2009年10月25日
クライマックスシリーズ 雑感 テストマッチ
昨日、両リーグのクライマックスシリーズの第4戦が行われ、シーズン首位通過の北海道日本ハムと巨人が日本シリーズに駒を進めた。 クライマックスシリーズ出場権を得られる3位の座を逃した6チームに加え、第1ステージの仙台と名古屋で激闘を繰り広げた4チームも、厳しいサバイバル戦のさなか次々と脱落し、来期の準備に入っている。 1番最後まで本気の戦いに身を置ける幸せな2チームによる、最も幸せな野球選手達を決める頂上決戦。 楽しみに待ちたい。 クライマックスシリーズに入り、中日の落合監督が、さかんに「このシリーズは勝ちと負けしかない」と発言していたように思う。 現行のシステム上では、首位チームから30ゲーム離されようが、勝率が4割程度だろうが、リーグで3位に入り、クライマっクスシリーズを勝ち抜けば、日本シリーズ出場権が与えられる。 そして、そこで4勝すれば誰憚ることなき日本シリーズチャンピオンだ。 特に第1ステージは、全3試合での2勝勝ち抜きという超短期戦であり、流れの奪い合いをすることもなく、あっという間にケリがついてしまう危険性のある、まさに勝つか負けるかだけのデンジャラスな戦いだ。 3位に対する2位のメリットも、首位チームほどには与えられていないため、パリーグのプレイオフ時代を含め、3回に1度は番狂わせが起きている。 クライマックスシリーズに望む2位球団の将として、落合監督の発言は、いたって正しい。 もちろん第2ステージも、日本シリーズ出場がかかる以上、「勝つか、負けるか」度は、更に上がって当然とも思う。 ただし、第2ステージは、リーグ代表決定戦の側面もある。 その年で最も強くしかも優秀なチームを、日本シリーズに6球団を代表して送り込むための評価試合。 ペナントレースを制したチャンピオンチームが、第1ステージを勝ち上がり試合勘と勢いを携えて意気揚々と乗り込んでくる挑戦者を、地力のみで受け止めて跳ね返し、日本シリーズに出るに相応しいチームであることを周知させるためのテストマッチ。 だから、挑戦者が勝ち上がるのなら、自分達がリーグ代表に相応しいことを証明するために、シーズン優勝できなかったことが何かの間違いであることを示すために、チャンピオンを一方的に倒すくらいの力を満場に見せて欲しい。 それでこそ、日本シリーズも、更に輝きを増す。 その意味で、各リーグ王者が、その力を示威しつつ、勝ち上がったチームを圧倒したこの2年と、中日が巨人をスイープし完膚なきまでに叩きのめした一昨年は、良いシリーズだったと思う。 落合監督には、「勝つだけでは足りない。これは、巨人をワンサイドで叩き、中日がセリーグ代表に相応しいことを示すための戦いだ。」くらいのことを、言う気概を見せて欲しかったといったら、欲張りか。
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posted by Mirimpa |19:45 |
プロ野球 2009 |
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