2006年10月25日
大リーガーの年俸の内訳の話!
私も大リーグをテレビで観るようになって長らく知らなかったことがある。 それは、よく契約更改のニュースの見出しになる「契約期間 ●年 総額●●万ドルで契約!」という金額の内訳についてである。 分かりやすいように例を出すと・・・ 今年シーズン途中に来期からの4年、総額 2325万ドル(日本円では約27億円)の契約にサインしたメッツのJ.レイエスであるが各年の年俸は次の通りである。 2007年-250万ドル 2008年-400万ドル 2009年-575万ドル 2010年-900万ドル 各年の年俸だけを足すと 2125万ドルとなり総額より200万ドル少ない・・・! 足りない金額の内訳は・・・契約を結んだときにボーナス(signing bonus )として150万ドル支給され、残りの50万ドルは4年の契約が終了した後の翌年・・・2011年に球団が1年の契約延長のオプションを破棄した場合にもらえる違約金(buy out)ということになる。 つまり、2011年メッツ球団がレイエスを必要と判断し、契約延長オプションを行使した場合は年俸 1100万ドル(この金額は“総額”には含まれない)を払い、引き続きメッツに残留する。 もし不必要と判断し、放出した場合は球団からレイエスへ50万ドルの違約金(この金額が“総額”に含まれる)が支払われるということになる。 「総額●●万ドル」というのは、選手が確実に貰える最低の金額ということになる。(私も初めて知ったときは“な~るほどぉ~”と思った!) ちなみに、この“総額”には、“成績をある数字以上残したら、いくらもらえる”といった出来高払いは含まれない! このJ.レイエスのように、年を追うごとに年俸が高くなり・・・それに契約時のボーナス+1年の延長オプションが付くというパターンが一番多い契約形態のようだ! 松井秀喜が昨年暮れに結んだ契約のは、「契約期間 4年 総額 5200万ドル」というものだったが、その内訳は・・・ 契約時のボーナスなし、契約延長のオプションもなしで、年俸は各年 1300万ドル と至極シンプルな契約形態だった。 井口選手の場合は「契約期間 2年 総額 495万ドル」という契約。 内訳は契約時のボーナスなし、2005年は230万ドル、2006年は240万ドル、来年の2007年は延長オプションの年で球団が破棄した場合(by out)は25万ドルの違約金が発生する(これで、総額が495万ドルとなる)。 もちろんこの2年の井口選手の働きから、オプション破棄の可能性は極めて少なく、ホワイトソックスは契約延長オプションを行使するだろう。 (行使した場合、井口選手の2007年の年俸は325万ドルになる) ここには記載しなかったが、A-Rodやジーターのように年俸総額が1億ドル以上の選手の契約は内容がもっと複雑である。 ※buy outのことを分かりやすく違約金と訳したがもっとふさわしい言葉があるかも・・・!
posted by kiocook |23:35 |
MLB(大リーグ) |
コメント(1) |
トラックバック(1)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kiocook/tb_ping/4
この記事に対するトラックバック一覧
10月26日のおすすめ 【おすすめエントリー集】
平山相太 U-21日本代表vsU-21中国代表 【ブログ】No Football , No Life. 反町監督率いるU-21日本代表が国内初戦で勝利。注目の平山について筆者が語る 日本シリーズ 新庄劇場最終回か 【ブログ】闘魂ファイターズ 日本ハムの驚異のホーム勝率。このまま日本ハムが日本一になるのでしょうか 大リーガーの年俸の内訳の話! 【ブログ】Most Love Baseball (MLB) MLBの年俸について書かれています。もう少ししたら日本でも話題になりますね
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:大リーガーの年俸の内訳の話!
レイエスのように、年棒が年々上がっていく契約は、選手の長期的なモチベーションを考慮して、という事になりますか。
メジャーの契約は、本当に細かいみたいですね。
スタメンで出れなければダメ!とか…、とか、打順はここ!…、とか、そういう話まで、契約に入るらしい、というのを聞いた事があります。
そういえば、ランディ・ジョンソン(だったかな…)がアリゾナかどこかのチームと契約した時に、チームのオーナーがNBAのチームのオーナーも兼ねていて、契約時に、NBAのそのチームの、シーズンを通しての特定指定席を用意してもらった、なんて事も聞いたことがあります。
そういえば、プロ野球では、年棒○億!とかいう人がいますが、半分くらいは税金として払わなければならなくて、実質、年棒が億ではなくなる事もあるらしいですね。
一言で、年棒なんたら…、と言っても難しいものですね。
だから、メジャーでは、契約時に代理人を雇うのでしょうか。大変だなぁ…。
ヤンキースに関しては、サッカープレミアリーグのチェルシーもびっくり!の年棒でしょうか。
A-RODが不調の時は、心配になりますよね…。
posted by ブラウンスター | 2006-10-27 16:56


