須賀啓太のTriathlonレポート

2016NTT ASTCトライアスロンアジアカップ大阪大会

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7月10日、大阪府大阪市の舞洲スポーツアイランド・夢洲特設会場を舞台に、NTTトライアスロンジャパンランキング対象大会、「NTT ASTCトライアスロンアジアカップ大阪大会」が、スイム750m、バイク20km、ラン5kmのスプリントディスタンスにて行われた。

男子の優勝はオーストラリアのマシュー・ハウザー。今年3月に行われたオセアニア・ジュニア選手権で優勝したオーストラリアの新星が、ラン序盤から抜け出しそのままフィニッシュ。まだ18歳のハウザーだが、これで年齢オープンのコンチネンタルカップで2勝目。大器の片鱗を感じさせた。 20160710-1

2位には地元大阪出身の古谷純平(三井住友海上)。3位には谷口白羽(トヨタ車体)が入った。古谷は前日の記者会見で公言していた通りバイクで何度も飛び出しを試みるも、コース特性と作戦がライバルに周知されていた事もあり失敗。しかし厳しいバイクの展開の後でもランが走れた事に関しては一定の満足を得ていたが、結局はハウザーとのラン勝負で負けて2位。満足も不満足もランにあるレースだったと語った。 20160710-2

しかしオーストラリアの五輪代表に同タイム差で敗れたのならともかく、ハウザーが大器の片鱗を見せる選手であっても、まだ18歳でトライアスロンの世界最高峰シリーズである世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の出場経験さえない。今、日本人選手で一番多くWTSに出場し、昨年の日本選手権優勝者である古谷がそんなハウザーに負けたというのは印象として悪く、2位だとしても表彰されるべき2位では無いように思える。

また優勝候補の一人でもあったロンドン五輪日本代表の細田雄一(博慈会)はバイクにて他選手の落車に巻き込まれるアクシデントがあり29位。駅伝からの転向で注目を集めた大谷遼太郎(埼玉県トライアスロン連合)はスイム出場75人中68位と出遅れ、バイクにおいてラップダウンとなり、自慢の走力を発揮する前にレースを終えるという苦いデビューとなった。 20160710-5


女子もオーストラリアのジャズ・ヘッジランドが6月26日に行われたアジアカップ蒲郡大会に続けての連勝。妹キラ・ヘッジランドのバイクでのアシストもあり、こちらもラン序盤から一人抜け出しそのままフィニッシュ。2008年からこの地でトライアスロンが開催され、2012年からアジアカップとして開催されているが、通して女子のレースは日本人選手の活躍もあり外国人選手の優勝はおろか表彰台の登壇も無かったが、今回初めて外国人選手が表彰台に、しかも真ん中に立つ事となった。 20160710-3

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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