須賀啓太のTriathlonレポート

2017世界トライアスロンシリーズ 最終戦ロッテルダム大会 女子結果速報

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トライアスロンの世界最高峰カテゴリー、世界トライアスロンシリーズ(以下:WTS)の2017シーズン最終戦ロッテルダム大会女子のレースが、現地9月16日オランダのロッテルダムで行われた。

距離フォーマット:スタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km) 気温:15.2度、水温:16.0度、天候:くもり

優勝はバミューダ諸島のフローラ・ダフィ。WTS通算8勝目。そしてランキングリーダーで迎えたダフィが優勝したことで2017シーズンチャンピオンが決まった。ダフィはこれで2年連続2回目のシーズンチャンピオン。 2位にはアメリカのケイティ・ザフィアーエス。今シーズンのWTS第6戦エドモントン大会以来の表彰台。 3位にはイギリスのジェシカ・リアマンス。WTS2戦連続2回目の表彰台。

シーズンランキングトップのダフィが、2位のアシュリー・ジェントル(オーストラリア)に対して493ポイント差で迎えた最終戦。しかしスイムを苦手とするジェントルはトップから50秒差の22位と大きく遅れる。対してダフィはトップと変わらない差の2位。このレース序盤の時点でダフィがジェントルに対して大きなアドバンテージを築いてレースを進める。

バイクを得意とするダフィはスイムをトップで上がったリアマンスと、ザフィアーエスと共に3人のトップグループを形成。狭くコーナーの多いバイクコースでダフィ率いる3人のトップグループ。まるで今シーズンのWTS第5戦ハンブルク大会を見ているかのような同じ状況。しかもリアマンスもハンブルクでその3名のうちの一人。違うのはハンブルクではあと一人がカーステン・キャスパー(アメリカ)だったのが、ザフィアーエスに変わり、そしてハンブルクはスプリントディスタンスだったのが今回はそれより距離の長いスタンダードディスタンスだという事。

しかしそれらの違いはたいした影響では無かった。バイクの周回を重ねるごとに後続グループとのギャップを広げ、バイク終了時には第2グループとは1分以上。そして結局ジェントルが属した第3グループとは3分以上のギャップを築きランへと移る。

ランへのトランジションから先に抜け出したのはザフィアーエスだったが、ダフィも落ち着いてザフィアーエスを追い、ラン4周回の1周目にはトップに立ち徐々にそのザフィアーエスとの差も広げていく。もうこの時点で大きなトラブルが無い限り、ダフィの優勝そしてシーズンチャンピオンは決まったも同然だった。

ランを得意とするジェントルは他の選手は次々と抜いて順位をどんどんと上げていくものの、肝心のダフィも今日はランが切れ、それ以上のペースで逃げきりダフィの優勝とシーズンチャンピオンが決まった。

優勝:フローラ・ダフィ(バミューダ諸島) 2位:ケイティ・ザフィアーエス(アメリカ) 3位:ジェシカ・リアマンス(イギリス)

18位:佐藤優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ) 23位:高橋侑子(富士通) 32位:井出樹里(スポーツクラブNAS) 35位:蔵本葵(東京ヴェルディ) LAP:上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)

日本人選手は今回もまったく見せ場無し。 井出、高橋がスイムで好位置にはいたものの、それを活かす事ができずズルズルと後退。 日本人選手のトップの佐藤は結局18位に入ったが、得た18位というよりも、なんとか得られた18位という印象。ランが前よりかは多少良くなっている印象があるが、逆に得意だったスイムで遅れる事が多くなっているのが懸念される。 右鎖骨骨折から復帰の上田藍も、得意のランに入る前にバイクでラップダウンでレース終了となった。

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須賀 啓太(すが けいた)

フリーのテレビディレクター兼スポーツジャーナリスト。世界トライアスロンシリーズが開始された2009年から「世界トライアスロンシリーズ」や「NTTジャパンカップ」などトライアスロンのテレビ中継に関わり、海外現地取材も経験。また(社)日本トライアスロン連合ともオフィシャル映像撮影等で直に関わりを持つほか、公認審判員の資格も持つ。自身もエイジグループ(一般部門)での競技経験もあるが、テレビディレクターの目線からトライアスロンをやる楽しさではなく観る楽しさ。競技人口ではなく観戦人口を増やすために活動中。トライアスロン以外ではMLB、NFL、海外サッカー、インディカーのテレビ番組制作にも携わる。ご連絡は下記アドレスまで。

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