2008年05月10日

AC Nagano Parceiro, extra-2

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我らがAC長野パルセイロ、先日(4月29日)の準々決勝に引き続き全国社会人サッカー選手権の長野予選の準決勝が5月4日に"THE SOUTH FIRLD"(僕が勝手に呼んでるだけ)こと我らがSweetHome南長野総合球技場で行われた。

相手は昨年の天皇杯予選で負けた長野県は菅平にキャンパスをかまえる専門学校の大原学園JaSRA。
正直今年のパルセイロの体制では負けれない相手(はっきり言って昨年の負けもありえませんが...)。

NOコマーシャル、NOホスピタリティだったわりには質の高いサポーターが集まったこの試合は、難なく5-0で勝利。無事に6月15日の決勝戦(対日精樹脂)に駒を進めた。

しかし、この試合では5-0の勝利以上に大きな...


インパクトを残す出来事があった。それは新しい可能性を見つけた感動であり、一人の若き選手がプロ選手となる成長の瞬間で、本当のスポーツの楽しみ方を改めて感じた試合だった。

この日、右サイドを任せられたのはいわゆるスタメン組のMF#8小田では無く、控え組で今シーズン新加入のMF#24高田だった。

前半はいつも通りDF#21松浦のいる左サイドからの攻撃が目立ったが、後半に入り右サイド側がメインスタンド側に移ってからである、MF#24高田が目覚め始めた。
右サイドを縦横無尽に走り回り、ディフェンスでボールを奪うと中にいるMFをくさびに使ったり、トップに上がると自ら仕掛けたりとどんどんゲームを展開させていった。
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メインスタンドの目の前でルーキーがチームを引っ張っている。スタジアムがわかない訳が無い。彼がボールを持つたびに「何かしてくれる」という空気になる。
そのうちに「自分で行け!」「仕掛けろ!!」「勝負しろ!」とゲキが飛ぶ。
そして得点に結びつかずラインを割ったり、カットされても積極的に攻めたプレーには惜しみない拍手が送られた。

そして僕にはそのサポーターのリアクションで彼がゲーム中にどんどん集中力を増し、プレー、態度がプロになって行く瞬間を感じた。プレーごとに自信に満ちた姿になっていた。最後にはプロ経験豊富で海外経験もある中心選手にも遠慮なく注文する彼の姿は昨年まで自分とチームのためだけにプレーしていたアマチュア選手が、プロの選手へと成長し、自分のプレーを評価され、サッカーで飯を食っていく事の喜びを感じてくれたと信じている。

こんな片田舎の正確に言うとセミプロチームの観客数百人の試合から改めてプロスポーツの醍醐味を感じる事が出来た。
正直日本でも何試合もJリーグを見てきた。しかし、残念ながら日本のトップチームに今回見たような出来事があった試合は本当に少なかった。

どんな試合でも90分間歌を歌い続け、どんな時も「信じてる」と言うのが本当のプロスポーツの見方ではないと信じている。
彼らは負けて励ましてもらわなければいけないようなアマチュアではない。自分のプレーが正当に評価されなければ「次」は無いプロの選手である。
彼らを評価するのもはこれだ、サラリーキャップ、観客動員数、グッズ売り上げ、プレーに対するファンのリアクション。

今のスポーツ界、巨額な契約を結ぼうとする選手やエージェント、契約だの、オプションだのとプレーとゲームの質を落としかねない要素が絡みすぎている。実際スタメンは試合の数時間前にオーナーからFAXが送られてくるというのも最近のニュースでも耳にしたし、ピッチャーの交代はブルペンではなく、GMに電話するという話も耳にする。
だったらなおさらである、何の利害関係にもないお金を払ってくれるファンの反応が最も正しい評価なのかもしれない。

だとしたら、90分間別の事を考えている余裕なんて無い、1秒たりとも彼らのプレーを見逃す訳にはいかないはずだ。そして良いプレーには惜しみない拍手をそして悪いプレーにはブーイングをする事が彼らに一番伝わる方法である。

更に今回改めて感じた事がある。
それはなぜサッカー専用スタジアムでなければいけないかと、なぜスタジアムを満員にしなければいけないかだ。
今回の試合が陸上競技場だったらあんな雰囲気になっただろうか?サポーターの反応が選手に届いただろうか?きっと無理だったと思う。
遠すぎるフィールドはごまかしがきく。サポーターのいろんな声も届かない。つまり緊張感が生まれないのだ。
陸上競技場とサッカーフィールドの差は「あそこに居る」というのと「見られている」というほど違う。
自慢じゃないが南長野はフィールドが本当に近い。選手の独り言も聞こえるほどだ。
またサポーターのヤジやゲキもしっかり選手に聞こえる。サポーターだって無責任な事は言えないはずだ。

もうひとつ、スタジアムが満員で無ければいけない理由は彼らのプレーを360°から見なければいけないからだ。今回もサイドが変わってたまたま右サイドが観客席側に。これが逆だったらあんなに研ぎすまされた高田は見れなかったと思う。
つまり満員で彼らがどこでプレーしようとファンの『目』が無ければ、緊張感は生まれない。

さて、今回の高田のプレーで、去年、一昨年の小田を思い出した。そんな小田は今や無くてはならない我らのサイドバックである。
また今回は高田だけではなく、新加入の選手がしっかりと出場チャンスをものにしてくれた。
「やっぱ1st Teamだけか...」とプレシーズンに言った不安はとりあえず解消された。

しかし、今回の高田も他のルーキーも良いプレーが出来たのは経験豊富なMF#4貞富MF#7土橋FW#11要田MF#19飯田のいいサポートがあったからこそ生まれたプレーであったことを付け加えておきたい。
特に4点目のMF#7土橋→FW#11要田のプレーは本当にしびれた。これは日本でもトッププレーであったと思う。(絶対にJでも通用する)
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正直、大学までの高田のプレーは見た事が無いし、本来ならもっと良いプレーが出来る選手かもしれない。しかし、一番は彼がプロとしてサッカーをやっていくよろこびを感じてくれたら本当に素晴らしい事で、サポーター冥利にも尽きる。

links:
AC長野パルセイロ公式ウェブサイト
長野県サッカー協会←相変わらずです。皆さんどんどんプレッシャーかけていきましょう!!参考→AC Nagano Parceiro, extra-1

'Go Rookies!! Go AC Nagano Parceiro!!!
THE ORANGE'

SHige


posted by king206 |09:58 | soccer | コメント(0) | トラックバック(0)
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