね日本サッカー界の推移が健全になりつつあることを思わせ、ささやかに喜んでいます
この部分まったく同感です。④のパフォーマンスや喜びの表現については、僕はそれを全く否定するものではありません。
>これで浮かれていたらコスタリカ戦では痛い目に合うだろう…
の表現がそれを思わせたかも知れませんが、ここで僕が言いたかったのはスコットランドとコスタリカの実力は1階級違うぞ…との戒めとしての意であったことをご理解いただければと思います。無駄なカードを受けるものや意図的に相手を傷つけるパフォーマンスでなければ、僕はあらゆるものを否定するつもりはありません。
その上で①に関しては、まさに下部組織からの一貫育成が今見事に結実しつつあるのかな…と思います。ただし、あなたも言われる通り高校サッカーも否定されるべきものではないし、その役割の大きさも日本のサッカー界を支える上で今後も普遍的に大きな役割を担ってゆくものと考えています。
ユース世代の編成は大きく様変わりをしましたが、フル代表を見れば高校サッカー出身者達がまたまだ大きな存在感を見せています。欧州と比較すれば大きく異なる部分ではありますが、今後も車の両輪のように進んでゆけるのであれば、この国独自のとても望ましい在り方であるように僕は思っています。
②に関してはおっしゃる通りですね。①による副産物としての②については、僕自身それほど意識してきた訳ではありませんが、ナントカ王子の騒動を思えば、彼らは今現在とても望ましい環境の中で戦えているな…と実感できます。
そして③。
これについては仰るとおりだと思います。今回のU20を見ていて僕が一番頼もしく思えるのは、あなたの言う“Jでの経験”の部分だと思います。試合の端々からその落ち着きと大人びた試合勘のようなものを感じます。そしてその部分においてはゴールデンエイジを凌駕するものがある…と。
これは僕の持論なのですが、Jは外国人枠を撤廃自由化して、選手登録人数を1チーム20~23名ぐらいするべきじゃないかな…と思っています。そして試合登録に欠員が出た場合はユースからの臨時昇格のみ認める。
Jリーグを質の高いリーグとし、尚且つ若い選手の試合出場の可能性をビッククラブが積んでしまわない為の私案です。
ここで不完全なまま議論するつもりはありませんが、いずれ本文たてて訴えてみるつもりです。
その際はぜひお付き合いいただければと思います。
真摯なご意見いただきありがとうございました。
コメント欄今後どうするか再び検討中ですが、このようなご意見いただければいつでも本文にて皆様にご紹介させていただきたいと思います。
U20の健闘を一緒に見守ってゆきましょう。
posted by 桐谷 | 2007-07-07 15:43
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
iopさん
>今回は存分に楽しんでいると思います。プレーもパフォーマンスも。
それはプレーの端々やインタビューからも感じられますね。サッカーを楽しむこと…それがすべての原点だと思いますし、古い固定化された価値観に縛られること無く、今後もめいいっぱい喜びの表現をしてくれれば良いと僕も思います。
>本人達が自分のBestを尽くしたと思えるならどんな結果もOKです。
若い選手達をこの気持ちで見守ってあげられるあなたのような方が、彼らの頑張りとサッカーを楽しむ心をサポートしているのだと僕は思います。
彼らの今後の奮闘とサッカーを心から楽しむ姿を見守ってゆきましょうネ。
posted by 桐谷 | 2007-07-07 15:50
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
Junoさんのコメントに共感します。そしてそれに対する桐谷さんの意見にも。
日本サッカーは健全な形で進歩してきていますが、少々不安なのは「スターシステム」に代表される日本の悪しき文化とそれに左右される人気という側面です。これは前々から思っていたことですが、代表人気などというのはJunoさんの①②に大きく関連していると思います。
全国高校サッカー選手権と高円宮杯(プリンスリーグ)を比べると分かるのですが、選手個々の実力や試合内容のハイレベルさは「高円宮杯(プリンスリーグ)>高校サッカー選手権」であるのは明らかです。しかし選手1人1人の知名度を高めるメディア露出や、全校応援などをして学校が全面的にバックアップする大会は「高校サッカー選手権>高円宮杯(プリンスリーグ)」であるのが現実です。
高校選手権に出場する選手は、学校の代表であり地域・都道府県の代表となりますが、クラブ文化が定着していない日本では、クラブに所属する選手はあくまでクラブの代表でしかなく、在籍している学校や地域の代表として全面的にサポートを受けられる環境にはなっていません。高円宮杯(プリンスリーグ)を見ると、温かいJクラブサポーターと熱心なサッカーファン、選手・クラブ関係者、取材陣、スカウト等と限られた人達しか見に来ません。高校選手権のように学校単位、OB、地域・都道府県出身者といった大勢の人が集まる大会になっていません。
こういったところが知名度の差となり、サッカーの質に関係なく人気の差として表れているのかなと感じます。今後ますます「クラブ出身選手>学校部活出身選手」となっていくことを考えると、実力と人気が比例しない今のねじれ現象をサッカー界全体で何とかする必要があると思います。
「スターシステム」や「学校文化」が人気に大きく影響する現状の日本は嘆かわしいのですが、これも文化なので受け入れるしかありません。選手強化の先にJリーグというプロスポーツがあり、プロスポーツが人気商売であることを考えると、サッカーの裾野を広げていくためにもこの日本独自の文化の中から人気に結び付けていく方法を模索していかなければいけないと思います。もちろん一番手っ取り早いのが、Jリーグが各地域に大きく根付き、多くのサポーターに支えられるようになることで解消される問題だとは思いますが。
「コスタリカから学ぶべきもの」というタイトルから大きく逸れたことをお詫びします。
posted by tei | 2007-07-07 16:47
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
管理人様
早速、懇切なる論評を頂き、とてもうれしく思いました。私がいきなり本来の管理人様の趣旨と違う方向に話を広げてしまったので恐縮の限りです。
>これで浮かれていたらコスタリカ戦では痛い目に合うだろう…
すみません、私の論旨がいきなり飛んだので誤解を与えてしまいました。コスタリカ戦についての評、実はほぼ同意見です。
スコットランドは弱いのか日本を舐めていたのか、私には情報不足のためよく判りませんが、少なくともあの日は強い相手ではありませんでした。モチベーションの高いコスタリカが、同様である筈がありません。
>高校サッカーも否定されるべきものではないし、その役割の大きさも日本のサッカー界を支える上で今後も普遍的に大きな役割を担ってゆくものと考えています。
まさに仰るとおりですね。私は20代の初めまで実は野球マニアだったのですが、日本の野球界、特に高校野球を取り巻く環境(学校、部、地域住民、マスコミ・・・etc)の異常さを痛感し、その反動で比較的風通しの良いサッカーを好きになった経緯がありました。
サッカーは相互の交流が積極的に行われ、格段に風通しの良い環境であると思います。ユースに上がれず、高校部活に行ったら才能が開花したというケースも増えてきたようです。
>この後の“結果”がどうあれ、日本代表のサッカーとして誇れる“内容”を世界に示すことができた。一時的な“結果”に囚われることなく、愚直にそれを追求してゆくことが、いずれこの国の地に足つけた自力となり他国からの確固たる評価となってゆくだろう。
今回2戦目までに示した内容は、まことに日本サッカーとして誇れる内容であり、「指針」だったと思います。
私は鹿島サポで、どうしてもZicoに甘くなってしまいますが、それでもA代表とU-23以下の代表の目指すサッカーの「指針」が全く違うことに強い危機感を持っていました。
今、日本の各年代別代表は、ようやく同一の指針の下に、チーム作りが進められていると思います。(オシム氏の後の一貫性が不安ですが・・・)
1.運動量
私個人はクラシックなブラジル・スタイルが好きな為、余り好きな言葉ではないのですが、オシム氏がまず提言したように、日本人の長所の一つは運動量だと思います。コスタリカ戦、最後は日本側も足がつっていましたが、それより先に暑い国であるはずのコスタリカの足が止まりました。外国のサッカー関係者がまず日本に驚くのは、その運動量の多さだと聞いています。
2.アジリティ(=素早さ?)
スコットランド戦で象徴的だったと思います。私は車のレース活動を趣味にしているので、よく実感できますが、軽量なライトウェイト・スポーツはトップスピードで劣っても、最初の100mだけならスカイラインGT-Rより速いです。切り返しや制動にかかる負荷も軽いです。
中南米に対しては彼らが同じ武器を持っている為に苦しいでしょうが、欧州勢に対しては非常に有効であること再認識させられました。
3.無駄になるかも・・・な3人目の走りこみ
これはかつてZico時代、A代表が最もダメな部分だったように思います。「なんで、そこに誰もいないんだあぁーっ!?」と何度叫んだことでしょう。
JFAは、意図的に若年層にこの「3人目の動き出し」を強化して教えていると聞きました。今回は、無駄になったけれども、走りこんで「こっちだあぁーっ!」と手を振っている選手を何回か見ることが出来ました。
どうも、年齢や社会的知名度が上がるに比例してダメになっていく部分のような気がしていますが・・・(勘繰り過ぎかも?)、彼らには忘れないでほしいと願っています。
「走らない」と思われがちなブラジル代表でも、彼らが好調な時には、常にスペースに走りこんで、ボールを呼び、結果半分は無駄に終わるという繰り返しが見られますし。
・・・どうにもとりとめがなくなりましたが、ナイジェリア戦も、リザーブのメンバーのチェックを楽しみに見守っていこうと思います。
posted by Juno | 2007-07-07 17:15
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
tei様
私の長文にコメントを頂き、ありがとうございました。
私が管理人様の表題より趣旨をずらしてしまったので大変恐縮ですが、丁寧な論評を頂き、とても嬉しく思いました。
日本での人気の現れ方の歪さ、人気を絶対に必要とするプロ・スポーツのメディアへの関わり方。私も常に憂慮しています。一個人である我々の力は小さいものですが、少しでも声を上げていければと思っています。
posted by Juno | 2007-07-07 17:34
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
teiさん
>「コスタリカから学ぶべきもの」というタイトルから大きく逸れたことをお詫びします
確かにコスタリカとはまったく関係ありませんが^^;もっともっとこの国のサッカーにとって本質的な核心をつくご意見をいただけたことに深く感謝します。
teiさんのおっしゃられる事どれも深く共感いたします。そして同じく、これにすぐ効く特効薬など現状では無いのだと思います。
僕自身プリンスリーグがこの国のサッカーにもたらすであろう“質的貢献”の大きさをどこかでコメントしながら、実際に会場へ足を運んでゲームを観戦したことはない訳で、その現状を鑑みればマスへの浸透など遥か遠い道のりですね。(今年はぜひ一度拝見させていただきたいと思います)
クラブ文化の定着…という側面もこの国のJリーグの成り立ちが、そもそも先に“プロ化ありき”の概念から発したものである事を考えれば、ここからどう地域と密着して共に歩んで行けるのか…はまた欧州とはまったく逆のアプローチが必要になりますね。
>Jリーグが各地域に大きく根付き、多くのサポーターに支えられるようになることで解消される問題だとは思いますが
これは代表の勝ち負けに一喜一憂して、この国のサッカーの未来を論ずる風潮とはまったく別次元の大きなテーマであり、普遍的な課題ですね。
JFAもJリーグもサポーターも、そしてそれを見つめる僕ら一人一人も、現状を見つめて良い方向へ一歩一歩でも進んでゆく…その為の努力を継続してゆくことが必要なのでしょうね。
拙いブログですが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。いずれこの分野についても主観を語らせていただく機会があると思いますので、その時はまたご意見頂戴させていただければと思います。深い洞察に基づいたコメント、本当にありがとうございました。
posted by 桐谷 | 2007-07-07 17:47
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
Junoさん
まず最初にこれまでのジーコさんに対する罵詈雑言、非礼の数々深くお詫びいたします^^;
そしてあるものを愛しながら、またもう一方のあるものを理解し受容しようとするあなたのしなやかでポリバレント^^なサッカー観を深く尊敬します。
日本の特性である運動量とアジリティ…まったくその洞察の通りだと思います。そしてそれ以外にフィジカル的要素において日本が欧米のそれを上回るものなど無い。オシムに限らず、そこが今後の日本サッカーのスタートラインである事は間違いないですね。
アジリティに関する車の例え…非常に分かりやすいですね。僕も走り屋ではないのですが^^ライトウェイト・スポーツと呼ばれるカテゴリーの車が好きなので良く実感できました。
そしてだからこそ、日本が世界を取るならフットサルの方が先なんじゃないかな…とも思っている訳なのですが。
>「走らない」と思われがちなブラジル代表でも、彼らが好調な時には、常にスペースに走りこんで、ボールを呼び、結果半分は無駄に終わるという繰り返しが見られますし
これこそジーコの4年間に欠けていた決定的な要素ですね。全く同感です。
ブラジルサッカーのサイドの担い手はシシーニョにしろ若き日のカフー、ロベカル、ジョルジーニョにしろ、とにかく良く走る選手でしたよね。そしてまたそのフリーランニングにメリハリがあり、ここぞという時には100%の全力疾走でボールを呼び込む…。
この部分がまだ日本に欠けているポイントだと僕は思います。ハーフスピードで自信無さげにパサーの顔を伺いながら走りこんでいる。
このオフ・ザ・ボールのプレー、フリーランニングの動きにこそ、現代サッカーのクオリティが集約されているのだと僕自身も信じています。だからこそ、今ここでJunoさんにおっしゃっていただいたように、フル代表の下に統合的な強化が図られている現状を高く評価し、ここが目先の結果によって右へ左へとグラついては絶対にいけないんだ…と思っています。
>・・・どうにもとりとめがなくなりましたが、ナイジェリア戦も、リザーブのメンバーのチェックを楽しみに見守っていこうと思います。
あなたと一緒にこの戦いを見守ってゆける事をとても幸せに思います。本当にありがとう。
拙いブログですが、今後ともどうかお付き合いください。よろしくお願いします^^
posted by 桐谷 | 2007-07-08 00:30
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
管理人様
おはようございます、今日はナイジェリア戦ですね。アジアカップは勿論注目していますが、私は茨城在住鹿島サポなので、やはり内田君目当てでU-20に目が行くこの頃です。
>まず最初にこれまでのジーコさんに対する罵詈雑言、非礼の数々深くお詫びいたします^^;
(^^)いえいえ、全く気にしておりませんよ。お気遣いありがとうございます。
ブログは昨日から全文読ませて頂きましたが、批判と否定は全く別のものですから。私はZicoを深く尊敬しておりますが、代表監督としての客観的な評価は又別個のものですし。
私自身の中でZico4年間の功罪はまだよくまとまっていません。今は様々な方のご意見を見て、かつ自分の頭で考え、安易な極論に飛びつかないように自戒したいと思っています。(^^いつになるやら・・・ですが)
>そして今後、梅崎司の自由はどんどん制約されることだろう。内田篤人と柏木陽介の復調に期待して、彼らの戦いを見守ってゆきたい。
今日は梅崎、内田両名は出場予定ですね。御指摘の通り、2戦目までは比較的梅崎は広いスペースを保持していたように思います。
ロナウジーニョが代表(ドイツまでの)の2列目で活きずバルサで輝いたように(又、オシムの俊輔起用法のように)、近代サッカーでテクニシャンが輝く場所はセンター(トップ下?)ではなく両サイドと思います。本山を左サイドに置いて成功した99年の様に、梅崎を左サイドで起用したことは大正解だったと思います。
この先、梅崎のスペースを警戒され潰されたときに、鍵を握るのは御指摘の通り柏木であり、内田の出来になるでしょう。
2戦を見て、柏木のプレーはやや難しくしすぎ(解説風間氏もそう評していましたが)だったように思います。コスタリカ戦は自ゴール前であわや自滅⇒1点献上の場面がありましたし。
以前(95年頃?)、名古屋のどこぞの大学研究室がストイコビッチのプレーを分析し、リスクチャレンジの個人技と、シンプルなパス回しプレーの選択の正確さに驚嘆した、ということがありました。この点で日本で最も優れていたのは中田英寿氏だと思っていますが、いずれにせよ、柏木が成長すべきは、この点かと思います。
我が鹿島期待の内田ですが、スコットランド戦はともかく(自滅横パスをやりましたが・・・)、コスタリカ戦はちょっと雑すぎました。
私的には、背後のスペースよりも、終盤の攻撃時の雑さが気になりました。リードして終盤の攻撃時に難しいことをやる必要は全くないのですが、あっさりと横パスをさらわれてしまいました。左の安田がやはり冒険サイドチェンジを失敗して森島が怒っていましたが、場の空気を呼んだプレーの選択というのは、全年代を通じて日本代表の課題かと思います。
度々の長文にて恐縮ですが、こんなことを考えている内に、試合が始まりました。さて、どうなりますことやら・・・。
posted by Juno | 2007-07-08 10:30
Re:【U20コスタリカ戦】 コスタリカから学ぶべきもの
コメント投稿者ID :
Junoさん
地上波による放送は今晩ですし、そこでの放映を楽しみにしている方も多数おられると思いますのでここではナイジェリア戦については触れませんが、きっと明日にでも本文たてて触れる事と思いますのでその時はどうかお付き合いください。
>私自身の中でZico4年間の功罪はまだよくまとまっていません
選手生活を通して、代表監督時代を通して、彼は彼なりに一生懸命日本サッカーの為に尽くしてくれただろう事は間違いなく、この国のサッカーの偉大な貢献者として僕自身深く感謝しています。彼は僕がサッカーキッズだった時代のまさにアイドルでしたし。(ちなみにプラティニ派でしたが…^^;)
>近代サッカーでテクニシャンが輝く場所はセンター(トップ下?)ではなく両サイドと思います。
おっしゃる通りだと思います。トップ下、トップ下…と日本では持てはやされますが、現代のコレクティブで前衛的なサッカーのスタイルにおいて、日本で言うトップ下…の役割はその居場所をますます狭めている。それに何よりの拘りを持ち執着していたのが、日本で言えば以前の中村俊輔であり、セルティックへの移籍によってその彼のプレースタイルが幾分でも進化し得た事によって、オシムジャパンでの今があるのだと僕自身考えています。
その点においても、僕はこのU-20の内田篤人くんにはとても期待しています。2010年、日本の右サイドアタックは、彼と水野晃樹に成長にかかっているように思います。
>2戦を見て、柏木のプレーはやや難しくしすぎ
内田君同様、柏木のプレーにも迷いが見られますね。何か足を引きずりながらプレーしているようにも見えますが、判断の遅さが目に付きました。オシムも彼には特別の期待をかけている事と思いますし、僕も日本における始めての“脱トップ下”的モダンな才能を有したタレントだと思います。日本のネドベドになれる逸材だと思いますし、今ここで持てる力を世界に見せて欲しいと願っています。
いただいたコメントと関係ない話で恐縮なのですが、オシム時代のジェフを最も苦しめていたのが鹿島のサッカーでしたね。僕はジェフの負けた試合は幾度も見ていますが、相手に押された試合はほとんど見たことがなかった。そんな中、鹿島のサッカーはいつもオシムジェフを苦しめていたように記憶しています。
“繋いで、引きつけて、シフトアップして、中央を切り裂く”
今の日本代表のサッカーにこれがそのまま通じるかは分かりませんが、ここらへんにオシムジャパンの課題が隠されているように僕は思っています。オーストラリアのようなチームよりも、やはり中東のテクニカルなサッカーに手こずるのかな…と。
とりあえず小笠原の帰還おめでとうございます。これでまた鹿島らしい強かでメリハリの利いたサッカーが戻ってくることを心から期待しています。後半のJを盛り上げてくださいネ^^
posted by 桐谷 | 2007-07-08 17:32
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