須賀啓太のTriathlonレポート

2015世界トライアスロンシリーズ 第6戦ロンドン大会 プレビュー

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2015シーズンの第6戦が今週末にイギリスのロンドンにて開催されます。日本時間の5月31日23時5分に男子のレースがスタート。続いて24時45分に女子のレースがスタートします。ロンドンは2009年のシリーズ開始以降、オリンピックが開催された2012年を除いてこれまで5回開催しており、日本の横浜と共に世界で2番目にWTSを開催している都市でもあります(1位はドイツのハンブルク)。今回のレースはスプリントディスタンス、スイム750m、バイク20km、ラン5km、合計25.75kmの距離フォーマットで行われます。今シーズン、スプリントディスタンスで行われるのは開幕戦アブダビ大会に次いで2回目となります。

テレビではNHKBS1にて後日ディレイ放送が予定され、 また下記のTriathlonLIVEではリアルタイムでライブストリーミングがご覧いただけます。(有料)

コースはイギリスの首都ロンドンのウエストミンスターケンジントンにある都市型公園ハイド・パークが舞台。ハイド・パークは隣接するケンジントン・ガーデンズも合わせると総面積約2.5平方キロメートルにもなる巨大な公園です(ちなみに東京にある代々木公園が約0.5平方キロメートル)。大都市にあるはずなのにあまりにも公園が大きいため、またロンドンは高層ビルがあまり多くないので公園内にいると大都市にいるのを忘れさせるほどです。オリンピックの前年である2011年とシリーズ最終戦が行われた2013年の時は、ハイド・パークの近くにある、エリザベス女王の住むバッキンガム宮殿前を通るコースがセッティングされていましたが、その年以外は今回も含めハイド・パーク内やその外周路のみのコースセッティングとなっています。

スイムはまずハイド・パーク内にあるサーペンタイン・レイクという池、750mを反時計回りに1周します。池ということで今シーズン初めて淡水でのスイムとなり、また潮流などの流れもありません。また多くの鳥類の住処となっているため昔は糞害で水質はあまり良くありませんでしたが、ほぼ毎年ロンドンで開催されていることから年々浄化が進んでいます。次にバイクコースおよびランコースですが、ロンドンの中心市街地ということで高低差はなく完全フラット、コーナー数も少なく、そんなにテクニカルなコースではありません。なのでコース的な展開予想としては、スイムフィニッシュが多少バラけたとしても、バイクで大集団となりやすく、横浜のように最後のラン勝負になる可能性が高いですが、横浜と違いスプリントディスタンスなので、その点ハイスピードな展開が予想され、一瞬の動き、一瞬の判断が重要になってくるかと思います。

今回日本人選手は、女子が井出樹里(神奈川県連合)、上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ)、高橋侑子(東京都連合)の4名。男子が椿浩平(三井住友海上)の1名が参戦。女子は全員5月16日に行われたWTS第5戦横浜大会以来となる中14日でのレース。そして男子の椿浩平が昨シーズンの最終戦エドモントン大会以来となるWTS参戦。実は彼は第5戦横浜大会にもエントリーしておりましたが、ポイントの関係でウェイティングリストには入っていたものの、結局他の選手の直前欠場が無く出場する事が叶いませんでした。その悔しさをバネにロンドン大会では是非とも頑張っていただきたいと思います。レース自体は5月9日に中国の成都で行われたスタンダードディスタンスのワールドカップ以来となる中21日でのレースとなります。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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