2008年11月07日
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
西武は、ワンサイドで勝たねばならない試合に敗れ、崖っぷちに立たされた。 本来なら、明らかに疲労が抜けていない上原を初回でノックアウトし、大量点で涌井を楽にするとともに、中4日で33歳の投手を起用した原監督の用兵にダメ出しをした上で、決定的な流れを呼び込まねばならない試合。 片岡にストレートでバットを折りながらライトへ運ばれ、栗山にフォーク、中島にカットボールをいずれも逆方向に打たれた無死満塁で、陥落寸前の上原が中村相手に頼るのは、弱点であるフォークボール以外なく、それをどれだけ見極めるかが勝負の打席だったが、4番打者はボール気味の球をふたつ振ってあえなく空振り三振。 後続も、石井の併殺崩れで1点取ったものの、後藤は初戦の第1打席で同じ上原相手に見送ったのと同じ球にまたしても手が出ず見送り三振を喫し、前日からのイケイケモードに水を差した。 それに輪をかけ、シリーズの緊張による疲労の蓄積からか2回に細川、4回に中島が負傷退場した後は、代わった銀仁朗に2度、平尾に1度中押しの重要な打席がまわり、ことごとく凡退するなど、攻撃陣が機能しない非常にもどかしい試合になり、勝っていながら西武は、ひたすら最少得点差を守らざるをえなくなった。 シリーズの柱と頼む投手が3回で引っ込む大きな計算違いも、その後出てくるピッチャー陣が追加点を許さず試合を後半勝負に持っていけるチームと、後ろの投手に不安があるため先発投手に1点差を守りきってくれと願うしかないチームの差は、少しずつその投手への負担となり疲労となって表れる。 6回同点のピンチで木村をインサイドの速球に三振に切って取ったところで、中4日の涌井は一杯だったようにも見えた。 7回の巨人のビッグイニングについては、ベースに打球が当る幸運を自らのランニングでチャンスに変えたラミレスのファイトがきっかけではあるが、徐々にカーブが減り緩急の効いた組み立てが出来なくなったため、球威が落ちつつあった速球に頼らざるを得なくなった西武バッテリーと、速球系を待ち続ける巨人下位打線が見事に噛み合ってしまった、ある意味必然の結果だと思う。 阿部欠場を埋めた鶴岡と、予測不能のアクシデントとはいえ細川の欠場が大きく響いてしまう西武の選手層の違いも如実に現れてしまった。 シリーズに向け完調に仕上げた豊田まで加え、更に強固さを増した巨人のブルペンに対し、この日も追加点を献上した西武リリーフ陣は、いかにも頼りなげで、第6戦に出場できる可能性があるとはいえ、攻守の要である細川と中島の状態も気にかかる。 セットアッパー不在という最大の課題を、5戦を終えても未だクリアできない上に、相手サイドの懸念であったコンディションの問題が、この終盤にきて西武に降りかかり、あと1つで日本一の巨人が更に大きく優位に立った。 この日初めて見せた油断による守備の乱れを正し、DHで見事に5番の穴を埋めた阿部が使えない中で、打線の組み方さえ間違えなければ土曜日に日本シリーズが終わる可能性は高いと思う。 西武は、帆足の好投が必須だが、第2戦と同じような危なっかしいピッチングしかできないようであれば、早めに中2日の岸に繋ぐ等の非常手段を使ってでも、巨人の先行を阻止しないと勝ち目はない。 第2戦までのバッティングに戻ってしまった中村の、今一度の奮起にも期待したい。
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日本シリーズ 2008 |
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巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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中村の2号HR、内角を上手く捌いて打った時、5戦目以降のピッチングの組み立てに興味が湧いて中村の打席見守ってたけど、中村粗いですね、せっかくの大量点のチャンスにあれでは、まあ上原が良く凌いだと言えばそれまでなんですけど。自分も管理人さんと同じく土曜で終わりかなー。帆足じゃ厳しいでしょう。
posted by tuitui | 2008-11-07 14:50
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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巨人の先発が上原だった時点で西武はかなり有利なはずだった。原がときどきやらかす、例えば「彼はうちのエース(あるいはクローザー)だから」といった精神論に流されてしまう選手起用であり、レギュラーシーズンでもそのせいで何度も痛い敗戦を喫している。長いシーズンならそれを挽回するチャンスは巡ってくるが、短期決戦ではそのチャンスが来る前に終わってしまうのが常である。ところが、西武はその采配ミスにつけ込むことができなかった。結局、盤石の中継ぎ陣を出される前に1点しかリードを奪えなかったのだから。そして、その采配ミスで傷口が広がる(=大量失点する)前に挽回できるチャンスを原に与えてしまった。「エース上原で王手」という思惑が外れながらそれを選手の働きがカバーするという、結果オーライ采配で勝利した巨人。シリーズの流れは大きく巨人に傾いたのではないだろうか。
posted by NIB | 2008-11-07 15:55
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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上原起用に文句があるようですが・・・ 確かに、中6日で万全な状態で上原を第6戦に先発させるという策もありました。ただ、首脳陣はこういうパターンを用意していたのではないでしょうか?
1)第4戦勝ち
第5戦負けてもいいから、上原を第6戦、高橋尚を第7戦に先発させる。第5戦はもうけもので、先発の実績がほとんどない久保か東野。
2)第4戦負け
第5戦負けたら、第6戦で西武の胴上げが考えられる。だったら一か八かで、第5戦から中4~5日で、CSから好調を維持している先発3人を使おうと思ったのでしょう。
ただ、TVゲームと違い、シリーズ開始前からローテを決めておかないといけないので、上原中4日は決まっていたのでしょう。「第5の先発」がいないことが一番の原因だったと思います。
原監督をむやみに批判するのはやめてください。
posted by NIBさんへ | 2008-11-07 16:59
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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>NIBさんへ
上原起用に文句があるようですが・・・ 確かに、中6日で万全な状態で上原を第6戦に先発させるという策もありました。ただ、首脳陣はこういうパターンを用意していたのではないでしょうか?
1)第4戦勝ち
第5戦負けてもいいから、上原を第6戦、高橋尚を第7戦に先発させる。第5戦は儲けもので、先発の実績がほとんどない久保か東野。
2)第4戦負け
第5戦負けたら、最悪第6戦で西武の胴上げが考えられる。だったら一か八かで、第5戦からは中4~5日で、CSから好調を維持している先発3人を使おうと思ったのでしょう。
ただ、TVゲームと違い、シリーズ開始前からローテを決めておかないといけないので、上原中4日は決まっていたのでしょう。「第5の先発」がいないことが一番の原因だったと思います。
原監督をむやみに批判するのはやめてください。
posted by 巨人、日本一への道 | 2008-11-07 17:01
Re:巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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年齢的にも上原は通常中6日のピッチャー。ただ短期決戦という事を考えて悔いのない起用と、予め行ける所まで飛ばしてくれたら早い回で交代は当然監督は考えてたでしょう。逆に涌井の6回までの好投で変えどきが遅れた渡辺監督。勝負のアヤは紙一重ですが中継ぎ豊富な巨人に流れが傾いた試合でした。6戦以降も西武は先発が頑張らないと苦しいですね。西武は中継ぎ使った試合は全て負けてます。巨人の攻撃を止めるために中継ぎ使う渡辺監督と、先発にこだわらず自ら先手先手で中継ぎ投入する原監督。今回のシリーズはその違いがはっきりと別れてます。
posted by takkun | 2008-11-07 17:44
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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おかしなもんですよね。
どっちもエースが中4日。
出来は明らかに涌井が上。
3回KOの上原。
でも勝ったのは巨人。
初回、3回とピンチの連続を1点ずつで崩れなかった(しかも3回は坂本のエラー)上原。
ここまでほぼ完璧だったのにラミレスの1本からあっさり崩れた涌井。
昨日は西武に思わぬ退場者も出て、采配うんぬんで語る試合ではない…あえて言うなら、西武の残塁数は責められても仕方ない…ここにベンチワークの差があったとは思いますが。
昨日の試合での原批判は、ちょっと的外れな気がします。
posted by タツノリさん | 2008-11-07 17:48
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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私も同じ思いで見てましたよ。なんで?33才の元エース、今シーズンほとんどやっていない中4日。慣れていない西武ドームのビジター。原監督は何を焦っているんだ?と思いましたね。巨人が王手を掛けられているのなら話しは別。越智、山口に加え、西村、豊田、東野までいる強力中継ぎがいるから早めにスイッチできたんだろうとは思うけどね。西武は中継ぎの信頼性と涌井を比べると涌井の方が信頼できると思ったんだろうな。事実6回まではいいできだったのだから。
西武にとっていいことは平尾の打撃、点差があったとはいえあの早いクルーンを完璧に捉えてのホームランはたいしたもの。守備も内野ならどこでもイケルようだ。遊撃片岡との2遊間は安定していた。中島、中村のどちらかを代打で使うこともできるんじゃないか?
posted by D | 2008-11-07 18:42
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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はい、その通りである。
要するに、原監督も渡辺監督もセオリーどうりの采配をしたまでである。
原監督が調子の上がらない上原を序盤で交代できたのは、山口、西村、越智などのリリーフ陣に自信があるためで、最初からそれは計算していた。原監督からすれば、エース上原で行けるところまで行けばよかっただけ。
渡辺監督が7回、好調であったが、明らかに疲れの見えた涌井を交代しなかったのは、そのあと任せられる投手がいなかったに過ぎない。
要するに、両軍の台所事情が全く違うわけだ。監督の采配云々の問題以前の話である。
このシリーズ、打力は互角である。先発対先発はやや西武が上回っているが、リリーフの力がはるかに巨人が上のため、やはり巨人優位は動かないだろう。
posted by WBC男 | 2008-11-07 18:45
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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メジャーの先発投手は中4日で投げますから、上原も張り切ってたんじゃないのかな?来年以降のために。
でも中4日じゃしんどいことが判明してしまった。
posted by 渕コロ助 | 2008-11-07 20:48
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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ひとつ狂ったが、
巨人がシリーズを予想どおり制することとなった。
まだ終っていないというのは単なる戯言。
勝てないということを西武の選手が実感してるよ。
岸の好投が予想外なだけのシリーズだったね。
posted by 予想屋 | 2008-11-07 22:09
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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西武ライオンズの関係者の1人として、「予想屋」氏に申し上げる。
「勝てないということを選手が実感してるよ」・・・
5試合を終わって、2勝3敗。巨人はマジック1、西武はマジック2である。
西武の選手は誰一人、巨人に勝てないなどと感じている選手はいない。 あと、2勝するだけとしか思ってない。
キミは団体スポーツを長年やってきたかい? 経験があればわかる。 勝負事は何が起こるかゲタを履くまでわからない。
要は巨人はあと1勝、西武はあと2勝で日本一である。 こんなことは勝負の世界、当たり前の事で、監督以下選手達は何も考えてない。
あなたの妄想には、巨人の選手達もただただ、笑っているでしょう。
posted by 西武グループ役員 | 2008-11-07 23:08
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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中4日、そんなにおかしいか?
単に日本シリーズを見慣れてないだけじゃねぇの?
1、2、3戦の先発が5、6、7戦に来るってのは見慣れた光景だがなあ。
勝率が高い投手を中4日、というより中3試合で登板させるのは日本シリーズのセオリーだぞ。あいだ4試合、4連敗したらそれで終わっちゃうからね。
posted by えーと。 | 2008-11-08 00:57
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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>巨人、日本一への道さん
私は30年以上にわたって熱烈な巨人ファンです。そして原監督の人心掌握術と采配に対して非常に高い評価をしています。決してむやみに批判をしているつもりはないですよ。上原を3回で交代させたのはさすがの原采配なんです。ただ、レギュラーシーズンでも結果オーライ采配な部分が散見されたのは事実で、そこだけを評して見識の浅い巨人ファンやアンチ巨人に「原はダメ」と言われることが多い、というのが私の見解です。昔は日本シリーズではエースは1、4、7戦に先発するのがあたりまえでした。近年では中4日で行くのがセオリーですが、1年間まともにローテーションを守れず、6〜7回あたりから目に見えて球威が落ちてコースが甘くなることが多かった今年の上原だけに、よりコンディションのよくなる第6戦での好投が見たかったなぁ。第5戦は久保か東野で継投策に行くと思っていたから。
posted by NIB | 2008-11-08 16:44
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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予想屋さんへ
LG決戦は、やはり第7戦へ・・・
まあ、予想通り見事に外してくれたね。 まだまだ若い証拠かな。
世間しらずな勘違いは気をつけないと、今後も苦労するよ~。
posted by 妄想屋さんへ | 2008-11-08 22:30
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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今日で巨人の日本一が決まる。
それも大変爽快なかたちで。
西口は初回に3点、2回か3回に2点失いKOされる。
続く投手達も半分やる気を失くしてサンドバッグ状態。
ただし、調子に乗りすぎた内海も終盤に2HRで3点を失う。
終ってみれば12-3で巨人の大勝そして日本一。
4時間後、東京ドームは歓呼の嵐の中、原監督がヒーローインタビューを受ける。
点数は若干異なるかもしれないが、だいたいこんなところでハッピーエンドだ。
所詮西武は巨人の引き立て役ということを自覚すべき。
ただ、物語はこれで終らない。
今は種明かししないけれどね。
posted by 予想屋 | 2008-11-09 17:39
巨人vs西武 日本シリーズ Review 6 第5戦 細川、中島、そして投手がいなくなった
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予想屋さん残念
posted by 未来 | 2008-11-10 14:36
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