全国少年少女レスリング連盟

韓国レスリングの創始者、安光烈氏

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韓国レスリングの創始者、安光烈氏

 韓国レスリングの創始者である安光烈氏(アン・グヮンヨル)が、韓国のちびっ子レスリング普及のため視察を兼ねて、選手を引率して団長として来日された。

 FILAの常任理事キム・イッチョン氏など、韓国のレスリング関係者はすべてが教え子。また、韓国スポーツ競技団体のOB会長を務められているほど、韓国では有名なスポーツ指導者の一人でもある。

 ソウルオリンピックでグレコローマンを中心として多くの金メダルを獲得したが、それをピークに北京オリンピックでは金メダルを逃すなど下降気味で、最近の韓国のレスリング事情を伺ってみた。

 アン団長は、その原因に韓国にちびっ子の組織がないことを挙げられ「このままだと、韓国レスリングの未来はない」と危機感を持って、来日されたそうだ。

 韓国の従来の選手育成は、レスリング部がある中学校で選手を集めて教育し、高校、大学とつなげて教育する方針だった。「決して競技人口が多いわけではありません。少数精鋭で強化しております」と話す。中学からの勧誘も決して楽ではない。それに加えて、韓国の一般家庭のレスリングに対する視線は、「すごくキツい競技」とみなされて、敬遠されがちだ。
 その誤解を解くためにも、現在4つしかないちびっ子の組織をまとめあげて、少年少女から一貫して強化を計ることが急務だとアン団長は考えたのだ。
 男子では両スタイルともに金メダルを輩出し、成功を見せている韓国だが、日本と強化システムが大きく違う点は、ちびっ子がない点と、中学校でフリースタイルかグレコローマンかの専門を決めてしまうところだ。(日本は大学3年生で専門を決めるのが一般的)

 今大会の視察を経てアン団長は「日本のちびっ子の技術はすごい。やはり小さい頃からの技術は大切です」と話した。ヨーロッパでは、幼少時からグレコローマンをさせるチームが多いが、アンさんは、「グレコローマンの技は危険なことも多いので、まずはフリースタイルをやらせたいですね」とちびっ子強化のプランを挙げた。

 今年の全国大会は地方での開催であったが、アン団長と古くから交流のある新潟県協会の池田進会長からの勧めもあり、足を運んでくれたアン団長。「実は新潟にはインチョン国際空港との直行便があるので、2時間で行き来できるんですよ。また日本に来ます」と再来日を約束してくれた。一年後、どんな選手を引率されてくるか、非常に楽しみである。

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            アン団長と池田新潟県協会会長
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            唯一メダルを獲得した金選手(女子5年36㎏級)
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            後列左から5番目がアン団長
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