須賀啓太のTriathlonレポート

2016世界トライアスロンシリーズ 開幕戦アブダビ大会 男子結果速報

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2016シーズン開幕戦アブダビ大会男子のレースが、現地3月5日、アラブ首長国連邦のアブダビにあるマリーナ・モール周辺を舞台に行われた。

レース前プレビューはこちら

優勝はスペインのマリオ・モーラ。昨シーズンの最終戦シカゴ大会に続いて自身初となるWTS2連勝。またアブダビ大会も昨年に続いて2連覇。そしてWTS通算4勝目をあげた。2位には南アフリカのリチャード・マレー。3位はポルトガルのジョアン・シルバ。2013年の横浜大会3位以来となる久々の表彰台となった。

1種目のスイムはフランスのオーレリアン・ラファエルと南アフリカのヘンリ・スクーマンが終始リード。優勝候補のモーラ、マレーの二人はラファエルやスクーマンに対し30秒以上の差を開けられ出遅れる。

しかし次の種目のバイクにおいて、マレーはバイク2周目に第2グループから飛び出しトップグループへ合流。モーラもその後バイク4周目において第2グループ全体がトップグループに追いついたことによりトップグループに入る。大集団となったトップグループだが、バイク5周目にイタリアのアレサンドロ・ファビアンが突如単騎でブレイク。しかしランで有利となるほどのマージンを築く事はできず、後続に対しわずか12秒の差で最後のトランジションへと入る。

そのままトップでトランジションを抜けたファビアンだったがラン1周目の序盤においてすぐさま後続にキャッチされる。代わってトップに立ったのはマリオ・モーラ。しかしモーラはスイムからバイクへのトランジションにおいて、スイムキャップかゴーグルかのアイテムがきちんとボックスに収められなかったとしてランのどこかで15秒のペナルティを消化しなければならなくなる。 そこでモーラはまず後続に対しペナルティを消化してもリカバリーできるだけのギャップを作る。ラン1周目で2位グループのマレー、シルバ、フェルナンド・アラルサ(スペイン)に対し9秒のギャップを作り、2周目も彼らより早いペースでレースをリードする。 そして2周目の後半にペナルティボックスに入りペナルティを消化したモーラ。残念ながらペナルティ消化中に先述の3人にかわされていたが、それでも彼らの背後でレースに戻る事ができた。ラン3周目、ギャップを作るだけのハイペースで走った事で苦しくなると見ていたモーラだったが、それでも再度トップに立ちレースをリードすると、一時はマレーに並ばれるまでに追い込まれるがなんとか逃げ切り、持ち前の走力の高さを見せつけ優勝した。

また日本人男子は椿浩平(三井住友海上)、古谷純平(三井住友海上)の2名が出場し、椿が40位、古谷が47位だった。

優勝:マリオ・モーラ(スペイン) 2位:リチャード・マレー(南アフリカ) 3位:ジョアン・シルバ(ポルトガル)

40位:椿浩平(三井住友海上) 47位:古谷純平(三井住友海上)

なお、あくまで結果速報につき、 以下の順位、詳細につきましては世界トライアスロンシリーズ公式サイト、 および国際トライアスロン連合の公式サイトのリザルトをご確認ください。



ITU World Triathlon Series(英語) International Triathlon Union(英語)

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2016世界トライアスロンシリーズ 開幕戦アブダビ大会 プレビュー【須賀啓太のTriathlonレポート】

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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