須賀啓太のTriathlonレポート

リオ五輪 トライアスロン競技 女子結果速報

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リオ五輪トライアスロン競技女子のレースが、現地8月20日リオデジャネイロ、フォートコパカバーナ周辺を舞台に行われた。

距離フォーマット:スタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km) 気温:25度 水温:21度 湿度:67% 天候:晴れ 

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優勝はアメリカのグウェン・ジョーゲンセン。男女通じてアメリカに初めてトライアスロンの金メダルをもたらした。 2位にはロンドン五輪金メダルのニコラ・スピリグ(スイス)が入り、2大会連続のメダルを獲得。 3位はイギリスのビッキー・ホランド。これでイギリスは今大会、男子の金銀と合わせてトライアスロンで3つのメダルを獲得した。

まず最初の種目のスイム1.5km1周回。金メダル本命と見られていたジョーゲンセンだがスイムで23位と若干遅れ、その対抗とされていたイギリス勢やその他の有力選手は軒並みジョーゲンセンより上の順位でスイムを終える。 しかしジョーゲンセンはスイムからバイクへのトランジションをスムーズに終え、なんとかバイクの入り1周目においてトップグループへと食らい付く。

続く種目1周5km8周回40kmのバイク。トップグループにはジョーゲンセンのほか。世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)で優勝経験のあるイギリスのビッキー・ホランド、ノン・スタンフォード、チリのバルバラ・リベロス。さらにはロンドン五輪金メダルのニコラ・スピリグ。銅メダルのエリン・デンシャム(オーストラリア)、北京五輪銅メダルのエマ・モファット(オーストラリア)など多くの有力選手入る。 それら有力選手がトップグループに固まった事で、また人数も18名とドラフティングのローテーションが回りやすい人数という事で、トップグループは後続のグループに対し周を重ねるごとに差を広げる。

そうなるとメダル争いはトップグループに絞られるが、飛びぬけた走力をもつジョーゲンセンに対し、このままバイクを終えたのでは2位以下はあっても1位は無い。何度もスピリグなどはバイクでグループから飛び出そうとするものの、ジョーゲンセンもそういった事が起きそうな時には集団の前方に位置取り牽制する。 結局トップグループは誰一人飛び出しに成功する事はなく、そのままの状態でランへと移る。

最後の種目1周2.5km4周回のラン。バイクからランへのトランジションを抜けてすぐの時点でジョーゲンセンがトップに立つ。しかし、そのすぐ後ろにピッタリつけたのがロンドン五輪金メダリストのニコラ・スピリグ。 その後何度か先頭が入れ替わり、互いに牽制し何度もペースを変化させたりするものの、振り切る事はできずラン最終周へ。 だがやはりジョーゲンセンの走力はトライアスロン選手の域を超えていた。残り1.5km付近でスパートをかけ、ほぼ同じタイミングでスピリグはペースを落とす。結果から見るとスピリグはジョーゲンセンに対しピッタリ付いて行く事で陽動ともいえる作戦に出たようだが功を奏する事はできなかった。

結局2位のスピリグとは40秒の差をつけ、ジョーゲンセンがフィニッシュ。金メダルをとって当然と言うような周りの風評がある中、見事プレッシャーをはねのけ金メダルを獲得した。 2位には最後失速し3位に迫られたものの、なんとかスピリグが銀メダルを確保。 3位にはスタンフォードとのイギリス同士の争いを制したホランドが銅メダルを獲得した。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

trinavi.sportsnavi@gmail.com
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