2008年10月20日

西武vs日本ハム 雑感 4 ダルビッシュの呪縛と日程の機微

昨日、こんなふうになったら縺れて面白いな、と書いたら、本当に西武の右バッター達がインコースを過剰に意識してフォームを崩していたので、ビックリした。
特に中島は、上体だけが突っ込んで、バットが出てこない。
これでは、何本バットがあっても足るまい。
ダルビッシュの呪い、恐るべし。

中村は、インコースへの意識以前に、緒戦からスウィングの切れが鈍く、明らかに不調。
6回の武田から打った犠牲フライは、好調時なら同点ホームランの当りだった。
しかし1発同点の局面で、ホームラン王にあの球を要求する鶴岡もいい度胸だが、不調だから大丈夫という目算でもあったのだろうか。

戦況としては、明日の4戦でどちらかが王手という、緒戦が終わった段階とはかけ離れた姿になったが、今後ものを言うのが第6戦で先発予定のダルビッシュの影。
昨日の負けにより西武は、石井、涌井で一気に連勝しなければ、という重荷を背負うことになったが、対する日本ハムはどちらか勝てばまあOK、という気持ちで臨むことができる。
加えて、ポストシーズンに入って日本ハム4勝1敗、西武1勝2敗のチーム状況、しかもシーズン終盤から本拠地での連敗を8に更新、と西武にとって不利な話ばかり。

日程も、現段階では日本ハムに優位に働いている。
パリーグの今期クライマックスシリーズの日程は、第1ステージがフルセットに縺れても次の戦いまで中3日あり、しかも移動しないのに第2ステージでは予備日つき。
この緩いスケジュールにより、第1ステージの緒戦や2戦の先発投手は、第2ステージで2試合の先発登板が可能になった。
先発に絶対的切り札を持つチームが、明らかにアドバンテージを持つ。
ちなみにセリーグでは、中1日での第2ステージ開幕、しかも6連戦で、かなりの無理をしないと3度の先発機会は訪れず、首位通過チームに優しい組み方になっている。

相手の主軸打者をたった1度の対戦で狂わせ、日程の影響まで考えさえる投手。
このシリーズは、その支配下に入り、日本ハム有利に傾きかけている。
西武は明日勝ってエース涌井と緒戦大炎上のグリン、という局面に持ち込みたい。
そのためには、試合序盤に昨日の鳥谷のような呪縛からの開放をもたらす1発が欲しい。
目覚るか、中村。

posted by |22:12 | クライマックスシリーズ パ 2008 | コメント(0) | トラックバック(0)
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