2008年11月04日

巨人vs西武 日本シリーズ Review 3 序盤を終えて

日本シリーズは2戦を終え、1勝1敗、得点ともに4、盗塁ともに0、ヒット数巨人10本に西武9本と、数字上もほぼ互角に滑り出しのようだ。

事前から、高橋の腰痛による(?)目を覆うほどの不調や阿部、ブラゼル、GG佐藤の故障により、前評判に高かった198本塁打対177本塁打の史上最高の空中戦になる可能性は低く、両軍ともに得点力については、クリーンアップへの依存度が高くなると考えていた。
で、蓋を開けてみると、イスンヨプと中村は音なし、ラミレスと後藤は1本だけ会心であとは内容悪く、小笠原が2戦目で覚醒しだした様子で、中島は一人好調を維持。
ラミレスが直近の打席で気分よく打った分で、バッティングでは五分五分かなぁ、と考えていたら小笠原が死球退場した。
もしも強行出場するとしても、最高のパフォーマンスを望める訳もなく、6番から2番までが細かく繋ぎ、3・4番が掃除し、5番が忘れた頃に爆発するという巨人打線の最近の形からすると、最大級の打撃を受けることになる。

どちらかといえば、懸念は西武サイドにあったと思う。
12球団ワーストを争う与四死球の数、ワーストの失策数、核となる中継ぎ投手の不在と、ディフェンスでの不安要素が今のところ、全て形になって現れている。
このままのロースコアの守りあいでは、ジリ貧の展開になる可能性が強く、優位にある機動力、下位打線の長打力等の攻撃力が目を覚まし、ワンサイドゲームを作るしか打開は難しいと考えていた。
しかし、3番打者の欠場またはパワーダウンにより、巨人の得点力は著しく低下する。
大量得点が出来ずとも、頭ひとつリードできる状況になったと言ってよいだろう。
石井が、ここまで巨人打線が見極めきれていない低めの変化球を丁寧に使い6回以上投げきり、内海の今季の悪癖である、コーナーを狙いすぎて連発する四球を足がかりに、地味に1点を積み重ねる作戦を取ることにより、西武の勝機は自然に広がる。

巨人にとって本当に厳しい状況で、この先勝機を見出すには、中継ぎ陣の奮闘が不可欠になる。
ダルビッシュを1度しか使えずに日本ハムは敗れたが、今シリーズに限れば同等の威力を持つ西村のシュートを、中継ぎ投手であるがゆえ、巨人はどこででも使える。
更に、好調期に戻った感のある越智、1年を通じてブルペンを支えた山口。
これら最強の若きリリーバーを駆使し、共通して内角に穴のある西武打線を封じ第2戦のような展開に持ち込み、1点をやらない野球に徹すれば…

シーズン後半から、主力選手のコンディションの上昇に伴って勝利を重ねた巨人が、死球という不可抗力のアクシデントを含むとはいえ、コンディションの悪化を最大の不安要素として日本シリーズを戦わなければいけないのは、なんとも皮肉である。

posted by |00:00 | 日本シリーズ 2008 | コメント(2) | トラックバック(0)
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巨人vs西武 日本シリーズ Review 3 序盤を終えて

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両者とも打撃だけで勝ったチームではないし、それなりに投手力はあるでしょう。好投手からはそんなに本塁打はでるものではない。
言えることはインコースを狙って4コもぶつけるほど制球力が甘いチームとそうでないチームの差かな?それでも攻めきれないのが日本シリーズの怖さとも言えるでしょう。
結局東京ドームが西武に変わって季候が寒いだけで何も変わらない。本塁打はでない。どちらがきちんとした野球ができるかどうかで決まるでしょ。どの道両チーム共に3連敗はしないだろうから、2勝1敗で東京ドームに行くことになるんじゃない?

posted by D | 2008-11-04 16:13

巨人vs西武 日本シリーズ Review 3 序盤を終えて

コメント投稿者ID :

巨人有利⇒やや有利 に変更だな。

小笠原は出場しても守備はおかわり以下になる。
阿部はDHで出場してもフルスイング出来るか疑問。
二岡は出場しても良いプレーが出来るか疑問。
総じてかなり格落ちメンバーとなる。

それでもまだ巨人やや有利というのは投手陣の層の厚さに尽きる。
それに西武打線は良い投手はまず打てないのがはっきりした。
僅差勝負に持ち込めば巨人3連勝は十分ありうる。
その逆は難しいだろう。第1戦のグラマンもラッキーだった。

ひょっとして7戦までいくかもしれない。
そうなったら勝負はどちらかわからないがね。

posted by 予想屋 | 2008-11-04 16:39

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