須賀啓太のTriathlonレポート

リオ五輪トライアスロン海外有力・注目選手紹介(男子)

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いよいよ8月18日、日本時間午後11時からリオ五輪トライアスロン男子のレースが行われます。 もちろん日本人選手の応援を忘れてはいけませんが、このブログの主な目的であるレース全体を楽しむという上で大事な、海外の有力選手、注目選手を簡単にご紹介します。

今回は男子の海外有力、注目選手をご紹介。スタートリストは下記外部サイトリンクからご覧になれます。 女子の有力・注目選手紹介はコチラ また掲載されている選手はあくまで投稿時点でのスタートリストで、選手の負傷等により入替が行われる場合があります。

※WTS=世界トライアスロンシリーズ(年間8戦前後開催されるトライアスロンの世界最高峰シリーズ戦、2009年から開催され、それ以前は年1回の世界選手権でその年のチャンピオンを決めていた。)

【イギリス】 ロンドン五輪金メダルの兄アリスター、銅メダルの弟ジョナサンのブラウンリー兄弟が率いるイギリス。前大会はスチュワート・ヘイズも擁し代表3人がWTSウィナーという布陣で臨み、ヘイズのペースメーカーとしての功労もあってメダル2個を獲得。しかし今回は世界的にはまだ無名のゴードン・ベンソンが3人目と国としての全体的な戦力はダウン。それでもブラウンリー兄弟は各々だけでもメダルを獲るだけの実力はある。

アリスター・ブラウンリー 28歳 五輪3大会連続3回目。ロンドン五輪金メダル。WTS通算21勝。スイムからバイク、そしてランまで全てがトップレベルのオールラウンダー。しかしアリスターの競技人生はケガとの戦いでもあった。五輪前年である昨年の8月、その頻繁に負傷していた右足首靭帯にメスを入れる決断をする。復帰戦だった今年4月のWTSゴールドコースト大会こそ36位と散々な内容だったが、6月のWTSリーズ大会、続くWTSストックホルム大会で連勝。周りの不安や心配を払しょくしてトライアスロン競技初の2大会連続の金メダルへ臨む。

ジョナサン・ブラウンリー 26歳 五輪2大会連続2回目。ロンドン五輪銅メダル。WTS通算10勝。昨年8月のリオ五輪プリレース直前に左脚大腿骨を疲労骨折し欠場。9月のWTSシカゴ大会になんとか間に合わせるも結果は12位とジョナサンとしては満足できない結果。しかし今年4月のWTSゴールドコーストで3位に入り、さらにWTSリーズ大会、WTSストックホルム大会で兄アリスターと共に2戦連続の兄弟1-2と兄弟揃って復活をアピール。骨折の影響で昨年のリオ五輪プリレースに出場しておらず、その点が僅かながら懸念材料。

ゴードン・ベンソン 22歳 五輪初出場。WTSはまだ優勝どころか表彰台すらない選手だが、昨年のヨーロッパ競技大会金メダリスト。ただしブラウンリー兄弟は出場しておらず、スペイン五輪代表で出場していたのもアラルサだけで、この1レースだけでは評価し難い。WTS最高成績は昨年の横浜大会での15位。ブラウンリー兄弟以後の選手が育っていないと言われるイギリス人若手選手の中でどれだけ存在感をアピールできるか、リオ五輪だけではなく東京五輪に向けても注目の選手。

【スペイン】 ロンドン五輪銀メダリストであり、昨年行われたリオ五輪プリレースで優勝、金メダルの最有力候補であったハビエル・ゴメス・ノヤが、先月14日、バイクトレーニング中に左腕骨折というショッキングなニュースが襲ったスペイン。しかし先述のイギリスと違って若手有力選手が続々と育っているのがスペインの強み。今シーズンのWTSポイントリーダーのモーラ、2位のアラルサと勢いのある選手が二人も揃っており、たとえゴメスがいなくてもメダルを獲れる実力はある。イギリスに対して大舞台の経験値で劣るところを勢いでカバーしたい。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

trinavi.sportsnavi@gmail.com
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