須賀啓太のTriathlonレポート

2015世界トライアスロンシリーズ 第9戦エドモントン大会 プレビュー

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2015シーズンの第9戦が今週末にカナダのエドモントンで開催されます。日本時間の9月7日午前4時36分に女子のレースがスタート。そのあと午前6時36分に男子のレースがスタートします。今回のレースはスプリントディスタンス、スイム750m、バイク20km、ラン5km、合計25.75kmの距離フォーマットで行われます。

テレビではNHKBS1にて後日ディレイ放送が予定され、 また下記のTriathlonLIVEではリアルタイムでライブストリーミングがご覧いただけます。(有料)

エドモントンでWTSが開催されるのは今回で2回目、昨シーズンの最終戦に続き2年連続での開催となります。エドモントンはカナダのアルバータ州にある人口は75万人ほどの大きな都市。しかし都市全体が雄大な自然に囲まれ、昨年私はダウンタウンと言えるような繁華街の道路を野ウサギが横切って走っていくのを見ました。このように至る所で自然情緒を感じられる街です。街はノースサスカチュワン川(川というより渓谷に近いイメージ)によって南北に分かれており、その川の傍にあるウィリアム・ホーレラック公園周辺がトライアスロンの舞台です。繁華街から少し離れた所にありアクセスが少し大変なのがネックです。

昨シーズンはスタンダードディスタンスで開催されたエドモントンですが、今年はスプリントディスタンスでの開催。よってコースが若干変わっています。ただスタート、トランジション、フィニッシュの位置は変わらず。スイムコースも750m1周になっただけで変わっていません。スイムコースは前述のウィリアム・ホーレラック公園内にある池。もちろん池なので潮流も無く、波も穏やかですが、他の開催地に無いものがこのスイムコースにはあります。それは島。池に浮かぶ島の外周を沿うようにセッティングされたスイムコースなので、直線的なコースではなく、いびつな形をしています。なのでコースの位置取りが重要で、泳ぎながらの細かな方向修正が必要になってきます。スタートはビーチスタート方式、池なのにビーチというのも変ですが池のフチにある砂浜がスタート位置になります。そして注目はスイムからバイクへのトランジション。池から上がるところからバイクラックまで100m近くあって長く、先行、追走ともに重要なポイントになってきます。バイクコースは昨シーズンから大幅にコースが変わりました。1周5kmを4周回。前回はアルバータ州会議事堂の前までレイアウトされた複雑なコースでしたが、今回はノースサスカチュワン川の南側にあるウィリアム・ホーレラック公園から、橋を渡って反対岸に渡ったところで折り返すレイアウト。きつい高低差ではありませんがコース全体に渡って緩やかなアップダウンがあり、仕掛け所が多くある印象です。

今回日本人選手は、女子が井出樹里(神奈川県連合)佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ)高橋侑子(東京都連合)の3名。男子が椿浩平(三井住友海上)古谷純平(三井住友海上)細田雄一(博慈会)の3名が参戦。高橋、細田は8月23日に行われたWTS第8戦ストックホルム大会以来のレース。井出、佐藤は8月2日にブラジルのリオデジャネイロで行われたオリンピックのテストレース以来のレース。椿、古谷は7月18日に行われたWTS第7戦ハンブルク大会以来のレースとなります。エドモントンはこれでまだ2回目の開催ですが、日本人選手の最高成績は女子が井出樹里(2014)の12位、男子が田山寛豪(2014)の38位。また全員昨年のエドモントン大会に出場しておりエドモントンでのレース経験があります。(ただし古谷はU23カテゴリーでの出場)。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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