須賀啓太のTriathlonレポート

リオ五輪トライアスロン女子日本代表選考の論点

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4月24日、南アフリカのケープタウンで行われた2016世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)第3戦をもって、リオ五輪女子トライアスロン日本代表の選考対象レースがすべて終了した。(男子は女子とは若干選考内容が違い、まだ選考対象レースが残っている)

まだ発表まで時間があるが、これまでの選考対象大会の結果を見るとそう簡単に選考できる状況ではないと私は思う。 そこで今回、選考基準を再確認しながら論点をまとめてみる。またこの記事の内容はあくまで私個人の見解です。

なお下記外部サイトリンクから日本トライアスロン連合公式サイトにあるリオ五輪代表選考基準をご覧になる事ができます。今回こちらに記載の選考基準を理解した上で記事を書いておりますが、間違った解釈、理解をしている点がありましたらご指摘をいただければと思います。

まず評価対象大会に設定されていたレースは以下の5大会。(女子に限る)

(1)2015/8/1-2 ITUオリンピック・クオリフィケーションイベント(以下:リオOQE) (2)2015/9/18-19 2015世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS) グランドファイナル シカゴ大会 (3)2016/3/4-5 2016WTS アブダビ大会 (4)2016/4/9-10 2016WTS ゴールドコースト大会 (5)2016/4/23-24 2016WTS ケープタウン大会

※このうち(1)~(4)はオリンピックで採用されている距離フォーマット、スタンダードディスタンスでのレース。(5)はスタンダードの半分、スプリントディスタンスでのレース。

次に上記の評価対象大会に出場している選手と出場回数は以下のとおり。(50音順)

足立真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ)1回 井出樹里(スポーツクラブNAS)3回 上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)5回 加藤友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター)3回 蔵本葵(東京ヴェルディ)5回 佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ)5回 高橋侑子(東京都トライアスロン連合)5回

事実上この7名の中から出場枠数上限である3名までが選ばれる事となる。

では選考基準を1つずつ確認しながら該当する選手は誰か見てみるわけだが、その選考基準を設定するにあたり選考の基本方針というものが存在する。それが以下のとおり。

(1)総合力:目標を達成する成績を残せる選手の選出 (2)レース展開:第1集団でのレースを展開できる選手の選出 (3)東京2020:東京オリンピック有望選手からの選出

そして選考基準および基準該当選手は以下の通り。

■選考基準[1]:評価対象大会(1)~(5)で表彰台獲得。 (評価項目:出場選手と人数、リオと類似環境、レース展開、タイム差、スイムフィニッシュでの第1集団、気象条件等) 残念ながらこの基準に該当する選手はいない。

■選考基準[2]:評価対象大会(1)~(5)での4位~8位までの成績。 (評価項目:出場選手と人数、リオと類似環境、レース展開、タイム差、スイムフィニッシュでの第1集団、気象条件等) この基準に該当する選手が以下の通り。 ・上田藍(2015WTSシカゴ大会:8位、2016WTSケープタウン大会:7位) ・加藤友里恵(2015WTSケープタウン大会8位)

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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